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訪問日:2010年3月8日(月)

南池袋大勝軒【参】-1

本日は、期間限定で提供される「塩ポタつけめん」を求めて「南池袋大勝軒」へ!

なんでも、この期間限定メニュー!
TBSラジオ「アベコーのモリもりトーク」という番組から生まれた新作つけめんだそうで…
提供は、本日3月8日(月)から14日(日)までの7日間。


1日30食限定だというので、開店時間の11時ジャストに訪問したところ…
お客さんは4人待ちで、ちょうどスタッフの人が出てきて開店するところだった…

南池袋大勝軒【参】-2

順に入口脇にある券売機で食券を買って、店内に入り、各々、好きな席についていく…
こちらの店は、奥から詰めてお客さんを座らせたりはしないようだ。

私が買い求めたのはもちろん「塩ポタつけめん」!

南池袋大勝軒【参】-3

「塩ポタつけめん」の宣伝ポスターには、こちら「南池袋大勝軒」の店主で、「東池袋大勝軒」二代目目店主でもある飯野さんの顔もあった。
ただし、厨房には、飯野店主の姿はなし。

三口コンロのガス台のある前の席に座り、カウンターの上に食券を置くと、すぐにスタッフの人が取りにきた。

「ハーフ&ハーフにできますか?」

南池袋大勝軒【参】-4

ちょうど、席の後ろにあったハンガーにコートを掛けようと思ったら…
冷たい麺と温かい「あつもり」を半々で出す「ハーフ&ハーフ」というサービスを実施していたのでお願いしたところ…

スタッフからは…
「ちょっと待ってください…」
そう言うと、眼鏡の粟屋店長に聞きにいった。

話を聞いた粟屋店長は、私のもとまで来て…
「すいません、これは普通に出させてもらえますか…」

この間、バカでかい盥のような丼に入れられた大盛りの「ラーメン」に中盛の「チャーシューメン」が出されていった。
まだ、開店してから何分も経っていないから、開店前に、ある程度予想で茹でておいた麺であることは間違いない…

次に出されたのが「もりそば」、そして、「あつもり」の順で、「限定」を注文した以外のお客さんにはどんどんと出されいく。

それで、「限定」はというと…
今、食券を受け取って、店長に「ハーフ&ハーフ」ができるかを聞いてくれたスタッフの人が作り始めた。

寸胴からスープを小鍋に移して、ガス台の火にかけていくと…
今度は、フライパンでベーコンエリンギ等を炒め始めた…

具が炒まると、他のミニトマトブロッコリーコーン等とともに小皿に移す。
次に、小さな鉄鍋を3個取り出すと、三口コンロの上に置いて、着火!
そして、温まったスープをその鉄鍋の中へと入れていった。

そこに、飯野店主登場!

つけダレの具合をみて、上から粉チーズを振りかける飯野店主!

具の盛り付けを直して…
「何番のお客さん」とスタッフに聞くと…
つけダレを片手に持って、店の奥に座ったお客さんに向かって歩き出した。

歩いている途中で、もう片方の手でスタッフから麺を受け取り…
「お待ちどうさまでした。」

こうして、初の「塩ポタつけめん」が飯野店主自ら出された後…
2番目、3番目の「つけめん」はスタッフの人の手によって出された…

そして、その3番目に出されたのが私の「つけめん」だった。

「熱いですから、こちらをお持ちになってください。」
そう注意を受けて受け取った「塩ポタつけめん」!

南池袋大勝軒【参】-5南池袋大勝軒【参】-6

つけダレの入った鉄鍋の器は、グツグツと煮えたぎる!
これは誤って触ったりしたら確実に火傷する。

麺をいただくと…
こんなに、大勝軒の麺って美味しかった!?
そんな疑問が湧くようなできのいい麺!

この麺は、先にレギュラーの「中華そば」や「もりそば」が出されて、開店前から茹でて、あらかじめ準備していた麺が切れて…
新たに茹でられた麺ということもあるけど…

まったくヌメリもなく、よくシメられていたし…
驚いたのは、麺を食べ終わるころにできていた「水溜まり」が今日はなかったこと。

こちら「南池袋大勝軒」をはじめとする東池袋大勝軒系の店の何軒かは、麺をアバウトに茹でてお客さんに出していくので、場合によっては「作り置き」の麺が出される不運が発生する。

そして、きちんと麺をシメずに、水切りもズサン…
だから、麺の表面がヌメヌメしていることがあったり…
麺を食べ進めていくと、麺の入った器の底には「水溜まり」に麺が水没して、ふやけて膨張してしまうことも多々あった…

しかし、過去の悪さを払拭するかのように、今日の麺のシメはしっかりしていた。
だから、美味しい♪

切り歯17番の中太ストレートの麺からは、小麦の風味も感じられたし…
茹で加減も、やや、やわらかめに感じることもあるのに、今日はバッチリ!
カタくも、やわらかくもない、いい感じの茹で加減だったし…

なにしろ、今日の麺はよかった!

麺を具なしのつけダレにつけて食べると…
つけダレが麺に絡む!絡む!

本当のポタージュスープに麺をつけて食べているような感じ!
味は悪くない!

というか、思ったより、ぜんぜんいい♪

正直、食べる前まではあまり期待はしていなかった。
路線が違うと思ったし…

しかし、このスープには、鶏と野菜の旨みが、しっかりと出ていた!

比較して申し訳ないけど、近くにある「麺屋武蔵 二天」のものとは雲泥の差がある。

粉チーズの風味がとてもよかったし…
具も、フライパンで炒めたベーコンが香ばしくて美味しくて、このスープにもよく合っていたし…
エリンギの食感もよかった!

最後に、少し麺を残して、スタッフに「スープ割り」をお願いしたところ…

「このメニューにはスープ割りはありません。」の寂しい返事…

線路をはさんで反対側の西口にある「なんつッ亭 池袋店」では、昆布茶のようなもので割って、「スープ割り」してくれたけど…

まあ、用意がないなら仕方がない…
諦めかけていたところに、飯野店主登場!

「いつものスープでしたら、お作りできます。」

お言葉に甘えて、飯野店主自ら作ってくれた「スープ割り」をいただいたところ…
鰹の魚介の風味が入ったこの「スープ割り」!
意外に美味しい♪

南池袋大勝軒【参】-7

すべて完食して…
器をカウンターの上に上げて…
「ご馳走さま!」

誰に言うでもなく…
そう呟いて、席を立とうとしたところ…

飯野店主が近づいてきて…
「ありがとうございます。」の言葉とともに…
「どうでした?」と感想を聞かれたので…

「こんな洋風のメニューが出てきて…そして、こんな大勝軒らしくないメニューなのに、美味しく食べさせてもらえて驚かされました。」と話すと…

飯野店主!
ポスターの顔のようにニコニコ
だったけど…

さすが、「元祖もりそば」の二代目!

「二天」「なんつッ亭」といった周りの店が「鶏ポタ」をやってきても…
「うちでつくればこんなものさ!」

そんな自信に溢れた一杯に感じられた。

ご馳走さまでした。

南池袋大勝軒【参】-8

住所:東京都豊島区南池袋2-27-16 近藤ビル1F
電話:03-5951-2221
営業時間:11:00~22:00
定休日:無休
アクセス:JR、私鉄、東京メトロ各線・池袋駅東口から徒歩4分




メニュー:もりそば…700円/もりデラックス(全部入り)…1150円/もりチャーシュー…1000円/もりワンタン…800円
あつもり…700円/あつデラックス(全部入り)…1150円/あつチャーシュー…1000円/あつワンタン…800円
ラーメン…700円/デラックスラーメン(全部入り)…1150円/チャーシューメン…1000円/ワンタンメン…800円
【3月8日(月)~3月14日(日) 1日30食限定】塩ポタつけめん…850円


好み度:塩ポタつけめんstar_s40.gif
接客・サービスstar_s40.gif

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