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2010.02.15
麺処 まるよし商店【九】
訪問日:2010年2月15日(月)

新年から、「汁そば」に「つけそば」がメニュー落ちして、「たんめん専門店」になったとの情報を聞いた「麺処 まるよし商店」!

こちらの店の「たんめん」はお気に入りの一杯で、何度か来て食べている。
だから、たとえ「たんめん専門店」になったとしても、また、食べに来るだろうけど…
ただ、あの、山葵を薬味にして食べる独特の「つけそば」が食べられなくなってしまうのは寂しいし…
豚骨の旨味と大蒜の風味で食べさせる「特濃とんこつしょうゆ汁そば」がなくなってしまうのも…
そんなところに、今度は…
あっさりとした「中華そば」を始めました!
先週、そんな情報も入ってきた。

どうしたんだろう?
あっさりとした「中華そば」は…
たぶん、以前に「ラーメン」の名称でいつからかメニューに載っていて…
食べようとしたら…
「やめちゃったのよ…」
奥様にそう言われて、短命で消えていったメニューだと思うけど…
そこで、この、幻のメニューを食べてみたい気持ちと…
なぜ、「汁そば」と「つけそば」をやめてしまったのか?
その真相を突き止めるために訪れてみることにした。
2月の冷たい雨が降る中、駅近の路地に佇む店まで歩いていくと…
今日は、店の外に並びがない…
さすがにこの天候だと、お客さんも少ないのかな…
そんなことを考えながら、店の扉を開くと…
そんな心配は無用!
店は、ほぼ満席で、かろうじて、カウンター席が1席のみ空いている状態だった。
すぐ後に、お客さん4人並んだから、たまたま、いいタイミングで入れたことになる。
「何にしましょう?」
奥様に聞かれて…
「外に貼ってあったの!」
そう言うと…
「中華そばね♪」
続けて…
「チュウゥ~?」
と聞いてきたので…
ちょっと考えて…
「並…」と答えて…
「やっぱ、中!」と訂正。

こちらの店は、麺の量が、小、並、中、大と選べて、並と中は同額。
小は気持ち、20円ほど安くて、大は100円増しという価格設定になっている。
従来より、「たんめん」に「汁そば」がこのシステムになっていて、「中華そば」も、これが適用されていた。
小で150g程度。
並で200g。
中は250g。
大は300g。
小でも、他店の普通盛り程度の量はある。
並だと、やや多いくらいで…
中にすると、完全に他店の大盛以上はある。
これで、「中」にして…
580円という価格は安い!
「たんめん」の「中」が680円だったから、100円程度は安くしようとしたのか?
でも、そう考えると、「たんめん」の680円という価格は割安だよね!
しかし、「特濃とんこつしょうゆ汁そば」は確か650円だったから、やっぱ、「中華そば」の価格設定は良心的と言える。
席に座って待つ間、少し、奥様とおしゃべり!
私:「中華そばっていつから始めたの?」
奥様:「先週の月曜からよ…」
私:「前にやってた、あっさりのラーメンの復活?」
奥様:「うん、そう♪」
こっくりと頷く奥様…
こんな会話をした後…
「なんで、つけそばやめちやったの?」
ズバリ聞いてみたところ…
「寒い季節は、あまり出ないから、一時、中止して、また、暖かくなってきたら始めるつもり…」そう答えてくれた。
なんだ…
そういうことだったんだ…
また、復活する!
昨秋、従来、やっていた「汁そば」はあまり出ないから、やめて…
味をリニューアルして、「特濃とんこつしょうゆ汁そば」をつくった。
しかし、たぶん、これも、あまり出なかったんだろうね…
しかし、「つけそば」はそんなことはなかったと思うけど…
ただ、今まで、こちらには8回ほど来ているけど…
確かに、多くのお客さんが「たんめん」か辛味の「赤玉たんめん」を食べている姿が目立ったから…
いくつもスープをつくる手間と効率の悪さを考えたんだろうと思う。
「つけそば」ファンが離れていかなければいいけど…
でも、この冷たい雨の中、店の中だけではなく、傘をさして、外で待つお客さんもいる。
だから、そんな心配はいらないか…
今まで、麺を茹でて、湯切りを行い…
店主の炒めた「たんめん」の具の味見をしていた奥様…
「たんめん」を計4つ完成させると、メモを片手に、店の外に出ていった。
外で待つお客さんの注文を取るために…
注文を取って戻ってくると、ちょうど、そのタイミングで、店内のお客さんが、次々に食べ終わって、席を立ち始めて…
会計!
こちらの店は、券売機を導入していないので、後払いの会計になる。
お客さんを送り出すと、素早く、片付けを行い、席を用意して、お客さんを案内する。
再び厨房に戻ると、また、調理。
そして、これの繰り返し…
奥様、大活躍!
奥様不在の厨房では、その間、店主が私の「中華そば」を1個作りしていた。
麺をテボに投入すると…
ラーメン丼を用意して、レードル一杯の醤油ダレを入れて、さらに、刻みネギを加える。
麺の茹で加減を確認して、寸胴の中のスープの上澄みから油らしきものを1回、2回、3回入れて…
さらに、スープを注ぎ入れる。
麺が茹であがったのを確認して、湯切りすると、箸で麺を整えて…
メンマ、チャーシュー、なる、海苔が盛り付けられて…
これで、「中華そば」の完成!


「中」にしたので、麺の量が多いので、「並」以下で使われる丼より一回り大きな丼に入れられて出された。
これで、さらに、チャーシューが2枚入る。
メンマの量も多い!

それで、価格が580円というのは…
コストパフォーマンスが高いとしか言いようがない!
問題は味だけど…
やや、濁りのあるこのスープは豚骨風味のあっさりとした醤油味のスープ!
先ほど店主が入れていた油は豚油で、この豚油がスープにコクを与えている。
以前にいただいた「特濃とんこつしょうゆ汁そば」とは、まったく違うスープで…
おとなしくて、インパクトはない…
私は、好みからすれば、「特濃とんこつしょうゆ汁そば」の方が好きだけど、これも悪くはない。
「特濃とんこつしょうゆ汁そば」は、豚骨と大蒜が強くて、インパクトはあるけど、万人向けではなく、好き嫌いが分かれるラーメンと言えるけど…
こちらの「中華そば」を食べて、醤油ラーメンが好きな人なら、不味いという人はいない。
それだけ、オーソドクシーな、美味しい「昔ながらの中華そば」という感じで…
そういうラーメンがお好きな人にはおすすめできる一杯!

住所:東京都練馬区桜台1-3-10
電話:03-5999-6180
営業時間:11:00~スープ終了まで(大体16:00頃が多いとのこと)
休日:金曜
アクセス:西武池袋線・桜台駅南口から、すぐ先の路地を左折し、2つ目の十字路の左手角。西友の隣り。徒歩1分
メニュー:たんめん(小)…660円/(並・中)…680円/(大)780円
みそたんめん(小)…860円/(並・中)…880円/(大)980円
赤玉たんめん(小)…760円/(並・中)…780円/(大)880円
赤玉みそたんめん(小)…960円/(並・中)…980円/(大)1080円
中華そば(小)…560円/(並・中)…580円/(大)680円
好み度:中華そば
接客・サービス
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新年から、「汁そば」に「つけそば」がメニュー落ちして、「たんめん専門店」になったとの情報を聞いた「麺処 まるよし商店」!

こちらの店の「たんめん」はお気に入りの一杯で、何度か来て食べている。
だから、たとえ「たんめん専門店」になったとしても、また、食べに来るだろうけど…
ただ、あの、山葵を薬味にして食べる独特の「つけそば」が食べられなくなってしまうのは寂しいし…
豚骨の旨味と大蒜の風味で食べさせる「特濃とんこつしょうゆ汁そば」がなくなってしまうのも…
そんなところに、今度は…
あっさりとした「中華そば」を始めました!
先週、そんな情報も入ってきた。

どうしたんだろう?
あっさりとした「中華そば」は…
たぶん、以前に「ラーメン」の名称でいつからかメニューに載っていて…
食べようとしたら…
「やめちゃったのよ…」
奥様にそう言われて、短命で消えていったメニューだと思うけど…
そこで、この、幻のメニューを食べてみたい気持ちと…
なぜ、「汁そば」と「つけそば」をやめてしまったのか?
その真相を突き止めるために訪れてみることにした。
2月の冷たい雨が降る中、駅近の路地に佇む店まで歩いていくと…
今日は、店の外に並びがない…
さすがにこの天候だと、お客さんも少ないのかな…
そんなことを考えながら、店の扉を開くと…
そんな心配は無用!
店は、ほぼ満席で、かろうじて、カウンター席が1席のみ空いている状態だった。
すぐ後に、お客さん4人並んだから、たまたま、いいタイミングで入れたことになる。
「何にしましょう?」
奥様に聞かれて…
「外に貼ってあったの!」
そう言うと…
「中華そばね♪」
続けて…
「チュウゥ~?」
と聞いてきたので…
ちょっと考えて…
「並…」と答えて…
「やっぱ、中!」と訂正。

こちらの店は、麺の量が、小、並、中、大と選べて、並と中は同額。
小は気持ち、20円ほど安くて、大は100円増しという価格設定になっている。
従来より、「たんめん」に「汁そば」がこのシステムになっていて、「中華そば」も、これが適用されていた。
小で150g程度。
並で200g。
中は250g。
大は300g。
小でも、他店の普通盛り程度の量はある。
並だと、やや多いくらいで…
中にすると、完全に他店の大盛以上はある。
これで、「中」にして…
580円という価格は安い!
「たんめん」の「中」が680円だったから、100円程度は安くしようとしたのか?
でも、そう考えると、「たんめん」の680円という価格は割安だよね!
しかし、「特濃とんこつしょうゆ汁そば」は確か650円だったから、やっぱ、「中華そば」の価格設定は良心的と言える。
席に座って待つ間、少し、奥様とおしゃべり!
私:「中華そばっていつから始めたの?」
奥様:「先週の月曜からよ…」
私:「前にやってた、あっさりのラーメンの復活?」
奥様:「うん、そう♪」
こっくりと頷く奥様…
こんな会話をした後…
「なんで、つけそばやめちやったの?」
ズバリ聞いてみたところ…
「寒い季節は、あまり出ないから、一時、中止して、また、暖かくなってきたら始めるつもり…」そう答えてくれた。
なんだ…
そういうことだったんだ…
また、復活する!
昨秋、従来、やっていた「汁そば」はあまり出ないから、やめて…
味をリニューアルして、「特濃とんこつしょうゆ汁そば」をつくった。
しかし、たぶん、これも、あまり出なかったんだろうね…
しかし、「つけそば」はそんなことはなかったと思うけど…
ただ、今まで、こちらには8回ほど来ているけど…
確かに、多くのお客さんが「たんめん」か辛味の「赤玉たんめん」を食べている姿が目立ったから…
いくつもスープをつくる手間と効率の悪さを考えたんだろうと思う。
「つけそば」ファンが離れていかなければいいけど…
でも、この冷たい雨の中、店の中だけではなく、傘をさして、外で待つお客さんもいる。
だから、そんな心配はいらないか…
今まで、麺を茹でて、湯切りを行い…
店主の炒めた「たんめん」の具の味見をしていた奥様…
「たんめん」を計4つ完成させると、メモを片手に、店の外に出ていった。
外で待つお客さんの注文を取るために…
注文を取って戻ってくると、ちょうど、そのタイミングで、店内のお客さんが、次々に食べ終わって、席を立ち始めて…
会計!
こちらの店は、券売機を導入していないので、後払いの会計になる。
お客さんを送り出すと、素早く、片付けを行い、席を用意して、お客さんを案内する。
再び厨房に戻ると、また、調理。
そして、これの繰り返し…
奥様、大活躍!
奥様不在の厨房では、その間、店主が私の「中華そば」を1個作りしていた。
麺をテボに投入すると…
ラーメン丼を用意して、レードル一杯の醤油ダレを入れて、さらに、刻みネギを加える。
麺の茹で加減を確認して、寸胴の中のスープの上澄みから油らしきものを1回、2回、3回入れて…
さらに、スープを注ぎ入れる。
麺が茹であがったのを確認して、湯切りすると、箸で麺を整えて…
メンマ、チャーシュー、なる、海苔が盛り付けられて…
これで、「中華そば」の完成!


「中」にしたので、麺の量が多いので、「並」以下で使われる丼より一回り大きな丼に入れられて出された。
これで、さらに、チャーシューが2枚入る。
メンマの量も多い!

それで、価格が580円というのは…
コストパフォーマンスが高いとしか言いようがない!
問題は味だけど…
やや、濁りのあるこのスープは豚骨風味のあっさりとした醤油味のスープ!
先ほど店主が入れていた油は豚油で、この豚油がスープにコクを与えている。
以前にいただいた「特濃とんこつしょうゆ汁そば」とは、まったく違うスープで…
おとなしくて、インパクトはない…
私は、好みからすれば、「特濃とんこつしょうゆ汁そば」の方が好きだけど、これも悪くはない。
「特濃とんこつしょうゆ汁そば」は、豚骨と大蒜が強くて、インパクトはあるけど、万人向けではなく、好き嫌いが分かれるラーメンと言えるけど…
こちらの「中華そば」を食べて、醤油ラーメンが好きな人なら、不味いという人はいない。
それだけ、オーソドクシーな、美味しい「昔ながらの中華そば」という感じで…
そういうラーメンがお好きな人にはおすすめできる一杯!

住所:東京都練馬区桜台1-3-10
電話:03-5999-6180
営業時間:11:00~スープ終了まで(大体16:00頃が多いとのこと)
休日:金曜
アクセス:西武池袋線・桜台駅南口から、すぐ先の路地を左折し、2つ目の十字路の左手角。西友の隣り。徒歩1分
メニュー:たんめん(小)…660円/(並・中)…680円/(大)780円
みそたんめん(小)…860円/(並・中)…880円/(大)980円
赤玉たんめん(小)…760円/(並・中)…780円/(大)880円
赤玉みそたんめん(小)…960円/(並・中)…980円/(大)1080円
中華そば(小)…560円/(並・中)…580円/(大)680円
好み度:中華そば

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