| Home |
2010.01.21
らーめん専門 がんこ親父
訪問日:2010年1月21日(木)

1月20日リニューアルオープンの「らーめん専門 がんこ親父」!
店の場所は、地下鉄千日前線の新深江駅の駅そば…
夜の8時半過ぎに店に入っていくと、先客は1人。
奥のテーブルで黙々とラーメンを食べている。
BGMもなく、店内はシーンとしている…
厨房にいたのは、店名通りのがんこそうな親父!
それに、息子さんの2人。
情報によると、こちらの店…
この、がんこ親父…
いや、こちらの店の店主が、息子さんとともに再出発するのを契機に、長年1人でやっていた中華料理店をラーメン専門店に!
味も店舗もリニューアルしたという。

1月13日にリニューアルオープンに先駆けて行なわれた試食会に、PAPUAさん、秀太さんを始めとする関西ラーメン界を代表する評論家の面々を招き…
その模様がブログにアップされていたのを拝見させていただいた。
調べると、そんな情報の中に注目すべき情報があった。
それは、店主が「金久右衛門」の大蔵店主と懇意にされていて、その大蔵店主のアドバイスを受けて新たな味を作り上げたという情報…
「金久右衛門」のラーメンは、私の大好きなラーメンで、昨年食べた「なにわゴールド」に「魚骨ブラック」は、昨年食べたラーメンの中でも1、2を争うくらいのラーメンだったし…
さらに、今回の大阪遠征では、とよつねさんのブログで拝見した「金久右衛門」の限定「高井田ゴールド」を食べるつもりが、昼は予定が入ってしまい、行けなくなってしまった事情もあって…
だから、この「東成ブラック」!
この、大蔵店主直伝の醤油ラーメンは、余計、食べてみたかった。
カウンター席に座って、まずは、生ビールと「手作り餃子」を注文!

「どうぞ、テーブル席へ。」
息子さんからは2度、そうすすめられたけど、後で、ラーメンが出た後に話がしにくいと思ったので遠慮していたら…
「手作り餃子」が出されるタイミングで店主が…
「こちらにどうぞ!」
テーブル席を指指しながら…
「今日はもう、貸し切りですから!どうぞ!どうぞ!」
そこまで言われたら仕方ない。
席を移動して…
その移動したテーブル席に餃子と、そして、生ビールが置かれた。

まず、ビールをグビッ!
旨っ♪
そして、餃子をパクッ!
これも、旨っ♪
表面はパリパリ!
中は肉汁がジューシー!

この店に来たら、餃子はラーメンとセットで!
これはおすすめ!
餃子をいただきながら、今日のお目当ての「東成ブラック」を店主に追加で注文!
そして…
1月20日にリニューアルオープンしたことをPAPUAさんのブログで知ったこと…
「金久右衛門」の大蔵店主のつくるラーメンが好きで、「東成ブラック」を食べるのを楽しみにきたことを話すと…
「大蔵さんには、大変、お世話になりました。」
再スタートに当たっては、大蔵さんの指導で味とメニューを一新!
たくさんあったメニューを「河内の塩」と「東成ブラック」の2つにして勝負をかけたという。
さらに…
「PAURAさん、これから来ますよ!」
もう、閉店時間の夜9時を回っているのに、なぜ、閉店しないのかと思ったら、そんな事情があったんだね…
そして、これを契機にいろいろと貴重なお話を伺うことができた。
店主は、もともとは、「袋もの」…
つまりは、鞄製造の会社を東大阪でやっていたという。
しかし、安価な中国製品に押され、17年前に廃業…
そして、なんと、心斎橋のアメリカ村でラーメンの屋台を引くようになる。
さらに、翌年、居酒屋チェーンの「養老乃瀧」に加盟。
東京・五反田のチェーン本部で研修を積み、今の店舗のあるこの場所に開業した。
しかし、3年で、行き詰まる…
「行列のできるラーメン店」を目指して、ラーメン店に転業…
その後は、メニューを増やし続け、いつの間にか、中華料理店の様相になり、現在に至るわけなんだけど…
冒頭の、息子さんと店をやるに当たって、一念発起して、大蔵さんの協力もあって、この度のリニューアルオープンになったそうだ。
人に歴史あり…
しかし、店を入ったときは、ちょっと話し辛そうな親父さんだったけど、話すと気さくないい人だし…
息子さんも素直で真面目でいい親子だった…
「東成ブラック」を作り上げた息子さんが、テーブルまで運んできてくれた。


さっそく、スープをいただくと…
フワ~っと貝出汁がきた!
鶏の旨みと貝出汁の旨みがよくスープに出ている!
スープの色は真っ黒なのに、醤油のまろみが出て、まろやかで、まったく、しょっぱさなどない。
さすが「醤油マイスター」直伝のスープ!
まだ、コクと旨みの点では発展途上にあるとは思うけど…
それでも、じゅうぶん美味しい♪
ちなみに、醤油は、当然といえば当然かもしれないけど、「金久右衛門」と同じものを使っていたね…

そして、麺!
やや、幅広で太めの平打麺は、よくスープと絡む!
ただ、このスープなら、プリプリとした食感の太麺を合わせても面白い!
チャーシューも結構な味だった。
ただ、メンマは、もう一歩…
太いメンマを使っているんなら、最初の歯応えはカタめでも、中はサクッと、やわらかくないと…
ポキポキとしたカタめの食感を求めるなら、もっと、細切りにしないと…
ここを指摘したら、息子さんもそこはわかっていて、改良しているところだと話していたので、近いうちに変わるでしょう!
全体的には、かなりいい線いっているラーメンだと思った。
特によかったのは、貝出汁の旨みを巧く引き出していたところ…
親子で、まだまだと謙遜…
今日も、PAPUAさんに試食してもらって、味のアドバイスをもらうと話していたけど…
こうやって、向上心を持って臨んでいれば、今後は、さらによくなるだろうし…
「行列のできる店」になるのだって夢じゃない♪
どうか、がんばっていただきたい。
会計を済ませ、帰ろうとしているところに、PAPUAさん登場!
生のPAPUAさんを拝見するのは今回がはじめて…
挨拶だけ済ませて、店を後にしたけど…
今後、さらに期待が持てる店…
また、次回、訪れるのが楽しみ♪

住所:大阪府大阪市東成区深江南1-17-13
電話:06-6981-1946
営業時間:11:30~14:00/17:30~21:00
定休日:不定休(当分の間無休)
アクセス:大阪市営地下鉄千日前線・新深江駅から徒歩2分
メニュー:河内の塩…650円/東成ブラック…650円
自家製餃子…280円
好み度:東成ブラック
接客・サービス
ブログランキングに参加しています。
日々の更新の励みになりますので…
↓↓↓こちらを1日1回クリックいただきますようお願いしますm(__)m

にほんブログ村

1月20日リニューアルオープンの「らーめん専門 がんこ親父」!
店の場所は、地下鉄千日前線の新深江駅の駅そば…
夜の8時半過ぎに店に入っていくと、先客は1人。
奥のテーブルで黙々とラーメンを食べている。
BGMもなく、店内はシーンとしている…
厨房にいたのは、店名通りのがんこそうな親父!
それに、息子さんの2人。
情報によると、こちらの店…
この、がんこ親父…
いや、こちらの店の店主が、息子さんとともに再出発するのを契機に、長年1人でやっていた中華料理店をラーメン専門店に!
味も店舗もリニューアルしたという。

1月13日にリニューアルオープンに先駆けて行なわれた試食会に、PAPUAさん、秀太さんを始めとする関西ラーメン界を代表する評論家の面々を招き…
その模様がブログにアップされていたのを拝見させていただいた。
調べると、そんな情報の中に注目すべき情報があった。
それは、店主が「金久右衛門」の大蔵店主と懇意にされていて、その大蔵店主のアドバイスを受けて新たな味を作り上げたという情報…
「金久右衛門」のラーメンは、私の大好きなラーメンで、昨年食べた「なにわゴールド」に「魚骨ブラック」は、昨年食べたラーメンの中でも1、2を争うくらいのラーメンだったし…
さらに、今回の大阪遠征では、とよつねさんのブログで拝見した「金久右衛門」の限定「高井田ゴールド」を食べるつもりが、昼は予定が入ってしまい、行けなくなってしまった事情もあって…
だから、この「東成ブラック」!
この、大蔵店主直伝の醤油ラーメンは、余計、食べてみたかった。
カウンター席に座って、まずは、生ビールと「手作り餃子」を注文!

「どうぞ、テーブル席へ。」
息子さんからは2度、そうすすめられたけど、後で、ラーメンが出た後に話がしにくいと思ったので遠慮していたら…
「手作り餃子」が出されるタイミングで店主が…
「こちらにどうぞ!」
テーブル席を指指しながら…
「今日はもう、貸し切りですから!どうぞ!どうぞ!」
そこまで言われたら仕方ない。
席を移動して…
その移動したテーブル席に餃子と、そして、生ビールが置かれた。

まず、ビールをグビッ!
旨っ♪
そして、餃子をパクッ!
これも、旨っ♪
表面はパリパリ!
中は肉汁がジューシー!

この店に来たら、餃子はラーメンとセットで!
これはおすすめ!
餃子をいただきながら、今日のお目当ての「東成ブラック」を店主に追加で注文!
そして…
1月20日にリニューアルオープンしたことをPAPUAさんのブログで知ったこと…
「金久右衛門」の大蔵店主のつくるラーメンが好きで、「東成ブラック」を食べるのを楽しみにきたことを話すと…
「大蔵さんには、大変、お世話になりました。」
再スタートに当たっては、大蔵さんの指導で味とメニューを一新!
たくさんあったメニューを「河内の塩」と「東成ブラック」の2つにして勝負をかけたという。
さらに…
「PAURAさん、これから来ますよ!」
もう、閉店時間の夜9時を回っているのに、なぜ、閉店しないのかと思ったら、そんな事情があったんだね…
そして、これを契機にいろいろと貴重なお話を伺うことができた。
店主は、もともとは、「袋もの」…
つまりは、鞄製造の会社を東大阪でやっていたという。
しかし、安価な中国製品に押され、17年前に廃業…
そして、なんと、心斎橋のアメリカ村でラーメンの屋台を引くようになる。
さらに、翌年、居酒屋チェーンの「養老乃瀧」に加盟。
東京・五反田のチェーン本部で研修を積み、今の店舗のあるこの場所に開業した。
しかし、3年で、行き詰まる…
「行列のできるラーメン店」を目指して、ラーメン店に転業…
その後は、メニューを増やし続け、いつの間にか、中華料理店の様相になり、現在に至るわけなんだけど…
冒頭の、息子さんと店をやるに当たって、一念発起して、大蔵さんの協力もあって、この度のリニューアルオープンになったそうだ。
人に歴史あり…
しかし、店を入ったときは、ちょっと話し辛そうな親父さんだったけど、話すと気さくないい人だし…
息子さんも素直で真面目でいい親子だった…
「東成ブラック」を作り上げた息子さんが、テーブルまで運んできてくれた。


さっそく、スープをいただくと…
フワ~っと貝出汁がきた!
鶏の旨みと貝出汁の旨みがよくスープに出ている!
スープの色は真っ黒なのに、醤油のまろみが出て、まろやかで、まったく、しょっぱさなどない。
さすが「醤油マイスター」直伝のスープ!
まだ、コクと旨みの点では発展途上にあるとは思うけど…
それでも、じゅうぶん美味しい♪
ちなみに、醤油は、当然といえば当然かもしれないけど、「金久右衛門」と同じものを使っていたね…

そして、麺!
やや、幅広で太めの平打麺は、よくスープと絡む!
ただ、このスープなら、プリプリとした食感の太麺を合わせても面白い!
チャーシューも結構な味だった。
ただ、メンマは、もう一歩…
太いメンマを使っているんなら、最初の歯応えはカタめでも、中はサクッと、やわらかくないと…
ポキポキとしたカタめの食感を求めるなら、もっと、細切りにしないと…
ここを指摘したら、息子さんもそこはわかっていて、改良しているところだと話していたので、近いうちに変わるでしょう!
全体的には、かなりいい線いっているラーメンだと思った。
特によかったのは、貝出汁の旨みを巧く引き出していたところ…
親子で、まだまだと謙遜…
今日も、PAPUAさんに試食してもらって、味のアドバイスをもらうと話していたけど…
こうやって、向上心を持って臨んでいれば、今後は、さらによくなるだろうし…
「行列のできる店」になるのだって夢じゃない♪
どうか、がんばっていただきたい。
会計を済ませ、帰ろうとしているところに、PAPUAさん登場!
生のPAPUAさんを拝見するのは今回がはじめて…
挨拶だけ済ませて、店を後にしたけど…
今後、さらに期待が持てる店…
また、次回、訪れるのが楽しみ♪

住所:大阪府大阪市東成区深江南1-17-13
電話:06-6981-1946
営業時間:11:30~14:00/17:30~21:00
定休日:不定休(当分の間無休)
アクセス:大阪市営地下鉄千日前線・新深江駅から徒歩2分
メニュー:河内の塩…650円/東成ブラック…650円
自家製餃子…280円
好み度:東成ブラック

接客・サービス

ブログランキングに参加しています。
日々の更新の励みになりますので…
↓↓↓こちらを1日1回クリックいただきますようお願いしますm(__)m

にほんブログ村
スポンサーサイト
かなラー
やはり来られてましたか
スタートにしてはマズマズだと思います
初日に指摘されてた煮卵も改善されてますし
これからドンドンよくなって行ってほしいです
スタートにしてはマズマズだと思います
初日に指摘されてた煮卵も改善されてますし
これからドンドンよくなって行ってほしいです
2010/01/23 Sat 21:08 URL [ Edit ]
ramen151e
かなラーさん、コメントありがとうございます。
「金久右衛門」さんの「高井田ゴールド」!
食べたかったんですけどね…
昼は、どうしても伺う時間が取れませんでした…
昼のみ限定15食はハードルが高かったです…
その代わりといってはなんですけど、こちら「らーめん専門 がんこ親父」で「東成ブラック」を食べられたのでよかったです。
正直、食べるまでは、ここまでの完成度はないと思っていましたので驚きました。
大蔵さんのつくるラーメンとは、まだまだ差があるのは事実ですけど、これから、どんどんよくなっていくと思います。
楽しみです♪
「金久右衛門」さんの「高井田ゴールド」!
食べたかったんですけどね…
昼は、どうしても伺う時間が取れませんでした…
昼のみ限定15食はハードルが高かったです…
その代わりといってはなんですけど、こちら「らーめん専門 がんこ親父」で「東成ブラック」を食べられたのでよかったです。
正直、食べるまでは、ここまでの完成度はないと思っていましたので驚きました。
大蔵さんのつくるラーメンとは、まだまだ差があるのは事実ですけど、これから、どんどんよくなっていくと思います。
楽しみです♪
| Home |