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2009.12.20
らーめん処 旬の幸
訪問日:2009年12月20日(日)

12月の大阪遠征!
今回は、今月オープンしたばかりの新店を中心に何店が回ってみることにした。
まずは、とよつねさんのブログでオープンを知った、こちら「らーめん処 旬の幸」へ!
大阪ミナミの千日前と道頓堀の間の路地…
「大阪プロレス」の並びに12月6日オープンした店。


屋号が書かれた黄色い看板がいくつもあって、店の場所を宣伝している。

店に入っていくと、とても落ち着いたシックなインテリアの店で、これはひと目で資本系の店だとわかる。
個人店ではこの繁華街に、これだけの広い店を借りて、これだけの内外装にお金を掛けられない…
店を入ってすぐ右に券売機があった。
いろいろメニューがあって、何がおすすめなのかわからないので、近くにいた店長らしき人に聞いてみたところ…
「よろしかったら、鶏魚塩らーめんを食べてみていただけますか!?」
さらに…
「この時間ですと、ランチタイムサービスでライスが無料になります!」
「他にも、お得なセットメニューがあります。」
イントネーションに関西弁訛りはあるものの、キレイな標準語で、丁重に説明をしてくれた。
そこで…
「らーめん」と「玉子かけご飯」のセットにすることにした。

席につくと、女性スタッフから、サッと冷水の入ったコップが出される。
この店は、きちんとスタッフの教育がなされている。
厨房には、店長ともう一人の若い男性スタッフ!
しかし、後から2人の男性スタッフが加わった。
席数も多いけど、従業員数も多い!
間違いなく、資本系の店だね…
「玉子かけご飯お持ちしました。」
「こちらの出汁醤油をお掛けになって、お召し上がりください。」


女性スタッフがそう言って、「玉子かけご飯」を持ってくると…
すぐに、店長が近寄ってきて…
「もうすぐ、らーめんが出ますので、もう少々お待ちください。」
気配りを忘れない…
そうして、店長の指導により、若手スタッフの手でつくられた「鶏魚塩らーめん」が、「玉子かけご飯」に僅かに遅れて出された。

大きなチャーシューが入り、デフォルトで味玉が半分載る「鶏魚塩らーめん」!
味玉のオレンジ!
バラ海苔の黒!
白髪ネギの白!
三ッ葉のグリーン!
彩りのいい、美しいビジュアルのラーメンだね!


まずは、スープをひと口…
まったく、塩の尖りなどない、塩の甘みを感じる美味しいスープ!
鶏ガラに昆布、鰹…
それと、煮干しの風味を強く感じる。
しかし、どうもこれは、主に「煮干し粉」によるもののが大きいようで…
入口の外に出汁をとった煮干しがボールに入れられたものが置かれていたので、煮干しで出汁をとってはいるんだろうけど…

ただ、なるべくなら、もっと、しっかり煮干しで出汁をとって、「煮干し粉」は極力使わない方がいいんだけどね…
麺は、太くも細くもない中間サイズの軽くウエーブがかった麺が使われていて…
清湯スープの塩ラーメンではあまり多く見かける麺ではない…
しかも、これが札幌ラーメンではポピュラーに使われるものの、他の系列の店ではお目にかかったことのない「西山製麺」の麺というのだから珍しい!
ちょうど、ラーメンができるのを待つ間に、「西山製麺」の見覚えのある段ボール箱に入った麺を配達に来ていた業者の人が来ていたのを見たのでわかったんだけど…
そこで…
「札幌の西山製麺を使われているんですね!」
店長に尋ねてみたところ…
「はい、そうです。」
「お客さんは、関東の人でしたか? 」
「西山製麺の麺は、関東では有名かも知れませんけど、関西ではあまり使われていないんですよ。」
「いい麺ですよ!」
そう言うので…
「西山製麺の麺といえば、黄色い卵麺で、縮れの大きな低加水の麺というイメージだったんですけど…」
「こんな白い肌した麺もあったんですね!」と…
返したところ…
「卵麺は太麺をつけ麺に使っています。」
「この麺は、茹で時間がかかるので、少しお待たせさせてしまうのですけど、とても美味しい麺です。」
「それから、つけ麺は麺をお選びいただけて、もう一つ、胚芽麺という麺もあります。」
「この麺には、ビタミンEやビタミンB、そしてミネラルが豊富に含まれていて、身体にいい麺でもあります。」
この店長さん…
西山製麺の麺を相当気に入っているよう!
そして、雄弁に語る!
「西山製麺の麺は、他にもたくさん美味しい麺があるので、まだ、いろいろと試しています。」
最後に…
「12月6日にできたばかりで、まだ、従業員も不慣れでしたけど、ようやく慣れてきましたので、来年からは夜中の3時まで営業いたしますので、よろしくお願いします。」
そう締め括った…
話しを聞いていたら、少し麺がダレたかな…
まあ、悪い麺ではないけど、もっとスープを持ち上げる…
細ストレートの麺にした方がもっとよくなる気がした…
その方がツルっと喉越しよく食べられるし…
まあ、まだ、麺は研究中のようだし、今後に期待しよう!
大きな肩ロースのチャーシューは、箸でつまむとホロホロと崩れるほどわらかくて、淡い味付けだけど、それがかえってこのあっさりした塩スープには合っている。
白髪ネギの食感も、三ッ葉に柚子の風味もよかったけど…
特によかったねは、バラ海苔の塩気!
あっさりしたスープに時折、塩気を与え、変化をもたらし飽きさせない働きをしていた。
具は完璧と言っていい!
ほぼ完成された、そこそこ美味しい塩ラーメンだとは思う…
ただ、まだスープと麺には改善の余地がある。
それが改善されれば、大阪では、まだ、多くはない…
美味しい「清湯スープ」の「塩ラーメン」の店になる要素はあると思う…
資本系のラーメン店は、そこそこの味で進化を止めてしまい、後は、効率と利益に走りがちなので、この店には頑張ってもらいたい。
来年になって、しばらくしたら、また、様子を見に来てみたい店!
期待してますよ!





住所:大阪府大阪市中央区千日前1-8-18
電話:06-6211-2236
営業時間:11:30~24:00
定休日:無休
アクセス:近鉄難波線(奈良線)・近鉄日本橋駅minamiOSプラザ口から徒歩1分
大阪市営地下鉄・御堂筋線、四つ橋線、千日前線・なんば駅14番出口から徒歩4分
メニュー:鶏魚塩らーめん…700円/柚子塩らーめん…700円/梅塩らーめん…700円
つけ麺 一玉…750円/つけ麺 二玉…850円/つけ麺 三玉…950円
ちゃんぽん麺…850円/ちゃんぽん スペシャル…1000円
らーめん大盛り…100円/チャーシュー大盛り…250円
玉子かけごはん…250円/チャーシュー丼…350円/白ごはん…150円
好み度:鶏魚塩らーめん
接客・サービス
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12月の大阪遠征!
今回は、今月オープンしたばかりの新店を中心に何店が回ってみることにした。
まずは、とよつねさんのブログでオープンを知った、こちら「らーめん処 旬の幸」へ!
大阪ミナミの千日前と道頓堀の間の路地…
「大阪プロレス」の並びに12月6日オープンした店。


屋号が書かれた黄色い看板がいくつもあって、店の場所を宣伝している。

店に入っていくと、とても落ち着いたシックなインテリアの店で、これはひと目で資本系の店だとわかる。
個人店ではこの繁華街に、これだけの広い店を借りて、これだけの内外装にお金を掛けられない…
店を入ってすぐ右に券売機があった。
いろいろメニューがあって、何がおすすめなのかわからないので、近くにいた店長らしき人に聞いてみたところ…
「よろしかったら、鶏魚塩らーめんを食べてみていただけますか!?」
さらに…
「この時間ですと、ランチタイムサービスでライスが無料になります!」
「他にも、お得なセットメニューがあります。」
イントネーションに関西弁訛りはあるものの、キレイな標準語で、丁重に説明をしてくれた。
そこで…
「らーめん」と「玉子かけご飯」のセットにすることにした。

席につくと、女性スタッフから、サッと冷水の入ったコップが出される。
この店は、きちんとスタッフの教育がなされている。
厨房には、店長ともう一人の若い男性スタッフ!
しかし、後から2人の男性スタッフが加わった。
席数も多いけど、従業員数も多い!
間違いなく、資本系の店だね…
「玉子かけご飯お持ちしました。」
「こちらの出汁醤油をお掛けになって、お召し上がりください。」


女性スタッフがそう言って、「玉子かけご飯」を持ってくると…
すぐに、店長が近寄ってきて…
「もうすぐ、らーめんが出ますので、もう少々お待ちください。」
気配りを忘れない…
そうして、店長の指導により、若手スタッフの手でつくられた「鶏魚塩らーめん」が、「玉子かけご飯」に僅かに遅れて出された。

大きなチャーシューが入り、デフォルトで味玉が半分載る「鶏魚塩らーめん」!
味玉のオレンジ!
バラ海苔の黒!
白髪ネギの白!
三ッ葉のグリーン!
彩りのいい、美しいビジュアルのラーメンだね!


まずは、スープをひと口…
まったく、塩の尖りなどない、塩の甘みを感じる美味しいスープ!
鶏ガラに昆布、鰹…
それと、煮干しの風味を強く感じる。
しかし、どうもこれは、主に「煮干し粉」によるもののが大きいようで…
入口の外に出汁をとった煮干しがボールに入れられたものが置かれていたので、煮干しで出汁をとってはいるんだろうけど…

ただ、なるべくなら、もっと、しっかり煮干しで出汁をとって、「煮干し粉」は極力使わない方がいいんだけどね…
麺は、太くも細くもない中間サイズの軽くウエーブがかった麺が使われていて…
清湯スープの塩ラーメンではあまり多く見かける麺ではない…
しかも、これが札幌ラーメンではポピュラーに使われるものの、他の系列の店ではお目にかかったことのない「西山製麺」の麺というのだから珍しい!
ちょうど、ラーメンができるのを待つ間に、「西山製麺」の見覚えのある段ボール箱に入った麺を配達に来ていた業者の人が来ていたのを見たのでわかったんだけど…
そこで…
「札幌の西山製麺を使われているんですね!」
店長に尋ねてみたところ…
「はい、そうです。」
「お客さんは、関東の人でしたか? 」
「西山製麺の麺は、関東では有名かも知れませんけど、関西ではあまり使われていないんですよ。」
「いい麺ですよ!」
そう言うので…
「西山製麺の麺といえば、黄色い卵麺で、縮れの大きな低加水の麺というイメージだったんですけど…」
「こんな白い肌した麺もあったんですね!」と…
返したところ…
「卵麺は太麺をつけ麺に使っています。」
「この麺は、茹で時間がかかるので、少しお待たせさせてしまうのですけど、とても美味しい麺です。」
「それから、つけ麺は麺をお選びいただけて、もう一つ、胚芽麺という麺もあります。」
「この麺には、ビタミンEやビタミンB、そしてミネラルが豊富に含まれていて、身体にいい麺でもあります。」
この店長さん…
西山製麺の麺を相当気に入っているよう!
そして、雄弁に語る!
「西山製麺の麺は、他にもたくさん美味しい麺があるので、まだ、いろいろと試しています。」
最後に…
「12月6日にできたばかりで、まだ、従業員も不慣れでしたけど、ようやく慣れてきましたので、来年からは夜中の3時まで営業いたしますので、よろしくお願いします。」
そう締め括った…
話しを聞いていたら、少し麺がダレたかな…
まあ、悪い麺ではないけど、もっとスープを持ち上げる…
細ストレートの麺にした方がもっとよくなる気がした…
その方がツルっと喉越しよく食べられるし…
まあ、まだ、麺は研究中のようだし、今後に期待しよう!
大きな肩ロースのチャーシューは、箸でつまむとホロホロと崩れるほどわらかくて、淡い味付けだけど、それがかえってこのあっさりした塩スープには合っている。
白髪ネギの食感も、三ッ葉に柚子の風味もよかったけど…
特によかったねは、バラ海苔の塩気!
あっさりしたスープに時折、塩気を与え、変化をもたらし飽きさせない働きをしていた。
具は完璧と言っていい!
ほぼ完成された、そこそこ美味しい塩ラーメンだとは思う…
ただ、まだスープと麺には改善の余地がある。
それが改善されれば、大阪では、まだ、多くはない…
美味しい「清湯スープ」の「塩ラーメン」の店になる要素はあると思う…
資本系のラーメン店は、そこそこの味で進化を止めてしまい、後は、効率と利益に走りがちなので、この店には頑張ってもらいたい。
来年になって、しばらくしたら、また、様子を見に来てみたい店!
期待してますよ!





住所:大阪府大阪市中央区千日前1-8-18
電話:06-6211-2236
営業時間:11:30~24:00
定休日:無休
アクセス:近鉄難波線(奈良線)・近鉄日本橋駅minamiOSプラザ口から徒歩1分
大阪市営地下鉄・御堂筋線、四つ橋線、千日前線・なんば駅14番出口から徒歩4分
メニュー:鶏魚塩らーめん…700円/柚子塩らーめん…700円/梅塩らーめん…700円
つけ麺 一玉…750円/つけ麺 二玉…850円/つけ麺 三玉…950円
ちゃんぽん麺…850円/ちゃんぽん スペシャル…1000円
らーめん大盛り…100円/チャーシュー大盛り…250円
玉子かけごはん…250円/チャーシュー丼…350円/白ごはん…150円
好み度:鶏魚塩らーめん

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