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2008.04.15
羅麺家 匠
訪問日:2008年4月15日(火)

浦和から春日部へ…
そしてまた浦和にカムバックしてきた…
今月4月1日移転オープンの店!
「石神本」の常連店だけど、わたしは未食で、旧店も合わせて本日がはじめての訪問。
浦和レッズのホームタウン!
JR浦和駅に下り立つ…
駅西口から店までは徒歩10分程度。

13時35分に店に入っていくと…
「いらっしゃいませ♪」
店主夫婦の挨拶に迎えられた。
入口を入ったところに設置された自動券売機で食券を買う。

「肉玉つけ麺」の券を買って、「大盛り」するか迷って…
とりあえず「肉玉つけ麺」の券だけを持って厨房にいき、店主に食券を渡しながら、麺の量を聞いてみると…
普通盛で200g。
大盛りは400gだという…
てっきり、大盛りは1.5玉300gだろうと思ったわたしは、思わず「ビミョー」と呟いた…
それを聞いていた店主も「微妙ですね…」と笑顔で返してきた…
しかし、評判のせっかくの自家製麺!
200gで終わらせてしまうのも惜しい…


ということで、「大盛り」の券も買って、追加で店主に渡す。
「こってりになさいますか?あっさりになさいますか?」
店主に尋ねられ、戸惑っていると…
「こってり」は、昆布を入れてトロミを出したものらしく、「あっさり」は乾燥させた干梅を入れてあっさりとした味にまとめたものだとか…
丁寧に説明してくださった。
「こってり」でお願いすることに!
コック服に身を包み、イタリアンシェフのようないでたちの店主!
しかし、この髭の一見、恐そうに見える店主は話すとジェントルマンだった。
オーダーを終えて、店の入口を入って右半分にあるカウンター席につく…
こちらの店のレイアウトは少し変わっている…
2軒の店を入口を一つにして入口を入ったところで左右に振り分け1軒の店にしたような造りで…
左サイドのスペースにはテーブルの小上り席と奥に厨房、手前に製麺室が配されている。
反対側の右サイドは壁に向かってカウンター席が造られ、お客さん同士背を向け合って座るスタイルになっている…
そのため、厨房からカウンター席へ行くには、店をぐるっと1周回り込むようにして行かねばならず…
水の入ったコップを出し、ラーメンを運び、後片付けをしたりと…
ちょくちょく往復しなければならない奥様は大変だと思うんだけど…
お客さんだって…
食券を買って、カウンター席に座った場合…
どうやって、注文したらいいのか?
「つけ麺」の場合、スープ割りをお願いするにはどうするのか?
奥様が来るのを待つのか?
自ら厨房に赴くのか?
店のレイアウト…
もう少し、どうにかならなかったのかな!?
レイアウトを別にすれば、店内は「和モダン」のしつらえで落ち着いた雰囲気。
キレイだし、女性でも入りやすし、いいと思うんだけど…
壁面には大型のテレビが埋め込まれている…
でも、なぜか放映されているのは「巨人の星」…

卓上には、「エコ箸」。
といっても、ちゃんと一組づつビニールの袋で包まれ再利用しているもので、コスト削減目的ではなく、木材資源の保護に貢献している。

薬味は、鶏(?)をかたどった容器に入れられた塩と…
胡椒に…
「つじ田」で使われている京都の黒七味…

奥様が「肉玉つけ麺」の「こってり」で「麺大盛り」の器を持って現れた。
器のデザインと盛り付けに店のセンスを感じる!
目から美味しさが伝わってくる!

麺の器には味玉が入り、舟形に切られたレモンに山葵が付く…
つけダレの中には、肩ロースの炙りチャーシューが1枚と角煮のような四角くぶつ切りされたバラ肉のチャーシューが3個。
それに茎わかめ、海苔1枚…

麺だけをいただきます…
小麦粉の風味を感じる自家製麺!
緩くウェーブがかった太麺をいただくと、もっちりした麺は、なんとも食感がよくて美味しい!
この多加水の優れた食感の麺は、まさに「つけ麺」のためにつくられた麺といえる!
つけダレは…
個性的で癖のある味…
昆布のトロミは予想以上に強烈で、口の中が昆布の粉に支配される。
それに、この昆布粉が結構しょっぱい!
途中、レモンを麺に搾って、さらに山葵をつけダレに少し溶かし入れて食べたら、だいぶ緩和されたけど…
この昆布粉によるとろみづけは、人によって好き嫌いがはっきりしそう…
わたしは嫌いではないけど、好きでもない…
ただ、スープ割りにすると、この癖のあった昆布粉の風味やしょっぱさは気にならなくなり、おいしくいただけたので…
「こってり」は「つけめん」ではなく、「らーめん」でいただくのが正解かもしれない…
2種のチャーシューは、ともに美味しかった!
肩ロースのチャーシューは炙っているため、ややかためながら肉の旨味が感じられたし…
バラ肉の方はやわらかく、脂身がジューシーだった…
それに2つの異なる味を楽しめたのもよかった!
味玉は特別ではなかったけど、半熟の茹で加減もよかったし、普通に美味しかった!
いずれにしても、この「つけ麺・こってり」のポイントは昆布粉によるトロミ!
これと、茎わかめの食感が個性的であり、好き嫌いが分かれる…
わたしは、次回選ぶとしたら、「つけ麺」の「あっさり」か「らーめん」の「こってり」だな!
帰りがけに左サイドにある厨房に向かって「ご馳走さまでした!」と一声かけると…
ご夫婦が揃って現れ、笑顔で「ありがとうございました♪」と感謝の意を示された…
とても接客の気持ちいい店!
これなら、また来たくなるし、お客さんが入るのも当然だよね!


住所:埼玉県さいたま市浦和区仲町2-10-12
電話:048-831-0403
営業時間:11:00~14:30/17:00~21:00
休日:日曜
アクセス:JR各線・浦和駅西口から徒歩7分。ロイヤルパインズホテル裏手。市役所通り沿い
メニュー:匠らーめん…650円/干梅豊香麺…700円/魚濃厚麺…700円/とろみ濃厚麺…750円
肉玉匠らーめん…850円/肉玉梅麺…900円/肉玉魚濃厚…900円/肉玉とろみ麺…950円
匠流つけ麺…650円/肉玉つけ麺…850円
大盛 100円/特盛 300円
評価:肉玉つけ麺
接客・サービス

浦和から春日部へ…
そしてまた浦和にカムバックしてきた…
今月4月1日移転オープンの店!
「石神本」の常連店だけど、わたしは未食で、旧店も合わせて本日がはじめての訪問。
浦和レッズのホームタウン!
JR浦和駅に下り立つ…
駅西口から店までは徒歩10分程度。

13時35分に店に入っていくと…
「いらっしゃいませ♪」
店主夫婦の挨拶に迎えられた。
入口を入ったところに設置された自動券売機で食券を買う。

「肉玉つけ麺」の券を買って、「大盛り」するか迷って…
とりあえず「肉玉つけ麺」の券だけを持って厨房にいき、店主に食券を渡しながら、麺の量を聞いてみると…
普通盛で200g。
大盛りは400gだという…
てっきり、大盛りは1.5玉300gだろうと思ったわたしは、思わず「ビミョー」と呟いた…
それを聞いていた店主も「微妙ですね…」と笑顔で返してきた…
しかし、評判のせっかくの自家製麺!
200gで終わらせてしまうのも惜しい…


ということで、「大盛り」の券も買って、追加で店主に渡す。
「こってりになさいますか?あっさりになさいますか?」
店主に尋ねられ、戸惑っていると…
「こってり」は、昆布を入れてトロミを出したものらしく、「あっさり」は乾燥させた干梅を入れてあっさりとした味にまとめたものだとか…
丁寧に説明してくださった。
「こってり」でお願いすることに!
コック服に身を包み、イタリアンシェフのようないでたちの店主!
しかし、この髭の一見、恐そうに見える店主は話すとジェントルマンだった。
オーダーを終えて、店の入口を入って右半分にあるカウンター席につく…
こちらの店のレイアウトは少し変わっている…
2軒の店を入口を一つにして入口を入ったところで左右に振り分け1軒の店にしたような造りで…
左サイドのスペースにはテーブルの小上り席と奥に厨房、手前に製麺室が配されている。
反対側の右サイドは壁に向かってカウンター席が造られ、お客さん同士背を向け合って座るスタイルになっている…
そのため、厨房からカウンター席へ行くには、店をぐるっと1周回り込むようにして行かねばならず…
水の入ったコップを出し、ラーメンを運び、後片付けをしたりと…
ちょくちょく往復しなければならない奥様は大変だと思うんだけど…
お客さんだって…
食券を買って、カウンター席に座った場合…
どうやって、注文したらいいのか?
「つけ麺」の場合、スープ割りをお願いするにはどうするのか?
奥様が来るのを待つのか?
自ら厨房に赴くのか?
店のレイアウト…
もう少し、どうにかならなかったのかな!?
レイアウトを別にすれば、店内は「和モダン」のしつらえで落ち着いた雰囲気。
キレイだし、女性でも入りやすし、いいと思うんだけど…
壁面には大型のテレビが埋め込まれている…
でも、なぜか放映されているのは「巨人の星」…

卓上には、「エコ箸」。
といっても、ちゃんと一組づつビニールの袋で包まれ再利用しているもので、コスト削減目的ではなく、木材資源の保護に貢献している。

薬味は、鶏(?)をかたどった容器に入れられた塩と…
胡椒に…
「つじ田」で使われている京都の黒七味…

奥様が「肉玉つけ麺」の「こってり」で「麺大盛り」の器を持って現れた。
器のデザインと盛り付けに店のセンスを感じる!
目から美味しさが伝わってくる!

麺の器には味玉が入り、舟形に切られたレモンに山葵が付く…
つけダレの中には、肩ロースの炙りチャーシューが1枚と角煮のような四角くぶつ切りされたバラ肉のチャーシューが3個。
それに茎わかめ、海苔1枚…

麺だけをいただきます…
小麦粉の風味を感じる自家製麺!
緩くウェーブがかった太麺をいただくと、もっちりした麺は、なんとも食感がよくて美味しい!
この多加水の優れた食感の麺は、まさに「つけ麺」のためにつくられた麺といえる!
つけダレは…
個性的で癖のある味…
昆布のトロミは予想以上に強烈で、口の中が昆布の粉に支配される。
それに、この昆布粉が結構しょっぱい!
途中、レモンを麺に搾って、さらに山葵をつけダレに少し溶かし入れて食べたら、だいぶ緩和されたけど…
この昆布粉によるとろみづけは、人によって好き嫌いがはっきりしそう…
わたしは嫌いではないけど、好きでもない…
ただ、スープ割りにすると、この癖のあった昆布粉の風味やしょっぱさは気にならなくなり、おいしくいただけたので…
「こってり」は「つけめん」ではなく、「らーめん」でいただくのが正解かもしれない…
2種のチャーシューは、ともに美味しかった!
肩ロースのチャーシューは炙っているため、ややかためながら肉の旨味が感じられたし…
バラ肉の方はやわらかく、脂身がジューシーだった…
それに2つの異なる味を楽しめたのもよかった!
味玉は特別ではなかったけど、半熟の茹で加減もよかったし、普通に美味しかった!
いずれにしても、この「つけ麺・こってり」のポイントは昆布粉によるトロミ!
これと、茎わかめの食感が個性的であり、好き嫌いが分かれる…
わたしは、次回選ぶとしたら、「つけ麺」の「あっさり」か「らーめん」の「こってり」だな!
帰りがけに左サイドにある厨房に向かって「ご馳走さまでした!」と一声かけると…
ご夫婦が揃って現れ、笑顔で「ありがとうございました♪」と感謝の意を示された…
とても接客の気持ちいい店!
これなら、また来たくなるし、お客さんが入るのも当然だよね!


住所:埼玉県さいたま市浦和区仲町2-10-12
電話:048-831-0403
営業時間:11:00~14:30/17:00~21:00
休日:日曜
アクセス:JR各線・浦和駅西口から徒歩7分。ロイヤルパインズホテル裏手。市役所通り沿い
メニュー:匠らーめん…650円/干梅豊香麺…700円/魚濃厚麺…700円/とろみ濃厚麺…750円
肉玉匠らーめん…850円/肉玉梅麺…900円/肉玉魚濃厚…900円/肉玉とろみ麺…950円
匠流つけ麺…650円/肉玉つけ麺…850円
大盛 100円/特盛 300円
評価:肉玉つけ麺

接客・サービス

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