2009.12.07 くわい
訪問日:2009年12月7日(月)

くわい-1

7月23日オープンの店「くわい」!

ネットにあまり情報がなくて、たまたま見つけたのが、こちら生稲晃子さんのブログ!

「くわい新板橋 」でググってみたところ、何件かヒット!

ラーメンの画像を見ると…
豚骨醤油の家系っぽいビジュアルのラーメンなのに盛り付けがとてもキレイで、特にチャーシューメンがとても美味しそうに見えた!

これは行くっきゃない!

というわけで、やってきたのが都営地下鉄三田線の新板橋。
A2出口を出て、振り返り、出口の脇にある階段を上がると、そこは中仙道。

店はこの街道沿い…
十数歩も歩けば着いてしまう!…

午後2時ジャストに店の前まで、やってきたところ…

あれっ???
まだ、閉店時間までにはじゅうぶん時間があるというのに暖簾がかかっていない…
まさか、スープ切れ終了とか!?

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しかし、店に入っていくと…
「いらっしゃいませ!」という店主の挨拶に迎えられた。

どうやら、営業はしているようだ…

券売機を見て、「チャーシューメン」のボタンを探すものの…
ない…

しかし、替りに「塩ラーメン」のボタンを発見!

私は、「家系」の「塩ラーメン」が未体験だったこともあって、即、これに決定!
そして、もちろん、これにチャーシューをトッピング!

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店主に食券を渡して、できるまで、調理の模様を観察させてもらうことにした。
麺箱から麺をパラパラと取り出す店主!
麺は1玉1玉まとめられてはいなかった。

計量器にかけて、きちんと重さを計測して、テボに入れていくと、タイマーをセット!

麺は、かなり太めに見えたので、少し、茹で上がりまでは時間がかかりそうだ…
その間に、チャーシューを用意する。
冷蔵庫の中から大きなチャーシューの肉塊を出すと、包丁で、すぅーっ、すぅーっと器用に切っていく。

もしかして、和食の経験でもあるのだろうか?

頃合いを見て、塩ダレにオイルをレードルですくい、丼の中へ…
そして、火にかけられた小さめの寸胴から、きっちりお玉一杯分のスープを汲み入れたところで…

ピピピッ!
計ったようにタイマーが鳴った。

きっちり湯切りされた麺が、すぅーっとスープの中に収められる…

圧巻は、具の盛り付け!
メンマ、予め、キレイに並べて形どられたチャーシューが入り、白髪ネギ、三ッ葉、糸唐辛子が美しく盛り付けられて、最後に海苔が飾られると…

「家系らーめん」とは明らかに違う美しいビジュアルのラーメンができあがった!

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口が狭くて、深い…
ちょっとお洒落な器が使われている。

これだと、なかなかスープが冷めにくい利点がある。

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スープをいただこうとしたんだけど、スープ一面をチャーシューや、その他の具が覆っていて、飲めないどころか、見えもしない…

チャーシューを重ね合わせて、その空いたスペースからレンゲでスープをすくう…
キレイに乳化したスープ!

飲むと、これは、長時間、豚骨を煮込まなければ出てこない…
これぞ豚骨スープの王道の味がした!

これは、「豚骨ラーメン」好きなら、絶対、美味いと言う味!

ただ、もう一つ、このスープで驚かされたのが、このスープは、実は「豚骨スープ」ではないということ…

スープからは、僅かに鰹が香った!
それが、さりげなく使われていたので、ひと口目ではわからなかったけど…

隠し味程度に魚介を配したラーメン!
このスープを「豚骨魚介」と呼ぶと勘違いされてしまうしまう…

それだけ個性的なオンリーワンのスープに思えた。

後、スープで気づいたのは…
「家系」の特徴である「鶏油」の存在が、ずいぶんと控えめだったところ…

あまりに、思い描いたラーメンと違ったので、店主にスープを飲んだ感想等話してみた。

すると…
我が意を得たりという感じで、店主は語ってくれた。

「私は、神奈川県にある○×家にいて、家系らーめんを作っておりました。」

「家系は好きなラーメンです。」
「しかし、最近の家系は濃度や鶏油が強くなるばかりで、とても、普通の人が飲めないようになってしまった…」

そう警鐘を鳴らし…
「家系らーめん」をベースにした新たなラーメンを創ろうと思った!

そして、ようやく完成したのがこの味であり、まず、開業にあたっては、自信の「醤油らーめん」から始めて、2ヵ月ほど前から「塩らーめん」も出すようになったと…
話してくれた。

麺をいただく…

先ほど、麺を茹でているところを見ていたので、自家製麺なのかなとは薄々、わかったけれど…
店主に確かめると、やはりそう!

後で、機械を見せてもらったけど「品川製麺」の製麺機が奥の部屋にあった。

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この、ややウエーブがかった中太麺のしっとりとした歯応えがとてもいいし、このスープにも合っている!
きちんと熟成もされていて、麺の小麦粉の旨みも感じられる。

これは、「家系らーめを」が好きな人には、ぜひ!
そうでない人にも味わってもらいたい!

チャーシューは大きくて、味も悪くはないんだけど、冷たいのが難…
スープの奥に沈めて、温めてから食べたけど…

スープは冷めるし、最後にチャーシューばかりが残るしで…
普通の「らーめん」でもよかったかも…

しかし、ネットであまり話題になっていない店の中に、こんな実力店があるとは…

先日、行った「麺屋 げんぞう」なんかもそうだけど発掘すれば、まだまだ名店になる可能性を秘めた店があるのかもしれない…

最後に、ちょっと気になった「生稲晃子」さんとの関係???

店主に聞いてみたところ…
「うちの家内の会社の上司の奥様が“生稲”さんなんですよ!」

なあんだ…


もう一つ…
いや、もう二つ…

なぜ、「くわい」なのか!?
「くわい」とはあの和食の食材に使う「くわい」のことか?
聞いてみると…

「はい、そうです。」
「実は、親父が鎌倉で和食の店をやっていて、板前をしているんです。」

「この店の屋号が決まらず、どうしようかと悩んで、親父に相談にいったところ…」

ちょうど、「くわい」を素揚げしているところで…

親父さんからは、この「くわい」は、油の温度が少し高くても、反対に低くても上手く揚がらない難しい食材であり…
しかし、主役にはなれない食材だけど、なくてはならない大事な名脇役だという話を聞いて…

ああ、これだな…
そう感じて「くわい」に決めたそうだ。


だから、ちなみに、「くわい」は、ラーメンの材料に使われているわけではないので…
念のため…

最後に、「水引き」が描かれた特徴的な暖簾の姿が見えなかったことを話すと…

「ああ、今日は、風が強かったから、掛けていなかっただけですよ。」

「暖簾がないと、写真映えしないですよね…」
「暖簾掛けましょう!」
そう言うと、暖簾を持ち出し、掛けてくれた。


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協力ありがとうございます。

いい店だ!
今度は、基本の「醤油ラーメン」を食べに来よう!

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住所:東京都板橋区板橋1-52-8 石徳ビル 1F
電話:03-5375-0484
営業時間:11:30~15:00/16:00~21:00
定休日:日曜
アクセス:都営地下鉄三田線・新板橋駅から約30秒。
JR埼京線・板橋駅から徒歩3分
東武東上線・下板橋駅から約5分




メニュー:ラーメン 並…750円/ネギラーメン 並…900円/チャーシューメン 並…950円/ネギチャーシューメン 並…1050円
塩ラーメン 並…750円/味噌ラーメン 並…750円
※各ラーメンの大は100円増し

つけ麺 並…800円/つけ麺 大…900円/まぜそば 並…800円
のり…50円/もやし…50円/煮たまご…100円/メンマ…100円/チャーシュー…200円/ネギ…150円


好み度:塩ラーメン+チャーシューstar_s45.gif
接客・サービスstar_s50.gif

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