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2009.05.20
自家製麺 伊藤
訪問日:2009年5月20日(水)

東京・王子にある「中華そば屋 伊藤」!
まだ、ブレイクする前に、人にすすめられて、1度だけ伺ったことがある。
煮干し風味の強い「そば」をいただいて、味はとても好みだったんだけど…
駅からメチャ遠い!
歩いていくのがしんどいので…
まだ、2度目の訪問を果たせていない…
この「伊藤」が支店を出したという!
出店場所は、店のある王子に近い、同じ東京・北区の赤羽!
しかし、今度の支店は、すぐ駅前だという!
これは朗報!
オープンは先週の5月14日!
オープンから2日間は、オープン記念の「大盛りサービス」も実施されていたようだけど…
オープンを知ったのが遅くて後の祭…
しかし、この5月14日は、新店の開店ラッシュだった…
「西尾中華そば」、「らあめん 元(はじめ)」…
これからのラーメン界を担うといっても過言じゃない新たな実力店が、奇しくも同じ日に誕生した!
さて、では、この「自家製麺 伊藤」の実力のほどは!?
JR赤羽駅の東口を出た、駅そばの店…
居酒屋の「酒処まるよし」の隣…
「うなぎ天鰻」があった場所に開店した店の前までやってくると…

うなぎ天鰻【閉店】
何やら、店の入口に貼紙が貼ってあった…
どうやら、この入口からではなく、脇から入って、食券を買ってから着席するようだ…

券売機には、「中華そば」の他に、「比内鶏そば」があった。
「中華そば」を食べて、王子の店との食べ比べをしたい気持ちもあったけど…
「比内鶏」という文字に魅力を感じて、こちらを選択!

空いていた席に座って、2人いた女性の方のうちの1人に渡した…
隣には、2人で来ていたお客さんが、少ないスープの量を話題にしていて…
「どうして、こんなにスープが少ないの?」
「きっと、飲み切れる量にしているんじゃない?」
「だから、スープが残ってないわけ?」
席を立ったお客さんが残した空っぽになったラーメン丼を見つめて、そんなことを話していた…
そういえば、この支店…
「スープ増し」がなかったな…
王子の店は、有料だけどスープ増しにできたのに…
元々、「伊藤」はスープの量が少なくて、お金を払って「スープ増し」にするお客さんもいるほど。
でも、最後までスープを飲み干して帰るお客さんがいるということは…
スープがおいしい証拠!
これは期待が持てる!
厨房で一人、麺を茹で、スープを張り、ラーメンを黙々と作っている若い男性がいた。
彼が店主だろうか!?
その彼が作った「比内鶏そば」が私の前に出された。


ビジュアル的には、「中華そば」とあまり変わらないように見える…
ただ、なぜか、鷹の爪と刻み玉葱が使われていていた…
スープを飲んでみると、玉葱による甘味と鷹の爪によるピリリ感を感じる…
そして、「中華そば」同様の煮干し風味!
しかし、煮干しの風味自体は押さえ気味…
かといって、「比内(地)鶏」による鶏出汁が強く出ているのかたいえば…
確かに、「鶏ガラ煮干し」のスープではあるけど…
私の駄舌では、残念ながら「比内(地)鶏」の特別な旨味までは感じられなかった…
でも、味は悪くない!
麺は、王子の店で食べたものとほぼ同じ…
ポキポキとした食感の…
この中細ストレートの麺がいい!
しかし、王子の店の麺も自家製麺だったっけ?
「比内鶏そば」というメニューもなかったように思うけど…
そこで、若い店主に声をかけて確かめてみることにした。
すると…
「本店は違いますけど、父の店は、自家製麺です!」
「比内鶏そばは、父の店ではやっておりませんでしたけど、本店にはあります。」
彼が本店と言っているのは、秋田の角館にある「伊藤」の本店で…
父の店というのが、王子にある「中華そば屋 伊藤」のこと…
しかし、父ということは…
「次男の方なのですか!?」
質問すると…
「はい!私は父の店でいっしょにやっておりまして、兄が鶯谷で別に店をやっています!」
若い店主が兄の店と言ったのは「麺処 遊」!
こちらでも、「伊藤」の煮干しの風味がいっぱいの「中華そば」が食べられる。
「比内鶏そば」も煮干しは感じたけど、やっぱり、「中華そば」のあの煮干し、煮干ししたのが伊藤らしいと感想を話すと…
「そうですね。中華そばには大量の煮干しを使っていますから…」
にこやかに笑顔で答える…
「ご馳走さま。」
そう言って席を立つと…
「ありがとうございました。」
「また、いらしてください!」
店は、お父さんやお兄さんの店と違って、オープンキッチンだし…
若き店主は、2人に比べて雄弁に話し…
如才無くて、明るいのがいい!
また、来てみよう!
今度は、父と兄の店との味比べに「中華そば」を食べに…
PS ひとつ、メニュー表記で気になることが…
「比内鶏そば」という表記はどうなのだろう…
「比内鶏」は、1942年(昭和17年)7月21日に、国の天然記念物に指定されて…
それにより、食用にできなくなってしまったと一般的に言われている…
実際には、天然記念物を食用にすることは禁止はされてはいないし、烏骨鶏(うこっけい)や等は食用にされてはいるけど…
国により保護されている動物を食べたりするのはもってのほかというイメージがあるし…
「伊藤」で使われているのは、薩摩地鶏や名古屋コーチンと並んで、日本三大地鶏に数えられる「比内地鶏」なのだから、「比内地鶏そば」という表記の方がいい気がするけどね…

住所:東京都北区赤羽1-2-4
電話:03-3598-2992
営業時間:(月~金)11:00~15:00/17:00~材料切れまで
(土曜・日曜・祝日)11:00~材料切れまで
定休日:不定休
アクセス:JR各線・赤羽駅東口から徒歩2分
メニュー:中華そば…600円/肉そば…750円/比内鶏そば…600円/比内鶏肉そば…750円
各中盛り…100円増し/各大盛り…200円増し
好み度:比内鶏そば
接客・サービス
↓↓↓こちらを1回クリック願いますm(__)m

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東京・王子にある「中華そば屋 伊藤」!
まだ、ブレイクする前に、人にすすめられて、1度だけ伺ったことがある。
煮干し風味の強い「そば」をいただいて、味はとても好みだったんだけど…
駅からメチャ遠い!
歩いていくのがしんどいので…
まだ、2度目の訪問を果たせていない…
この「伊藤」が支店を出したという!
出店場所は、店のある王子に近い、同じ東京・北区の赤羽!
しかし、今度の支店は、すぐ駅前だという!
これは朗報!
オープンは先週の5月14日!
オープンから2日間は、オープン記念の「大盛りサービス」も実施されていたようだけど…
オープンを知ったのが遅くて後の祭…
しかし、この5月14日は、新店の開店ラッシュだった…
「西尾中華そば」、「らあめん 元(はじめ)」…
これからのラーメン界を担うといっても過言じゃない新たな実力店が、奇しくも同じ日に誕生した!
さて、では、この「自家製麺 伊藤」の実力のほどは!?
JR赤羽駅の東口を出た、駅そばの店…
居酒屋の「酒処まるよし」の隣…
「うなぎ天鰻」があった場所に開店した店の前までやってくると…

うなぎ天鰻【閉店】
何やら、店の入口に貼紙が貼ってあった…
どうやら、この入口からではなく、脇から入って、食券を買ってから着席するようだ…

券売機には、「中華そば」の他に、「比内鶏そば」があった。
「中華そば」を食べて、王子の店との食べ比べをしたい気持ちもあったけど…
「比内鶏」という文字に魅力を感じて、こちらを選択!

空いていた席に座って、2人いた女性の方のうちの1人に渡した…
隣には、2人で来ていたお客さんが、少ないスープの量を話題にしていて…
「どうして、こんなにスープが少ないの?」
「きっと、飲み切れる量にしているんじゃない?」
「だから、スープが残ってないわけ?」
席を立ったお客さんが残した空っぽになったラーメン丼を見つめて、そんなことを話していた…
そういえば、この支店…
「スープ増し」がなかったな…
王子の店は、有料だけどスープ増しにできたのに…
元々、「伊藤」はスープの量が少なくて、お金を払って「スープ増し」にするお客さんもいるほど。
でも、最後までスープを飲み干して帰るお客さんがいるということは…
スープがおいしい証拠!
これは期待が持てる!
厨房で一人、麺を茹で、スープを張り、ラーメンを黙々と作っている若い男性がいた。
彼が店主だろうか!?
その彼が作った「比内鶏そば」が私の前に出された。


ビジュアル的には、「中華そば」とあまり変わらないように見える…
ただ、なぜか、鷹の爪と刻み玉葱が使われていていた…
スープを飲んでみると、玉葱による甘味と鷹の爪によるピリリ感を感じる…
そして、「中華そば」同様の煮干し風味!
しかし、煮干しの風味自体は押さえ気味…
かといって、「比内(地)鶏」による鶏出汁が強く出ているのかたいえば…
確かに、「鶏ガラ煮干し」のスープではあるけど…
私の駄舌では、残念ながら「比内(地)鶏」の特別な旨味までは感じられなかった…
でも、味は悪くない!
麺は、王子の店で食べたものとほぼ同じ…
ポキポキとした食感の…
この中細ストレートの麺がいい!
しかし、王子の店の麺も自家製麺だったっけ?
「比内鶏そば」というメニューもなかったように思うけど…
そこで、若い店主に声をかけて確かめてみることにした。
すると…
「本店は違いますけど、父の店は、自家製麺です!」
「比内鶏そばは、父の店ではやっておりませんでしたけど、本店にはあります。」
彼が本店と言っているのは、秋田の角館にある「伊藤」の本店で…
父の店というのが、王子にある「中華そば屋 伊藤」のこと…
しかし、父ということは…
「次男の方なのですか!?」
質問すると…
「はい!私は父の店でいっしょにやっておりまして、兄が鶯谷で別に店をやっています!」
若い店主が兄の店と言ったのは「麺処 遊」!
こちらでも、「伊藤」の煮干しの風味がいっぱいの「中華そば」が食べられる。
「比内鶏そば」も煮干しは感じたけど、やっぱり、「中華そば」のあの煮干し、煮干ししたのが伊藤らしいと感想を話すと…
「そうですね。中華そばには大量の煮干しを使っていますから…」
にこやかに笑顔で答える…
「ご馳走さま。」
そう言って席を立つと…
「ありがとうございました。」
「また、いらしてください!」
店は、お父さんやお兄さんの店と違って、オープンキッチンだし…
若き店主は、2人に比べて雄弁に話し…
如才無くて、明るいのがいい!
また、来てみよう!
今度は、父と兄の店との味比べに「中華そば」を食べに…
PS ひとつ、メニュー表記で気になることが…
「比内鶏そば」という表記はどうなのだろう…
「比内鶏」は、1942年(昭和17年)7月21日に、国の天然記念物に指定されて…
それにより、食用にできなくなってしまったと一般的に言われている…
実際には、天然記念物を食用にすることは禁止はされてはいないし、烏骨鶏(うこっけい)や等は食用にされてはいるけど…
国により保護されている動物を食べたりするのはもってのほかというイメージがあるし…
「伊藤」で使われているのは、薩摩地鶏や名古屋コーチンと並んで、日本三大地鶏に数えられる「比内地鶏」なのだから、「比内地鶏そば」という表記の方がいい気がするけどね…

住所:東京都北区赤羽1-2-4
電話:03-3598-2992
営業時間:(月~金)11:00~15:00/17:00~材料切れまで
(土曜・日曜・祝日)11:00~材料切れまで
定休日:不定休
アクセス:JR各線・赤羽駅東口から徒歩2分
メニュー:中華そば…600円/肉そば…750円/比内鶏そば…600円/比内鶏肉そば…750円
各中盛り…100円増し/各大盛り…200円増し
好み度:比内鶏そば

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いけ麺@so-net
こんにちは!TBどうもありがとうございました。
店主さんは、お話される方なのですねー!
今度、話しかけて見ます^^;
店主さんは、お話される方なのですねー!
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今回のお店はこちら、JR赤羽駅東口至近に5月14日にオープンした新店、自家製麺 伊藤です。 店主さんは煮干し中華の名店 中華そば屋 伊藤@王子神谷の店主さんの息子さんで、麺処 遊@鶯谷の店主さんとはご兄弟のようです。 訪問日は、5月23日です。
麺好い(めんこい)ブログ 2009/05/26 Tue 23:35
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