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2009.05.18
西尾中華そば
訪問日:2009年5月18日(月)

東京・渋谷にある「凪」を日曜だけ間借りして、「西尾中華そば」として営業していた西尾さんが、東京・駒込にオープンさせた店!
オープンは、先週木曜日の14日!
しかし、「凪」というラーメンマニアが集うマニアックな店出身ということもあって、オープン時の混乱を避けるために訪問を遅らせていた。
そして、本日18日も実は、訪問する予定ではなかった…
というのも、こちらの西尾店主…
「多摩組」という…
東京・多摩地区を中心に結成されたラーメン店主の団体によるイベントが、昨日17日に開催されて…
そのイベントに参加していたので…
今日は、疲れてコンディションが悪いんじゃないか!?…
下手すると、臨休なんてこともあるんではと…
そんなことを考えて、今日は、同じ5月14日に蓮根にオープンした「元(はじめ)」に訪れてみたんだけど…
しかし…
なんと、こちらの店が臨休していた…



ガーン!
ショック…
スープ不出来による休業だろうか!?
でも、仕方ない…
もう、午後の2時半近くの時間だし、どこに行こうか…
確か「西尾中華そば」は15時半までの営業のはずだし…
やっぱ、最初から「西尾中華そば」に行けってこと!?
そう思って、急いで店に向かった!
都営三田線で蓮根より、巣鴨まで行き、JR山手線に乗り継いで駒込駅へ…
ただ、「西尾中華そば」も臨休だったりしたら…
不安がよぎって、思わず、電話で確かめてみたところ…
幸いなことに、元気に営業していた。
よかった!
駒込駅北口を出て、右にだらだらと坂を下っていくと、「しもふり商店街」という商店街がある。
その商店街を入ったすぐの場所に店はあった。
店に入っていくと…
もう午後の3時を回った時間だとというのに、お客さんが2人入っていた。
席について、現在、この店の唯一のメニューになる「中華そば」を注文する。
そして、程なくしてできあがってきた「中華そば」!


スープの色が赤い!
飲んでみると…
甘味のあるスープ!
ファーストインプレッションは、広東風の中華料理店の醤油味の湯麺の清湯スープのよう!
でも、よく味わってみると、鰹節と煮干しの魚介出汁が顔を出し、鶏の旨味も伝わってきた!
でも、ちょっと甘いかな…
何の甘さか?砂糖?味醂?
そうだ!
実家で正月に作る地鶏と椎茸の出汁の雑煮のつゆの甘さだ!
椎茸による甘さか?
そんなことを考えていたら…
「スープが甘かったら、胡椒を入れて召し上がってみてください!」
突然、心を見透かされたような西尾店主の言葉にドキッ!
私は、デフォルトのままラーメンを食べるので、最初から入っている場合を除いて、自分から、胡椒や一味唐辛子等の薬味を入れることはしない。
しかし、今回は特別に、半分くらい食べたところで、少しずつ胡椒を振り入れてみたところ…
案外、いい感じになった!
麺は、博多麺をバリカタに茹でたようなカタメの食感で…
噛むと、パツ~ンと切れる歯切れのよさがいい!
それと、この細麺ストレートの自家製麺は、普通の麺とは違った、ちょっと変わった食感がして面白い!
何なんだろう?
そんな疑問を抱きながら、結局、最後まで完食して、スープもすべて飲み干したところ…
鶏と魚と、もうひとつ…
トウモロコシのイラストが表れた!
これはもしかして…
西尾店主に…
「このイラストのトウモロコシって…」と話し掛けたところ…
「鶏は、動物系、魚は、魚介系の、スープに使っている出汁を表しています。」
「トウモロコシは、小麦粉といっしょに麺に使っています。」
「トウモロコシにはグルテンが含まれていないので、これで面白い食感が生まれるんです。」
懇切丁寧に説明してくれた。
思い起こせば…
新宿ゴールデン街で営業していた「凪」が渋谷の路面店で営業を開始して…
少しして、限定麺が話題になり始めた頃に、はじめて「凪」を訪問した。
基本の「豚骨らーめん」に、当時、新たにメニューに加わった「つけ麺」を食べたところ…
スープは、そこそこよかった!
しかし、麺に問題あった…
切り歯30番の極細ストレートの麺は、本場、博多の麺とは何かが違う…
幼少の頃、北九州の小倉に住んでいた私が慣れ親しんだ麺に比べ、味、食感とも劣る…
そして、「つけ麺」用の切り刃14番の縮れの大きな太麺…
この、噛むと、ベチョ、ヌチョとした…
表面はカタくて、中がグチョグチョの麺は…
麺に臭みもあって、食べられたもんじゃなかった…
こんな添加物だらけの…
さらに保存状態もよくない麺をこの店は使っているのか…
これで嫌になった…
この店は、様々な限定麺をつくり上げる面白い店だと思ったのに…
ラーメンの鬼・佐野実さんの言うところの「スープ屋」だった。
いかに美味しいスープをつくることができたとしても、麺を知らないのでは…
ラーメンとしては完成形にならない…
「凪」にはそれで…
1度行ったきりで、以降、訪れたことはなかった…
月日が経ち、「凪」も大きく変化し、飛躍した。
しかし、あの麺のトラウマで、「凪」にも、「凪」の関連店にも食べにいく気が起こらなかった…
しかし、自家製麺に移行したと聞いて…
そして、最近、知った西尾店主のブログをみて…
見方が変わった…
そして、今日、麺を食べてみて、以前とはぜんぜん違うことがわかった!
これだけの麺がつくれるなら…
元々、スープの引き出しは多いのだろうから…
これは期待が持てる!
本格的にローストして作るチャーシューも美味だったし!
付け合わせのシャキシャキした豆もやしの食感もよかった。
他のメニューも早く食べてみたい!
食べ終わって、西尾店主と会話していて…
正直に…
今日は、元(はじめ)という店に行って、フラレたこと…
「多摩組」のイベントで疲れて、休んでるんじゃないかと思ったことを話したところ…
「本当に疲れました…」
この一言と表情で、本当にたいへんだったんだろうなということが伝わってきた…
さらに…
「元(はじめ)とは、同じ開店日で、よく彼のことは知っているんですよ…」
「そうでしたか…」という返答があった…
最後に、現在の「ラーメン」以外のメニュー提供の時期について尋ねてみたところ…
「ラーメン」がまず、どれくらい出るかを見極めた後に考えるということだったので、店主のブログを見て、注意深く見守るしかないね。
PS 翌々日に元(はじめ)に訪問したところ…
「お客さんでしたか…」
「どうもすいませんでした。」
「納得できるスープができなかったもので、休ませていただきました。」
「一昨日は、実は西尾に行って、西尾から『お前のところに行ってフラレたお客さんが来た…』という話しを聞きました…」
「遠くから来ていただいたのに申し訳ありませんでした。」という謝りの言葉があった…
いい店ができた!
「元(はじめ)」も「西尾中華そば」も…
新たなメニューの用意が出来次第、伺わさせてもらいます!
PS2 店から駅に戻る途中、本郷通り沿いに開店準備中の新店が…

麺や つねじ
5月24日オープンのよう…



住所:東京都北区西ヶ原1-54-1
電話:03-5980-9242
営業時間:11:30~15:30(LO)/17:30~21:00(LO) ※スープ売り切れ次第終了
定休日:不定休
アクセス:JR山手線、東京メトロ南北線駒込駅北口から徒歩6分。本郷通りを霜降橋交差点まで北上、信号を渡って、しもふり商店街に入ってすぐ
メニュー:中華そば…700円
店主のブログ:http://blog.livedoor.jp/burand9/
好み度:中華そば
接客・サービス
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東京・渋谷にある「凪」を日曜だけ間借りして、「西尾中華そば」として営業していた西尾さんが、東京・駒込にオープンさせた店!
オープンは、先週木曜日の14日!
しかし、「凪」というラーメンマニアが集うマニアックな店出身ということもあって、オープン時の混乱を避けるために訪問を遅らせていた。
そして、本日18日も実は、訪問する予定ではなかった…
というのも、こちらの西尾店主…
「多摩組」という…
東京・多摩地区を中心に結成されたラーメン店主の団体によるイベントが、昨日17日に開催されて…
そのイベントに参加していたので…
今日は、疲れてコンディションが悪いんじゃないか!?…
下手すると、臨休なんてこともあるんではと…
そんなことを考えて、今日は、同じ5月14日に蓮根にオープンした「元(はじめ)」に訪れてみたんだけど…
しかし…
なんと、こちらの店が臨休していた…



ガーン!
ショック…
スープ不出来による休業だろうか!?
でも、仕方ない…
もう、午後の2時半近くの時間だし、どこに行こうか…
確か「西尾中華そば」は15時半までの営業のはずだし…
やっぱ、最初から「西尾中華そば」に行けってこと!?
そう思って、急いで店に向かった!
都営三田線で蓮根より、巣鴨まで行き、JR山手線に乗り継いで駒込駅へ…
ただ、「西尾中華そば」も臨休だったりしたら…
不安がよぎって、思わず、電話で確かめてみたところ…
幸いなことに、元気に営業していた。
よかった!
駒込駅北口を出て、右にだらだらと坂を下っていくと、「しもふり商店街」という商店街がある。
その商店街を入ったすぐの場所に店はあった。
店に入っていくと…
もう午後の3時を回った時間だとというのに、お客さんが2人入っていた。
席について、現在、この店の唯一のメニューになる「中華そば」を注文する。
そして、程なくしてできあがってきた「中華そば」!


スープの色が赤い!
飲んでみると…
甘味のあるスープ!
ファーストインプレッションは、広東風の中華料理店の醤油味の湯麺の清湯スープのよう!
でも、よく味わってみると、鰹節と煮干しの魚介出汁が顔を出し、鶏の旨味も伝わってきた!
でも、ちょっと甘いかな…
何の甘さか?砂糖?味醂?
そうだ!
実家で正月に作る地鶏と椎茸の出汁の雑煮のつゆの甘さだ!
椎茸による甘さか?
そんなことを考えていたら…
「スープが甘かったら、胡椒を入れて召し上がってみてください!」
突然、心を見透かされたような西尾店主の言葉にドキッ!
私は、デフォルトのままラーメンを食べるので、最初から入っている場合を除いて、自分から、胡椒や一味唐辛子等の薬味を入れることはしない。
しかし、今回は特別に、半分くらい食べたところで、少しずつ胡椒を振り入れてみたところ…
案外、いい感じになった!
麺は、博多麺をバリカタに茹でたようなカタメの食感で…
噛むと、パツ~ンと切れる歯切れのよさがいい!
それと、この細麺ストレートの自家製麺は、普通の麺とは違った、ちょっと変わった食感がして面白い!
何なんだろう?
そんな疑問を抱きながら、結局、最後まで完食して、スープもすべて飲み干したところ…
鶏と魚と、もうひとつ…
トウモロコシのイラストが表れた!
これはもしかして…
西尾店主に…
「このイラストのトウモロコシって…」と話し掛けたところ…
「鶏は、動物系、魚は、魚介系の、スープに使っている出汁を表しています。」
「トウモロコシは、小麦粉といっしょに麺に使っています。」
「トウモロコシにはグルテンが含まれていないので、これで面白い食感が生まれるんです。」
懇切丁寧に説明してくれた。
思い起こせば…
新宿ゴールデン街で営業していた「凪」が渋谷の路面店で営業を開始して…
少しして、限定麺が話題になり始めた頃に、はじめて「凪」を訪問した。
基本の「豚骨らーめん」に、当時、新たにメニューに加わった「つけ麺」を食べたところ…
スープは、そこそこよかった!
しかし、麺に問題あった…
切り歯30番の極細ストレートの麺は、本場、博多の麺とは何かが違う…
幼少の頃、北九州の小倉に住んでいた私が慣れ親しんだ麺に比べ、味、食感とも劣る…
そして、「つけ麺」用の切り刃14番の縮れの大きな太麺…
この、噛むと、ベチョ、ヌチョとした…
表面はカタくて、中がグチョグチョの麺は…
麺に臭みもあって、食べられたもんじゃなかった…
こんな添加物だらけの…
さらに保存状態もよくない麺をこの店は使っているのか…
これで嫌になった…
この店は、様々な限定麺をつくり上げる面白い店だと思ったのに…
ラーメンの鬼・佐野実さんの言うところの「スープ屋」だった。
いかに美味しいスープをつくることができたとしても、麺を知らないのでは…
ラーメンとしては完成形にならない…
「凪」にはそれで…
1度行ったきりで、以降、訪れたことはなかった…
月日が経ち、「凪」も大きく変化し、飛躍した。
しかし、あの麺のトラウマで、「凪」にも、「凪」の関連店にも食べにいく気が起こらなかった…
しかし、自家製麺に移行したと聞いて…
そして、最近、知った西尾店主のブログをみて…
見方が変わった…
そして、今日、麺を食べてみて、以前とはぜんぜん違うことがわかった!
これだけの麺がつくれるなら…
元々、スープの引き出しは多いのだろうから…
これは期待が持てる!
本格的にローストして作るチャーシューも美味だったし!
付け合わせのシャキシャキした豆もやしの食感もよかった。
他のメニューも早く食べてみたい!
食べ終わって、西尾店主と会話していて…
正直に…
今日は、元(はじめ)という店に行って、フラレたこと…
「多摩組」のイベントで疲れて、休んでるんじゃないかと思ったことを話したところ…
「本当に疲れました…」
この一言と表情で、本当にたいへんだったんだろうなということが伝わってきた…
さらに…
「元(はじめ)とは、同じ開店日で、よく彼のことは知っているんですよ…」
「そうでしたか…」という返答があった…
最後に、現在の「ラーメン」以外のメニュー提供の時期について尋ねてみたところ…
「ラーメン」がまず、どれくらい出るかを見極めた後に考えるということだったので、店主のブログを見て、注意深く見守るしかないね。
PS 翌々日に元(はじめ)に訪問したところ…
「お客さんでしたか…」
「どうもすいませんでした。」
「納得できるスープができなかったもので、休ませていただきました。」
「一昨日は、実は西尾に行って、西尾から『お前のところに行ってフラレたお客さんが来た…』という話しを聞きました…」
「遠くから来ていただいたのに申し訳ありませんでした。」という謝りの言葉があった…
いい店ができた!
「元(はじめ)」も「西尾中華そば」も…
新たなメニューの用意が出来次第、伺わさせてもらいます!
PS2 店から駅に戻る途中、本郷通り沿いに開店準備中の新店が…

麺や つねじ
5月24日オープンのよう…



住所:東京都北区西ヶ原1-54-1
電話:03-5980-9242
営業時間:11:30~15:30(LO)/17:30~21:00(LO) ※スープ売り切れ次第終了
定休日:不定休
アクセス:JR山手線、東京メトロ南北線駒込駅北口から徒歩6分。本郷通りを霜降橋交差点まで北上、信号を渡って、しもふり商店街に入ってすぐ
メニュー:中華そば…700円
店主のブログ:http://blog.livedoor.jp/burand9/
好み度:中華そば

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