訪問日:2007年5月22日(火)

煮干しらーめん 玉五郎【弐】-1

5月21日~22日の大阪出張第1弾で、3軒目に訪れたラーメン店は「煮干しらーめん 玉五郎」。

ここは昨年9月1日に開店した、大阪では珍しい煮干し風味のラーメンを出す店。

昨年、9月末に一度訪れて、煮干し風味の「つけめん」を食べた。
なかなか煮干しが効いていておいしかったし、今度来る機会があったら、ぜひ、らーめん」を食べてみたいと思っていた。

11時8分…
最寄り駅はJR環状線の天満駅だけれど、大阪市営地下鉄・堺筋線の扇町駅から向かった。

途中、昼間からオープンしている酒場にパチンコ店、風俗店が犇めくデンジャラスゾーンを通り店に着くと、なんだ、まだ開店していない…

煮干しらーめん 玉五郎【弐】-2

ここ大阪は11時開店の店が多く、てっきり、こちらも11時開店と思い込んでいた。

仕方ないので、ここから歩いて数分のところにある大阪一№1と呼び声の高いラーメン店「洛二神」に行くことにする。

しかし、店の前までくると、こちらも11時30分の開店…

店の前に佇み、しばし考えて、「玉五郎」に戻ることにした。

11時18分…
まだ、開店まで20分以上ある…

店主が出てきて、煮干しのダシがらが入ったバットを外に積み上げられた木箱の上に置き、飾り付けが始まった。
近づくとフワッと煮干しが香る。

煮干しらーめん 玉五郎【弐】-11

メニューが書かれた板や墨、提灯が次々に運び出される。

煮干しらーめん 玉五郎【弐】-6煮干しらーめん 玉五郎【弐】-7煮干しらーめん 玉五郎【弐】-5

そして、最後に暖簾が掛けられ、定刻11時30開店!

煮干しらーめん 玉五郎【弐】-3煮干しらーめん 玉五郎【弐】-4

「いらっしゃいませ!」
一番目の客として入店すると、店主と若いお兄ちゃん店員さんから挨拶がきた。

奥のカウンター席に着き、「特製煮干しらーめん」を注文。
「特製」は、「らーめん」にしろ「つけめん」にしろ通常、チャーシュー1枚のところ3枚が入り、煮玉子が1個ついて200円高。
店内にも、「特製」の説明書きとともに「お得です。」の貼り紙がされていた。

お兄ちゃん店員さんが、札幌ラーメンの定番麺、小林製麺所に特注で発注しているという麺を1玉取り出すと、テボに入れて茹で始める。

前回は長かった髪を短く刈り込み、赤茶に染めたお兄ちゃん店員さん。
「髪、どおしたん!?」と聞くと、「暑くなったもんで…」と答えが返ってきたけど…
それだけで、大阪なのにオチはなし…

チャーシューが塊から3枚切られ、煮玉子が糸で半分に切断され、具の準備はOK!

ラーメン丼にタレと油が入り、煮干し風味のスープが注がれる。

煮干しが香り立つ。
いい匂い!

「ピピピピピィ!」
タイマーが鳴り、麺の茹で上がりを知らせる。

湯切りされた麺が丼に入れられ、具がきれいに盛り付けられて「特製煮干しらーめん」の完成!

煮干しらーめん 玉五郎【弐】-8煮干しらーめん 玉五郎【弐】-9

さっそくスープをいただいてみる。

煮干し風味のスープだけど、思ったよりは控えめ…

「ふくもり@駒沢大学」の「煮干しらーめん」をかなりマイルドにした感じのスープ。

スープ自体は、煮干しが苦手な人でもいただける一般受けする味で、「ラーメン 爺@吉川町」と共通する方向性かもしれない。

それなりにおいしいスープだけれど、「煮干しラーメン」好きには、多少の物足りなさが残る…

麺は、切り歯20番くらいの中細の縮れ麺で、スープとの絡みは悪くない。
特に主張のない麺だが、茹で加減もちょうどよく、この煮干しスープには合っている。

宮崎県のもち豚(無菌豚)を使用したというチャーシューは、肩ロースで、柔らかく煮込まれ、味付けもいい。

ただ、3枚入っているというチャーシューは、斜めに削ぎ切りされたもので、普通に切られた1枚のチャーシューに比べると小さく薄く、単純に3倍あるわけではなかった。

煮玉子は、黄身が真っ赤で塩加減の塩梅もよくうまい。
煮上がったばかりの湯気を立てていたメンマが使われ、やや柔らかめだったものの、味付けはよかった。

麺と具はいいと思う。
問題はスープ。

彼もここのオーナー店主もも、ここに店を構えるに当たり、近くの「洛二神」を意識して、「洛二神」とは違った個性を出したいと、わざわざ東京まで足を運び、ラーメンの食べ歩きをして研究を重ね、行き着いたのが「煮干しらーめん」だったという。

主にお兄ちゃん店員さんがスープづくりを任されているということだったので、少しスープの話しをさせてもらった。

「スープは今のままでもじゅうぶんおいしいし、万人受けを狙うなら、今の路線でいいかもしれない。」

「しかし、煮干しらーめんを標榜して、個性を出したいなら、もっと煮干しを前面に出すべきでは…」
少しスープに対する感想を話させてもらった。

プロに対して、はなはだ失礼な話しで、素人が生意気な意見をしたというのに、彼は熱心に耳を傾けてくれた。

そして、「ありがとうございます。」
「これからも、もっとおいしいスープづくりをするよう頑張ります。」と真剣な眼差しで答えてくれた。

この店は期待できる。
しばらくして、また大阪に来た折りには、さらなる進化を確かめに来ないとね…

煮干しらーめん 玉五郎【弐】-10

住所:大阪府大阪市北区天神橋5-6-33
電話:06-6136-1313
営業時間:11:30~23:00
定休日:無休
アクセス:JR大阪環状線・天満駅から北へ。徒歩3分

メニュー:煮干しらーめん…650円/特製煮干しらーめん…850円/味玉子入りめん…750円/チャーシューめん…950円
つけめん 1.5玉…700円/つけめん 2玉…800円/つけめん 3玉…850円/つけめん 小盛…650円
玉子かけご飯…250円/チャーシュー丼…350円


好み度:特製煮干しらーめんstar_s40.gif
接客・サービスstar_s45.gif
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