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訪問日:2009年3月8日(日)

らぁ麺 つけ麺 ふえ木【弐】-1


「らぁ麺 つけ麺 ふえ木」…

屋号の「ふえ木」は、店主の名字の笛木とお客さんが「ふえ」てほしいという願いを込めて付けた…
オープンは昨年の10月1日!

「鳥居塾」出身で、新宿歌舞伎町の「二郎」での修業経験もある店主が開いた店。
「麺彩房」系の「濃厚豚骨魚介」の「らぁ麺」に「つけ麺」が食べられる。

東京ではポピュラーになった「麺彩房」系の味だけど、千葉県のこちら「二和向台」の地で食べられるのは嬉しい!

前回は「特製らぁ麺」を…
「濃厚豚骨魚介スープ」の「こってり」でいただいた。

【らぁ麺 つけ麺 ふえ木】
http://ramen151e.blog71.fc2.com/blog-entry-387.html

Brix値11という…
濃厚なスープ

Brixとは、鳥居塾で使っているスープの濃度をはかるメジャー!
数字が大きいほど濃度が高いことになる。

ちなみに、「麺彩房」中野本店のBrixは10だけど、0.5値が違うだけでだいぶ濃度は違う。

しかし、この「こってり」「らぁ麺」のスープは、ただ濃いだけじゃなかった!

豚骨に豚足、鶏ガラにモミジを十数時間もかけて煮込んでつくる動物系スープは、出汁の旨味がギュウっと凝縮されたスープで…

これに、煮干しに鯖節、鰹節等の魚介出汁が追加され、バランスよくブレンドされていて…
とても美味しくいただけた!

あれから4ヵ月余り……
オープンから5ヵ月目に突入した店は、今、どんな状況になっているのか?
気になったのと…

「麺彩房」にはない「あっさり」味の「らぁ麺」を食べてみたいと思っていたので…
本日、訪問してみることにした。

伺ったのは、前回とまったく同じ、日曜日の午後1時50分過ぎ…

前回同様、店内は満席!
相変わらず盛況のようで…
よかった!

券売機では、約束通り「あっさり」の「らぁ麺」を選択してボタンを押す。

らぁ麺 つけ麺 ふえ木【弐】-2

ソファに座って順番を待っていたら、ほどなく席が空いた…

厨房には、店主と、前回は見かけなかった男性スタッフが1人…

席につくと、店主がちょうど「特製つけ麺」を作っているところだった…
そして、作り終えて、お客さんに出した後に、店主が取り掛かったのは「あっさり」「らぁ麺」の3個づくり…

3基のテボに麺が入れられ茹で上がりを待つ…

しかし、大きなテボだな…
麺は、四角いバカデカイテボで茹でられる…
1基で600gくらいの麺は茹でることができそう!

こちらの店で使う「らぁ麺」のデフォルトの量は200gだから
テボ1基でも茹でることは可能なんだろうけど…

店主は1つ1つのテボに1玉づつ麺を入れて茹でていた…

麺が茹で上がるまでに、スープや具の準備をする店主!

「あっさり」用のスープはすでにブレンドされたものが四角い缶の中に用意されていて、そこから小鍋にスープを移し、温めていた。

前回、店主は、ガス台の上に小さな寸胴を2本載せていて…
この2本の寸胴からそれぞれ動物系と魚介系のスープを小鍋に注ぎ入れブレンドしていたけど…

味の安定と時間短縮を図ったとみられる…

今回は、お客さんの注文がみな「あっさり」だったので、「こってり」をつくるのが見れなかったけど…

「あっさり」と「こってり」は、このダブルスープの混合比の違いだけなので、きっとどこかに「こってり」用のブレンドスープも用意されていると思われる…


麺が茹で上がると、前回同様、3基のテボを順々に引き上げ、フックに吊り下げる店主…

ここまでは前回と同じ!
ただ、前みたいに、麺を放置したまま、スープの調合をするなんてことはなかった…

テボを吊すと、即、順番に湯切りされて丼に麺が入れられていった…
そして、店員さんとの共同作業で盛り付けられた「あっさり」の「らぁ麺」が完成した!

らぁ麺 つけ麺 ふえ木【弐】-3らぁ麺 つけ麺 ふえ木【弐】-4

前回に比べると手順もよくなったし、実際にラーメンが提供される時間も早くなった。

さっそくスープから…

「あっさり」と言っても…
スープは濃い!

「あっさり」という言葉のイメージからこちらのラーメンを選んだら大間違い!
一般的には、これは立派な「こってり」ラーメンだよ!

でも、豚骨と鶏の動物系の旨味が出ていて美味しい!
魚介系は、やや、魚粉に頼りすぎている帰来が見受けられたけど、スープ自体に煮干しの風味が感じられていてよかった!

麺も、私の指摘があったから(?)
ではないだろうけどけど…
前回の中太麺から平打ち気味の中細麺に変わっていた。

これによって、スープとの絡みが格段によくなっている…

トロトロに煮込まれたチャーシューは、今日も美味しかったし!
美味しい「濃厚豚骨魚介」の「らぁ麺」だった!

店主は、最初、私に気づかずにいた…
忘れてしまったんだろうなと思って黙っていたら…

途中で気づいたようで…
店主の方から声を掛けてきた。
一心不乱にラーメン作りに没頭していて、気づかなかったらしい…

「麺道 GENTENさんがいらして、いっしょにみえていた○×屋の△□さんからは、一期一会さんと知り合いだと話を聞かされました。」

いきなり、屋号と名前を出されて…
最初は、どちらの店の方なのかわからなかった…

しかし、○×屋が屋号ではなく、職業と気づいて、ああ、あの人かとわかった!
森山店主に△□さん!
二人でいろいろ食べ歩いてるんだ!
この二人とは、また、どこかの店で会うかもしれないな…
余談になってしまったけど…

そんな話しから、笛木店主との会話が始まった…

「このラーメン…あっさりと呼ぶには、ずいぶん、こってりしていません?」
そんな、ちょっと、意地悪な質問をぶつけてみたところ…

お客さんから「濃くしろ!」「濃くしろ!」とリクエストされて…
徐々にスープが濃くなっていったんだという…

「今では、Brix14~15あります。」

「濃厚ですよ!」
「でも、その分、原価がかさんでしまって困っています…」

昨日お邪魔した「つけ麺 目黒屋」もそうだったけど…
濃厚すぎるスープを「らぁ麺」で食べるのはどうか!?
疑問ではあるけど、「つけ麺」ではいけそう!少し大きい文字

このBrix値を聞いて、俄然「つけ麺」が食べたくなった!

【店主からのお知らせ】

「濃厚二郎」やります!
3月30日 1日限定!


今月3月の限定は、最終月曜日の3月30日!
1日限りの実施!

「濃厚二郎」をやるそう!

前回は、あまり濃厚ではない「フード系二郎」を限定で出して…
お客さんのアンケート結果が思わしくなかったことを気にしていた店主…

「今回は期待してください!」
ということだったので…
ぜひ、この機会に!


住所:千葉県船橋市咲が丘3-1-23
電話:090-8504-5797
営業時間:11:00~14:00/18:00~20:00
休日:火曜
喫煙:不可
アクセス:新京成線・二和向台駅から線路を越えて県道57号方面へ。県道を左折、県道沿い右側。マルエツ、シダックスの間


らぁ麺つけ麺ふえ木

メニュー:らぁ麺(こってり)…700円/特製らぁ麺(こってり)…1050円
らぁ麺(あっさり)…700円/特製らぁ麺(あっさり)…1050円
つけ麺…750円/特製つけ麺…1100円


好み度:らぁ麺(あっさり)star_s45.gif
接客・サービスstar_s45.gif
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