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2022.12.06
麺 ふじさき【弐】 ~黒さつま鶏「黒王」、奥久慈しゃも、名古屋コーチンの3種類の地鶏と水だけで作ったスープにホタテ、羅臼昆布、干し椎茸のうま味を入れた塩ダレをマリアージュさせた「塩らぁめん」~
訪問日:2022年12月2日(金)

本日のランチは、東京・亀戸の亀戸天神社にも近い蔵前橋通り沿いに9月16日にオープンした『麺 ふじさき』へ!
千葉県船橋市の東葉高速線・東海神駅前にある『とものもと』出身の藤崎店主が開業した店!
オープン2日目に訪れて、「チャーシュー醤油らぁめん」をいただいた。
これが、スープをリニューアルする前の『飯田商店』の地鶏と水だけで作ったスープの「醤油らぁ麺」を彷彿とさせるような味わいに感じられて🐓
黒さつま鶏「黒王」、奥久慈しゃも、名古屋コーチンの3種類の地鶏と水だけで作ったスープは、地鶏のうま味が巧みに引き出されていて…
この地鶏出汁のうま味とカエシのうま味がマリアージュしたスープはコクがあって、最高に美味しかったし😋
さらに、このスープに合わせる切刃20番の平打ちストレートの自家製麺が、また、秀逸で♪
なめらかな口当たりの、やわめでモッチリとした食感の麺で!
しなやかなコシも感じられて…
麺の芯まで、よく茹でられた麺からは、小麦粉のうま味と甘味が感じられて…
そして、何より、スープとの一体感を感じられるのがよくて♪
オープンしたばかりの新店で、こんなクオリティの高いスープと麺の醤油ラーメンが食べられるなんて驚き😯
ただ、こういう地鶏と水だけで作った水鶏スープの淡麗な味わいの美味しい醤油ラーメンを食べさせてくれる有名店は東京には多数ある。
しかし、同じ水鶏スープで作った塩ラーメンとなると、提供する店自体が少ないし…
あっても、醤油に比べると、味もクオリティも劣る店がほとんど…
唯一、美味しいと感じたのは兵庫県尼崎市にある『らぁめん矢 ロックンビリースーパーワン』くらい…
理由は、淡麗な水鶏スープでは美味しい塩ラーメンを作るのが難しいので…
醤油ラーメンは水鶏スープでも、塩ラーメンの場合は鶏出汁に魚介出汁をブレンドしたり…
あるいは、鶏出汁は使わずに、煮干しや貝出汁の塩ラーメンを提供したりしている。
実際、藤崎店主の修業先の修業先の『とものもと』だって、醤油ラーメンは地鶏出汁のスープだけど、塩ラーメンはホンビノス貝を使った貝出汁スープなので!
それで、オープン時には提供されていなかった「塩らぁめん」が、どんなスープのラーメンになって提供するのか注目していた。
しかし、なかなか提供されなくて…
ようやく提供されたのが11月21日!
「本日塩らぁめんのご用意ございます。」というTwitterのツイートがあって知った。
ただ、どんなスープなのかわからないので、11月21日に食べた人の感想をTwitterで探ると…
5件の「塩らぁめん」のツイートがあったものの、ただ、美味しかったという記述だけで、スープの出汁に関するツイートはなし…
そうして、ようやく11月28日に相互フォローさせてもらってる、なかやすさんのツイートに…
「黄金色に輝くスープは鶏の風味がダイレクトにドンと来ます😍」という一文があったのを見て、食べに行くことにした。
しかし、その翌日と、さらに、その翌日の11月29日と30日は火曜・水曜が店の定休日で食べられず…
定休日明けの12月1日は先週の土曜日のリベンジに行徳の『らー麺屋 バリバリジョニー』に行く予定をしていたので…
ようやく、行くことができたのが本日12月2日の金曜日。
11時33分に店頭にやって来ると、外待ちはなかったので入店したところ…
まさかのノーゲスト…
そして、奥にあるオープンキッチンの厨房にはコックコートをパリッと着こなした藤崎店主の他に2人のスタッフの人もいた。
店主のワンオペで時間が掛かるという藤崎店主のTwitterのツイートを見ていたので…
1人で仕込みをして、1人で営業するのは大変だろうと思っていたし…
それに、今日も満席だったりしたら、結構、待つかもと思っていたのに…
めっちゃラッキー♪
ただ、お客さんがいないのは店には痛手😥
なんて、思いながら券売機の前に立つと…

「塩らぁめん」に「ワンタン塩らぁめん」も販売されていた。
「ワンタン」はオープン時にはなかったトッピングで、これも食べたいとは思ったけど…
今日は空いていて!
もし、外待ちがあって、時間が掛かりそうなら、午後の予定もあるので、諦めて、リカバリーに昨日グランドオープンした『手打ち 蓮』に行くつもりだった。
でも、これなら、『手打ち 蓮』と連食できるかもしれないので…
「ワンタン」は次回、「つけめん」が販売されるまで待つことに…
デフォの「塩らぁめん」の食券だけを買うと…
食券を回収にきたスタッフの人から厨房と対面するカウンター席10席の客席のうちの一番奥の席へと案内された。
すると、この後、続々とお客さんが来店してきて!
満席になって🈵
さらに、店内待ちも発生!
帰りには外待ちまで発生していたので、エアーポケットのような時間に来店できたってことかな😊
厨房では藤崎店主が2つラーメン丼を取り出して、熱湯を入れて、温め始めているところで…
まず、私と、私のすぐ後に入店きてきたお客さんのラーメンを2個作りするようで…
冷蔵庫の中からチャーシューの肉塊を取り出して、包丁でカットしていくと…
寸胴からスープを雪平鍋に移して、ガス台の火に掛けていく。
そうして、温めていたラーメン丼のお湯を茹で麺機の中へと入れると…
そのラーメン丼にレードルで測って、2種類のタレを分け入れていたので、どうやら「塩らぁめん」と「醤油らぁめん」の2種類のラーメンを作るみたいだね♪
さらに鶏油もレードルで測って入れていくと…
店名入りの木箱から麺を2玉取り出して、2基のテボへと入れて、タイマーをセット⏱
麺が茹で上がる前に温めていたスープをおたまで測って、ラーメン丼に注ぎ入れると…
ピピピッ♪ピッ…
1分10秒で鳴り出したタイマーを素早く止めて…
デボから麺を平ざるに移して…
チャッ!チャッ!チャッ!
チャッ!チャッ!チャッ!
湯切りされた麺がスープの張られたラーメン丼の中に収められると…
最後にトッピングの具が盛りつけられて完成した「塩らぁめん」が藤崎店主によって供された。

さらに…
ピピピッ♪ピピピッ♪ピピッ…
最初の麺上げから30秒後に鳴り出したタイマーを止めると!
先ほど同様、デボから麺を平ざるに移して…
チャッ!チャッ!チャッ!
チャッ!チャッ!チャッ!
後は同じルーティーンで作られた「醤油らぁめん」が隣のお客さんに出されていったんだけど…
「醤油らぁめん」と「塩らぁめん」では麺の茹で時間が違うんだね!
それは、麺を見て、わかった。
同じ平打ち麺ではあるけど、「醤油らぁめん」用の麺は切刃20番の中庸な太さの麺なのに、「塩らぁめん」の麺は一回り細いというか幅が狭いように見えたので…
20番の切刃を使って細出ししてきたのかなと思ったので…
後で、藤崎店主に確かめたところ…
「醤油ラーメンには20番。」
「塩ラーメンには22番と使い分けてます。」
なんて言うので…
10万円は下らないと思われる切刃を「塩らぁめん」用に、わざわざ買ったんだと思って、聞いてみると…
「いえ、何れやろうと思っていたので、最初に購入してます。」と答えてくれたけど…
20番の切刃で麺をカットすると、麺の太さ(幅)は1.5㎜。
22番は1.36㎜。
わずか0.14㎜しか変わらない…
でも、この0.1㎜で食感が変わってしまうんだよね…
ただ、わざわざ、そのために2本切刃を買う自家製麺の店も少ないと思う。
そう話すと…
「いや、でも、醤油ラーメン用に18番が欲しくて…」
なんて話していたけど…
これを聞いて、『Homemade ramen 麦苗』の深谷店主のことが脳裏をよぎった…
彼は最初、20番と14番の切刃でラーメン用、つけ麺用で使い分けるために用意。
しかし、すぐに22番が欲しくなって購入!
さらに18番も購入!
まったく、同じパターン🤣
最近は超有名店になってしまって、記帳予約制になって、食べるまでのハードルが高くなってしまったので、長い間、訪れてないけど…
今は、いくつ切刃を持ってるんだろう🤣
供された「塩らぁめん」は、大きな1枚の豚ロース肉のレアチャーシューに小ぶりな豚バラ肉のレアチャーシューが2個。
ラーメンのセンターに白髪ネギと柚子皮!
さらに、細かく刻まれたネギがスープに散りばめられた…
美しいビジュアルの塩ラーメン✨🍜


まずは、黄金色したスープをいただくと…
黒さつま鶏「黒王」、奥久慈しゃも、名古屋コーチンの3種類の地鶏のうま味が口の中に広がるスープで♪

めちゃめちゃ美味しいじゃないですか😋
冒頭でも書かせていただいたけど、水鶏スープの塩ラーメンの場合、濃厚な鶏清湯スープの美味しい塩ラーメンを出す店は何店も知っている。
しかし、淡麗な鶏清湯スープの美味しい塩ラーメンというのは、ほぼ、なかったのに…
地鶏のうま味が巧みに引き出されたスープは絶品😋
ただ、スープは「醤油らぁめん」と同じスープで作られていたので、地鶏と水だけ!
しかし、塩ダレには昆布と貝のうま味も入れられているよね…
そこで、藤崎店主に、そんな感想を話すと…
「貝は、わからない程度に使用しているのですけど…」と言っていたけど…
「貝はホタテかイタヤ貝でしょう?」
「ホンビノス貝とかの、はっきりとした味わいではなく、地鶏のうま味をサポートする役割ですよね?」と言うと…
「そうです。」
「貝はホタテの貝柱を使ってます。」
「イタヤ貝は貝のえぐ味が出てしまいますので…」と話し…
「鶏をメインに、さらに美味しくなるように、(塩ダレに)羅臼昆布と干し椎茸のうま味も入れてます。」
なんて教えてくれたけど…
地鶏のイノシン酸のうま味に羅臼昆布のグルタミン酸のうま味、干し椎茸のグアニル酸のうま味、ホタテのコハク酸のうま味を入れることで、そのうま味の相乗効果で、よりうま味の強いスープへと昇華させていた。
ただし、あくまで、主役は地鶏🐓
多くのお客さんは鶏出汁スープの塩ラーメンだろうと思うだろうし!
今年いただいた淡麗な塩ラーメンの中では一番美味しいスープだと思うし😋
一番の好み🥰
そして、こだわりの「塩らぁめん」専用麺は、たおやかで、つるモチ食感の…
やや、やわらかめの食感の麺で!

でも、「醤油らぁ麺」の麺ほどは、やわらかくはないかな…
「醤油らぁ麺」用の麺は、もっと、モッチリとした、なめらかな食感に感じられた。
醤油スープの方がカエシに使用された醤油に味醂の強いうま味があるので、少し太めで、モッチリなめらかな食感の麺を合わせることで、スープとの一体感を出していたのに対して…
繊細な塩スープには、やや、細めにすることで、こちらもスープとの一体感を感じさせようとしたんだろうと思われる。
そんな話しをすると…
「加水率も36%から34%に変えています。」
なんて話していたけど…
まだ、オープンしてから2ヶ月半なのに、ベテランの麺職人が打つような自家製麺に感じられた😯
それに、しなやかなコシも感じられる麺で…
麺の芯まで、よく茹でられた麺からは、小麦粉のうま味と甘味が感じられるのもよかったし♪
トッピングされた豚ロース肉のチャーシューは、大判で、それなりに厚みのあるもので!
肉質のいいものが使われていて!

おそらく、国産の銘柄豚のチャーシューで作られたものと思われるけど…
肉のうま味も強くて、絶品😋
このチャーシューは、今年いただいたレアチャーシューの中では一番美味しくて、クオリティの高い!
最高の逸品だと思う😋
前回いただいた「チャーシュー醤油らぁめん」に使われていた豚肩ロース肉のレアチャーシューも肉質のいいものが使われていたけど…
薄めにスライスされたもので…
薄いので、肉のうま味が思ったほど感じられなかったのに…
この変更は、めちゃくちゃ嬉しい😆
そして、豚バラ肉のレアチャーシューは、脂がしっかりと落とされていて、脂っこくないのが、個人的にはよかったし♪
ジューシーな肉のうま味を感じるレアチャーシューで、こちらも最高に美味しい😋

こちらも、前回の「チャーシュー醤油らぁめん」には豚モモ肉のレアチャーシューが使われていて…
こちらは分厚くカットされていて、肉のうま味も感じられていいとは思った♪
しかし、厚いこともあるかもしれないけど、噛みごたえがありすぎて…
そのときは、肩ロースを厚切りにして、モモは薄切りにした方がいいと思ったし…
スープに麺は、かなりクオリティが高くて美味しかったのにチャーシューは、もう一つにも感じてしまったけど…
チャーシューもハイクオリティなものになって、隙がなくなった😊
白髪ネギも細かくカットされたネギも、この塩スープとの相性はバツグンだったし♪
柚子皮の香りも合っていて!
最後は、スープの最後の一滴まで残さず飲み干して完食😋
美味しかった…
ただ、美味しかったけど、デフォルトの「醤油らぁめん」が1,100円。
「塩らぁめん」が1,200円!
今は千円の壁を超えるラーメンも出てきてはいるものの…
ここ東京・下町の亀戸で、この価格が通用するのか!?
最初に入店したときに、ノーゲストだったこともあって、ちょっと、心配したけど😅
これだけ、いい食材を使って、手間暇かけて作られたラーメンだし!
コストも掛かっているから、この価格でなければ販売もできないだろうし!
日本蕎麦の価格と比較したら、わかりやすいとはおもうけど、ぜんぜん、高くないし、納得できる価格だと思う。
ラーメンも多様化している。
醤油ラーメン一杯390円で食べられるチェーン店のラーメンもあれば、1,600円するラーメンだってある。
亀戸駅から、ここまで歩いてきても…
いや、もっと遠くからでも、わざわざ食べに来る価値のあるラーメンだと思う。
近いうちにに、また、この「塩らぁめん」をリピートで、「ワンタン」と「チャーシュー」をトッピングして食べに来ます♪
ご馳走さまでした。

メニュー:醤油らぁめん…1100円/ワンタン醤油らぁめん…1350円/チャーシュー醬油らぁめん…1450円
塩らぁめん…1200円/ワンタン塩らぁめん…1450円/チャーシュー塩らぁめん…1550円
ワンタン…250円
ご飯…150円/チャーシューご飯…380円
好み度:塩らぁめん
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本日のランチは、東京・亀戸の亀戸天神社にも近い蔵前橋通り沿いに9月16日にオープンした『麺 ふじさき』へ!
千葉県船橋市の東葉高速線・東海神駅前にある『とものもと』出身の藤崎店主が開業した店!
オープン2日目に訪れて、「チャーシュー醤油らぁめん」をいただいた。
これが、スープをリニューアルする前の『飯田商店』の地鶏と水だけで作ったスープの「醤油らぁ麺」を彷彿とさせるような味わいに感じられて🐓
黒さつま鶏「黒王」、奥久慈しゃも、名古屋コーチンの3種類の地鶏と水だけで作ったスープは、地鶏のうま味が巧みに引き出されていて…
この地鶏出汁のうま味とカエシのうま味がマリアージュしたスープはコクがあって、最高に美味しかったし😋
さらに、このスープに合わせる切刃20番の平打ちストレートの自家製麺が、また、秀逸で♪
なめらかな口当たりの、やわめでモッチリとした食感の麺で!
しなやかなコシも感じられて…
麺の芯まで、よく茹でられた麺からは、小麦粉のうま味と甘味が感じられて…
そして、何より、スープとの一体感を感じられるのがよくて♪
オープンしたばかりの新店で、こんなクオリティの高いスープと麺の醤油ラーメンが食べられるなんて驚き😯
ただ、こういう地鶏と水だけで作った水鶏スープの淡麗な味わいの美味しい醤油ラーメンを食べさせてくれる有名店は東京には多数ある。
しかし、同じ水鶏スープで作った塩ラーメンとなると、提供する店自体が少ないし…
あっても、醤油に比べると、味もクオリティも劣る店がほとんど…
唯一、美味しいと感じたのは兵庫県尼崎市にある『らぁめん矢 ロックンビリースーパーワン』くらい…
理由は、淡麗な水鶏スープでは美味しい塩ラーメンを作るのが難しいので…
醤油ラーメンは水鶏スープでも、塩ラーメンの場合は鶏出汁に魚介出汁をブレンドしたり…
あるいは、鶏出汁は使わずに、煮干しや貝出汁の塩ラーメンを提供したりしている。
実際、藤崎店主の修業先の修業先の『とものもと』だって、醤油ラーメンは地鶏出汁のスープだけど、塩ラーメンはホンビノス貝を使った貝出汁スープなので!
それで、オープン時には提供されていなかった「塩らぁめん」が、どんなスープのラーメンになって提供するのか注目していた。
しかし、なかなか提供されなくて…
ようやく提供されたのが11月21日!
「本日塩らぁめんのご用意ございます。」というTwitterのツイートがあって知った。
ただ、どんなスープなのかわからないので、11月21日に食べた人の感想をTwitterで探ると…
5件の「塩らぁめん」のツイートがあったものの、ただ、美味しかったという記述だけで、スープの出汁に関するツイートはなし…
そうして、ようやく11月28日に相互フォローさせてもらってる、なかやすさんのツイートに…
「黄金色に輝くスープは鶏の風味がダイレクトにドンと来ます😍」という一文があったのを見て、食べに行くことにした。
しかし、その翌日と、さらに、その翌日の11月29日と30日は火曜・水曜が店の定休日で食べられず…
定休日明けの12月1日は先週の土曜日のリベンジに行徳の『らー麺屋 バリバリジョニー』に行く予定をしていたので…
ようやく、行くことができたのが本日12月2日の金曜日。
11時33分に店頭にやって来ると、外待ちはなかったので入店したところ…
まさかのノーゲスト…
そして、奥にあるオープンキッチンの厨房にはコックコートをパリッと着こなした藤崎店主の他に2人のスタッフの人もいた。
店主のワンオペで時間が掛かるという藤崎店主のTwitterのツイートを見ていたので…
1人で仕込みをして、1人で営業するのは大変だろうと思っていたし…
それに、今日も満席だったりしたら、結構、待つかもと思っていたのに…
めっちゃラッキー♪
ただ、お客さんがいないのは店には痛手😥
なんて、思いながら券売機の前に立つと…

「塩らぁめん」に「ワンタン塩らぁめん」も販売されていた。
「ワンタン」はオープン時にはなかったトッピングで、これも食べたいとは思ったけど…
今日は空いていて!
もし、外待ちがあって、時間が掛かりそうなら、午後の予定もあるので、諦めて、リカバリーに昨日グランドオープンした『手打ち 蓮』に行くつもりだった。
でも、これなら、『手打ち 蓮』と連食できるかもしれないので…
「ワンタン」は次回、「つけめん」が販売されるまで待つことに…
デフォの「塩らぁめん」の食券だけを買うと…
食券を回収にきたスタッフの人から厨房と対面するカウンター席10席の客席のうちの一番奥の席へと案内された。
すると、この後、続々とお客さんが来店してきて!
満席になって🈵
さらに、店内待ちも発生!
帰りには外待ちまで発生していたので、エアーポケットのような時間に来店できたってことかな😊
厨房では藤崎店主が2つラーメン丼を取り出して、熱湯を入れて、温め始めているところで…
まず、私と、私のすぐ後に入店きてきたお客さんのラーメンを2個作りするようで…
冷蔵庫の中からチャーシューの肉塊を取り出して、包丁でカットしていくと…
寸胴からスープを雪平鍋に移して、ガス台の火に掛けていく。
そうして、温めていたラーメン丼のお湯を茹で麺機の中へと入れると…
そのラーメン丼にレードルで測って、2種類のタレを分け入れていたので、どうやら「塩らぁめん」と「醤油らぁめん」の2種類のラーメンを作るみたいだね♪
さらに鶏油もレードルで測って入れていくと…
店名入りの木箱から麺を2玉取り出して、2基のテボへと入れて、タイマーをセット⏱
麺が茹で上がる前に温めていたスープをおたまで測って、ラーメン丼に注ぎ入れると…
ピピピッ♪ピッ…
1分10秒で鳴り出したタイマーを素早く止めて…
デボから麺を平ざるに移して…
チャッ!チャッ!チャッ!
チャッ!チャッ!チャッ!
湯切りされた麺がスープの張られたラーメン丼の中に収められると…
最後にトッピングの具が盛りつけられて完成した「塩らぁめん」が藤崎店主によって供された。

さらに…
ピピピッ♪ピピピッ♪ピピッ…
最初の麺上げから30秒後に鳴り出したタイマーを止めると!
先ほど同様、デボから麺を平ざるに移して…
チャッ!チャッ!チャッ!
チャッ!チャッ!チャッ!
後は同じルーティーンで作られた「醤油らぁめん」が隣のお客さんに出されていったんだけど…
「醤油らぁめん」と「塩らぁめん」では麺の茹で時間が違うんだね!
それは、麺を見て、わかった。
同じ平打ち麺ではあるけど、「醤油らぁめん」用の麺は切刃20番の中庸な太さの麺なのに、「塩らぁめん」の麺は一回り細いというか幅が狭いように見えたので…
20番の切刃を使って細出ししてきたのかなと思ったので…
後で、藤崎店主に確かめたところ…
「醤油ラーメンには20番。」
「塩ラーメンには22番と使い分けてます。」
なんて言うので…
10万円は下らないと思われる切刃を「塩らぁめん」用に、わざわざ買ったんだと思って、聞いてみると…
「いえ、何れやろうと思っていたので、最初に購入してます。」と答えてくれたけど…
20番の切刃で麺をカットすると、麺の太さ(幅)は1.5㎜。
22番は1.36㎜。
わずか0.14㎜しか変わらない…
でも、この0.1㎜で食感が変わってしまうんだよね…
ただ、わざわざ、そのために2本切刃を買う自家製麺の店も少ないと思う。
そう話すと…
「いや、でも、醤油ラーメン用に18番が欲しくて…」
なんて話していたけど…
これを聞いて、『Homemade ramen 麦苗』の深谷店主のことが脳裏をよぎった…
彼は最初、20番と14番の切刃でラーメン用、つけ麺用で使い分けるために用意。
しかし、すぐに22番が欲しくなって購入!
さらに18番も購入!
まったく、同じパターン🤣
最近は超有名店になってしまって、記帳予約制になって、食べるまでのハードルが高くなってしまったので、長い間、訪れてないけど…
今は、いくつ切刃を持ってるんだろう🤣
供された「塩らぁめん」は、大きな1枚の豚ロース肉のレアチャーシューに小ぶりな豚バラ肉のレアチャーシューが2個。
ラーメンのセンターに白髪ネギと柚子皮!
さらに、細かく刻まれたネギがスープに散りばめられた…
美しいビジュアルの塩ラーメン✨🍜


まずは、黄金色したスープをいただくと…
黒さつま鶏「黒王」、奥久慈しゃも、名古屋コーチンの3種類の地鶏のうま味が口の中に広がるスープで♪

めちゃめちゃ美味しいじゃないですか😋
冒頭でも書かせていただいたけど、水鶏スープの塩ラーメンの場合、濃厚な鶏清湯スープの美味しい塩ラーメンを出す店は何店も知っている。
しかし、淡麗な鶏清湯スープの美味しい塩ラーメンというのは、ほぼ、なかったのに…
地鶏のうま味が巧みに引き出されたスープは絶品😋
ただ、スープは「醤油らぁめん」と同じスープで作られていたので、地鶏と水だけ!
しかし、塩ダレには昆布と貝のうま味も入れられているよね…
そこで、藤崎店主に、そんな感想を話すと…
「貝は、わからない程度に使用しているのですけど…」と言っていたけど…
「貝はホタテかイタヤ貝でしょう?」
「ホンビノス貝とかの、はっきりとした味わいではなく、地鶏のうま味をサポートする役割ですよね?」と言うと…
「そうです。」
「貝はホタテの貝柱を使ってます。」
「イタヤ貝は貝のえぐ味が出てしまいますので…」と話し…
「鶏をメインに、さらに美味しくなるように、(塩ダレに)羅臼昆布と干し椎茸のうま味も入れてます。」
なんて教えてくれたけど…
地鶏のイノシン酸のうま味に羅臼昆布のグルタミン酸のうま味、干し椎茸のグアニル酸のうま味、ホタテのコハク酸のうま味を入れることで、そのうま味の相乗効果で、よりうま味の強いスープへと昇華させていた。
ただし、あくまで、主役は地鶏🐓
多くのお客さんは鶏出汁スープの塩ラーメンだろうと思うだろうし!
今年いただいた淡麗な塩ラーメンの中では一番美味しいスープだと思うし😋
一番の好み🥰
そして、こだわりの「塩らぁめん」専用麺は、たおやかで、つるモチ食感の…
やや、やわらかめの食感の麺で!

でも、「醤油らぁ麺」の麺ほどは、やわらかくはないかな…
「醤油らぁ麺」用の麺は、もっと、モッチリとした、なめらかな食感に感じられた。
醤油スープの方がカエシに使用された醤油に味醂の強いうま味があるので、少し太めで、モッチリなめらかな食感の麺を合わせることで、スープとの一体感を出していたのに対して…
繊細な塩スープには、やや、細めにすることで、こちらもスープとの一体感を感じさせようとしたんだろうと思われる。
そんな話しをすると…
「加水率も36%から34%に変えています。」
なんて話していたけど…
まだ、オープンしてから2ヶ月半なのに、ベテランの麺職人が打つような自家製麺に感じられた😯
それに、しなやかなコシも感じられる麺で…
麺の芯まで、よく茹でられた麺からは、小麦粉のうま味と甘味が感じられるのもよかったし♪
トッピングされた豚ロース肉のチャーシューは、大判で、それなりに厚みのあるもので!
肉質のいいものが使われていて!

おそらく、国産の銘柄豚のチャーシューで作られたものと思われるけど…
肉のうま味も強くて、絶品😋
このチャーシューは、今年いただいたレアチャーシューの中では一番美味しくて、クオリティの高い!
最高の逸品だと思う😋
前回いただいた「チャーシュー醤油らぁめん」に使われていた豚肩ロース肉のレアチャーシューも肉質のいいものが使われていたけど…
薄めにスライスされたもので…
薄いので、肉のうま味が思ったほど感じられなかったのに…
この変更は、めちゃくちゃ嬉しい😆
そして、豚バラ肉のレアチャーシューは、脂がしっかりと落とされていて、脂っこくないのが、個人的にはよかったし♪
ジューシーな肉のうま味を感じるレアチャーシューで、こちらも最高に美味しい😋

こちらも、前回の「チャーシュー醤油らぁめん」には豚モモ肉のレアチャーシューが使われていて…
こちらは分厚くカットされていて、肉のうま味も感じられていいとは思った♪
しかし、厚いこともあるかもしれないけど、噛みごたえがありすぎて…
そのときは、肩ロースを厚切りにして、モモは薄切りにした方がいいと思ったし…
スープに麺は、かなりクオリティが高くて美味しかったのにチャーシューは、もう一つにも感じてしまったけど…
チャーシューもハイクオリティなものになって、隙がなくなった😊
白髪ネギも細かくカットされたネギも、この塩スープとの相性はバツグンだったし♪
柚子皮の香りも合っていて!
最後は、スープの最後の一滴まで残さず飲み干して完食😋
美味しかった…
ただ、美味しかったけど、デフォルトの「醤油らぁめん」が1,100円。
「塩らぁめん」が1,200円!
今は千円の壁を超えるラーメンも出てきてはいるものの…
ここ東京・下町の亀戸で、この価格が通用するのか!?
最初に入店したときに、ノーゲストだったこともあって、ちょっと、心配したけど😅
これだけ、いい食材を使って、手間暇かけて作られたラーメンだし!
コストも掛かっているから、この価格でなければ販売もできないだろうし!
日本蕎麦の価格と比較したら、わかりやすいとはおもうけど、ぜんぜん、高くないし、納得できる価格だと思う。
ラーメンも多様化している。
醤油ラーメン一杯390円で食べられるチェーン店のラーメンもあれば、1,600円するラーメンだってある。
亀戸駅から、ここまで歩いてきても…
いや、もっと遠くからでも、わざわざ食べに来る価値のあるラーメンだと思う。
近いうちにに、また、この「塩らぁめん」をリピートで、「ワンタン」と「チャーシュー」をトッピングして食べに来ます♪
ご馳走さまでした。

メニュー:醤油らぁめん…1100円/ワンタン醤油らぁめん…1350円/チャーシュー醬油らぁめん…1450円
塩らぁめん…1200円/ワンタン塩らぁめん…1450円/チャーシュー塩らぁめん…1550円
ワンタン…250円
ご飯…150円/チャーシューご飯…380円
好み度:塩らぁめん

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らー麺屋 バリバリジョニー【壱七】 ~宮崎のブランド地鶏である「みやざき地頭鶏」と水だけで作ったスープの「中華そば(塩)」と「中華そば(しょうゆ)」を連食🐓🍜✖➋~>>
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