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2009.02.24 ラーメン 香取
訪問日:2009年2月24日(火)

ラーメン 香取-1

昨日の2月23日に開店した新店!
「ラーメン 香取」!

荻窪の名店「二葉」他で修業を積んだ店主が開いた店だとか…

教会通りにある「二葉」の天沼店にはもう何年も行っていないけど…
ほんのりと煮干しが香る「二葉」のラーメンは好みだし…

ちょっと駅から離れているのがネックだけど…
行ってみようか…

というわけで、私がやってきたのはJR三鷹駅。
駅南口から、南下して、真っすぐに延びる「南銀」こと南銀座街を歩く。
そしてひたすら歩く…

ラーメン 香取-2

そして、「中央通り」というのが正式名称の、この南銀座街の終点になる「南銀座街入口」まで歩いて、交差する「連雀通り」を左折して進むと…
やがて通りの左側に店が見えてきた…

店の外には、お祝いの花がいっぱい!
中には、「二葉」の小林店主からのものもあった。

ラーメン 香取-3

11時52分に到着!
駅からは徒歩で15分を費やした。
ちょっと遠いかな…

店はすでに満席のようで外で3人のお客さんが待っていた…
すぐに2人が入店して、あと1人のところで、女性スタッフの方が出てきて…

「お寒いのに、わざわざご来店いただいてありがとうございます♪」

丁寧に挨拶をされてしまった。

そして、前のお客さんが入店して、1人で待っていると…
先ほどの方とは違う若い女性スタッフの方が出てきて…
「寒いので、中でお待ちください♪」

店内に招き入れられ、スツールに座るようすすめられた…

さらに…
「お寒いのにお待ちいただいたので、よかったらこれをどうぞ♪」
トッピング一品無料券を渡された!

ラーメン 香取-4

親切だし、サービスもいいね!

席が空く間に、券売機で食券を買う。
メニューは「ラーメン」1本!
後はトッピングの味玉にチャーシュー、メンマのみ。

ラーメン 香取-5

「チャーシューとメンマは最初からラーメンに入っています。味玉は入っていません。」
店の中に迎え入れてくれた女性スタッフの方から、トッピングの説明があった。

しかし、その「入っていない」と説明のあった「味玉」のボタンに×マークが赤く点灯していたのを指摘したところ…

「ごめんなさい。売り切れてしまいました…」
「私も、味玉好きなんですけど…」
「ごめんなさい。」
何度も頭を下げられて、こちらの方が恐縮してしまう…

席が空いて…
「どうぞ、こちらのお席へ♪」
今度は、最初に出てきた女性スタッフの方から呼ばれて席につく…
すかさず、水の入ったコップが出される。

そして、券を受け取ると…
「3番席のお客さまからラーメンの注文をいただきました♪」とコール!

厨房には男性3名!
恰幅のいい店主さんなのかな?
スタッフの人たちは店長と呼ばれていたこの方を中心に、若いイケメンスタッフと年配のスタッフの方がサポートするカタチでラーメンを作っていた。

店長がタレの調合から、スープをラーメン丼に注ぎ、麺を茹でるまでの一連の調理作業を一人で行なっていて…
若いスタッフは、店主の補助と盛り付けを担当。
年配のスタッフの方は、その他の雑用担当…

ただ、思ったのは、この規模の店にしてはスタッフの数が多すぎる!
これだけの人件費をかけて採算が採れるのか?
ちょっと心配になった。

最初、店主と思った人も、スタッフの人たちからは店長と呼ばれていたし…
入口の看板にも、昨日オープンしたばかりの新店にもかかわらず「三鷹本店」の名が付けられていたし…
店の内外装にもお金がかけられているし…

それに、この女性スタッフの行き届いたサービスやマナーのよさからしても…
もしかしたら、どこかの資本系がオーナーの店なのかもしれない…

ただし、この接客とマナー、サービスのよさは、とても心地いいし、味がよければ、別にチェーン店でも私は構わないけどね!

コップの水が減れば、継ぎ足してくれるし…
本当、2人の女性スタッフの接客・サービスは個人のラーメン店の域を超えている。

「次は3個行くぞ!」
店長から声が上がり、厨房の2人の男性スタッフからは「はい!」という声が上がる!

「三河屋製麺」の孔の空いたプラスチック製の麺箱から麺が取り出されると…
店長の手によって、テボの中に次々に投入されていった…

そして、タイマーがセットされ…
店長が醤油ダレをラーメン丼に入れたところで…
トラブル発生!

券売機に1万円を投入したお客さんから、食券が出ないとクレームが出た。

「店長!」
助けを求める若い女性スタッフ!

券売機の鍵をもって、駆け付ける店長…

どうやら、1万円札が機械に絡まったようだ…

とりあえず、この男性2人連れのお客さんが買おうとした「ラーメン」とトッピング「チャーシュー」の券を機械から取り出し、オーダーを入れる…

清算は現金で行なって、事なきを得たんだけど…

かわいそうに若い女性スタッフの方は…
「ラーメン」370円とトッピング「チャーシュー」130円×2人分=1,000円という…
ごく単純な計算もできなくなって…
店長に…
「電卓ありませんか~」

明らかに動揺していたよ…

おかげで被害を被ったのは、実は、今、厨房で3個作りされていた「ラーメン」を食べるお客さんだった!
私もその一人だったんだけどね…

若いイケメンのスタッフは店長が呼び出された後に、自分で判断して、醤油ダレの入ったラーメン丼に、さらに油のようなものを追加…

ここまではよかったんだけど…

「タイマーがなったら引き上げておけ!」と店長言われて…
その通りにタイマーが鳴って引き上げ、湯切りまでしたんだけど…

その後、店長をチラッとみたものの、まだトラブルが解決していなかったため、湯切りした麺の入ったテボを横に寝かせて放置してしまった…

すぐに店長は厨房に戻り…
慌ててラーメン丼にスープを注ぐと、麺を入れるよう指示があり…
放置されていたのも、実際にはわずかな時間ではあったと思うけど…

しかし、また、これからがバタバタ…

まだ、券売機のトラブルが解消されないため、店長は再度、厨房を出ていってしまい…
残った男性スタッフ2人で盛り付けが行なわれたんだけど…

年配のスタッフの方が盛り付け方法を間違えて、またここでモタモタ…

さらに、遅くなったのだから、目の前にいるお客さんに厨房から手渡しすればいいのに…
マニュアル通りなのかは知らないけど、わざわざ女性スタッフに運ばせるKYぶり…

最後に、本来は3個の中では一番先に出されるはずの私のラーメンが運ばれたのが最後になるという順番間違えのおまけ付き!

こんなドタバタで作られた「ラーメン」!

ラーメン 香取-6ラーメン 香取-7

スープは、和風出汁の風味の強いスープ!
最初に昆布に煮干しの風味が感じられた。

動物系は鶏が中心なんだろうけど、ゲンコツも使っているようで、スープの濁りがそれを示している。、
「二葉」のスープにはこんな濁りはないし、味も違う気がした。

ただ、ほんのりと煮干しが香るという点は同じだったし…
好きだな!
こういうの…

そして、問題の麺…

あんまりひどいようだったら、作り直してもらおうかとも思ったけど…

麺は、のびてはいないし、麺と麺がくっついているということもなかった。

麺自体は、こんな状態で出されたというのに、しっかりコシがあったし…
この、煮干し風味のあっさりしたスープに馴染んで美味しくいただけた!

もっといい状態で食べることができたら、もっと美味しく感じたんだろうな…
麺に悪いことをしたよ…

やっぱ、ここが減点のポイントだろうね…

味がシミシミのチャーシューも悪くない。
メンマのコリコリ感もいい!

スープは開店2日目とは思えない出来のよさだったので、麺が返す返す残念…

でも、接客もサービスもよかったからよしとしよう!
帰り掛けに…
「ありがとうございました!」
「今日は、味玉がなくてごめんなさい…」
「今度は、たくさん用意しておきますので♪」
「また、来店してください!」
「今月一杯はラーメン半額です♪」
「来月になったら、メニューもいっぱい増えますので…」

ラーメン 香取-8

明るい女性スタッフの声と笑顔に癒される…

もう一度、食べに来ようか…

ラーメン 香取-9

住所:東京都三鷹市下連雀4-7-14
電話:0422-76-5137
営業時間:11:30~15:00/17:00~21:00
休日:木曜
アクセス:JR中央線三鷹駅南口から「中央通り」を南下。「連雀通り」を左折。吉祥寺方面へ向かい左側

メニュー:ラーメン…740円(2/23~2/28の期間は半額 370円)
味玉…100円/チャーシュー…130円/メンマ…150円


好み度:ラーメンstar_s40.gif
接客・サービスstar_s50.gif
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