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2007.11.08
ラァメン家 69'N'ROLL ONE【参】
訪問日:2007年11月8日(木)

3度目の「ラァメン家 69'N'ROLL ONE」…
最初にここを訪れたのは昨年の11月24日…
この日のことは今でも鮮明に覚えている…
店に入っていくと…
店内は「シーン…」と静まりかえっている…
入口近くの自動券売機で食券を買おうとすると「1万円、5千円両替お断わり!」の貼紙…
「2号ラーメン」の食券を買い席に着いたけど…
誰も声を発しない…
時折、聞こえるのは、嶋崎店主のあの独特の麺の湯切りパフォーマンスから繰り出される「チャッ!チャッ!チャッ!」という湯切り音と、セルフで水をくむときにと水に空気が入って出る、あの「ボコッ…」という音だけ…
噂には聞いていたけど…
話しかけにくい雰囲気…
実は、この日は、どうしても嶋崎店主に聞いてみたいことがあってここを訪れたんだけど…
「2号ラーメン」は比内地鶏の鶏の旨味が溶け込んだ上質なスープで、鶏油がスープにコクを増していておいしかった!
麺も歯触りのいい滑らかなストレートの細麺で、麺自体の旨味を感じるし、スープとの相性も抜群だった。
ただ、この重苦しい雰囲気の中、どうやって話しを切り出したらいいものか…
リーゼントのロックンローラースタイルの店主…
見た目もやばそうだし…
最後の一滴までスープを飲み干し…
もう後がない状態で話を切り出した…
黙って話を聞いていた嶋崎店主が口を開いた…
真剣な眼差しでわたしの目を見て、わたしの質問に真摯に答えてくださった。
そして、自身の麺作りについて語っていただき…
さらには、2種類の麺を2玉ずつビニール袋に入れると…
「これ、持っていってください…」と…
麺までいただいてしまった…
ともに国産小麦100%の良質な粉を石臼で挽いたものを使用。
製麺所の「中根製麺」の協力もあって、試作に1年を費やし完成させたこだわりの麺!
どうもありがとうございました。
その後、お礼かたがた12月のはじめに伺い、これぞ「煮干ラーメン」という傑作をいただいんだけど…
早いもので、もう、あれから11ヵ月…
久しぶりに嶋崎店主との対面となった。
店に着くと、店の入口付近におじさんがポツンと立っている…
店内は満席なのか?
おじさんの近くに行くと…
「1万円、5千円は使えません…小銭を用意してください!」
なんだ…
店の人なのか…
店に入り、券売機で「3号味玉ラーメン」の券を買い、待合のベンチに腰を下ろす。
3人待ちだったけど、じきに席が空いた。
食券をカウンターの上に置くと、下向き加減に食券だけを見て、無言のままラーメン作りに入る嶋崎店主…
食べ終わったお客さんが席を立つ際に「ごちそうさま!」
嶋崎店主が「ありがとうございます!」
店内で交わされる会話はそれだけ…
そしてあとは沈黙…
相変わらずだね…
この雰囲気は…
嶋崎店主は、真剣にラーメン作りに取り組みたい…
そして、お客さんにも真剣に食べてもらいたい…
だから、無駄口も聞きたくないし、紙幣の両替にも応じたくない…
それが結果としてこういう環境を作らせているんだね…
ピシッと並べられたレンゲの並べ方ひとつとっても、真っすぐで几帳面!
悪くいえば神経質な嶋崎店主の性格がわかるよ。
ここは、ここを理解してくれる人だけが来てくれればいい…
だから、電話番号も非公開にし、今まで石神本への掲載も断っていたことからもうかがい知れる…
3個作りしていたラーメンができた。
2つがともに醤油味の「2号味玉ラーメン」。
1つが塩味の「3号味玉ラーメン」。

作るのを見ていたら、「2号ラーメン」と「3号ラーメン」ではタレと具だけではなく、鶏油まで違うものを使っていた。
「2号味玉ラーメン」が先客2名に配られ、「3号味玉ラーメン」がわたしのもとに…
ここではじめてわたしの顔を見て、一瞬びっくりした表情を浮かべると…
「どうも…」と頭を下げる嶋崎店主。
わたしも、あいさつをして…
「お久しぶりです…」と声を掛けようとしたのに…
もう新たなラーメン作りに入ってるよ…
黙って食べることにする…
鶏油のかおりがいい!
鶏油は2回に分けて入れていた…
最初にタレとともに丼に入れ、スープを注ぐ…
そして麺を入れた後、さらに上から振りかける…
それで、かおるのだ!
スープをレンゲですくい飲んでみる…
鶏の旨味が口いっぱいに広がる…
あとは、ほのかな魚介の風味…
鶏油がスープにコクを与えている…
過去にいただいた「2号ラーメン」に限定の「煮干ラーメン」のスープも絶品だったけど、この「3号ラーメン」も負けず劣らずうまい!
高級素材の比内地鶏の丸鶏を使っているとはいえ、これだけのスープをつくり出せるのは凄い!
麺も、何とも滑らかで、しなやかで…
よくスープを持ち上げて…さすが、凝りに凝ってつくりあげた麺!
脱帽です…
鶏のチャーシューもおいしくいただけたし、穂先メンマのやわらかい食感も最高!
比内地鶏の味玉は価格は150円と高めだけど、希少な卵だし、ありがたくいただいた。

最後に「塩もおいしいですね…」と言うと…
「いやいや…とんでもない…」と…
顔の前で手を振り否定する嶋崎店主…
謙遜されてましたが、本当においしい…
また、うまい塩ラーメンと出会えた…

住所:神奈川県相模原市上鶴間本町4-34-7 町田グリーンハイツ102
電話:店の都合により不掲載
営業時間:11:00~100食終了まで
定休日:不定休
アクセス:JR横浜線、小田急線・町田駅から徒歩8分
メニュー:2号ラーメン…700円/2号チャーシューラーメン…950円/2号味玉ラーメン…850円
3号ラーメン(塩)…700円/3号チャーシューラーメン…950円/3号味玉ラーメン…850円
好み度:3号味玉ラーメン
接客・サービス

3度目の「ラァメン家 69'N'ROLL ONE」…
最初にここを訪れたのは昨年の11月24日…
この日のことは今でも鮮明に覚えている…
店に入っていくと…
店内は「シーン…」と静まりかえっている…
入口近くの自動券売機で食券を買おうとすると「1万円、5千円両替お断わり!」の貼紙…
「2号ラーメン」の食券を買い席に着いたけど…
誰も声を発しない…
時折、聞こえるのは、嶋崎店主のあの独特の麺の湯切りパフォーマンスから繰り出される「チャッ!チャッ!チャッ!」という湯切り音と、セルフで水をくむときにと水に空気が入って出る、あの「ボコッ…」という音だけ…
噂には聞いていたけど…
話しかけにくい雰囲気…
実は、この日は、どうしても嶋崎店主に聞いてみたいことがあってここを訪れたんだけど…
「2号ラーメン」は比内地鶏の鶏の旨味が溶け込んだ上質なスープで、鶏油がスープにコクを増していておいしかった!
麺も歯触りのいい滑らかなストレートの細麺で、麺自体の旨味を感じるし、スープとの相性も抜群だった。
ただ、この重苦しい雰囲気の中、どうやって話しを切り出したらいいものか…
リーゼントのロックンローラースタイルの店主…
見た目もやばそうだし…
最後の一滴までスープを飲み干し…
もう後がない状態で話を切り出した…
黙って話を聞いていた嶋崎店主が口を開いた…
真剣な眼差しでわたしの目を見て、わたしの質問に真摯に答えてくださった。
そして、自身の麺作りについて語っていただき…
さらには、2種類の麺を2玉ずつビニール袋に入れると…
「これ、持っていってください…」と…
麺までいただいてしまった…
ともに国産小麦100%の良質な粉を石臼で挽いたものを使用。
製麺所の「中根製麺」の協力もあって、試作に1年を費やし完成させたこだわりの麺!
どうもありがとうございました。
その後、お礼かたがた12月のはじめに伺い、これぞ「煮干ラーメン」という傑作をいただいんだけど…
早いもので、もう、あれから11ヵ月…
久しぶりに嶋崎店主との対面となった。
店に着くと、店の入口付近におじさんがポツンと立っている…
店内は満席なのか?
おじさんの近くに行くと…
「1万円、5千円は使えません…小銭を用意してください!」
なんだ…
店の人なのか…
店に入り、券売機で「3号味玉ラーメン」の券を買い、待合のベンチに腰を下ろす。
3人待ちだったけど、じきに席が空いた。
食券をカウンターの上に置くと、下向き加減に食券だけを見て、無言のままラーメン作りに入る嶋崎店主…
食べ終わったお客さんが席を立つ際に「ごちそうさま!」
嶋崎店主が「ありがとうございます!」
店内で交わされる会話はそれだけ…
そしてあとは沈黙…
相変わらずだね…
この雰囲気は…
嶋崎店主は、真剣にラーメン作りに取り組みたい…
そして、お客さんにも真剣に食べてもらいたい…
だから、無駄口も聞きたくないし、紙幣の両替にも応じたくない…
それが結果としてこういう環境を作らせているんだね…
ピシッと並べられたレンゲの並べ方ひとつとっても、真っすぐで几帳面!
悪くいえば神経質な嶋崎店主の性格がわかるよ。
ここは、ここを理解してくれる人だけが来てくれればいい…
だから、電話番号も非公開にし、今まで石神本への掲載も断っていたことからもうかがい知れる…
3個作りしていたラーメンができた。
2つがともに醤油味の「2号味玉ラーメン」。
1つが塩味の「3号味玉ラーメン」。

作るのを見ていたら、「2号ラーメン」と「3号ラーメン」ではタレと具だけではなく、鶏油まで違うものを使っていた。
「2号味玉ラーメン」が先客2名に配られ、「3号味玉ラーメン」がわたしのもとに…
ここではじめてわたしの顔を見て、一瞬びっくりした表情を浮かべると…
「どうも…」と頭を下げる嶋崎店主。
わたしも、あいさつをして…
「お久しぶりです…」と声を掛けようとしたのに…
もう新たなラーメン作りに入ってるよ…
黙って食べることにする…
鶏油のかおりがいい!
鶏油は2回に分けて入れていた…
最初にタレとともに丼に入れ、スープを注ぐ…
そして麺を入れた後、さらに上から振りかける…
それで、かおるのだ!
スープをレンゲですくい飲んでみる…
鶏の旨味が口いっぱいに広がる…
あとは、ほのかな魚介の風味…
鶏油がスープにコクを与えている…
過去にいただいた「2号ラーメン」に限定の「煮干ラーメン」のスープも絶品だったけど、この「3号ラーメン」も負けず劣らずうまい!
高級素材の比内地鶏の丸鶏を使っているとはいえ、これだけのスープをつくり出せるのは凄い!
麺も、何とも滑らかで、しなやかで…
よくスープを持ち上げて…さすが、凝りに凝ってつくりあげた麺!
脱帽です…
鶏のチャーシューもおいしくいただけたし、穂先メンマのやわらかい食感も最高!
比内地鶏の味玉は価格は150円と高めだけど、希少な卵だし、ありがたくいただいた。

最後に「塩もおいしいですね…」と言うと…
「いやいや…とんでもない…」と…
顔の前で手を振り否定する嶋崎店主…
謙遜されてましたが、本当においしい…
また、うまい塩ラーメンと出会えた…

住所:神奈川県相模原市上鶴間本町4-34-7 町田グリーンハイツ102
電話:店の都合により不掲載
営業時間:11:00~100食終了まで
定休日:不定休
アクセス:JR横浜線、小田急線・町田駅から徒歩8分
メニュー:2号ラーメン…700円/2号チャーシューラーメン…950円/2号味玉ラーメン…850円
3号ラーメン(塩)…700円/3号チャーシューラーメン…950円/3号味玉ラーメン…850円
好み度:3号味玉ラーメン

接客・サービス

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