| Home |
2008.03.21
麺道 GENTEN
訪問日:2008年3月21日(金)

千葉拉麺通信のレポを見て、行ってみたいと思っていた新店!
昨年12月オープンのこちらの店は、松戸の行列店「兎に角」出身の方が開業したんだとか…
千葉拉麺通信では「ラーメン」、「つけめん」とも麺200gの普通盛で700円は高い!
という見解が示されていたし…
http://www.chibaraumen.com/report/genten.html
携帯の「超らーめんナビ」の投稿を見ると、「味が薄い」ので濃いめをリクエストしているとのカキコミもあり…
麺、スープそれぞれはうまいけど、合わせると不味いというのもあった!
しかし、まあ、「兎に角」行ってみないとね!
自分の目と舌で確かめてみないとわからないしね!
というわけで、やってきました新松戸!
こちらには、今さらながらだけど、「石神本」のニューカマーに選ばれた「麺屋 あさひ」もある。
実はこちらにも今日、セットで訪問するつもり!
駅前ロータリーを突き抜け、みずほ銀行の右脇の道を直進。
次の十字路(右手前には「コスモス」というマイナーなコンビニがある)を右折し、単線の流山鉄道の線路、武蔵野貨物線の高架を越えた、「あめりかふう通り」沿い左側に店はある。
店の入口すぐ右の場所にガラス貼りの製麺室が設けられ、外から見えるようになっている!

この設計は「兎に角」が旧店舗でやっていた手法だね!
店に入っていくと、店主ご夫妻から「いらっしゃいませ!」のハーモニー♪
入ってすぐ左の位置に自動券売機を見つけ、「味玉つけめん(普通盛200g)の食券を買って席へ…

店の奥の厨房に向かってV字型に広がる客席。
左半分がテーブル席で、右半分がカウンター席!
奥様が水の入ったコップをV字のボトムの…
入口に一番近く、厨房から一番遠い席に置く…
厨房の近くの席がよかったけど、一番近い席にはブロガーらしきご夫婦が陣取って…
「ラーメン」に「つけめん」、さらにサイドオーダーの丼ものが出される度、一眼レフのデジカメで熱心に撮影していたからね…
厨房では丁重な作業がなされている。
奥様がタレを入れた器を湯の入った鍋の中に入れて温めている。
麺が茹であがると、店主の手によって、その器にスープが注がれる。
大きな金ざるで水洗いされ、よく水切りされた麺が器に盛られると…
あらかじめステンレスのトレーの上に用意されていた具材たちがご夫婦の共同作業で盛り付けられ完成!
奥様が「味玉つけめん」を運んできてくれた。

奥様は手渡しするのではなく、また、カウンターの上ではなく、下の段に器を置く…
お客さんが熱いつけダレに触らないよう気配りがなされている…
すり鉢状の口が小さく深さのある器が使われている。
これはつけダレが冷めないための配慮…
こういう細かい気配りや配慮が嬉しい!
麺の上には、やや真ん中部分に赤みを帯びたチャーシューに幅広のメンマ、2つ割りされた味玉が載る!
見た目キレイだし、おいしそう!
まずは麺から…
小麦粉の風味が豊かな麺だ!
噛むと押し返す適度な弾力感!
モチモチとした食感で、讃岐うどんのよう!
この麺はすごい!
ここのところまた、美味しい麺と出会う機会が増えてきているけど、この麺はその中でも特に美味しい!
つけダレがまた、個性的でいい!
「兎に角」は典型的な濃厚豚骨魚介のスープだけど、こちらのスープは「鶏白湯魚介」といってもいいほど鶏の旨味がよく出ている!
特にモミジによるぬめりというか「こってり感」がすごくいい!
これだけの粘度を出すためには、かなり大量の鶏ガラ、モミジ、それに豚骨を使われなければ出せない!
それと、香味野菜の風味がスープに生かされている。
この鶏の旨味と香味野菜の風味がこのスープの特長!
オリジナリティ溢れる一杯に仕上がっている!
食べている途中で、店おすすめの「麺にレモンを搾ってお召し上がりください♪
」という食べ方をしてみると、さらに味が変化して、新しい味に遭遇できる!
真ん中が赤いチャーシューは、ローストビーフをいただいているようなしっとりとした食感がいいし…
幅広のメンマのコリコリとした歯応えもいい!
味玉の茹で加減も理想的!「兎に角」と違って、燻製玉子でないのもいい!
どうもわたしはこの燻製の薫りがスープに移るのが嫌いなのでよかった!
魚介風味が高まり戻ってきたスープ割りも美味しい!
店主は「兎に角」とは一線を画し、あえて違う味で勝負に出た…
そこで店主に、この個性的な「つけめん」の感想を話し、さらに修業先と違う味にした理由を聞いてみると…
店主からは意外な答えが返ってきた…
「ネットの情報では兎に角出身のように言われてますけど、違いますよ。」
「僕が10日ばかり兎に角さんで勉強させてもらったときに、僕の顔を見た人が勘違いして書き込んだんだとと思います。」
店主は続ける…
「僕は昨年の11月までサラリーマンしてました。」
「どこの店でも修業経験はありません。」
思ってもみない発言だった…
ただ、店主はただの素人ではない!
一部上場の某食品メーカー勤務でラーメンをはじめ食品に関する知識は深い。
店主が一番こだわるのが麺!
「麺だけは日本一や!」と豪語(?)する自家製麺は厳選された国産小麦のみを配合してつくった店主自信の作!
しかし、一方…
「まだ、スープは麺に勝ててません…」と語る関西弁で語る大阪出身の店主!
さらに、店主が好きな店にあげたのが「吉左右」に「づゅる麺 池田」!
これを聞いて、味の方向性が見えてきた!
11月に脱サラして、すぐ翌月の12月に開業!
まだ、開業からわずか3ヵ月余り…
これからのが楽しみな一店だと思う!
PS 店主の友人が大阪で「大鶴製麺処」という店を開業した!
この友人!
会社ではいっしよのプロジェクトをやっていて、同じく会社を辞めて独立したんだそう…
そしてこの店「大鶴製麺処」は、最寄りの阪急電鉄・上新庄駅までブタ臭いがするという(?)やはり関西では有名なとんこつラーメンの店「天神旗」の別ブランドの店としてデビュー!
芸人のオセロが関西ローカルの番組で紹介してブレイクした!
店主は言う!
「あいつに言ってレモンを麺に添えて出すようにさせたのは俺や!」
「大鶴製麺処!なんぼのもんじゃい!」
そう冗談まじりに言いながら、言葉とは裏腹に、明日その友人が上京して、ここ新松戸の店に来るんだと嬉しそうに語ってくれた…
大阪に行ったら、ぜひこちらの店にも寄らせてもらいましょう!

住所:千葉県松戸市新松戸3-124
電話:
営業時間:11:30~14:00/17:30~20:00
休日:日曜・月曜
アクセス:JR常磐線、武蔵野線新松戸駅から徒歩5分

メニュー:つけ麺(200g)…700円/味玉つけ麺…800円/チャーシューつけ麺…1000円/全部のせつけ麺…1200円
大盛(300g)…100円増し/特盛(400g)…200円増し
割りご飯…100円
らぁ麺(200g)…700円/味玉らぁ麺…800円/チャーシューらぁ麺…1000円/全部のせらぁ麺…1200円
大盛(300g)…100円増し
チャーシューへたれ丼…350円
評価:味玉つけ麺
接客・サービス

千葉拉麺通信のレポを見て、行ってみたいと思っていた新店!
昨年12月オープンのこちらの店は、松戸の行列店「兎に角」出身の方が開業したんだとか…
千葉拉麺通信では「ラーメン」、「つけめん」とも麺200gの普通盛で700円は高い!
という見解が示されていたし…
http://www.chibaraumen.com/report/genten.html
携帯の「超らーめんナビ」の投稿を見ると、「味が薄い」ので濃いめをリクエストしているとのカキコミもあり…
麺、スープそれぞれはうまいけど、合わせると不味いというのもあった!
しかし、まあ、「兎に角」行ってみないとね!
自分の目と舌で確かめてみないとわからないしね!
というわけで、やってきました新松戸!
こちらには、今さらながらだけど、「石神本」のニューカマーに選ばれた「麺屋 あさひ」もある。
実はこちらにも今日、セットで訪問するつもり!
駅前ロータリーを突き抜け、みずほ銀行の右脇の道を直進。
次の十字路(右手前には「コスモス」というマイナーなコンビニがある)を右折し、単線の流山鉄道の線路、武蔵野貨物線の高架を越えた、「あめりかふう通り」沿い左側に店はある。
店の入口すぐ右の場所にガラス貼りの製麺室が設けられ、外から見えるようになっている!

この設計は「兎に角」が旧店舗でやっていた手法だね!
店に入っていくと、店主ご夫妻から「いらっしゃいませ!」のハーモニー♪
入ってすぐ左の位置に自動券売機を見つけ、「味玉つけめん(普通盛200g)の食券を買って席へ…

店の奥の厨房に向かってV字型に広がる客席。
左半分がテーブル席で、右半分がカウンター席!
奥様が水の入ったコップをV字のボトムの…
入口に一番近く、厨房から一番遠い席に置く…
厨房の近くの席がよかったけど、一番近い席にはブロガーらしきご夫婦が陣取って…
「ラーメン」に「つけめん」、さらにサイドオーダーの丼ものが出される度、一眼レフのデジカメで熱心に撮影していたからね…
厨房では丁重な作業がなされている。
奥様がタレを入れた器を湯の入った鍋の中に入れて温めている。
麺が茹であがると、店主の手によって、その器にスープが注がれる。
大きな金ざるで水洗いされ、よく水切りされた麺が器に盛られると…
あらかじめステンレスのトレーの上に用意されていた具材たちがご夫婦の共同作業で盛り付けられ完成!
奥様が「味玉つけめん」を運んできてくれた。

奥様は手渡しするのではなく、また、カウンターの上ではなく、下の段に器を置く…
お客さんが熱いつけダレに触らないよう気配りがなされている…
すり鉢状の口が小さく深さのある器が使われている。
これはつけダレが冷めないための配慮…
こういう細かい気配りや配慮が嬉しい!
麺の上には、やや真ん中部分に赤みを帯びたチャーシューに幅広のメンマ、2つ割りされた味玉が載る!
見た目キレイだし、おいしそう!
まずは麺から…
小麦粉の風味が豊かな麺だ!
噛むと押し返す適度な弾力感!
モチモチとした食感で、讃岐うどんのよう!
この麺はすごい!
ここのところまた、美味しい麺と出会う機会が増えてきているけど、この麺はその中でも特に美味しい!
つけダレがまた、個性的でいい!
「兎に角」は典型的な濃厚豚骨魚介のスープだけど、こちらのスープは「鶏白湯魚介」といってもいいほど鶏の旨味がよく出ている!
特にモミジによるぬめりというか「こってり感」がすごくいい!
これだけの粘度を出すためには、かなり大量の鶏ガラ、モミジ、それに豚骨を使われなければ出せない!
それと、香味野菜の風味がスープに生かされている。
この鶏の旨味と香味野菜の風味がこのスープの特長!
オリジナリティ溢れる一杯に仕上がっている!
食べている途中で、店おすすめの「麺にレモンを搾ってお召し上がりください♪
」という食べ方をしてみると、さらに味が変化して、新しい味に遭遇できる!
真ん中が赤いチャーシューは、ローストビーフをいただいているようなしっとりとした食感がいいし…
幅広のメンマのコリコリとした歯応えもいい!
味玉の茹で加減も理想的!「兎に角」と違って、燻製玉子でないのもいい!
どうもわたしはこの燻製の薫りがスープに移るのが嫌いなのでよかった!
魚介風味が高まり戻ってきたスープ割りも美味しい!
店主は「兎に角」とは一線を画し、あえて違う味で勝負に出た…
そこで店主に、この個性的な「つけめん」の感想を話し、さらに修業先と違う味にした理由を聞いてみると…
店主からは意外な答えが返ってきた…
「ネットの情報では兎に角出身のように言われてますけど、違いますよ。」
「僕が10日ばかり兎に角さんで勉強させてもらったときに、僕の顔を見た人が勘違いして書き込んだんだとと思います。」
店主は続ける…
「僕は昨年の11月までサラリーマンしてました。」
「どこの店でも修業経験はありません。」
思ってもみない発言だった…
ただ、店主はただの素人ではない!
一部上場の某食品メーカー勤務でラーメンをはじめ食品に関する知識は深い。
店主が一番こだわるのが麺!
「麺だけは日本一や!」と豪語(?)する自家製麺は厳選された国産小麦のみを配合してつくった店主自信の作!
しかし、一方…
「まだ、スープは麺に勝ててません…」と語る関西弁で語る大阪出身の店主!
さらに、店主が好きな店にあげたのが「吉左右」に「づゅる麺 池田」!
これを聞いて、味の方向性が見えてきた!
11月に脱サラして、すぐ翌月の12月に開業!
まだ、開業からわずか3ヵ月余り…
これからのが楽しみな一店だと思う!
PS 店主の友人が大阪で「大鶴製麺処」という店を開業した!
この友人!
会社ではいっしよのプロジェクトをやっていて、同じく会社を辞めて独立したんだそう…
そしてこの店「大鶴製麺処」は、最寄りの阪急電鉄・上新庄駅までブタ臭いがするという(?)やはり関西では有名なとんこつラーメンの店「天神旗」の別ブランドの店としてデビュー!
芸人のオセロが関西ローカルの番組で紹介してブレイクした!
店主は言う!
「あいつに言ってレモンを麺に添えて出すようにさせたのは俺や!」
「大鶴製麺処!なんぼのもんじゃい!」
そう冗談まじりに言いながら、言葉とは裏腹に、明日その友人が上京して、ここ新松戸の店に来るんだと嬉しそうに語ってくれた…
大阪に行ったら、ぜひこちらの店にも寄らせてもらいましょう!

住所:千葉県松戸市新松戸3-124
電話:
営業時間:11:30~14:00/17:30~20:00
休日:日曜・月曜
アクセス:JR常磐線、武蔵野線新松戸駅から徒歩5分

メニュー:つけ麺(200g)…700円/味玉つけ麺…800円/チャーシューつけ麺…1000円/全部のせつけ麺…1200円
大盛(300g)…100円増し/特盛(400g)…200円増し
割りご飯…100円
らぁ麺(200g)…700円/味玉らぁ麺…800円/チャーシューらぁ麺…1000円/全部のせらぁ麺…1200円
大盛(300g)…100円増し
チャーシューへたれ丼…350円
評価:味玉つけ麺

接客・サービス

スポンサーサイト
| Home |