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訪問日:2020年9月14日(月)

本日のランチは、仙台市の北西部に位置する標高1175メートルの泉ヶ岳に上っていく山岳ロード沿いの「泉ヶ岳スキー場」の手前2㎞という場所にある『麺匠 独眼流』へ!
仙台出身の元イタリアンの料理人である諏訪店主が昨年の9月21日にオープンして、もうすぐ、開店1周年を迎える店。
こんな辺鄙な場所でやっていけるんだろうか?
誰もがそう思うような場所に店を構えた諏訪店主!
昨年の9月にオープンした直後に訪問して「醤油らぁ麺」をいただいたときには、私もそう思った。
諏訪店主の作るラーメンは、青森シャモロック、比内地鶏、名古屋コーチンといったブランド地鶏にイベリコ豚、真昆布などの高級食材を使ったスープのラーメンで!
このスープに合わせる麺は、北海道産小麦粉が使われた、なめらかな食感で、しなやかなコシもある自家製麺で!
仙台で食べたラーメンでは、ずば抜けた美味しさのラーメンだった😋
ただ、そうは思ったけど…
よほど、有名な店ならともかく、仙台では無名のラーメン店が、この場所まで、お客さんを呼べるのか?
だから、4月に仙台に移住してきて…
一番、気になっていた店だったので、早々に訪ねた。
そうして、いただいた「塩らぁ麺」は、青森シャモロックと比内地鶏の地鶏と水だけで作った究極の塩ラーメンに変貌していた。
そして、これが、清湯スープのラーメンなのに鶏が濃厚な濃厚鶏清湯スープのラーメンで!
これだけ美味しいスープのラーメンを食べさせてくれる店は全国的に見ても少ない…
突き抜けた味わいのラーメンで絶品😋
この一杯に魅せられて、すぐに再訪。
以降、あまり同じ店に訪問することのない私が十数回も店を訪れているけど…
諏訪店主の作るラーメンは、どんなに時間とお金をかけても食べに行きたい…
それだけの価値のある一杯!
なぜ、こんな場所に店を建てたのか!?
何度か通ううちに、その答えがわかった。
だから、もし、2017年にガイドブックが刊行されて以来、発刊されていない「ミシュランガイド宮城」が次に発刊されることがあるとしたら…
おそらく、ビブグルマンではなく、いきなり星を獲得するんじゃないかと思っている。
そんな店で、「味噌らぁ麺」が提供されているようで…
ただ、「味噌らぁ麺」は、味噌の風味が強すぎて、出汁のうま味がわかりにくくなるし…
味噌ラーメンは、やっぱり、寒い時期に食べたい!
冬に札幌で食べる味噌ラーメンは至福の味わい😌
しかし、どんな札幌の名店の味噌ラーメンであっても、夏の暑い時期に熱したラードで熱々の味噌ラーメンは食べたくはないので☀😵💦
涼しくなったら、食べに行こう!
なんて思っていたら…
先週まで30℃越えの日が続いた仙台!
水曜日には34℃もあった気温が、今週になると、ぐぐっと下がって…
今日は20℃!
でも、過ごしやすい気候になっただけで、まだ、熱々の味噌ラーメンが食べたいとは思わなかったけど…
諏訪店主が、どんな味噌ラーメンを作ってくるのかにも興味があったので、食べに行くことにした。
そうして、上り坂の山道を駆け上がるようにして、車を疾走させて🚙💨
店に到着したのは10時30分を少し回った時刻!
こちらの店の開店時刻は11時!
しかし、土日はもちろん、平日でも、開店前に店頭のウェルカムボードに名前と人数、車のナンバーを書いて待つお客さんが何組もいるので…
最近は開店を30分ほど前倒しして、10時30分頃に早開けして開店しているという情報を聞いていたので…
今日は早めに出発!
しかし、滅多にないことだけど、スープ不出来による臨時休業なんてこともないわけじゃないので、店に向かう途中で諏訪店主のTwitterをチェックしたしたところ…
朝の7時51分に、本日は仕入れの都合上、開店が11時30分になるというツイートをしていた。
しまった😣
出発する前にチェックするべきだった。
と言っても後の祭り😓
引き返してもしょうがない。
ゆっくり、山の自然の中で待てばいい…
そう思って、やって来たところ…
10台停まれる駐車場には、すでに2台の乗用車が停まっていた。
駐車して、店頭のボードに記入して車の中で待っていると、この先はスキー場しかない山道を登って、続々と車が駐車場に入ってきて…
8台の車が駐車したところで、11時8分にコックコートを纏った諏訪店主と茶衣着姿の奥さまが店の中でから現れて、暖簾が掛けられたので…
結果的には、早く来て、正解だったかも♪
車から出て、記名順に入店。
3組目の5番目に入店して、券売機で「フォアグラと鴨の味噌らぁ麺」と命名された味噌ラーメンの食券を購入して席へ。

しかし、この味噌ラーメン…
券売機のボタンには…
「独眼流の新しい味噌らぁ麺の形」
「ザ・味噌ラーメンとはまったくちがいます」なんて書かれていて…
価格も1,500円するし…
でも、高級食材のフォアグラがトッピングされているみたいだから…
どんなラーメンが出てくるんだろう?
そんなことを思いながら、目の前のオープンキッチンの厨房の中で、諏訪店主がワンオペでラーメンを作るのを見ていると…
まず、ポールで待っていた3人組のお客さんのうちの2人が注文した「独眼流つけ麺」が作られたんだけど…
このつけ麺は、スゴくこっていて…
詳しくは、過去のブログ記事をご覧いただければ、おわかりになると思いますけど…
こりすぎていて、作るのが大変😞💦
でも、これが出されたお客さんは、これが初「独眼流つけ麺」だったようで…
まず、ワンタンの皮を半分に切ったくらいの超幅広の麺と太麺の2種類の麺が合い盛りされた丼が出されて驚いて😮
「醤油」味と「塩」味の2つのつけ汁が出されて驚いて🤣
さらに、「あつもり」の味付けられた細麺に、最後に鰹節を削り掛けられたものが提供されて、三度「oh!」を繰り返して驚いていて😅
さらに、食べて…
「うまい♪」と言って驚いていたけど…
「味噌らぁ麺」だけではなく、「つけ麺」も、これが「独眼流の新しいつけ麺の形」であり!
「ザ・つけ麺とはまったくちがいます」というもので、これは絶対に一度は食べておきたい逸品♪
そして、この後、ポールの3人組のうちの唯一の女性のお客さんに「フォアグラと鴨の味噌らぁ麺」が作られたんだけど…
これが、また、作るのが大変そうで😞💦
スープを鍋に移して、特製の味噌ダレを入れて調合して、ガス台の火にかけていくと…
フライパンでフォアグラをソテー🔥
低温調理したと思われる鴨肉を包丁でカットしたかと思うと…
麺を大鍋でに泳がせるようにして茹でていって…
この作業を一人で、素早くこなしていく…
そうして、盛りつけを済ませると、ミルに入ったブラックペッパーをガリガリと削りかけて…
ドライトマトのソースが鴨肉とフォアグラに掛けられると…
最後に、パルミジャーノ・レッジャーノがチーズグレーターで削り掛けて、「フォアグラと鴨の味噌らぁ麺」を完成させると…
さらに「醤油らぁ麺」と「削りたて鰹節茶漬け」が作られて…
先客に出されたところで…
ふっと、息を吐く諏訪店主!
「つけ麺が大変なところにきて、味噌もオペレーションが大変そうですね(汗)」と言うと…
「土日の一巡目なんて、全員が味噌だったから、息つく暇もなかったですよ…」
軽く額に汗を滲ませながら、そう話す諏訪店主…
そして、この後、先ほどと同じルーティーンで作られた「フォアグラと鴨の味噌らぁ麺」が完成すると…
諏訪店主自らの手で、あらかじめレンゲと箸と箸置きがセットされた木製のトレイの上にサーブされた。


フォアグラのソテーに低温調理された鴨ロースと鴨のササミが載せられて…
その上にドライトマトソースが掛けられて…
さらに、アスパラ、小松菜、アーリーレッドの野菜がトッピングされた…
色鮮やかで、美しいビジュアルの「独眼流味噌らぁ麺」♪
濃い褐色のスープの色からも、赤味噌ベースの味噌ダレが使われているのは明白だったので…
諏訪店主に…
「これ、仙台味噌ベースなんですか!?」と聞くと…
「そうですよ。」と答えが返ってきて…
この仙台味噌がベースになった…
芳醇に味噌が香るスープをいただくと…

甘味控えめの、やや、辛味の強めの味噌味のスープで!
しかし、思ったほど味噌は主張せず、青森シャモロックと比内地鶏で出汁を引いた地鶏出汁のうま味も感じられる♪
でも、そうは言っても、諏訪店主の作る濃厚で、うま味いっぱいの地鶏出汁を感じるところまではいかないので…
地鶏を感じたいなら、やっぱり「塩らぁ麺」か「醤油らぁ麺」だね…
ただ、このスープ…
最初は和風の味わいなのに…
鴨とフォアグラに掛けられたドライトマトのソースにブラックペッパー、パルミジャーノ・レッジャーノのチーズの風味が加わることで洋風な味わいに味変していって…
飲み始めと最後では、味わいが変わっていくのが面白い♪
そして、「ザ・味噌ラーメンとはまったくちがいます」という謳い文句だったけど…
確かに、仙台味噌とは同じ米味噌が使われても、赤味噌ではなく白味噌主体に数種類の味噌をブレンドして…
さらに、そこに、玉ねぎや人参などの野菜やりんごなどの果物をすりおろして入れた味噌ダレを使って…
熱々のラードを掛けて、こってりとした味わいに仕上げたスタンダードな札幌味噌ラーメンのスープなどとは、まったく違う味わいのスープだった。
麺も、札幌味噌ラーメンには定番となっている縮れの強い、黄色い色した卵麺などではなく、平打ちの中太ストレートの麺が使われていて…
茹で時間で調整したのか!?
やや、硬質に感じられる…
アルデンテに茹でられたパスタのような食感の麺は、この味噌スープに適度に絡んでくれて、美味しく食べさせてくれたし😋

表面がカリッと焼かれたフォアグラのソテーは、「フォアグラ・ド・カナール」だね!
鴨のフォアグラは、ガチョウのフォアグラである「フォアグラ・ド・オア」のように濃厚なコクは感じられないけど、あん肝のような、なめらかな食感で、ガチョウのフォアグラに比べて、くどくないので、個人的には好みだし♪

甘みと酸味のあるドライトマトソースがフォアグラのソテーとはバツグンの相性で!
このソースのおかげで、より美味しくいただけたし😋
低温調理したと思われる鴨ロースは、火入れが絶妙で!
これ以上、火を入れてしまうと、カタくなってしまう…
しかし、これ以上レアだと、噛みきりにくくなってしまうギリギリのところを狙ってきていて…
なめらかで、しっとりとした極上の食感に仕上げられていて…

噛めば、ジューシーな鴨ムネ肉のうま味が滲み出てくる逸品で♪
最高に美味しい😋
アスパラガスは、あえて、長く茹でたのか!?
シャキッとした食感ではなく、やわらかめの食感に仕上げられていて、アスパラガスの甘味を感じられてよかったし♪
小松菜は、小松菜らしいシャキシャキとした食感に仕上げられていて!
アスパラガスとの食感の違いを楽しめたし♪
確かに、他にはない「独眼流」ののオンリーワンな「味噌らぁ麺」でした。
仙台味噌ベースの和風スープにパスタのような平打ち麺が合わせられて🍝
フォアグラのソテーに低温調理された鴨ロース🦆
そして、その上にドライトマトソースとパルミジャーノ・レッジャーノが掛けられた和と伊がコラボした味噌ラーメン🇯🇵🇮🇹
やっぱり、これも、わざわざ、ここに来て、食べる価値のある一杯でした😋
普通は、ここで、ご馳走さまするところだけど…
諏訪店主から…
「これ、食べてみませんか!?」
そう言ってすすめられたのは、卓上に小さなPOPが置かれていた「雲丹そば」!
券売機にボタンがなかったので、気づかなかった。
「ミョウバン不使用の甘い雲丹の出汁に喉越し良い冷やし麺でどうぞ!」
こんなことが書かれていたら、食べないわけにはいかないよね♪

というわけで、現金で支払いをして、お願いすると…
通常の半分ほどの麺を計量して、すばやく茹でて、冷水で〆た麺が雲丹出汁と絡められて完成した「雲丹そば」が出されたんだけど…


麺の上に少量の低温調理された豚モモ肉のレアチャーシューの切れ端と酢橘が載せられた…
ラーメンというよりは「和え玉」といった感じの一杯!
麺に雲丹出汁が絡めてあるので、そのまま、いただくと…
「塩水うに」が使われているからか!?
POPにあった通り、ミョウバンの苦味に臭みも感じられない雲丹本来のうま味が感じられて!
めっちゃ美味しい😋
酢橘を搾れば、爽やかな味わいになって、二度美味しいが楽しめたし♪
ご馳走さまでした。
PS 「夜のらぁ麺は鯛のスープになります」というPOPが券売機の横に貼ってあった。
これは、先週から金・土・日の17時から19時に営業する夜営業のラーメンのスープの説明。

これは、最初に諏訪店主が『麺匠 独眼流』を静岡県の浜松に2014年2月17日にオープンした後…
セカンドブレンドの店として『麺匠 独眼流』の入るテナントの一軒間を置いた隣に2016年5月19日にオープンさせた『閉ざされたドアの向こうに』という屋号の店で提供されていた鯛ラーメン!
昼に出される地鶏100%スープのラーメンもいいけど!
夜の鯛100%スープのラーメンもいいよね♪
トッピングに今日いただいた絶品の鴨ロースが載るみたいだし🦆
次回は、これに決まり♪

メニュー:醤油らぁ麺…1000円/塩らぁ麺…1000円
独眼流つけ麺(麺三昧仕立て)…1500円/フォアグラと鴨の味噌らぁ麺…1500円
雲丹そば(ラーメン等をご注文頂いた方のみ)…450円
夜の醤油らぁ麺…1000円/夜の塩らぁ麺…1000円
トッピング
チャーシュー…300円
削りたて鰹節茶づけ…400円/チャーシュー丼…400円/お子様ラーメン…500円
好み度:フォアグラと鴨の味噌らぁ麺
雲丹そば
接客・サービス
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本日のランチは、仙台市の北西部に位置する標高1175メートルの泉ヶ岳に上っていく山岳ロード沿いの「泉ヶ岳スキー場」の手前2㎞という場所にある『麺匠 独眼流』へ!
仙台出身の元イタリアンの料理人である諏訪店主が昨年の9月21日にオープンして、もうすぐ、開店1周年を迎える店。
こんな辺鄙な場所でやっていけるんだろうか?
誰もがそう思うような場所に店を構えた諏訪店主!
昨年の9月にオープンした直後に訪問して「醤油らぁ麺」をいただいたときには、私もそう思った。
諏訪店主の作るラーメンは、青森シャモロック、比内地鶏、名古屋コーチンといったブランド地鶏にイベリコ豚、真昆布などの高級食材を使ったスープのラーメンで!
このスープに合わせる麺は、北海道産小麦粉が使われた、なめらかな食感で、しなやかなコシもある自家製麺で!
仙台で食べたラーメンでは、ずば抜けた美味しさのラーメンだった😋
ただ、そうは思ったけど…
よほど、有名な店ならともかく、仙台では無名のラーメン店が、この場所まで、お客さんを呼べるのか?
だから、4月に仙台に移住してきて…
一番、気になっていた店だったので、早々に訪ねた。
そうして、いただいた「塩らぁ麺」は、青森シャモロックと比内地鶏の地鶏と水だけで作った究極の塩ラーメンに変貌していた。
そして、これが、清湯スープのラーメンなのに鶏が濃厚な濃厚鶏清湯スープのラーメンで!
これだけ美味しいスープのラーメンを食べさせてくれる店は全国的に見ても少ない…
突き抜けた味わいのラーメンで絶品😋
この一杯に魅せられて、すぐに再訪。
以降、あまり同じ店に訪問することのない私が十数回も店を訪れているけど…
諏訪店主の作るラーメンは、どんなに時間とお金をかけても食べに行きたい…
それだけの価値のある一杯!
なぜ、こんな場所に店を建てたのか!?
何度か通ううちに、その答えがわかった。
だから、もし、2017年にガイドブックが刊行されて以来、発刊されていない「ミシュランガイド宮城」が次に発刊されることがあるとしたら…
おそらく、ビブグルマンではなく、いきなり星を獲得するんじゃないかと思っている。
そんな店で、「味噌らぁ麺」が提供されているようで…
ただ、「味噌らぁ麺」は、味噌の風味が強すぎて、出汁のうま味がわかりにくくなるし…
味噌ラーメンは、やっぱり、寒い時期に食べたい!
冬に札幌で食べる味噌ラーメンは至福の味わい😌
しかし、どんな札幌の名店の味噌ラーメンであっても、夏の暑い時期に熱したラードで熱々の味噌ラーメンは食べたくはないので☀😵💦
涼しくなったら、食べに行こう!
なんて思っていたら…
先週まで30℃越えの日が続いた仙台!
水曜日には34℃もあった気温が、今週になると、ぐぐっと下がって…
今日は20℃!
でも、過ごしやすい気候になっただけで、まだ、熱々の味噌ラーメンが食べたいとは思わなかったけど…
諏訪店主が、どんな味噌ラーメンを作ってくるのかにも興味があったので、食べに行くことにした。
そうして、上り坂の山道を駆け上がるようにして、車を疾走させて🚙💨
店に到着したのは10時30分を少し回った時刻!
こちらの店の開店時刻は11時!
しかし、土日はもちろん、平日でも、開店前に店頭のウェルカムボードに名前と人数、車のナンバーを書いて待つお客さんが何組もいるので…
最近は開店を30分ほど前倒しして、10時30分頃に早開けして開店しているという情報を聞いていたので…
今日は早めに出発!
しかし、滅多にないことだけど、スープ不出来による臨時休業なんてこともないわけじゃないので、店に向かう途中で諏訪店主のTwitterをチェックしたしたところ…
朝の7時51分に、本日は仕入れの都合上、開店が11時30分になるというツイートをしていた。
しまった😣
出発する前にチェックするべきだった。
と言っても後の祭り😓
引き返してもしょうがない。
ゆっくり、山の自然の中で待てばいい…
そう思って、やって来たところ…
10台停まれる駐車場には、すでに2台の乗用車が停まっていた。
駐車して、店頭のボードに記入して車の中で待っていると、この先はスキー場しかない山道を登って、続々と車が駐車場に入ってきて…
8台の車が駐車したところで、11時8分にコックコートを纏った諏訪店主と茶衣着姿の奥さまが店の中でから現れて、暖簾が掛けられたので…
結果的には、早く来て、正解だったかも♪
車から出て、記名順に入店。
3組目の5番目に入店して、券売機で「フォアグラと鴨の味噌らぁ麺」と命名された味噌ラーメンの食券を購入して席へ。

しかし、この味噌ラーメン…
券売機のボタンには…
「独眼流の新しい味噌らぁ麺の形」
「ザ・味噌ラーメンとはまったくちがいます」なんて書かれていて…
価格も1,500円するし…
でも、高級食材のフォアグラがトッピングされているみたいだから…
どんなラーメンが出てくるんだろう?
そんなことを思いながら、目の前のオープンキッチンの厨房の中で、諏訪店主がワンオペでラーメンを作るのを見ていると…
まず、ポールで待っていた3人組のお客さんのうちの2人が注文した「独眼流つけ麺」が作られたんだけど…
このつけ麺は、スゴくこっていて…
詳しくは、過去のブログ記事をご覧いただければ、おわかりになると思いますけど…
こりすぎていて、作るのが大変😞💦
でも、これが出されたお客さんは、これが初「独眼流つけ麺」だったようで…
まず、ワンタンの皮を半分に切ったくらいの超幅広の麺と太麺の2種類の麺が合い盛りされた丼が出されて驚いて😮
「醤油」味と「塩」味の2つのつけ汁が出されて驚いて🤣
さらに、「あつもり」の味付けられた細麺に、最後に鰹節を削り掛けられたものが提供されて、三度「oh!」を繰り返して驚いていて😅
さらに、食べて…
「うまい♪」と言って驚いていたけど…
「味噌らぁ麺」だけではなく、「つけ麺」も、これが「独眼流の新しいつけ麺の形」であり!
「ザ・つけ麺とはまったくちがいます」というもので、これは絶対に一度は食べておきたい逸品♪
そして、この後、ポールの3人組のうちの唯一の女性のお客さんに「フォアグラと鴨の味噌らぁ麺」が作られたんだけど…
これが、また、作るのが大変そうで😞💦
スープを鍋に移して、特製の味噌ダレを入れて調合して、ガス台の火にかけていくと…
フライパンでフォアグラをソテー🔥
低温調理したと思われる鴨肉を包丁でカットしたかと思うと…
麺を大鍋でに泳がせるようにして茹でていって…
この作業を一人で、素早くこなしていく…
そうして、盛りつけを済ませると、ミルに入ったブラックペッパーをガリガリと削りかけて…
ドライトマトのソースが鴨肉とフォアグラに掛けられると…
最後に、パルミジャーノ・レッジャーノがチーズグレーターで削り掛けて、「フォアグラと鴨の味噌らぁ麺」を完成させると…
さらに「醤油らぁ麺」と「削りたて鰹節茶漬け」が作られて…
先客に出されたところで…
ふっと、息を吐く諏訪店主!
「つけ麺が大変なところにきて、味噌もオペレーションが大変そうですね(汗)」と言うと…
「土日の一巡目なんて、全員が味噌だったから、息つく暇もなかったですよ…」
軽く額に汗を滲ませながら、そう話す諏訪店主…
そして、この後、先ほどと同じルーティーンで作られた「フォアグラと鴨の味噌らぁ麺」が完成すると…
諏訪店主自らの手で、あらかじめレンゲと箸と箸置きがセットされた木製のトレイの上にサーブされた。


フォアグラのソテーに低温調理された鴨ロースと鴨のササミが載せられて…
その上にドライトマトソースが掛けられて…
さらに、アスパラ、小松菜、アーリーレッドの野菜がトッピングされた…
色鮮やかで、美しいビジュアルの「独眼流味噌らぁ麺」♪
濃い褐色のスープの色からも、赤味噌ベースの味噌ダレが使われているのは明白だったので…
諏訪店主に…
「これ、仙台味噌ベースなんですか!?」と聞くと…
「そうですよ。」と答えが返ってきて…
この仙台味噌がベースになった…
芳醇に味噌が香るスープをいただくと…

甘味控えめの、やや、辛味の強めの味噌味のスープで!
しかし、思ったほど味噌は主張せず、青森シャモロックと比内地鶏で出汁を引いた地鶏出汁のうま味も感じられる♪
でも、そうは言っても、諏訪店主の作る濃厚で、うま味いっぱいの地鶏出汁を感じるところまではいかないので…
地鶏を感じたいなら、やっぱり「塩らぁ麺」か「醤油らぁ麺」だね…
ただ、このスープ…
最初は和風の味わいなのに…
鴨とフォアグラに掛けられたドライトマトのソースにブラックペッパー、パルミジャーノ・レッジャーノのチーズの風味が加わることで洋風な味わいに味変していって…
飲み始めと最後では、味わいが変わっていくのが面白い♪
そして、「ザ・味噌ラーメンとはまったくちがいます」という謳い文句だったけど…
確かに、仙台味噌とは同じ米味噌が使われても、赤味噌ではなく白味噌主体に数種類の味噌をブレンドして…
さらに、そこに、玉ねぎや人参などの野菜やりんごなどの果物をすりおろして入れた味噌ダレを使って…
熱々のラードを掛けて、こってりとした味わいに仕上げたスタンダードな札幌味噌ラーメンのスープなどとは、まったく違う味わいのスープだった。
麺も、札幌味噌ラーメンには定番となっている縮れの強い、黄色い色した卵麺などではなく、平打ちの中太ストレートの麺が使われていて…
茹で時間で調整したのか!?
やや、硬質に感じられる…
アルデンテに茹でられたパスタのような食感の麺は、この味噌スープに適度に絡んでくれて、美味しく食べさせてくれたし😋

表面がカリッと焼かれたフォアグラのソテーは、「フォアグラ・ド・カナール」だね!
鴨のフォアグラは、ガチョウのフォアグラである「フォアグラ・ド・オア」のように濃厚なコクは感じられないけど、あん肝のような、なめらかな食感で、ガチョウのフォアグラに比べて、くどくないので、個人的には好みだし♪

甘みと酸味のあるドライトマトソースがフォアグラのソテーとはバツグンの相性で!
このソースのおかげで、より美味しくいただけたし😋
低温調理したと思われる鴨ロースは、火入れが絶妙で!
これ以上、火を入れてしまうと、カタくなってしまう…
しかし、これ以上レアだと、噛みきりにくくなってしまうギリギリのところを狙ってきていて…
なめらかで、しっとりとした極上の食感に仕上げられていて…

噛めば、ジューシーな鴨ムネ肉のうま味が滲み出てくる逸品で♪
最高に美味しい😋
アスパラガスは、あえて、長く茹でたのか!?
シャキッとした食感ではなく、やわらかめの食感に仕上げられていて、アスパラガスの甘味を感じられてよかったし♪
小松菜は、小松菜らしいシャキシャキとした食感に仕上げられていて!
アスパラガスとの食感の違いを楽しめたし♪
確かに、他にはない「独眼流」ののオンリーワンな「味噌らぁ麺」でした。
仙台味噌ベースの和風スープにパスタのような平打ち麺が合わせられて🍝
フォアグラのソテーに低温調理された鴨ロース🦆
そして、その上にドライトマトソースとパルミジャーノ・レッジャーノが掛けられた和と伊がコラボした味噌ラーメン🇯🇵🇮🇹
やっぱり、これも、わざわざ、ここに来て、食べる価値のある一杯でした😋
普通は、ここで、ご馳走さまするところだけど…
諏訪店主から…
「これ、食べてみませんか!?」
そう言ってすすめられたのは、卓上に小さなPOPが置かれていた「雲丹そば」!
券売機にボタンがなかったので、気づかなかった。
「ミョウバン不使用の甘い雲丹の出汁に喉越し良い冷やし麺でどうぞ!」
こんなことが書かれていたら、食べないわけにはいかないよね♪

というわけで、現金で支払いをして、お願いすると…
通常の半分ほどの麺を計量して、すばやく茹でて、冷水で〆た麺が雲丹出汁と絡められて完成した「雲丹そば」が出されたんだけど…


麺の上に少量の低温調理された豚モモ肉のレアチャーシューの切れ端と酢橘が載せられた…
ラーメンというよりは「和え玉」といった感じの一杯!
麺に雲丹出汁が絡めてあるので、そのまま、いただくと…
「塩水うに」が使われているからか!?
POPにあった通り、ミョウバンの苦味に臭みも感じられない雲丹本来のうま味が感じられて!
めっちゃ美味しい😋
酢橘を搾れば、爽やかな味わいになって、二度美味しいが楽しめたし♪
ご馳走さまでした。
PS 「夜のらぁ麺は鯛のスープになります」というPOPが券売機の横に貼ってあった。
これは、先週から金・土・日の17時から19時に営業する夜営業のラーメンのスープの説明。

これは、最初に諏訪店主が『麺匠 独眼流』を静岡県の浜松に2014年2月17日にオープンした後…
セカンドブレンドの店として『麺匠 独眼流』の入るテナントの一軒間を置いた隣に2016年5月19日にオープンさせた『閉ざされたドアの向こうに』という屋号の店で提供されていた鯛ラーメン!
昼に出される地鶏100%スープのラーメンもいいけど!
夜の鯛100%スープのラーメンもいいよね♪
トッピングに今日いただいた絶品の鴨ロースが載るみたいだし🦆
次回は、これに決まり♪

メニュー:醤油らぁ麺…1000円/塩らぁ麺…1000円
独眼流つけ麺(麺三昧仕立て)…1500円/フォアグラと鴨の味噌らぁ麺…1500円
雲丹そば(ラーメン等をご注文頂いた方のみ)…450円
夜の醤油らぁ麺…1000円/夜の塩らぁ麺…1000円
トッピング
チャーシュー…300円
削りたて鰹節茶づけ…400円/チャーシュー丼…400円/お子様ラーメン…500円
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