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2009.01.20
十三(とみ)
訪問日:2009年1月20日(火)

「十三」と書けば…
大阪ならば、「じゅうそう」と読むだろう…
でも、東京・西早稲田にあるこちらの「そば・うどん」の店の屋号は「とみ」!
ちなみに、パソコン等で「じゅうそう」を漢字変換すると「十三」と出てくるけど、「とみ」で「十三」にはならない…
この「十三(とみ)」という店の存在を教えてくれたのが、ともに「はないち」ファンの大豆さん!
なんでも、店主が「東池袋大勝軒」の山岸大将と友達だったとかで…
「もりそば」のつくり方を教えてもらった店主が、ランチタイム限定で「つけ麺」を出すんだとか…
しかも、近くにある「べんてん」と味は双璧ときては…
佐野実さん風に言えば…
「そば屋がつくる大勝軒直伝の美味いつけ麺だと…」
「面白いじゃねーか!」
というわけで…
やってきた「十三(とみ)」!
店の場所は、電車だと、高田馬場駅と東京メトロ副都心線の西早稲田駅、雑司が谷駅を結んだ三角形の真ん中辺り…
明治通りと新目白通りが交差する「高戸橋」交差点近く!
路面電車の都電を使って、「面影橋」で行くのが、一番近い…
13時40分過ぎに到着!
店の外には、「昼だけの特別メニュー」として、「中華つけ麺」に「野菜つけ麺」の紹介があった。

先客は3名!
うち2名は「つけ麺」を食べていた!
水の入ったコップを持ってきた女性店員さんに、わたしも「中華つけ麺」を注文!
「中盛までは無料でできます♪」というので…
「どれくらいの量です?」と聞き返したところ…
「これくらいの丼に、すりきりいっぱいぐらい…」と身振り手振りで説明してくれた…
「じゃあ、中盛で!」とお願いして、できるのを待つ…
この店は、そば屋で、ラーメン屋ではないから、カウンターでお客さんと向き合って商売するという形態ではない。
厨房はクローズで、中の様子を窺い知ることはできない…
そこで、トイレに行くふりをして席を立ち、トイレの横から見える厨房の中を覗いてみたところ…
厨房の中にいたのは、店主ではなく…
オバちゃんがひとり…
「つけ麺」を作っていた…
席に戻ると…
ちょうど3名の来客があって、うち2名が注文したのが「中華つけ麺」に「野菜つけ麺」だった!
やはり、「つけ麺」の評判はいいみたいだ♪
「お待ちどうさまでした♪」
女性店員さんが、お盆に載せられた「中華つけ麺」を運んできてくれた。

いっしょに載せられていたのが、何か液体の入った透明の容器2つと一味唐辛子の入った小瓶…
一つは酢だと瞬時にわかったけど、赤黒い色をした容器は何?醤油?
そこでその容器を指して…
「これ、何が入っているんですか!?」と聞いてみると…
「つけダレのタレです!」という…
「味が薄いようだったら、入れてください」と…
実はこれが、後に威力を発揮する!
まずは麺から…
自家製麺だというこちらの店の麺は、見た目、「東池袋大勝軒」と同じ切り刃17番の中太ストレート麺!
もちもちとした食感の麺は、味も食感も「東池袋大勝軒」のそれに似ている…
大豆さんが美味しいと言うだけのものはある!
つけダレにつけて食べてみる…
この粘度のない、さっぱりめのつけダレも「東池袋大勝軒」風といえばそうなのかもしれないけど…
決定的な違いは、甘酸っぱくないこと!
もちろん、砂糖に酢も使われている。
しかし、「東池袋大勝軒」に比べると、かなり控えめ…
その替わり、辛味も控えめだから…
それで、辛味がほしい場合は一味唐辛子…
酸味がほしい場合は酢を足して、好みの味に調整できるようにしているんだね。
私は、甘酸っぱい「つけ麺」のつけダレはあまり好みじゃないので…
「東池袋大勝軒」の味よりも、こちらの店の味の方が好み!
それに、昆布に鯖節、鰹節の出汁の旨味がよく出ていて…
思った以上に美味しくいただけた。
もうひとつ、優れた点は容器に入れられ、継ぎ足すことのできる醤油ベースの「つけダレのタレ」の存在!
いつも「東池袋大勝軒」系の店に行って思うことは、麺の水切りの悪さ!
つけダレに水気のある麺をつけて食べるのだから、食べ進めるうちにどうしても、つけダレは薄まってしまう…
そこにきて、水切りが悪ければ、それを加速させてしまう…
その欠点を解消したのが、この「つけダレのタレ」を食べている途中で継ぎ足すという方法!
ただ、温かくはないので、継ぎ足すことにより、つけダレをより冷ませてしまうというリスクはあるけどね…
チャーシューに固茹での茹で玉子は「東池袋大勝軒」と変わらず、期待するのは禁物…
ただし、一部の「東池袋大勝軒」の店で経験したチャーシューの臭みはなかった…
決定的に違ったのは「スープ割り」の味!
正確にいうと…
こちらの店では「スープ割り」をやっていなかったので…
「そば湯」をもらって…
大豆さんに教えてもらった「そば湯割り」にして飲んだんだけど…
「そば湯」で割っただけでも、じゅうぶんに美味しくいただくことができた。

私は、何度も「東池袋大勝軒」系の店で「スープ割り」をしてもらって落胆を繰り返している…
「スープ割り」で飲むには、あまりにも甘味、酸味が強すぎる!
私は、「スープ割り」は「つけ麺」を食べる上では欠かせない重要なファクターだと思っている。
なので、この、あまりにも甘酸っぱすぎて飲めない「スープ割り」がだんだんと許せなくなって…
今では「東池袋大勝軒」系の店に行く機会には「中華そば」しか食べないようになった…
そういう意味で「東池袋大勝軒」よりも個人的には気に入った!
ただ、「べんてん」と比べるのはどうかな?
前回の「べんてん」で食べたものよりは上ではあるけれど…
今まで、「べんてん」の田中店主には何度も美味しい一杯をつくってもらっているからね…
今、流行の「豚骨魚介」の濃厚な「つけめん」に飽きた人の目には、この「さっぱり」とした「つけ麺」は新鮮に映ると思うけど!

住所:東京都新宿区西早稲田3-30-22 第2荻生ビル1F
電話:03-3208-3738
営業時間:11:00~14:30(ランチタイム)
休日:日曜
アクセス:JR山手線、西武新宿線・高田馬場駅から徒歩12分。
都電荒川線・面影橋駅、学習院下駅から徒歩4分
メニュー:中華つけ麺…750円/野菜つけ麺…750円
評価:中華つけ麺
接客・サービス

「十三」と書けば…
大阪ならば、「じゅうそう」と読むだろう…
でも、東京・西早稲田にあるこちらの「そば・うどん」の店の屋号は「とみ」!
ちなみに、パソコン等で「じゅうそう」を漢字変換すると「十三」と出てくるけど、「とみ」で「十三」にはならない…
この「十三(とみ)」という店の存在を教えてくれたのが、ともに「はないち」ファンの大豆さん!
なんでも、店主が「東池袋大勝軒」の山岸大将と友達だったとかで…
「もりそば」のつくり方を教えてもらった店主が、ランチタイム限定で「つけ麺」を出すんだとか…
しかも、近くにある「べんてん」と味は双璧ときては…
佐野実さん風に言えば…
「そば屋がつくる大勝軒直伝の美味いつけ麺だと…」
「面白いじゃねーか!」
というわけで…
やってきた「十三(とみ)」!
店の場所は、電車だと、高田馬場駅と東京メトロ副都心線の西早稲田駅、雑司が谷駅を結んだ三角形の真ん中辺り…
明治通りと新目白通りが交差する「高戸橋」交差点近く!
路面電車の都電を使って、「面影橋」で行くのが、一番近い…
13時40分過ぎに到着!
店の外には、「昼だけの特別メニュー」として、「中華つけ麺」に「野菜つけ麺」の紹介があった。

先客は3名!
うち2名は「つけ麺」を食べていた!
水の入ったコップを持ってきた女性店員さんに、わたしも「中華つけ麺」を注文!
「中盛までは無料でできます♪」というので…
「どれくらいの量です?」と聞き返したところ…
「これくらいの丼に、すりきりいっぱいぐらい…」と身振り手振りで説明してくれた…
「じゃあ、中盛で!」とお願いして、できるのを待つ…
この店は、そば屋で、ラーメン屋ではないから、カウンターでお客さんと向き合って商売するという形態ではない。
厨房はクローズで、中の様子を窺い知ることはできない…
そこで、トイレに行くふりをして席を立ち、トイレの横から見える厨房の中を覗いてみたところ…
厨房の中にいたのは、店主ではなく…
オバちゃんがひとり…
「つけ麺」を作っていた…
席に戻ると…
ちょうど3名の来客があって、うち2名が注文したのが「中華つけ麺」に「野菜つけ麺」だった!
やはり、「つけ麺」の評判はいいみたいだ♪
「お待ちどうさまでした♪」
女性店員さんが、お盆に載せられた「中華つけ麺」を運んできてくれた。

いっしょに載せられていたのが、何か液体の入った透明の容器2つと一味唐辛子の入った小瓶…
一つは酢だと瞬時にわかったけど、赤黒い色をした容器は何?醤油?
そこでその容器を指して…
「これ、何が入っているんですか!?」と聞いてみると…
「つけダレのタレです!」という…
「味が薄いようだったら、入れてください」と…
実はこれが、後に威力を発揮する!
まずは麺から…
自家製麺だというこちらの店の麺は、見た目、「東池袋大勝軒」と同じ切り刃17番の中太ストレート麺!
もちもちとした食感の麺は、味も食感も「東池袋大勝軒」のそれに似ている…
大豆さんが美味しいと言うだけのものはある!
つけダレにつけて食べてみる…
この粘度のない、さっぱりめのつけダレも「東池袋大勝軒」風といえばそうなのかもしれないけど…
決定的な違いは、甘酸っぱくないこと!
もちろん、砂糖に酢も使われている。
しかし、「東池袋大勝軒」に比べると、かなり控えめ…
その替わり、辛味も控えめだから…
それで、辛味がほしい場合は一味唐辛子…
酸味がほしい場合は酢を足して、好みの味に調整できるようにしているんだね。
私は、甘酸っぱい「つけ麺」のつけダレはあまり好みじゃないので…
「東池袋大勝軒」の味よりも、こちらの店の味の方が好み!
それに、昆布に鯖節、鰹節の出汁の旨味がよく出ていて…
思った以上に美味しくいただけた。
もうひとつ、優れた点は容器に入れられ、継ぎ足すことのできる醤油ベースの「つけダレのタレ」の存在!
いつも「東池袋大勝軒」系の店に行って思うことは、麺の水切りの悪さ!
つけダレに水気のある麺をつけて食べるのだから、食べ進めるうちにどうしても、つけダレは薄まってしまう…
そこにきて、水切りが悪ければ、それを加速させてしまう…
その欠点を解消したのが、この「つけダレのタレ」を食べている途中で継ぎ足すという方法!
ただ、温かくはないので、継ぎ足すことにより、つけダレをより冷ませてしまうというリスクはあるけどね…
チャーシューに固茹での茹で玉子は「東池袋大勝軒」と変わらず、期待するのは禁物…
ただし、一部の「東池袋大勝軒」の店で経験したチャーシューの臭みはなかった…
決定的に違ったのは「スープ割り」の味!
正確にいうと…
こちらの店では「スープ割り」をやっていなかったので…
「そば湯」をもらって…
大豆さんに教えてもらった「そば湯割り」にして飲んだんだけど…
「そば湯」で割っただけでも、じゅうぶんに美味しくいただくことができた。

私は、何度も「東池袋大勝軒」系の店で「スープ割り」をしてもらって落胆を繰り返している…
「スープ割り」で飲むには、あまりにも甘味、酸味が強すぎる!
私は、「スープ割り」は「つけ麺」を食べる上では欠かせない重要なファクターだと思っている。
なので、この、あまりにも甘酸っぱすぎて飲めない「スープ割り」がだんだんと許せなくなって…
今では「東池袋大勝軒」系の店に行く機会には「中華そば」しか食べないようになった…
そういう意味で「東池袋大勝軒」よりも個人的には気に入った!
ただ、「べんてん」と比べるのはどうかな?
前回の「べんてん」で食べたものよりは上ではあるけれど…
今まで、「べんてん」の田中店主には何度も美味しい一杯をつくってもらっているからね…
今、流行の「豚骨魚介」の濃厚な「つけめん」に飽きた人の目には、この「さっぱり」とした「つけ麺」は新鮮に映ると思うけど!

住所:東京都新宿区西早稲田3-30-22 第2荻生ビル1F
電話:03-3208-3738
営業時間:11:00~14:30(ランチタイム)
休日:日曜
アクセス:JR山手線、西武新宿線・高田馬場駅から徒歩12分。
都電荒川線・面影橋駅、学習院下駅から徒歩4分
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採点:★★★★ |
メニュー:中華つけ麺…750円/野菜つけ麺…750円
評価:中華つけ麺

接客・サービス

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大豆
おぉ!早くも来店ですね!!
ラーメン屋と違ってカエシの精神が息づいてるんですかねぇ~
酸味は特に弱めですよねぇ~
しかし蕎麦屋ってのがあまりにもファンタジーww
3月から2ヶ月間、高田馬場勤務なので
また食べるのが楽しみです!もちろん!べんてんにも行きますよ!
ラーメン屋と違ってカエシの精神が息づいてるんですかねぇ~
酸味は特に弱めですよねぇ~
しかし蕎麦屋ってのがあまりにもファンタジーww
3月から2ヶ月間、高田馬場勤務なので
また食べるのが楽しみです!もちろん!べんてんにも行きますよ!
ramen151e
大豆さん…
どうもです!
そば屋で中華麺を出す店は私も知っています。
【やぶ善】「つけ中華」
http://ramen151e.blog71.fc2.com/blog-entry-255.html
ただし、つけダレは日本蕎麦の「もりそば」のつけダレを使います。
なので、本格的な「つけ麺」を出す店はこちらだけですね…
神楽坂で、日本蕎麦屋さんからラーメン屋に転身して昨年9月に開店させたという情報を得ましたので、近いうちに行ってみるつもりです。
どうもです!
そば屋で中華麺を出す店は私も知っています。
【やぶ善】「つけ中華」
http://ramen151e.blog71.fc2.com/blog-entry-255.html
ただし、つけダレは日本蕎麦の「もりそば」のつけダレを使います。
なので、本格的な「つけ麺」を出す店はこちらだけですね…
神楽坂で、日本蕎麦屋さんからラーメン屋に転身して昨年9月に開店させたという情報を得ましたので、近いうちに行ってみるつもりです。
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