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訪問日:2019年11月11日(月)

今夜のディナーは、昨夜に続いて11月10日・11日の2日間、『零一弐三』の厨房を間借りして特別営業している『麺屋 謝』へ!
『麺屋 一燈』グループ出身のリョーマくんこと福長龍馬さんが故郷の青森県に今年の6月28日にオープンさせた店!
リョーマくんが、まだ、『麺屋 一燈』グループ直営だった『豚骨一燈』に在籍していたときに、彼の作る「煮干しそば」を食べて!
これが、かなり美味しい煮干しラーメンだったので、その後、何度も食べに行った♪
だから、オープンを知って、すぐにでも行ってみたいと思っていたくせに…
青森は遠くて、未だに訪問できていない…
そうしているうちに、11月に入ってしまい、今年度中の訪問は難しくなってしまったところに…
朗報が入ってきた♪
昨夜の「煮干しそば」のスープは、少しおとなしめに感じられたけど…
それでも、十分に美味しいスープだったし😋
久しぶりにリョーマくんの作る煮干しラーメンを食べることができて!
めちゃめちゃ嬉しかった♪
そうして、2日目の今夜、提供されるのは「地鶏そば」!
これは、『麺屋 一燈』グループ時代は煮干しの限定しか出していなかったリョーマくんが、店を開業するに当たって考案した新メニューで!
地元・青森県の地鶏である「青森シャモロック」と隣県の秋田県の地鶏であり、日本を代表する地鶏でもある「比内地鶏」の2つのブランド地鶏で出汁を引いて!
水と地鶏だけで作ったスープのラーメン!
兵庫県の尼崎に店を移転したレジェンドが神奈川県の相模原で作り上げて!
それを継承した湯河原の巨匠がブレイクさせた!
この水鶏スープの醤油ラーメンは全国を席捲!
多くのラーメン店がリスペクトした!
しかし、シンプルではあるけど、それだけに誤魔化しがきかないスープで!
とても難しい…
だから、リョーマくんが独学で、どこまで、この難しいスープを作り上げることができたのか!?
ただ、あまり、ハードルを上げてしまってはいけないので、おおらかな気持ちで『零一弐三』へと向かう!
そして、東葉高速鉄道・東海神駅前にある店へと、開店30分前の17時45分にやって来ると…
11人もの先客が待っていた。
そして、その行列の中には、『麺屋 謝』の青森の実店舗にも訪問していて…
昨日も開店2時間15分前の16時から並んで、2番目で待っていた『麺屋 一燈』グループのご常連の方の姿はあったものの1人だけ…
昨日の日曜日は、17時30分までに並んだ15人のほとんどのお客さんは『麺屋 一燈』グループの常連のお客さんばっかりで!
ここは新小岩かと思うほどだったのに🤣
それでも、今日も昨夜同様、18時15分の開店時間に30人を集めて開店したときには、『麺屋 一燈』グループの常連さんも7人ほどは来店!
ただし、昨夜は30人中、20人以上がそうだったので、今夜は3分の1ほど…
そうして、開店時間になると、今日も昨日に続いて、『麺屋 謝』のリョーマくんこと福長店主に『零一弐三』のしょーくんこと池田店主が店の中から出てきて…
早くから行列を作って開店を待っていたお客さんへの感謝の言葉と、簡単に挨拶があって、開店♪
先頭のお客さんから順番に入店していって、券売機で食券を買って、席へと着いていく。
そうして、私の番になって、購入したのは「地鶏そば」の食券2枚と「鶏もも炙り」の食券!

今夜のメニューは、『麺屋 謝』でレギュメニューで出されているリョーマくん作の「地鶏そば(醤油)」と「地鶏そば(塩)」のラーメン2種類と…
しょーくんが作ったトッピングの「鶏もも炙り」にサイドメニューの「地鶏スープのバターライス」!
そして、2種類のラーメンは、先着20人までは連食可能!
その代わり、連食する人は「地鶏スープのバターライス」は注文不可。
これが、今夜のメニュー選択のルールで、しょーくんがTwitterでツイートしていた。
私は12番だったので、ラーメンを連食することにして、「地鶏スープのバターライス」は諦めた。
そして、ウェイティングのベンチに座って、少し待つうちに席も空いた。
カウンターの上にプラスチックの食券というよりは食札と言った方が適切かもしれない食券を置くと…
食券を回収にきたしょーくんから…
「塩からでいいですか?」
「鶏もも炙りは、どっちに入れますか?」と聞かれて…
「地鶏そば(塩)」か先で、トッピングの「鶏もも炙り」も「地鶏そば(塩)」に入れてもらうようお願いした。
厨房では、リョーマくんがスープを温め!
麺を茹でて、ほぼ、ワンオペでラーメン作りをしていて!


そうして、どんどんと作られた2種類のラーメンが完成すると、順番に出されていって…
私にも、先に出してもらうようにお願いした「地鶏そば(塩)」が完成して出された。


豚肩ロース肉と鶏ムネ肉の紅白のレアレアチャーシューにトッピングした「鶏もも炙り」、小口切りされた長ネギに小ネギが盛りつけられた塩ラーメン!
まずは、キラキラと鶏油が煌めく、黄金色したスープをいただくと…

比内地鶏と青森シャモロックの地鶏のうま味が口の中に広がるスープで…
濃密で、スープに厚みがあって…
「何、これ…」
「めちゃめちゃ美味しい♪」
驚いて、思わず、そんな言葉を発すると…
しょーくんから…
「そうでしょう!」
「スゴく美味しいんですよ♪」
「俺も、こんな美味しいと思ってなかったので、驚きました。」
「煮干しなんかいいから、これ一本でやればいいんですよ!」
これを聞いていたリョーマくんからは…
「いや、煮干しメインでやってますので…」と言って、小さな声で抗議していたけど🤣
驚かされたのは、鶏清湯スープなのに濃厚な出汁が出ていたこと!
そして、地鶏の出汁のうま味が上手く引き出されていたこと!
比内地鶏と青森シャモロックという…
どちらも、大変、高価なブランド地鶏で!
そんな地鶏をふんだんに使って、出汁を引くわけにもいかないだろうし…
そうなると、せっかく高価な地鶏を使っても、美味しくない…
尼崎のレジェンドのように比内地鶏の丸鶏を使わず、ガラだけで…
しかも、そんなに量を使わないのに極上の味わいの出汁スープが作れる達人もいる…
しかし、これを真似て作った店のスープをいただいたことがあるけど…
感じられたのは生揚げ醤油と鶏油のうま味だけ…
地鶏の出汁のうま味は、ほとんど感じられない…
お湯のようなスープだったので…
せっかく、いい地鶏を使っていても、出汁のうま味が出ていなかったら…
正直、スープを飲むまでは心配していた…
しかし、かなり材料を使って…
これだけ地鶏のうま味が出たスープに仕上げてくるとは…
しかも、水と鶏だけで作ったスープの塩ラーメンというのは、とても難しくて!
水鶏スープのラーメンは醤油ラーメンのみの品揃えという店がほとんどで!
塩ラーメンは、水と鶏だけではなく、貝や節や煮干しなどの魚貝出汁のうま味を加えているのに…
でも、これを本当に独学で作り上げたのたろうか!?
そこで、リョーマくんに…
「このスープ、めちゃめちゃ美味しいけど、これ、誰のレシピ!?」と聞いてみると…
「いや、自分で、いろいろ工夫して作りました。」と言っていたけど…
『麺屋 一燈』グループの各店で修業して、実際、鶏出汁スープを炊いた経験もあるから、スープを炊く時間や温度はわかっているだろうけど…
お世辞抜きに美味しいし😋
私の中では、水と鶏だけで作る塩ラーメンでは、全国でも間違いなく5本の指に入ってくるスープだと思う。
そして、この絶品の水鶏スープに合わされた麺は…
スープも具のチャーシューもリョーマくんが作ったものだったけど、これだけは、しょーくんが打った自家製麺で!

これは、昨年末に、しょーくんが鶏清湯スープのラーメンを店で限定でやったときに打った平打ちの加水率35%の麺で!
いい小麦粉で作ったこともあるけど、スープとも合っていて、いい出来の麺だったと自画自賛していたほどの麺で!
今回、この麺を、この「地鶏のそば」のスープに合わせてみるつもりだと…
昨夜、「煮干しそば」を食べているときに、しょーくんから聞かされていた。
食べてみると…
つるっとした食感の啜り心地のいい中加水麺で!
しなやかなコシも感じられるのがいい♪
ただ、1分30秒間で、リョーマくんによって茹でられた麺は、やや、硬質に感じられて…
個人的には、もう少し長めに茹でてもらった方がよかったので、それをリョーマくんに言うと…
「いや、僕が1分30秒で茹でるように言ったんです。」としょーくんに言われてしまったんだけど😅
まあ、これは、個人の嗜好の問題で!
私は、この麺だったら、もっと、麺の芯まで、しっかりと茹でて、やや、やわめに感じられるくらいの方が好きかな♪
でも、この麺!
昨日の「煮干しそば」のときの麺も小麦粉のうま味の感じられる麺だったけど…
今日の麺は、昨日の麺に比べて、さらに小麦粉のうま味が強く感じられたので、それを、しょーくんに言うと…
「当たり前ですよ!」
「高い小麦粉使っているんですから…」と言われてしまったんだけど😅
美味しい麺だったし、スープとも、よく合っていた♪
トッピングした「鶏もも炙り」は、鶏モモ肉のタタキのような味と食感のもので!
それなりに歯応えのあるものだったけど…

噛む度に、鶏モモ肉のうま味が滲み出てきて…
超絶美味しかったので♪
「以前にも、しょーくんかみ作った、この鶏モモ肉の炙りを食べたけど、これ、めちゃめちゃ美味しい♪」と言うと…
「こんなの、適当に作っただけですよ…」
そんな、ひねくれたことを言っていたけど…
渡仏して、フレンチレストランで修業経験のあるフレンチの料理人でもある、しょーくんの作る肉料理はマジで美味しいんだよね♪
でも、リョーマくんの作った豚肩ロースのレアチャーシューだって美味しい😋
それに、しっとりとした食感に仕上げられていて、食感もよかったし♪

鶏ムネ肉のレアチャーシューも、やわらかくて、しっとりとした食感に仕上げられていて…
それに、スパイシーに味付けられた味付けもよかったし♪
そうして、麺と具を食べ終えたところで…
少し早めに、今夜2杯目になる「地鶏そば(醤油)」が着丼!


こちらも、具は「地鶏そば(塩)」と同じ、豚肩ロース肉と鶏ムネ肉の紅白のレアチャーシュー2種と小口切りされた長ネギ、小口ネギが載せられた醤油ラーメン!
まずは、醤油が芳醇に香るスープをいただくと…

こちらのスープからも比内地鶏と青森シャモロックの地鶏のうま味が、よく感じられて!
さらに、生揚げ醤油メインに何種類かの醤油をブレンドしたカエシのうま味も感じられて…
先ほどは、地鶏のうま味がストレートに感じられたのに対して…
こちらは、地鶏とカエシのうま味のコンビネーションで食べさせるスープで!
「塩」もよかったけど♪
この「醤油」スープも、最高に美味しい😋
どっちが美味しいかと問われても、どちらと決められない…
どちらも、めちゃめちゃ美味しいスープに仕上げられていた😋
しかし、「塩」を食べて、絶対「醤油」も美味しいのは、確信していたけど…
醤油のカエシの選定もとてもよかったし♪
麺も、先ほどよりも、気持ち、やわらかく茹でられたみたいで…
やっぱり、この方が、好みだし♪

それに、この方が、もっと、小麦粉のうま味が強く感じられるような気がしたし♪
それと、これは、醤油スープということもあったとは思われるけど、より、スープとの一体感が感じられて、トータルでは、醤油の方が好みかも♪
豚肩ロースのレアチャーシューに鶏ムネ肉のレアチャーシューは、先ほどと同様、どちらも、しっとりとした食感に仕上げられていたし!
豚肩ロース肉のレアチャーシューは、肉のうま味か感じられて♪

鶏ムネ肉のレアチャーシューは、スパイシーな味付けがよくて😋
どちらも、トッピングしても食べるべき逸品に思えたし♪
そうして、麺と具を食べ終えたところで…
先ほど、まだ、残っていた「地鶏そば(塩)」のスープを飲んでみたところ…
少しスープが冷めて…
しかし、最初に飲んだ熱々のスープに比べて、地鶏のがよく感じられるようになって…
改めて、やっぱり「塩」もいいなと思ったし!
でも、「塩」のスープを飲み干して、最後に「醤油」のスープをいただくと…
やっぱり、どっちも美味しい♪
これは、青森の店に行ったら、どっちにするか、マジで迷う🤔
じゃあ、2杯食べればいいじゃないと言われそうだけど…
本人が言ってるように、こちら『麺屋 謝』は「煮干しそば」がメインの店だし!
それに、今回提供された淡麗な「煮干しそば」の他に「濃厚煮干しそば」もあって!
さらに、時折、伊勢海老のガラを使って炊いたスープの「伊勢海老そば」の限定もあるので…
でも、今回は、少し長めの休みをとって、東京に来たのに…
こうして、昔、お世話になった『麺屋 一燈』グループのお客さんのために、日・月と夜営業しない『零一弐三』の厨房を借りて、ラーメンを食べさせてくれて!
そして、『零一弐三』のしょーくんも、そんな機会をつくるために、厨房を貸すだけではなく、自らも厨房に立ってお手伝いしてくれて…
本当にありがとうございます。
福長店主!
青森は雪が深いので!
もし、雪で営業できない期間があるなら、ぜひ、関東のどこかの店を借りて、出稼ぎ出店してきてください😊
ご馳走さまでした。

メニュー:地鶏そば(醤油)…850円/地鶏そば(塩)…850円
鶏もも炙り…200円
地鶏スープのバターライス…150円
味玉…100円/海苔…50円
好み度:地鶏そば(塩)
地鶏そば(醤油)
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今夜のディナーは、昨夜に続いて11月10日・11日の2日間、『零一弐三』の厨房を間借りして特別営業している『麺屋 謝』へ!
『麺屋 一燈』グループ出身のリョーマくんこと福長龍馬さんが故郷の青森県に今年の6月28日にオープンさせた店!
リョーマくんが、まだ、『麺屋 一燈』グループ直営だった『豚骨一燈』に在籍していたときに、彼の作る「煮干しそば」を食べて!
これが、かなり美味しい煮干しラーメンだったので、その後、何度も食べに行った♪
だから、オープンを知って、すぐにでも行ってみたいと思っていたくせに…
青森は遠くて、未だに訪問できていない…
そうしているうちに、11月に入ってしまい、今年度中の訪問は難しくなってしまったところに…
朗報が入ってきた♪
昨夜の「煮干しそば」のスープは、少しおとなしめに感じられたけど…
それでも、十分に美味しいスープだったし😋
久しぶりにリョーマくんの作る煮干しラーメンを食べることができて!
めちゃめちゃ嬉しかった♪
そうして、2日目の今夜、提供されるのは「地鶏そば」!
これは、『麺屋 一燈』グループ時代は煮干しの限定しか出していなかったリョーマくんが、店を開業するに当たって考案した新メニューで!
地元・青森県の地鶏である「青森シャモロック」と隣県の秋田県の地鶏であり、日本を代表する地鶏でもある「比内地鶏」の2つのブランド地鶏で出汁を引いて!
水と地鶏だけで作ったスープのラーメン!
兵庫県の尼崎に店を移転したレジェンドが神奈川県の相模原で作り上げて!
それを継承した湯河原の巨匠がブレイクさせた!
この水鶏スープの醤油ラーメンは全国を席捲!
多くのラーメン店がリスペクトした!
しかし、シンプルではあるけど、それだけに誤魔化しがきかないスープで!
とても難しい…
だから、リョーマくんが独学で、どこまで、この難しいスープを作り上げることができたのか!?
ただ、あまり、ハードルを上げてしまってはいけないので、おおらかな気持ちで『零一弐三』へと向かう!
そして、東葉高速鉄道・東海神駅前にある店へと、開店30分前の17時45分にやって来ると…
11人もの先客が待っていた。
そして、その行列の中には、『麺屋 謝』の青森の実店舗にも訪問していて…
昨日も開店2時間15分前の16時から並んで、2番目で待っていた『麺屋 一燈』グループのご常連の方の姿はあったものの1人だけ…
昨日の日曜日は、17時30分までに並んだ15人のほとんどのお客さんは『麺屋 一燈』グループの常連のお客さんばっかりで!
ここは新小岩かと思うほどだったのに🤣
それでも、今日も昨夜同様、18時15分の開店時間に30人を集めて開店したときには、『麺屋 一燈』グループの常連さんも7人ほどは来店!
ただし、昨夜は30人中、20人以上がそうだったので、今夜は3分の1ほど…
そうして、開店時間になると、今日も昨日に続いて、『麺屋 謝』のリョーマくんこと福長店主に『零一弐三』のしょーくんこと池田店主が店の中から出てきて…
早くから行列を作って開店を待っていたお客さんへの感謝の言葉と、簡単に挨拶があって、開店♪
先頭のお客さんから順番に入店していって、券売機で食券を買って、席へと着いていく。
そうして、私の番になって、購入したのは「地鶏そば」の食券2枚と「鶏もも炙り」の食券!

今夜のメニューは、『麺屋 謝』でレギュメニューで出されているリョーマくん作の「地鶏そば(醤油)」と「地鶏そば(塩)」のラーメン2種類と…
しょーくんが作ったトッピングの「鶏もも炙り」にサイドメニューの「地鶏スープのバターライス」!
そして、2種類のラーメンは、先着20人までは連食可能!
その代わり、連食する人は「地鶏スープのバターライス」は注文不可。
これが、今夜のメニュー選択のルールで、しょーくんがTwitterでツイートしていた。
私は12番だったので、ラーメンを連食することにして、「地鶏スープのバターライス」は諦めた。
そして、ウェイティングのベンチに座って、少し待つうちに席も空いた。
カウンターの上にプラスチックの食券というよりは食札と言った方が適切かもしれない食券を置くと…
食券を回収にきたしょーくんから…
「塩からでいいですか?」
「鶏もも炙りは、どっちに入れますか?」と聞かれて…
「地鶏そば(塩)」か先で、トッピングの「鶏もも炙り」も「地鶏そば(塩)」に入れてもらうようお願いした。
厨房では、リョーマくんがスープを温め!
麺を茹でて、ほぼ、ワンオペでラーメン作りをしていて!


そうして、どんどんと作られた2種類のラーメンが完成すると、順番に出されていって…
私にも、先に出してもらうようにお願いした「地鶏そば(塩)」が完成して出された。


豚肩ロース肉と鶏ムネ肉の紅白のレアレアチャーシューにトッピングした「鶏もも炙り」、小口切りされた長ネギに小ネギが盛りつけられた塩ラーメン!
まずは、キラキラと鶏油が煌めく、黄金色したスープをいただくと…

比内地鶏と青森シャモロックの地鶏のうま味が口の中に広がるスープで…
濃密で、スープに厚みがあって…
「何、これ…」
「めちゃめちゃ美味しい♪」
驚いて、思わず、そんな言葉を発すると…
しょーくんから…
「そうでしょう!」
「スゴく美味しいんですよ♪」
「俺も、こんな美味しいと思ってなかったので、驚きました。」
「煮干しなんかいいから、これ一本でやればいいんですよ!」
これを聞いていたリョーマくんからは…
「いや、煮干しメインでやってますので…」と言って、小さな声で抗議していたけど🤣
驚かされたのは、鶏清湯スープなのに濃厚な出汁が出ていたこと!
そして、地鶏の出汁のうま味が上手く引き出されていたこと!
比内地鶏と青森シャモロックという…
どちらも、大変、高価なブランド地鶏で!
そんな地鶏をふんだんに使って、出汁を引くわけにもいかないだろうし…
そうなると、せっかく高価な地鶏を使っても、美味しくない…
尼崎のレジェンドのように比内地鶏の丸鶏を使わず、ガラだけで…
しかも、そんなに量を使わないのに極上の味わいの出汁スープが作れる達人もいる…
しかし、これを真似て作った店のスープをいただいたことがあるけど…
感じられたのは生揚げ醤油と鶏油のうま味だけ…
地鶏の出汁のうま味は、ほとんど感じられない…
お湯のようなスープだったので…
せっかく、いい地鶏を使っていても、出汁のうま味が出ていなかったら…
正直、スープを飲むまでは心配していた…
しかし、かなり材料を使って…
これだけ地鶏のうま味が出たスープに仕上げてくるとは…
しかも、水と鶏だけで作ったスープの塩ラーメンというのは、とても難しくて!
水鶏スープのラーメンは醤油ラーメンのみの品揃えという店がほとんどで!
塩ラーメンは、水と鶏だけではなく、貝や節や煮干しなどの魚貝出汁のうま味を加えているのに…
でも、これを本当に独学で作り上げたのたろうか!?
そこで、リョーマくんに…
「このスープ、めちゃめちゃ美味しいけど、これ、誰のレシピ!?」と聞いてみると…
「いや、自分で、いろいろ工夫して作りました。」と言っていたけど…
『麺屋 一燈』グループの各店で修業して、実際、鶏出汁スープを炊いた経験もあるから、スープを炊く時間や温度はわかっているだろうけど…
お世辞抜きに美味しいし😋
私の中では、水と鶏だけで作る塩ラーメンでは、全国でも間違いなく5本の指に入ってくるスープだと思う。
そして、この絶品の水鶏スープに合わされた麺は…
スープも具のチャーシューもリョーマくんが作ったものだったけど、これだけは、しょーくんが打った自家製麺で!

これは、昨年末に、しょーくんが鶏清湯スープのラーメンを店で限定でやったときに打った平打ちの加水率35%の麺で!
いい小麦粉で作ったこともあるけど、スープとも合っていて、いい出来の麺だったと自画自賛していたほどの麺で!
今回、この麺を、この「地鶏のそば」のスープに合わせてみるつもりだと…
昨夜、「煮干しそば」を食べているときに、しょーくんから聞かされていた。
食べてみると…
つるっとした食感の啜り心地のいい中加水麺で!
しなやかなコシも感じられるのがいい♪
ただ、1分30秒間で、リョーマくんによって茹でられた麺は、やや、硬質に感じられて…
個人的には、もう少し長めに茹でてもらった方がよかったので、それをリョーマくんに言うと…
「いや、僕が1分30秒で茹でるように言ったんです。」としょーくんに言われてしまったんだけど😅
まあ、これは、個人の嗜好の問題で!
私は、この麺だったら、もっと、麺の芯まで、しっかりと茹でて、やや、やわめに感じられるくらいの方が好きかな♪
でも、この麺!
昨日の「煮干しそば」のときの麺も小麦粉のうま味の感じられる麺だったけど…
今日の麺は、昨日の麺に比べて、さらに小麦粉のうま味が強く感じられたので、それを、しょーくんに言うと…
「当たり前ですよ!」
「高い小麦粉使っているんですから…」と言われてしまったんだけど😅
美味しい麺だったし、スープとも、よく合っていた♪
トッピングした「鶏もも炙り」は、鶏モモ肉のタタキのような味と食感のもので!
それなりに歯応えのあるものだったけど…

噛む度に、鶏モモ肉のうま味が滲み出てきて…
超絶美味しかったので♪
「以前にも、しょーくんかみ作った、この鶏モモ肉の炙りを食べたけど、これ、めちゃめちゃ美味しい♪」と言うと…
「こんなの、適当に作っただけですよ…」
そんな、ひねくれたことを言っていたけど…
渡仏して、フレンチレストランで修業経験のあるフレンチの料理人でもある、しょーくんの作る肉料理はマジで美味しいんだよね♪
でも、リョーマくんの作った豚肩ロースのレアチャーシューだって美味しい😋
それに、しっとりとした食感に仕上げられていて、食感もよかったし♪

鶏ムネ肉のレアチャーシューも、やわらかくて、しっとりとした食感に仕上げられていて…
それに、スパイシーに味付けられた味付けもよかったし♪
そうして、麺と具を食べ終えたところで…
少し早めに、今夜2杯目になる「地鶏そば(醤油)」が着丼!


こちらも、具は「地鶏そば(塩)」と同じ、豚肩ロース肉と鶏ムネ肉の紅白のレアチャーシュー2種と小口切りされた長ネギ、小口ネギが載せられた醤油ラーメン!
まずは、醤油が芳醇に香るスープをいただくと…

こちらのスープからも比内地鶏と青森シャモロックの地鶏のうま味が、よく感じられて!
さらに、生揚げ醤油メインに何種類かの醤油をブレンドしたカエシのうま味も感じられて…
先ほどは、地鶏のうま味がストレートに感じられたのに対して…
こちらは、地鶏とカエシのうま味のコンビネーションで食べさせるスープで!
「塩」もよかったけど♪
この「醤油」スープも、最高に美味しい😋
どっちが美味しいかと問われても、どちらと決められない…
どちらも、めちゃめちゃ美味しいスープに仕上げられていた😋
しかし、「塩」を食べて、絶対「醤油」も美味しいのは、確信していたけど…
醤油のカエシの選定もとてもよかったし♪
麺も、先ほどよりも、気持ち、やわらかく茹でられたみたいで…
やっぱり、この方が、好みだし♪

それに、この方が、もっと、小麦粉のうま味が強く感じられるような気がしたし♪
それと、これは、醤油スープということもあったとは思われるけど、より、スープとの一体感が感じられて、トータルでは、醤油の方が好みかも♪
豚肩ロースのレアチャーシューに鶏ムネ肉のレアチャーシューは、先ほどと同様、どちらも、しっとりとした食感に仕上げられていたし!
豚肩ロース肉のレアチャーシューは、肉のうま味か感じられて♪

鶏ムネ肉のレアチャーシューは、スパイシーな味付けがよくて😋
どちらも、トッピングしても食べるべき逸品に思えたし♪
そうして、麺と具を食べ終えたところで…
先ほど、まだ、残っていた「地鶏そば(塩)」のスープを飲んでみたところ…
少しスープが冷めて…
しかし、最初に飲んだ熱々のスープに比べて、地鶏のがよく感じられるようになって…
改めて、やっぱり「塩」もいいなと思ったし!
でも、「塩」のスープを飲み干して、最後に「醤油」のスープをいただくと…
やっぱり、どっちも美味しい♪
これは、青森の店に行ったら、どっちにするか、マジで迷う🤔
じゃあ、2杯食べればいいじゃないと言われそうだけど…
本人が言ってるように、こちら『麺屋 謝』は「煮干しそば」がメインの店だし!
それに、今回提供された淡麗な「煮干しそば」の他に「濃厚煮干しそば」もあって!
さらに、時折、伊勢海老のガラを使って炊いたスープの「伊勢海老そば」の限定もあるので…
でも、今回は、少し長めの休みをとって、東京に来たのに…
こうして、昔、お世話になった『麺屋 一燈』グループのお客さんのために、日・月と夜営業しない『零一弐三』の厨房を借りて、ラーメンを食べさせてくれて!
そして、『零一弐三』のしょーくんも、そんな機会をつくるために、厨房を貸すだけではなく、自らも厨房に立ってお手伝いしてくれて…
本当にありがとうございます。
福長店主!
青森は雪が深いので!
もし、雪で営業できない期間があるなら、ぜひ、関東のどこかの店を借りて、出稼ぎ出店してきてください😊
ご馳走さまでした。

メニュー:地鶏そば(醤油)…850円/地鶏そば(塩)…850円
鶏もも炙り…200円
地鶏スープのバターライス…150円
味玉…100円/海苔…50円
好み度:地鶏そば(塩)

地鶏そば(醤油)

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