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2007.01.17
らーめん登楽 ふみや
訪問日:2007年1月17日

1月の7杯目は、「登楽ふみや@水道橋」の「もりそば」。
ネットの東京ウォーカー・ハンツ遠藤さんの「東京めちゃうまラーメン」の中で、「“路地裏”は新しい名店の宝庫」という特集で取り上げられていた店!
「らーめん寺子屋」出身らしく、先月行った「燦燦斗」のような掘出しもののラーメンに出会えるかもない…
場所は、JR御茶ノ水駅と水道橋駅の間。
ネットでは、非常にわかりづらい場所にあるということだったけど、わたしはすんなりと行けたので…
詳しいアクセスを紹介しましょう!
わたしは住所から地図検索して、店から一番近い都営地下鉄・三田線の水道橋駅から向かうことにした。
改札を出て、A2出口行きエレベーターで地上に出たら、横断歩道を渡って、外堀通りを御茶ノ水方面に進む。
横断歩道を渡った角には、都立工芸高校が、振り返れば超高層の東京ドームホテルが見える。
都立工芸高、昭和一高、元町公園を左に、JR総武線・中央線の線路を右に見て「お茶の水坂」を上がって行くと、派手なローズビンクの建物があるので、その建物を過ぎたすぐ先を左折。
あとは、この道「建部(たけべ)坂」を上がっていって…
一本目の曲がり角を右に曲がって進めば、道の右側に店が見えてくる。
わたしが店に着いたのは、14時10分!
先客はなし…
造花に絵画が飾られ、内装は木目の腰壁に白いクロス!
白を基調としたインテリアは明るく、清潔でちょと見、喫茶店のような感じ。
ラーメン屋さんらしくないね。
席も、コーヒーショップによくある正方形の小振りな1本足のテーブルで、単独だと2人掛け、テーブルを繋げていけば、4人掛け、6人掛けになるもの…
鰻の寝床のように奥に細長い店の一番奥!
厨房に一番近い席に腰を下ろした。
厨房には若い店主!
ホールにはお母さまと思われるご婦人がいらっしゃった。
席に座ると、すぐにお母さまが水を運んできてくれた。
メニューを見て「もりそば」を注文することに決めて…

あとは大盛りにするか?特盛りか!?
今日は朝から何も食べていなくて…
なので、つけめんをガッツリ食べようと思っていた…
「大盛り、特盛りは、それぞれどれくらいの量があるんですか?」
店主に確かめると…
「もりそばですと、普通盛りでも220gあります。大盛りで330g!特盛りだと440gになります!」というので…
「じゃあ、大盛りで!」
しばし待つ…
麺を茹で始め、しばらくして、スープを小鍋で温め始める店主!
タイマーが鳴ると、予め醤油ダレを入れておいた器に熱いスープを注ぎ入れる…
そして、麺を冷水に晒し洗う…
まず、出来上がったつけダレの入った小振りな器が、お盆に乗って、お母さんの手によって運ばれ…
追って麺の入った大きな丼がきた。

鰹節の香りの強いつけダレ!
テーブルに置かれた時点で、香りが鼻にきた。
まずは、いつものように麺だけいただく…
小麦粉の香りがする♪
打ちたての麺のようだ…
噛むとギュッと潰れるけど、弾力があって、噛み応えがある麺だな。
指で麺を1本つまみ、押し潰してみると、かなりの弾力性があることがわかる。
麺だけ食べても美味しい!
実際、つけダレにつけずに麺だけを何口も食べてしまったくらいだ…
つけダレは、鰹と昆布の風味が強くて、鶏の出汁も出ている!
これに、ほんのり甘く、日本蕎麦の「かえし」のような醤油ダレが絡み、まるで、鴨せいろ…
いや、鴨の脂がないから、「とりせいろ」のつけダレみたいだ!
好きだな♪
こういうの!
肩ロースの大きめのチャーシューは箸で掴むと、ハラハラと崩れるやわらかさ。
玉子は普通の茹で玉子でしたけど、トッピングしなくてもデフォルトで半分入ってくるし、茹で加減もちょうどいい!
最後にいただいたスープ割りは、前にも増して鰹節がパァっと香る!
あっさりとしているんですけど、しっかりとコクのあるスープで、日本蕎麦のつゆをそば湯で割って飲んでいるようで…
最後までおいしくいただけた♪

麺はかなり美味しいので、特盛りでもぜんぜんいけちゃうね!
食後、お客さんも帰って、店主も手が空いたので、少し話しをさせてもらった。
彼は、脱サラして、「13湯麺@松戸五香」の松井さんの私塾「らーめん寺子屋」に入門し、開業を果たしたんだそう…

しかし、こんなにラーメン屋が大変だとは思わなかったと言う…
スープから麺、チャーシューと手作りしていて、休む暇がない…
自家製麺をしていて、「らーめん」用の切り歯22番の細麺の他、「もりそば」用の17番の太麺も始めたので、寝る時間がなくなったとも…
昨日も、夜の営業を終えてから「らーめん」用の麺を製麺して、終わったのが午前3時。
翌朝も早く起きて、今度は「もりそば」の製麺…
「らーめん」用は熟成させるのにある程度の時間が必要になる。
しかし、「もりそば」用は、打ちたてを食べてもらいたいからと言う…
以前は、「もりそば」の麺は、師匠の「13湯麺@松戸五香」の松井さんに分けてもらってたそうだけど…
「そろそろ自分で作れ!」と言われてやるようになったと話していた…
場所柄、お昼には、近くのオフィス客で満席になるそうだけど、それ以外の時間は空いている…
特に夜は、周りが真っ暗になり、お客さんが少ないとのこと…
それでも約1年半やって、常連客も少しづつ増えたんだそうだ。
「場所がわかりずらくて、電話を何度かいただいたことがあります。」
「でも、御茶ノ水駅からの道順を説明したんですけど、結局来られなくて…」
場所が悪くても、わかりづらくても、美味しければ必ずお客さんは来るよ!
がんばって!
一度、彼が睡眠時間も惜しんで、一生懸命作った麺!
ぜひ、よかったら食べに行ってみてください。


住所:東京都文京区本郷2-3-13
電話:03-3811-1989
都営地下鉄三田線・水道橋徒歩6分
営業時間:11:30~15:00、18:30~22:00(※スープがなくなり次第終了)
定休日:日曜・祝日・土曜(不定)
アクセス:JR中央線、総武線・御茶ノ水駅・水道橋駅各徒歩7分
メニュー:醤油らーめん600円、塩らーめん650円
つけそば(細麺)…700円、もりそば(太麺)…700円
麺の大盛…50円、特盛…100円
店主のブログ:http://blogs.yahoo.co.jp/koola_mryo
評価:もりそば(太麺)…700円+麺の大盛…50円
接客・サービス

1月の7杯目は、「登楽ふみや@水道橋」の「もりそば」。
ネットの東京ウォーカー・ハンツ遠藤さんの「東京めちゃうまラーメン」の中で、「“路地裏”は新しい名店の宝庫」という特集で取り上げられていた店!
「らーめん寺子屋」出身らしく、先月行った「燦燦斗」のような掘出しもののラーメンに出会えるかもない…
場所は、JR御茶ノ水駅と水道橋駅の間。
ネットでは、非常にわかりづらい場所にあるということだったけど、わたしはすんなりと行けたので…
詳しいアクセスを紹介しましょう!
わたしは住所から地図検索して、店から一番近い都営地下鉄・三田線の水道橋駅から向かうことにした。
改札を出て、A2出口行きエレベーターで地上に出たら、横断歩道を渡って、外堀通りを御茶ノ水方面に進む。
横断歩道を渡った角には、都立工芸高校が、振り返れば超高層の東京ドームホテルが見える。
都立工芸高、昭和一高、元町公園を左に、JR総武線・中央線の線路を右に見て「お茶の水坂」を上がって行くと、派手なローズビンクの建物があるので、その建物を過ぎたすぐ先を左折。
あとは、この道「建部(たけべ)坂」を上がっていって…
一本目の曲がり角を右に曲がって進めば、道の右側に店が見えてくる。
わたしが店に着いたのは、14時10分!
先客はなし…
造花に絵画が飾られ、内装は木目の腰壁に白いクロス!
白を基調としたインテリアは明るく、清潔でちょと見、喫茶店のような感じ。
ラーメン屋さんらしくないね。
席も、コーヒーショップによくある正方形の小振りな1本足のテーブルで、単独だと2人掛け、テーブルを繋げていけば、4人掛け、6人掛けになるもの…
鰻の寝床のように奥に細長い店の一番奥!
厨房に一番近い席に腰を下ろした。
厨房には若い店主!
ホールにはお母さまと思われるご婦人がいらっしゃった。
席に座ると、すぐにお母さまが水を運んできてくれた。
メニューを見て「もりそば」を注文することに決めて…

あとは大盛りにするか?特盛りか!?
今日は朝から何も食べていなくて…
なので、つけめんをガッツリ食べようと思っていた…
「大盛り、特盛りは、それぞれどれくらいの量があるんですか?」
店主に確かめると…
「もりそばですと、普通盛りでも220gあります。大盛りで330g!特盛りだと440gになります!」というので…
「じゃあ、大盛りで!」
しばし待つ…
麺を茹で始め、しばらくして、スープを小鍋で温め始める店主!
タイマーが鳴ると、予め醤油ダレを入れておいた器に熱いスープを注ぎ入れる…
そして、麺を冷水に晒し洗う…
まず、出来上がったつけダレの入った小振りな器が、お盆に乗って、お母さんの手によって運ばれ…
追って麺の入った大きな丼がきた。

鰹節の香りの強いつけダレ!
テーブルに置かれた時点で、香りが鼻にきた。
まずは、いつものように麺だけいただく…
小麦粉の香りがする♪
打ちたての麺のようだ…
噛むとギュッと潰れるけど、弾力があって、噛み応えがある麺だな。
指で麺を1本つまみ、押し潰してみると、かなりの弾力性があることがわかる。
麺だけ食べても美味しい!
実際、つけダレにつけずに麺だけを何口も食べてしまったくらいだ…
つけダレは、鰹と昆布の風味が強くて、鶏の出汁も出ている!
これに、ほんのり甘く、日本蕎麦の「かえし」のような醤油ダレが絡み、まるで、鴨せいろ…
いや、鴨の脂がないから、「とりせいろ」のつけダレみたいだ!
好きだな♪
こういうの!
肩ロースの大きめのチャーシューは箸で掴むと、ハラハラと崩れるやわらかさ。
玉子は普通の茹で玉子でしたけど、トッピングしなくてもデフォルトで半分入ってくるし、茹で加減もちょうどいい!
最後にいただいたスープ割りは、前にも増して鰹節がパァっと香る!
あっさりとしているんですけど、しっかりとコクのあるスープで、日本蕎麦のつゆをそば湯で割って飲んでいるようで…
最後までおいしくいただけた♪

麺はかなり美味しいので、特盛りでもぜんぜんいけちゃうね!
食後、お客さんも帰って、店主も手が空いたので、少し話しをさせてもらった。
彼は、脱サラして、「13湯麺@松戸五香」の松井さんの私塾「らーめん寺子屋」に入門し、開業を果たしたんだそう…

しかし、こんなにラーメン屋が大変だとは思わなかったと言う…
スープから麺、チャーシューと手作りしていて、休む暇がない…
自家製麺をしていて、「らーめん」用の切り歯22番の細麺の他、「もりそば」用の17番の太麺も始めたので、寝る時間がなくなったとも…
昨日も、夜の営業を終えてから「らーめん」用の麺を製麺して、終わったのが午前3時。
翌朝も早く起きて、今度は「もりそば」の製麺…
「らーめん」用は熟成させるのにある程度の時間が必要になる。
しかし、「もりそば」用は、打ちたてを食べてもらいたいからと言う…
以前は、「もりそば」の麺は、師匠の「13湯麺@松戸五香」の松井さんに分けてもらってたそうだけど…
「そろそろ自分で作れ!」と言われてやるようになったと話していた…
場所柄、お昼には、近くのオフィス客で満席になるそうだけど、それ以外の時間は空いている…
特に夜は、周りが真っ暗になり、お客さんが少ないとのこと…
それでも約1年半やって、常連客も少しづつ増えたんだそうだ。
「場所がわかりずらくて、電話を何度かいただいたことがあります。」
「でも、御茶ノ水駅からの道順を説明したんですけど、結局来られなくて…」
場所が悪くても、わかりづらくても、美味しければ必ずお客さんは来るよ!
がんばって!
一度、彼が睡眠時間も惜しんで、一生懸命作った麺!
ぜひ、よかったら食べに行ってみてください。


住所:東京都文京区本郷2-3-13
電話:03-3811-1989
都営地下鉄三田線・水道橋徒歩6分
営業時間:11:30~15:00、18:30~22:00(※スープがなくなり次第終了)
定休日:日曜・祝日・土曜(不定)
アクセス:JR中央線、総武線・御茶ノ水駅・水道橋駅各徒歩7分
メニュー:醤油らーめん600円、塩らーめん650円
つけそば(細麺)…700円、もりそば(太麺)…700円
麺の大盛…50円、特盛…100円
店主のブログ:http://blogs.yahoo.co.jp/koola_mryo
評価:もりそば(太麺)…700円+麺の大盛…50円

接客・サービス

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