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2008.12.16
つけ麺 RAMPoW ~中華そば 多賀野【弐】~
訪問日:2008年12月16日(火)

「つけ麺 RAMPoW」
「多賀野」が定休日の火曜日に、つけ麺専門店になって営業する…
「多賀野」のセカンドブランド店!
先週の12月9日から営業を開始した。
昼間のみの営業で、「多賀野」では食べられない「つけ麺」が食べられるという!
先週、こちらの店で3年間修業した後、埼玉県の鶴ケ島に独立・開業した「中華そば 頓知房」へ行ってきたので…
その話も大将としてみたいし…
ちょっとお邪魔してみることにした。
東急池上線の荏原中延駅を下りて、改札を抜ければすぐに、正面に店の看板が見える!
いっしょに行列も見えた!
本日、火曜日は、「多賀野」の定休日なのに、みんなこのセカンドブランド店の情報を知っているんだろうか!?
列の後ろにつく…
店の中で待っている人も合わせて7人待ち…

シャッターが半分閉まり、その閉まったシャッターに「つけ麺 RAMPoW@多賀野」の文字。

店の中まで列が進んだところで、自動券売機で食券を買う。
メニューは「味噌つけそば」1本!
他は、トッピングの「温鮮玉子」とライスだけだけど、「温鮮玉子」は売切のランプが点灯していた。
店員さんにデフォルトの麺の量を聞いたら、250gだというので、1.5玉の「大盛」にするのは遠慮した。

「味噌つけそば」の食券を買うと、それを店員さんがすぐに受け取り…
「あつもりでよろしいですか?」と聞いてきた。
店のおすすめなので、黙ってそれに従ったけど…
なぜ、そんなことを聞くんだろうと思って、後で店員さんに確かめたところ…
どうやら、冷たい麺だと、つけダレが冷めてぬるくなってしまうためだそうで…
お客さんからクレームがきたからだそうだ…
30分ほど待って席につく。
席は店の一番左奥の席!
この席は、厨房の大将が立つ位置に一番近い席になる!
ラッキー!
席について、「味噌つけそば」が出てくるまでの間…
大将と話をさせてもらった。
まず、この火曜定休日に営業するこのセカンドブランド店の意図について…
大将によると…
「若い従業員のための実戦修業の場」だそうで…
今は、こうしてコーチとしてついているものの、目処がついたら、従業員だけで営業させるつもりだと…
「俺も1週間に1度の休みくらい休みたいよ!」と仰っていた。
「中華そば 頓知房」の話をすると、大将どころか、店員さんも乗ってきた!
「どうでしたか?」
大将から逆に尋ねられて、スープに麺の感想を話すと…
まるで、息子のことを気遣う父親のように…
目を細めて嬉しそうに聞いていた…
この人はいい人だ!
「スープはいい線までいっています。」
「後は麺ですね…」
「うちで使ってる大栄食品の麺が使えればいいんだけど、発注が前々日になっちゃうから…」
「中華そばとつけ麺の出る量が読めないですからね…」
「地元の製麺屋さんと話してやっているので、麺もよくなっていきますよ!」
「うちのお客さんも何人か行ってくださったんですけど、おかげさまで、土日には行列もできているようです。」
「でも、ネットで取り上げられて、フリークの人が行っても、一過性のものだから…」
「平日に、地元のお客さんに入ってもらわないと…」
大将は雄弁に語る…
そして、「お前たちもガンバレよ!」と店員さんたちを鼓舞する!
しかし、この2人の店員さんも素直だ…
そう大将に言われて、元気よく「ハイ!」と返事が返ってきた。
師弟でいい関係が築きあげられているね!
着席してから、10分ほど待たされて「味噌つけそば」が出された!

麺の入る器には、液体が張られている…
臭いを嗅ぐと、煮干しと鰹がかおる…
店員さんに聞いたら、煮干しと鰹に加えて昆布も入った出汁スープだそうで…
これは、スープ割りにも使われている贅沢な代物だった!
麺は、一度、水で締められたものが、再度、湯で温められて…
さらに、出汁スープに浸かった状態で出されたため、小麦粉の風味は感じられなかったけど…
目の前で、店員さんが計量していた生麺からはいい小麦粉のかおりがした!
思ったよりだいぶ太めの麺…
食べると、やや固めに感じられた麺はシコシコとした食感でとてもいい!
つけダレは、そう熱々ではなかったけど、温いわけではない…
油は控えめで、スープも濃厚ではない…
さらに、爽やかな柚子の風味によって、さっぱりとした「味噌つけ麺」だ…
大将に聞いたら、夜営業と日曜日に出す「ミッソ」と呼ばれる「濃厚味噌つけ麺」とはタイプが違うということで…
若干、味噌の主張が強く感じられたけど、味噌がそんなに好みではない私でも美味しくいただけた。
途中まで食べ進めたところで、卓上に黄色い粉末を発見!
匂いを嗅ぐと、やはりカレー粉だ!
さらに、アイスコーヒーを出すわけでもないのに「コーヒー・フレッシュ」が置いてあったので…
不思議に思って、大将に尋ねたところ…
なぜか、ニヤッと笑うと、声を低め…
「少しだけ入れてください…」と言うので…
小さじのスプーン3分の1ほどとると…
「そう、そのぐらい。」と言われて…
つけダレに投入して食べてみると…
これがなかなかいける!
少し食べたところで、さらに、ミルクを入れるようにアドバイスされ…
こちらは、1個全部入れていいというので、実行してみると…
このおかげで、つけダレがマイルドになって、また味が変化した!

これはいい!
3度、違った味を楽しむことができた!
具のチャーシューは、バットに入れて、茹で場の近くの熱気で温められたものが使われていた。
しかし、せっかく手間暇かけて出されたものだったけど、固いのが…
私の好みではなかったな…
メンマは普通に美味しかった!
急須に入れて出されるスープは、先ほど、麺に張られた出汁スープと同じもので、これでスープを割ると、さらに、さっぱりとした味になった…

しかし、これほど、「つけ麺」が美味しい店とは思わなかった!
今日は、やや苦手の「味噌」だったので、次は「多賀野」の営業日に来店して、「醤油」か「塩」の「つけ麺」を食べてみよう…

住所:東京都品川区中延2-15-10
電話:03-3787-2100
営業時間:11:30~14:30/18:00~20:30 ※スープなくなり次第終了
(日・祝は昼のみ)11:30~14:30
休日:火曜・第2火曜(または第3)にくっつく水曜はお休み
アクセス:東急池上線・荏原中延駅から徒歩1分。改札を出たら目の前
メニュー:【つけ麺 RAMPoW】味噌つけそば…800円/大盛…120円/トッピング温鮮玉子…100円
【中華そば 多賀野】中華そば…680円/栗国の塩そば…730円/酸辛坦めん…730円/豚鴨つけそば…730円
ごまの辛いそば…830円/栗国の塩つけそば…830円/からいつけそば…830円
大盛…120円
HP:http://www.geocities.jp/taganoya/
評価:味噌つけそば
サービス・接客

「つけ麺 RAMPoW」
「多賀野」が定休日の火曜日に、つけ麺専門店になって営業する…
「多賀野」のセカンドブランド店!
先週の12月9日から営業を開始した。
昼間のみの営業で、「多賀野」では食べられない「つけ麺」が食べられるという!
先週、こちらの店で3年間修業した後、埼玉県の鶴ケ島に独立・開業した「中華そば 頓知房」へ行ってきたので…
その話も大将としてみたいし…
ちょっとお邪魔してみることにした。
東急池上線の荏原中延駅を下りて、改札を抜ければすぐに、正面に店の看板が見える!
いっしょに行列も見えた!
本日、火曜日は、「多賀野」の定休日なのに、みんなこのセカンドブランド店の情報を知っているんだろうか!?
列の後ろにつく…
店の中で待っている人も合わせて7人待ち…

シャッターが半分閉まり、その閉まったシャッターに「つけ麺 RAMPoW@多賀野」の文字。

店の中まで列が進んだところで、自動券売機で食券を買う。
メニューは「味噌つけそば」1本!
他は、トッピングの「温鮮玉子」とライスだけだけど、「温鮮玉子」は売切のランプが点灯していた。
店員さんにデフォルトの麺の量を聞いたら、250gだというので、1.5玉の「大盛」にするのは遠慮した。

「味噌つけそば」の食券を買うと、それを店員さんがすぐに受け取り…
「あつもりでよろしいですか?」と聞いてきた。
店のおすすめなので、黙ってそれに従ったけど…
なぜ、そんなことを聞くんだろうと思って、後で店員さんに確かめたところ…
どうやら、冷たい麺だと、つけダレが冷めてぬるくなってしまうためだそうで…
お客さんからクレームがきたからだそうだ…
30分ほど待って席につく。
席は店の一番左奥の席!
この席は、厨房の大将が立つ位置に一番近い席になる!
ラッキー!
席について、「味噌つけそば」が出てくるまでの間…
大将と話をさせてもらった。
まず、この火曜定休日に営業するこのセカンドブランド店の意図について…
大将によると…
「若い従業員のための実戦修業の場」だそうで…
今は、こうしてコーチとしてついているものの、目処がついたら、従業員だけで営業させるつもりだと…
「俺も1週間に1度の休みくらい休みたいよ!」と仰っていた。
「中華そば 頓知房」の話をすると、大将どころか、店員さんも乗ってきた!
「どうでしたか?」
大将から逆に尋ねられて、スープに麺の感想を話すと…
まるで、息子のことを気遣う父親のように…
目を細めて嬉しそうに聞いていた…
この人はいい人だ!
「スープはいい線までいっています。」
「後は麺ですね…」
「うちで使ってる大栄食品の麺が使えればいいんだけど、発注が前々日になっちゃうから…」
「中華そばとつけ麺の出る量が読めないですからね…」
「地元の製麺屋さんと話してやっているので、麺もよくなっていきますよ!」
「うちのお客さんも何人か行ってくださったんですけど、おかげさまで、土日には行列もできているようです。」
「でも、ネットで取り上げられて、フリークの人が行っても、一過性のものだから…」
「平日に、地元のお客さんに入ってもらわないと…」
大将は雄弁に語る…
そして、「お前たちもガンバレよ!」と店員さんたちを鼓舞する!
しかし、この2人の店員さんも素直だ…
そう大将に言われて、元気よく「ハイ!」と返事が返ってきた。
師弟でいい関係が築きあげられているね!
着席してから、10分ほど待たされて「味噌つけそば」が出された!

麺の入る器には、液体が張られている…
臭いを嗅ぐと、煮干しと鰹がかおる…
店員さんに聞いたら、煮干しと鰹に加えて昆布も入った出汁スープだそうで…
これは、スープ割りにも使われている贅沢な代物だった!
麺は、一度、水で締められたものが、再度、湯で温められて…
さらに、出汁スープに浸かった状態で出されたため、小麦粉の風味は感じられなかったけど…
目の前で、店員さんが計量していた生麺からはいい小麦粉のかおりがした!
思ったよりだいぶ太めの麺…
食べると、やや固めに感じられた麺はシコシコとした食感でとてもいい!
つけダレは、そう熱々ではなかったけど、温いわけではない…
油は控えめで、スープも濃厚ではない…
さらに、爽やかな柚子の風味によって、さっぱりとした「味噌つけ麺」だ…
大将に聞いたら、夜営業と日曜日に出す「ミッソ」と呼ばれる「濃厚味噌つけ麺」とはタイプが違うということで…
若干、味噌の主張が強く感じられたけど、味噌がそんなに好みではない私でも美味しくいただけた。
途中まで食べ進めたところで、卓上に黄色い粉末を発見!
匂いを嗅ぐと、やはりカレー粉だ!
さらに、アイスコーヒーを出すわけでもないのに「コーヒー・フレッシュ」が置いてあったので…
不思議に思って、大将に尋ねたところ…
なぜか、ニヤッと笑うと、声を低め…
「少しだけ入れてください…」と言うので…
小さじのスプーン3分の1ほどとると…
「そう、そのぐらい。」と言われて…
つけダレに投入して食べてみると…
これがなかなかいける!
少し食べたところで、さらに、ミルクを入れるようにアドバイスされ…
こちらは、1個全部入れていいというので、実行してみると…
このおかげで、つけダレがマイルドになって、また味が変化した!

これはいい!
3度、違った味を楽しむことができた!
具のチャーシューは、バットに入れて、茹で場の近くの熱気で温められたものが使われていた。
しかし、せっかく手間暇かけて出されたものだったけど、固いのが…
私の好みではなかったな…
メンマは普通に美味しかった!
急須に入れて出されるスープは、先ほど、麺に張られた出汁スープと同じもので、これでスープを割ると、さらに、さっぱりとした味になった…

しかし、これほど、「つけ麺」が美味しい店とは思わなかった!
今日は、やや苦手の「味噌」だったので、次は「多賀野」の営業日に来店して、「醤油」か「塩」の「つけ麺」を食べてみよう…

住所:東京都品川区中延2-15-10
電話:03-3787-2100
営業時間:11:30~14:30/18:00~20:30 ※スープなくなり次第終了
(日・祝は昼のみ)11:30~14:30
休日:火曜・第2火曜(または第3)にくっつく水曜はお休み
アクセス:東急池上線・荏原中延駅から徒歩1分。改札を出たら目の前
採点:★★★★★ |
メニュー:【つけ麺 RAMPoW】味噌つけそば…800円/大盛…120円/トッピング温鮮玉子…100円
【中華そば 多賀野】中華そば…680円/栗国の塩そば…730円/酸辛坦めん…730円/豚鴨つけそば…730円
ごまの辛いそば…830円/栗国の塩つけそば…830円/からいつけそば…830円
大盛…120円
HP:http://www.geocities.jp/taganoya/
評価:味噌つけそば

サービス・接客

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