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訪問日:2018年11月27日(火)

本日のランチは、新所沢駅東口近くに移転オープンした『中華そば きなり』へ!
こちらの店は、様々なジャンルの料理に精通した料理人の土橋店主が、東京・駒込の路地裏にあって、飲食店が開店しては閉店を繰り返す鬼門の場所に…
2015年6月16日にひっそりとオープンさせた店…
しかし、徐々に口コミで評判が広まって、食べログの点数も上昇!
行列のできる店の仲間入りをした♪
そして、そんな店にミシュランの調査員も訪れて…
昨年の「ミシュランガイド東京2018」ではビブグルマンの店として掲載された。
しかし、駒込の店は手狭で、食材をストックしておく冷蔵庫が不足している問題を抱えていたこともあって、移転を決意!
当初、地元・埼玉に移転することを考えたが、「ミシュランガイド東京」に掲載されたのに、すぐに埼玉に移転するのも躊躇われて…
知り合いのフレンチビストロオーナーと共同経営で、そのオーナーが経営していた東京・東中野のフレンチビストロ跡地に今年の5月16日に『メンドコロ Kinari』をオープン!
しかし、土橋店主は再び、埼玉で店を開業することを決意!
共同経営者である元フレンチビストロオーナーにレシピを渡して、今年の9月30日に店を離れた。
そして、本日11月27日に新所沢の地で再スタートを切る♪
というわけで、西武新宿線に乗って、超久々にやってきました新所沢駅!
東口の階段を下りて外に出ると…
反対の西口には「PARCO」もあって、栄えているのに!
こちら東口側は、ちょっと、寂しい感じかな(汗)

駅前の小さなロータリーを左回りで進んで、突き当たりを左に…
さらに、一本目の路地を右に曲がって…
さらに、一本目の路地を左に曲がったすぐ右に店はあったんだけど…
同じ建物には飲み屋が入る…

駅からは近いけど、この場所を、どれだけのお客さんが通るのか?
フリのお客さんが、スッと入っていくような場所にはとても思えない(汗)
しかし、まだ、開店には30分以上ある10時28分に店頭へとやってきたところ…
すでに7人のお客さんが行列を作って待っていた。

しかし、新店のオープン日にお見かけする新店ハンターさんの姿はなく…
知った顔の人もいない。
でも、皆さん、お知り合いのようで、開店までの間に、ずっと…
埼玉のラーメン店や、埼玉から東京に進出してきたラーメン店の話しなど…
マニアックなラーメン談議をしていたので…
おそらく、埼玉のラーメン愛好家の皆さんなんだろうね♪
店頭には、2つの開店祝いのお花が飾られていて♪
1つは、開店以来使い続けている三河屋製麺からのもの!

さらに、後で入店すると…
ラーメン関係では、やはり、同じ「ミシュランガイド東京2018」のビブグルマンに掲載されている『RAMEN にじゅうぶんのいち』からのお祝いの花もあった。

そうして、11時30分の開店時間までに15人のお客さんに行列を作らせたところで…
女性スタッフの方が店の中から現れて…
藍色の暖簾を掛けて…
『中華そば きなり』開店!
7人の埼玉の愛好家と思われる方々が、まず、入店!
券売機で食券を購入して、席へと着いていく…
しかし、カウンター席6席で営業する店なのに!?
と思ったら、一人が折り畳みの椅子に座った(笑)
というわけで、1巡目の7人のお客さんが出てくるのを待っていると…
後ろに並んだお客さんから声を掛けられた。
その方は、駒込の『麺処 きなり』時代の常連のお客さんのようで…
今日は、わざわざ、開店祝いのために来店された。
そして、『麺処 きなり』で!
また、先日、東京・綾瀬の『陽はまたのぼる』でも私の後に並んでいた方で…
ありがたいことに、私の拙いブログもご覧いただいているようで…
この後に狭山ヶ丘の『自家製手もみ麺 鈴ノ木』にも行くと話してくれた♪
そうして、この方と話しをしながら待っていると…
開店から20分が経過して、ようやく1人、お客さんが出てきて、女性スタッフに呼ばれて入店。
まずは、店を入って、左の、少し奥まった場所にある券売機で食券を購入する。
麺メニューは「醤油そば」、「塩そば」、「赤味噌そば」の3つのラーメンで!

それぞれに、「味玉」、「肉増し」、「味玉肉増し」のトッピングバージョンがあって!
単品トッピングは「味玉」、「穂先メンマ」、「海苔」の他に、駒込の店でも東中野の店でもあった「追加 豚肩ロース」、「追加 鶏むね肉」、「追加 鴨むね肉」の各チャーシュー増しも用意されていた。
さらに、サイドメニューのご飯ものとしては、従来の「炊き込みご飯」に加えて、「肉増し炊き込みご飯」に「鴨肉炊き込みご飯」もあった。
ただ、今日は鴨チャーシューの量が十分に用意されていないのか!?
「追加 鴨むね肉」と「鴨肉炊き込みご飯」のボタンには×マークが点灯していて…
「追加 鴨むね肉」をトッピングするつもりだったのに、ちょっと残念( ´△`)
しかし、「肉増し」という、従来はなかったメニューが気になる。
これは、「醤油そば」には豚肩ロース!
「塩そば」には鶏むね肉…
「赤味噌そば」には鴨むね肉のレアチャーシューが、それぞれトッピングされているのか!?
それなら、「肉増し赤味噌そば」にすれば、自動的に「赤味噌そば」の「追加 鴨むね肉」トッピングになる!?
ただし、「肉増し赤味噌そば」はデフォルトのに「赤味噌そば」の200円増しで!
従来の250円から300円に値上げされていた「追加 鴨むね肉」は3枚入りだから…
2枚増しってことになるのかな!?
そんな風に考えて、「肉増し」の内容を土橋店主に尋ねると…
「前にやっていた特製の肉のみ増したものです。」という答えで、予想は外れ(汗)
「味玉なしで、豚、鶏、鴨の3種類のチャーシューが1枚ずつってことですか?」
そうだろうとは思ったけど、一応、確かめたところ、やはり、そうだと言うことだったので…
まず、「肉増し味噌そば」の食券を買って!
「醤油そば」の食券も買おうとして…
せっかくのお祝いなので、「醤油そば」も「肉増し醤油そば」にすることにして♪
2枚の食券を持って、席へとついて、食券をカウンターの上に上げると…
食券を回収にきた女性スタッフの人から…
「醤油を先でよろしいでしょうか!?」と聞かれて…
頷くと、すぐに、土橋店主によって「肉増し醤油そば」が作られて…
完成した「肉増し醤油そば」が女性スタッフの人によって配膳された。


豚肩ロース肉のレアチャーシューと鶏ムネ肉のレアチャーシューが1枚ずつデフォで載せられて…
他に、豚肩ロース肉、鶏ムネ肉と鴨ロースの3種のレアチャーシューが1枚ずつトッピングされて…
さらに、穂先メンマ、ほうれん草、板海苔、九条ネギが盛りつけられた…
彩り鮮やかで、美しいビジュアルの醤油ラーメン♪
まずは、醤油香るスープをいただくと…
あとで、土橋店主から、鹿児島の地鶏を使ったと聞いたスープは、鶏のうま味が出たスープで!
さらに、背黒の煮干しのうま味も出ていて!
今までの色々な材料が使われることによって、複雑な出汁のうま味が感じられるスープに比べると、鶏と煮干しのうま味がはっきりと出た、わかりやすい味わいのスープになっている。
もっと、違う言い方をすれば、ラーメン店の醤油ラーメンに近づいたというか…
今までの土橋店主の作る醤油ラーメンは、初代の「醤油そば」にしても!
その後、リニューアルされて…
これをミシュランの審査員が食べて、ビブグルマンに掲載された「白醤油そば」にしても、鶏は下支えするだけで、和出汁のきかされた醤油ラーメンで!
また、その後に、春・夏の季節限定として登場した「濃口醤油そば」に至っては、鶏が使われない和出汁だけで出汁を引いたラーメンで!
ラーメン屋の作った醤油ラーメンというよりは、ラーメンとのことをよく理解している和食の料理人が作った醤油ラーメンという感じだったので!
ただし、そうは言っても、昆布に鮪節、鰹節に背黒の煮干しと浅蜊で出汁を引いた土橋店主のの命の出汁のうま味が入れられていて、土橋店主らしさは感じられたし♪
もちろん、スープは絶品♪
そして、今回、カエシに再仕込み醤油が使われてきて…
芳醇でうま味とコクのあるカエシで…
味わいとしては、個人的には、今回のものが、今までのものの中ではベスト♪
そして、日本人で、この味わいが嫌いな人は、あまりいないじゃないか!?
そう思えるだけの味わいのコクうまの醤油スープに仕上げられていて…
最高に美味しい♪
そして、この絶品スープに合わされた麺は、従来のつるっとした食感の加水率35%くらいの、清湯スープだったら、どんなスープでも合う、無難な麺が合わせられた思っていたのに…
今回は、もっと、加水率の低い全粒粉が配合された麺が合わされていて!

つるパツな食感の麺は、とても小気味よくて♪
小麦粉のうま味も感じられる麺で!
今まで、こちら『きなり』で使われてきた三河屋製麺の麺では、一番、味も食感もよくて♪
スープとの相性もいいように感じられた。
トッピングされた3種類のチャーシューは、どれも、相変わらず、クオリティの高いチャーシューで!
まず、豚肩ロース肉のレアチャーシューは、厚みも大きさもあるもので!
しっとりとした食感に仕上げられていて…
肉のうま味が中に閉じ込められた絶品のチャーシューだったし♪

鶏ムネ肉のレアチャーシューは、しっとりではなく…
こちらは、ふっくらとした食感に仕上げられていて…
塩味の味付けの塩梅も完璧で最高だったし♪
大袈裟ではなく、これ以上、美味しい鶏ムネ肉のレアチャーシューを私は知らない…
そして、鴨ロースのレアチャーシューは、今日も絶妙の火入れで…
これ以上レアだと、噛み切りにくくなる…
ギリギリの線で仕上げられていて…
噛む毎に、鴨肉のうま味がジュワっと感じられる逸品だったし♪

これは、できれば、3種類ともすべてトッピングしたい!
それだけ秀逸なレアチャーシューと言える♪
さらに、穂先メンマは、長い一本もの穂先メンマが2本も使われていて!
これが、また、やわらかい上に、絶妙の食感のものでよかったし♪

スープが美味しかったから、店内連食するのはわかっていたけど、残すことなど、まったく考えられずに、すべて飲み干して完食♪
そして、2杯目の「肉増し赤味噌そば」を、女性スタッフの人にお願いしたところ…
土橋店主は、これくらいで、私が一杯目のラーメンを完食するだろうというのが、わかっていて…
すでに、ラーメンが作られていて…
ほぼ、一杯目の「肉増し醤油そば」を完食して…
タイムラグなく、2杯目の「肉増し赤味噌そば」が、今度は、土橋店主自らの手で供された。


こちらは、デフォで鴨ロースのレアチャーシューが3枚載せられて…
豚肩ロース肉、鶏ムネ肉、鴨ロースの3種のレアチャーシューが1枚ずつトッピングされて…
さらに、炙ったお揚げになめこ、穂先メンマ、春菊、刻みネギ、揚げネギが載せられた…
こちらも彩り鮮やかで、美しい味噌ラーメン♪
まずは、味噌香るスープをいただくと…
八丁味噌をベースに、西京味噌、麦味噌、米味噌をブレンドして作ったと思われる特製の味噌ダレのスープは…
芳醇で、コク深い味わいのスープで…
味噌の甘味と酸味に、ほろ苦な味わいが何とも絶妙で♪
そして、この強い味噌ダレに負けずに、昆布に鮪節、鰹節、背黒に浅蜊の貝出汁のうま味もしっかりと感じられて…
新所沢に移転して、水が変わっても、以前と変わらない絶品のスープに仕上げられていて、最高に美味しい♪
そして、スープといっしょに軽く煮込まれて、茶色く色づく、三河屋製麺謹製の平打ちの太ストレート麺は…
モチモチとした食感の多加水麺で!

適度なコシがあって!
コクうまのスープと一体となって…
これ以上のものはない…
この味こそ、私の中の「キング・オブ・味噌ラーメン」!
トッピングされた豚・鶏・鴨の3種のレアチャーシューは、先ほど同様、どれもがクオリティの高い!
味、食感ともに優れたもので…

鴨ロース肉のレアチャーシューは、今日も火入れが絶妙で…
噛めば、鴨肉のジューシーなうま味が口の中に広がる極上の味わいの逸品で♪
いろいろな店で、鴨ロースのレアチャーシューをいただいているけど…
これが、最高峰にあるものだと思うし…

豚肩ロース肉のレアチャーシューも鶏ムネ肉のレアチャーシューも最高で!
ラーメン店でいただくレアチャーシューの域を超えている♪
今日は「醤油そば」も「赤味噌そば」も、どちらも「肉増し」にしたけど、そうして大正解!
なお、この3種類のレアチャーシューが1枚ずつ入った「肉増し」は、単品トッピングとして用意されていなかったけど…
これも、ぜひ、用意してもらいたいな♪
そうすれば、次回は、「肉増し」にして、さらに、「肉増し」トッピングもトッピングして、この3種類のレアチャーシューのマーベラスな味を堪能できるので!
そして、他にトッピングされた表面が炙られたお揚げさんも!
なめこも!
穂先メンマも!
ほろ苦な味わいの春菊も…
すべて、この赤味噌スープとはバツグンの相性で!
美味しくいただけたし♪
目でも、舌でも楽しませてくれる土橋店主の作るオンリーワンの味噌ラーメン!
今日も堪能させていただきました。
最後に、土橋店主…
開店おめでとうございます。
新所沢は、ちょっと遠いですけど、この味わいがある限りは、遠くても通います。
ご馳走さまでした。


メニュー:醤油そば…780円/味玉醤油そば…880円/肉増し醤油そば…980円/味玉肉増し醤油そば…1080円
塩そば…800円/味玉塩そば…900円/肉増し塩そば…1000円/味玉肉増し塩そば…1100円
赤味噌そば…900円/味玉赤味噌そば…1000円/肉増し赤味噌そば…1100円/味玉肉増し赤味噌そば…1200円
麺大盛り…100円
炊込みご飯…150円/肉増し炊込みご飯…250円/鴨肉炊込みご飯…400円
味玉…100円/穂先メンマ…100円/海苔…100円/追加 豚肩ロース…250円/追加 鶏みね肉…200円/鴨むね肉…300円
好み度:肉増し醤油そば
肉増し赤味噌そば
接客・サービス
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本日のランチは、新所沢駅東口近くに移転オープンした『中華そば きなり』へ!
こちらの店は、様々なジャンルの料理に精通した料理人の土橋店主が、東京・駒込の路地裏にあって、飲食店が開店しては閉店を繰り返す鬼門の場所に…
2015年6月16日にひっそりとオープンさせた店…
しかし、徐々に口コミで評判が広まって、食べログの点数も上昇!
行列のできる店の仲間入りをした♪
そして、そんな店にミシュランの調査員も訪れて…
昨年の「ミシュランガイド東京2018」ではビブグルマンの店として掲載された。
しかし、駒込の店は手狭で、食材をストックしておく冷蔵庫が不足している問題を抱えていたこともあって、移転を決意!
当初、地元・埼玉に移転することを考えたが、「ミシュランガイド東京」に掲載されたのに、すぐに埼玉に移転するのも躊躇われて…
知り合いのフレンチビストロオーナーと共同経営で、そのオーナーが経営していた東京・東中野のフレンチビストロ跡地に今年の5月16日に『メンドコロ Kinari』をオープン!
しかし、土橋店主は再び、埼玉で店を開業することを決意!
共同経営者である元フレンチビストロオーナーにレシピを渡して、今年の9月30日に店を離れた。
そして、本日11月27日に新所沢の地で再スタートを切る♪
というわけで、西武新宿線に乗って、超久々にやってきました新所沢駅!
東口の階段を下りて外に出ると…
反対の西口には「PARCO」もあって、栄えているのに!
こちら東口側は、ちょっと、寂しい感じかな(汗)

駅前の小さなロータリーを左回りで進んで、突き当たりを左に…
さらに、一本目の路地を右に曲がって…
さらに、一本目の路地を左に曲がったすぐ右に店はあったんだけど…
同じ建物には飲み屋が入る…

駅からは近いけど、この場所を、どれだけのお客さんが通るのか?
フリのお客さんが、スッと入っていくような場所にはとても思えない(汗)
しかし、まだ、開店には30分以上ある10時28分に店頭へとやってきたところ…
すでに7人のお客さんが行列を作って待っていた。

しかし、新店のオープン日にお見かけする新店ハンターさんの姿はなく…
知った顔の人もいない。
でも、皆さん、お知り合いのようで、開店までの間に、ずっと…
埼玉のラーメン店や、埼玉から東京に進出してきたラーメン店の話しなど…
マニアックなラーメン談議をしていたので…
おそらく、埼玉のラーメン愛好家の皆さんなんだろうね♪
店頭には、2つの開店祝いのお花が飾られていて♪
1つは、開店以来使い続けている三河屋製麺からのもの!

さらに、後で入店すると…
ラーメン関係では、やはり、同じ「ミシュランガイド東京2018」のビブグルマンに掲載されている『RAMEN にじゅうぶんのいち』からのお祝いの花もあった。

そうして、11時30分の開店時間までに15人のお客さんに行列を作らせたところで…
女性スタッフの方が店の中から現れて…
藍色の暖簾を掛けて…
『中華そば きなり』開店!
7人の埼玉の愛好家と思われる方々が、まず、入店!
券売機で食券を購入して、席へと着いていく…
しかし、カウンター席6席で営業する店なのに!?
と思ったら、一人が折り畳みの椅子に座った(笑)
というわけで、1巡目の7人のお客さんが出てくるのを待っていると…
後ろに並んだお客さんから声を掛けられた。
その方は、駒込の『麺処 きなり』時代の常連のお客さんのようで…
今日は、わざわざ、開店祝いのために来店された。
そして、『麺処 きなり』で!
また、先日、東京・綾瀬の『陽はまたのぼる』でも私の後に並んでいた方で…
ありがたいことに、私の拙いブログもご覧いただいているようで…
この後に狭山ヶ丘の『自家製手もみ麺 鈴ノ木』にも行くと話してくれた♪
そうして、この方と話しをしながら待っていると…
開店から20分が経過して、ようやく1人、お客さんが出てきて、女性スタッフに呼ばれて入店。
まずは、店を入って、左の、少し奥まった場所にある券売機で食券を購入する。
麺メニューは「醤油そば」、「塩そば」、「赤味噌そば」の3つのラーメンで!

それぞれに、「味玉」、「肉増し」、「味玉肉増し」のトッピングバージョンがあって!
単品トッピングは「味玉」、「穂先メンマ」、「海苔」の他に、駒込の店でも東中野の店でもあった「追加 豚肩ロース」、「追加 鶏むね肉」、「追加 鴨むね肉」の各チャーシュー増しも用意されていた。
さらに、サイドメニューのご飯ものとしては、従来の「炊き込みご飯」に加えて、「肉増し炊き込みご飯」に「鴨肉炊き込みご飯」もあった。
ただ、今日は鴨チャーシューの量が十分に用意されていないのか!?
「追加 鴨むね肉」と「鴨肉炊き込みご飯」のボタンには×マークが点灯していて…
「追加 鴨むね肉」をトッピングするつもりだったのに、ちょっと残念( ´△`)
しかし、「肉増し」という、従来はなかったメニューが気になる。
これは、「醤油そば」には豚肩ロース!
「塩そば」には鶏むね肉…
「赤味噌そば」には鴨むね肉のレアチャーシューが、それぞれトッピングされているのか!?
それなら、「肉増し赤味噌そば」にすれば、自動的に「赤味噌そば」の「追加 鴨むね肉」トッピングになる!?
ただし、「肉増し赤味噌そば」はデフォルトのに「赤味噌そば」の200円増しで!
従来の250円から300円に値上げされていた「追加 鴨むね肉」は3枚入りだから…
2枚増しってことになるのかな!?
そんな風に考えて、「肉増し」の内容を土橋店主に尋ねると…
「前にやっていた特製の肉のみ増したものです。」という答えで、予想は外れ(汗)
「味玉なしで、豚、鶏、鴨の3種類のチャーシューが1枚ずつってことですか?」
そうだろうとは思ったけど、一応、確かめたところ、やはり、そうだと言うことだったので…
まず、「肉増し味噌そば」の食券を買って!
「醤油そば」の食券も買おうとして…
せっかくのお祝いなので、「醤油そば」も「肉増し醤油そば」にすることにして♪
2枚の食券を持って、席へとついて、食券をカウンターの上に上げると…
食券を回収にきた女性スタッフの人から…
「醤油を先でよろしいでしょうか!?」と聞かれて…
頷くと、すぐに、土橋店主によって「肉増し醤油そば」が作られて…
完成した「肉増し醤油そば」が女性スタッフの人によって配膳された。


豚肩ロース肉のレアチャーシューと鶏ムネ肉のレアチャーシューが1枚ずつデフォで載せられて…
他に、豚肩ロース肉、鶏ムネ肉と鴨ロースの3種のレアチャーシューが1枚ずつトッピングされて…
さらに、穂先メンマ、ほうれん草、板海苔、九条ネギが盛りつけられた…
彩り鮮やかで、美しいビジュアルの醤油ラーメン♪
まずは、醤油香るスープをいただくと…
あとで、土橋店主から、鹿児島の地鶏を使ったと聞いたスープは、鶏のうま味が出たスープで!
さらに、背黒の煮干しのうま味も出ていて!
今までの色々な材料が使われることによって、複雑な出汁のうま味が感じられるスープに比べると、鶏と煮干しのうま味がはっきりと出た、わかりやすい味わいのスープになっている。
もっと、違う言い方をすれば、ラーメン店の醤油ラーメンに近づいたというか…
今までの土橋店主の作る醤油ラーメンは、初代の「醤油そば」にしても!
その後、リニューアルされて…
これをミシュランの審査員が食べて、ビブグルマンに掲載された「白醤油そば」にしても、鶏は下支えするだけで、和出汁のきかされた醤油ラーメンで!
また、その後に、春・夏の季節限定として登場した「濃口醤油そば」に至っては、鶏が使われない和出汁だけで出汁を引いたラーメンで!
ラーメン屋の作った醤油ラーメンというよりは、ラーメンとのことをよく理解している和食の料理人が作った醤油ラーメンという感じだったので!
ただし、そうは言っても、昆布に鮪節、鰹節に背黒の煮干しと浅蜊で出汁を引いた土橋店主のの命の出汁のうま味が入れられていて、土橋店主らしさは感じられたし♪
もちろん、スープは絶品♪
そして、今回、カエシに再仕込み醤油が使われてきて…
芳醇でうま味とコクのあるカエシで…
味わいとしては、個人的には、今回のものが、今までのものの中ではベスト♪
そして、日本人で、この味わいが嫌いな人は、あまりいないじゃないか!?
そう思えるだけの味わいのコクうまの醤油スープに仕上げられていて…
最高に美味しい♪
そして、この絶品スープに合わされた麺は、従来のつるっとした食感の加水率35%くらいの、清湯スープだったら、どんなスープでも合う、無難な麺が合わせられた思っていたのに…
今回は、もっと、加水率の低い全粒粉が配合された麺が合わされていて!

つるパツな食感の麺は、とても小気味よくて♪
小麦粉のうま味も感じられる麺で!
今まで、こちら『きなり』で使われてきた三河屋製麺の麺では、一番、味も食感もよくて♪
スープとの相性もいいように感じられた。
トッピングされた3種類のチャーシューは、どれも、相変わらず、クオリティの高いチャーシューで!
まず、豚肩ロース肉のレアチャーシューは、厚みも大きさもあるもので!
しっとりとした食感に仕上げられていて…
肉のうま味が中に閉じ込められた絶品のチャーシューだったし♪

鶏ムネ肉のレアチャーシューは、しっとりではなく…
こちらは、ふっくらとした食感に仕上げられていて…
塩味の味付けの塩梅も完璧で最高だったし♪
大袈裟ではなく、これ以上、美味しい鶏ムネ肉のレアチャーシューを私は知らない…
そして、鴨ロースのレアチャーシューは、今日も絶妙の火入れで…
これ以上レアだと、噛み切りにくくなる…
ギリギリの線で仕上げられていて…
噛む毎に、鴨肉のうま味がジュワっと感じられる逸品だったし♪

これは、できれば、3種類ともすべてトッピングしたい!
それだけ秀逸なレアチャーシューと言える♪
さらに、穂先メンマは、長い一本もの穂先メンマが2本も使われていて!
これが、また、やわらかい上に、絶妙の食感のものでよかったし♪

スープが美味しかったから、店内連食するのはわかっていたけど、残すことなど、まったく考えられずに、すべて飲み干して完食♪
そして、2杯目の「肉増し赤味噌そば」を、女性スタッフの人にお願いしたところ…
土橋店主は、これくらいで、私が一杯目のラーメンを完食するだろうというのが、わかっていて…
すでに、ラーメンが作られていて…
ほぼ、一杯目の「肉増し醤油そば」を完食して…
タイムラグなく、2杯目の「肉増し赤味噌そば」が、今度は、土橋店主自らの手で供された。


こちらは、デフォで鴨ロースのレアチャーシューが3枚載せられて…
豚肩ロース肉、鶏ムネ肉、鴨ロースの3種のレアチャーシューが1枚ずつトッピングされて…
さらに、炙ったお揚げになめこ、穂先メンマ、春菊、刻みネギ、揚げネギが載せられた…
こちらも彩り鮮やかで、美しい味噌ラーメン♪
まずは、味噌香るスープをいただくと…
八丁味噌をベースに、西京味噌、麦味噌、米味噌をブレンドして作ったと思われる特製の味噌ダレのスープは…
芳醇で、コク深い味わいのスープで…
味噌の甘味と酸味に、ほろ苦な味わいが何とも絶妙で♪
そして、この強い味噌ダレに負けずに、昆布に鮪節、鰹節、背黒に浅蜊の貝出汁のうま味もしっかりと感じられて…
新所沢に移転して、水が変わっても、以前と変わらない絶品のスープに仕上げられていて、最高に美味しい♪
そして、スープといっしょに軽く煮込まれて、茶色く色づく、三河屋製麺謹製の平打ちの太ストレート麺は…
モチモチとした食感の多加水麺で!

適度なコシがあって!
コクうまのスープと一体となって…
これ以上のものはない…
この味こそ、私の中の「キング・オブ・味噌ラーメン」!
トッピングされた豚・鶏・鴨の3種のレアチャーシューは、先ほど同様、どれもがクオリティの高い!
味、食感ともに優れたもので…

鴨ロース肉のレアチャーシューは、今日も火入れが絶妙で…
噛めば、鴨肉のジューシーなうま味が口の中に広がる極上の味わいの逸品で♪
いろいろな店で、鴨ロースのレアチャーシューをいただいているけど…
これが、最高峰にあるものだと思うし…

豚肩ロース肉のレアチャーシューも鶏ムネ肉のレアチャーシューも最高で!
ラーメン店でいただくレアチャーシューの域を超えている♪
今日は「醤油そば」も「赤味噌そば」も、どちらも「肉増し」にしたけど、そうして大正解!
なお、この3種類のレアチャーシューが1枚ずつ入った「肉増し」は、単品トッピングとして用意されていなかったけど…
これも、ぜひ、用意してもらいたいな♪
そうすれば、次回は、「肉増し」にして、さらに、「肉増し」トッピングもトッピングして、この3種類のレアチャーシューのマーベラスな味を堪能できるので!
そして、他にトッピングされた表面が炙られたお揚げさんも!
なめこも!
穂先メンマも!
ほろ苦な味わいの春菊も…
すべて、この赤味噌スープとはバツグンの相性で!
美味しくいただけたし♪
目でも、舌でも楽しませてくれる土橋店主の作るオンリーワンの味噌ラーメン!
今日も堪能させていただきました。
最後に、土橋店主…
開店おめでとうございます。
新所沢は、ちょっと遠いですけど、この味わいがある限りは、遠くても通います。
ご馳走さまでした。


メニュー:醤油そば…780円/味玉醤油そば…880円/肉増し醤油そば…980円/味玉肉増し醤油そば…1080円
塩そば…800円/味玉塩そば…900円/肉増し塩そば…1000円/味玉肉増し塩そば…1100円
赤味噌そば…900円/味玉赤味噌そば…1000円/肉増し赤味噌そば…1100円/味玉肉増し赤味噌そば…1200円
麺大盛り…100円
炊込みご飯…150円/肉増し炊込みご飯…250円/鴨肉炊込みご飯…400円
味玉…100円/穂先メンマ…100円/海苔…100円/追加 豚肩ロース…250円/追加 鶏みね肉…200円/鴨むね肉…300円
好み度:肉増し醤油そば

肉増し赤味噌そば

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