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2018.09.20
The Noodles & Saloon Kiriya【六】 ~火曜日と水曜日に曜日限定で提供される「Niboshi_Soba pure(醤油)」&「Niboshi_Soba bitter(醤油)」~
訪問日:2018年9月19日(水)

本日のランチは、先週の土曜日に続いて、9月4日から平日営業を開始した『The Noodles & Saloon Kiriya』へ!
こちらの店は、ラーメンフリークだった青木店主が千葉県流山市の西初石に、2016年12月8日にオープンした店!
ただし、平日は別に仕事をしていて、ラーメン店を営業するのは金曜日の夜と土日のみ。
しかし、いよいよ、二足の草鞋を履くのを止めて、ラーメン店一本に絞ってやっていくようで!
平日営業開始から導入された細麺も気になったので!
9時から、朝ラー営業している土曜日に、ラーメンの勉強のために福井から来ていた『牟岐縄屋』の吉田店主とともに8時30分に訪問して、「Kiri_Soba」の、「潮」と「醤油」をシェアしていただいた。
「Kiri_Soba(潮)」は、見た目もそうだったけど…
スープを一口飲んで…
これは『地雷源』で提供されていた「潮の旨味ソバ」をリスペクトして作ったとわかるスープのラーメンで!
青木店主自身も、このラーメンが大好きで、こんなラーメンを作りたかったと話していた一杯!
日向丸鶏、鶏ガラ、豚骨、本鰹枯節、鯖節、真昆布、干し海老、香味野菜などで出汁をとって、干し貝柱や昆布を大量に使い、モンゴル岩塩と沖縄粟国の塩で作った塩ダレと合わせたスープもとてもよかったけど!
北海道小麦粉の「ゆめちから」を使って製麺された麺が、また、小麦粉のうまみがギッシリと詰まった麺でよかった♪
また、「Kiri_Soba(潮)」と同じスープに「流山みりん」を用いたカエシを合わせた「Kiri_Soba(醤油)」もよかったけど…
「Kiri_Soba(潮)」の方が完成度が高くて好みだったかな♪
そして、土曜日に行ったばかりの店に、今日、また、やってきたのは…
こちらの店では、火曜日と水曜日のみ「Niboshi_Soba」の「pure(純煮干)」と「bitter(ビター)」が曜日限定で提供されているので!
青木店主は、元々、この店を始めたときから提供していた「らぁ麺」も、『永福町大勝軒』出身の店主が千葉県の柏で営んでいて、今は二代目が先代の味を継承して営業している『大勝(だいかつ)』リスペクトの煮干しラーメンだったし!
限定で提供されていた純煮干しラーメンの「niboshiらぁ麺」も美味しくて!
青木店主の煮干しラーメンは定評があったので!
「Kiri_Soba」も食べてみたいとは思ったけど、それ以上に、「Niboshi_Soba」を食べたかったので♪
というわけで、都心からTX(つくばエクスプレス)で流山おおたかの森駅へ!
流山おおたかの駅からは、東武アーバンパークラインに乗り換えて一駅目の初石駅で下車。
店へとやってきたのは午後の2時を5分ほど回った時刻!
しかし、TXの開通によって、茨城県のつくば方面のアクセスがよくなっただけではなく、埼玉県の八潮、三郷といった、以前は陸の孤島と言われていた地区にもアクセスできるようになったし!
千葉県の流山や茨城県の守谷にもアクセスしやすくなったのがいい♪
そして、秋葉原から流山おおたかの森まで28分。
初石駅まで、乗り換え時間を含めて37分。
店まで40分ちょっとで来れてしまうのだから便利になった♪
なお、なぜ、こんな遅い時間に訪問したのかというと…
こちらの店の青木店主が2時を超えると暇だとTwitterでツイートしていたので!
土曜日は、開店30分前の朝の8時30分に着いたのに…
また、雨が降る悪天だったのにもかかわらず…
10組目で…
開店してからも、しばらく店頭で待たされたので…
それで、お腹が空いているのを我慢して、この時間にやって来たというのに…
なんと、店内は満席( ´△`)
青木店主の暇々詐欺に見事に引っ掛かってしまった(笑)
そこで、店頭のベンチに座って待っていると…
後から来たお客さんが紙に名前を書き始めたのを見て…
焦って、その後に名前を書き込んだんだけど…
しまった…
こちらの店は、ファミレス同様、紙に名前を書いて待つ方式が採られているのを忘れていた。
土曜日に経験したばかりというのに(汗)
この後にも、お客さんが来店して、紙に名前を記名していたので、知らなかったら、大変なことになっていた(>_<)
そうして、白いベンチについて14分ほど待っていると…
「一期一会さん、テーブル席が空きましたので、とりあえず、そちらでお待ちになって…」
「カウンター席が飽きましたら、ご案内させていただきますので…」
青木店主の超美人の奥さまからそう言われて、入店!
4人掛けのテーブル席について、メニューをみると…
麺メニューは、土曜日にいただいた「Kiri_Soba」と、火、水限定の「Niboshi_Soba」があって!


しかし、土曜日にあった「らぁ麺」がなかったので…
要は、月曜日と木曜日の定休日を除くと…
金、土、日の3日間が「らぁ麺」!
火、水の2日間が「Niboshi_Soba」というローテーションで提供されるってことなんだろうね!
なお、前述したように「Niboshi_Soba」には「pure(純煮干)」と「bitter(ビター)」があって!
「pure」は、「一番搾りのほろ苦あっさり煮干出汁」という説明がメニューにされていて…
「bitter」は「苦みのある大人味のスープ」ということだった。
これは、どっちも食べるので、自分の舌で、その違いを確かめればいい!
ただ、困ったのは、どちらにも、「潮」と「醤油」の設定があったこと…
どっちも食べればええやん!
それはそうかもしれないけど…
そうすると、4杯食べないといけないので(汗)
そこで、厨房の青木店主に…
「pure」と「bitter」の両方を連食でいただくつもりだけど、「潮」と「醤油」のどちらを食べるべきか聞いてみると…
「どっちも醤油がいいですね♪」という答えが返ってきた。
そこへ、お綺麗な奥さまがオーダーを取りにきたので…
「ピュアとビターを、どっちも醤油でお願いします。」と言うと…
「どちらを先に召し上がります?」と聞かれて…
「ピュアを先で!」と言って、注文成立!
そうして、少し待っていると、カウンター席も空いて…
「よかったら、どうぞ♪」と奥さまから言われて…
4席しかないカウンター席の1席について、改めて、青木店主に挨拶!
少し待つうちに、完成した「Niboshi_Soba pure(醤油)」が奥さまによって配膳された。
豚肩ロース肉のローストポークに煮豚、メンマ、カイワレ、刻んだ三つ葉、刻み玉ねぎがキレイに盛りつけられた煮干し醤油ラーメン!


まずは、煮干し醤油ラーメンの割りには、やや、カエシの醤油の色が濃いめに感じられるスープをいただくと…
煮干しがビシッときかされた、淡麗なのに煮干しが濃厚なスープで!

煮干しは、いりこ主体で、少し背黒も使われているのかな?
なんて首を傾げていたら…
私の心を読んでいるかのように、青木店主から…
「伊吹いりこ100%のスープです!」と言われて…
「昆布も使われてないみたいですけど…」
「いりこだけですか!?」と言うと…
「油に平子使ってます。」という答えがあったので…
それが、いりこ100%というのに、やや、違和感を覚えた原因かもしれないけど…
でも、この平子油の香りが、とてもいい感じで♪
伊吹いりこ100%で出汁を引いたというスープは、いりこのうま味が半端なくて!
ほんのりとしたビターさも感じられるのもよくて…
最高に美味しい♪
ただ、ちょっと、「醤油鹹(から)い」というか…
カエシが主張しすぎているような…
もしかすると、「Kiri_Soba(醤油)」のカエシが、兼用で使われているのかもしれないけど…
これは、『煮干中華ソバ イチカワ』が以前、やっていた「煮干ソバ(黒)」をリスペクトして作ったのか?
スープの味わいに加えて、醤油が甘めで濃いめなところも似ているし…
それに、切刃20番と思われる麺が使われていたことからも…
つくばの巨匠の作るラーメンのように感じられたので…
青木店主に、そんな感想を話すと…
「圓をイメージして作ったんですけど…」なんて答えが返ってきて…
「えっ!?」という、ちょっと驚きの表情を露にすると(汗)
「向こうは薄口醤油ですけど…」と言っていたけど…
『煮干鰮らーめん 圓』にも、薄口醤油がカエシに使われた「煮干しらーめん」とスープは同じで、カエシを濃口醤油で仕上げた「昔ながらのらーめん」というラーメンがある。
でも、こんな味だったかな!?
『圓』では、薄口醤油ベースの「煮干しらーめん」か「塩らーめん」ばかり食べていて…
「昔ながらのらーめん」は、確か、閉店した『町田店』でしか食べたことがなかったはずで…
よく覚えていないんだよね(汗)
このラーメン…
今のままでも、十分に美味しい!
でも、カエシを、もっと、淡い味わいのものにしたら…
もっと、もっと、美味しくなると思う♪
そして、この伊吹いりこのうまみいっぱいのスープに合わされた麺は、店内にある『ラーメン二郎』の店御用達のエビス麺機製作所製の、ちょっと、年季の入った製麺機で青木店主が製麺する自家製麺で!
メニューには、中細麺とあったけど、見た目からは、切刃20番の太くも細くもない中庸な太さに見えるストレート麺で!

「Kiri_Soba」と同じ麺が使われているのかなと思ったら…
違った。
「Kiri_Soba」に使われた、つるモチな食感の麺とは打って変わった…
ザクパツな、カタめで、歯切れのいい食感の麺で!
これも強力粉が使われているのか?
ただし、北海道小麦粉の「ゆめちから」が使われた「Kiri_Soba」の麺のような小麦粉のうま味は感じられないので…
「Niboshi_Soba」用の麺は、内麦ではなく、外麦が使われているのだろうか?
でも、この麺!
煮干しスープとの相性はバツグンで!
煮干しラーメンは、やっぱり、こういう食感の麺で食べるのが好きだな♪
以前、こちらの店でいただいたときには、切刃16番の平打ちの手揉み太麺が合わされていて!
加水率40%という多加水麺は、ムチッとした、やや、カタめの面白い食感の麺で!
これも、なかなかいいとは思ったけど!
やっぱり、個人的にはこの加水率低めの麺で食べる方が好きなので♪
「Kiri_Sobaと同じ麺が使われているのかと思いましたけど、麺は替えてるんですね!」
「加水率は30%か31%くらいだと思いますけど、粉も替えてるんですよね!?」
そう、青木店主に聞いてみると…
驚きの答えが返ってきた…
「加水率は32%です。」
「粉はオーション使ってます(笑)」
「オーションですか…」
「オーションも強力粉ですもんね…」とは答えたものの…
まさか、そんな答えが返ってくるなんて、思ってもいなかったので…
マジで驚かされた(*_*)
しかし、オーションを使うとは…
「オーション」とは、日清製粉製のパン用粉で!
ラーメンには、『ラーメン二郎』系の店が使っていることで有名♪
しかし、煮干しラーメンに使われているのは、おそらく、これが初めてじゃないかと思うけど…
オーションを使った麺を煮干しラーメンに使ってくるとは…
こんなことを考えるのは、青木店主の他にいないんじゃないのかな!?
トッピングされた豚肩ロース肉のローストポークは、土曜日のものよりレア感があって!
しっとりとした食感のもので!

肉のうま味も、こちらの方が強くて!
めっちゃ美味しかったし♪
豚肩ロース肉の煮豚の方は、箸で掴むと、ホロホロと崩れるほど、やわらかく煮込まれていて…
こちらも美味しいチャーシューだったし♪
コリコリとした食感のメンマもよかったし♪
最後は、スープも、すべて飲み干して完食!

そうして、一杯目の「Niboshi_Soba pure(醤油)」を食べ終えて、少し待っていると…
奥さまが、本日2杯目となる「Niboshi_Soba bitter(醤油)」を運んできてくれた。
豚肩ロース肉のローストポークに煮豚、メンマ、カイワレ、刻んだ三つ葉、刻み玉ねぎがトッピングされたラーメンで!
焦げ茶色したスープの色以外は麺もトッピングも「pure」といっしょ!


スープの色が大阪で食べた『三く』の「恋煮干し 魚三」ライクで、スープの塩分、めっちゃ、高そう(汗)
しかし、スープをいただいてみると、ぜんぜん、高くないじゃないですか♪

こちらも伊吹いりこ100%のスープなのか?
青木店主に尋ねたところ…
そうだということで!
煮干し油に平子が使われているのもいっしょということだったけど…
こちらも、いりこのうま味がよく出たスープで♪
ビターさもよく出ていて!
その分、いりこの甘味もよく感じられて…
「pure」のスープも美味しかったけど、この「bitter」のスープも美味しいね♪
それに、先ほどよりもカエシの強さは感じられなかった。
でも、こちらも、カエシは、より、相性のいいものに変更した方が、もっと美味しくなると思う!
麺は、先ほど同様、小麦粉にオーションが使われた麺で…
今、ふっと思ったのは、もしかすると…
というか、たぶん、そうだと思うけど、この麺の切刃は22番かもね!?
オーションを使ったので、太めに見えたんだと思う。

考えてみれば、「Kiri_Soba」に使われた麺も22番だと思われるので…
だいたい、自家製麺の店で20番と22番の切刃を両方持っている店なんて、よほどマニアックな店でもない限りないよね(汗)
そして、この麺は、先ほどの「pure」のスープ以上に、この「bitter」のスープとの相性がよくて!
美味しくいただけたし♪
豚肩ロース肉のローストポークと煮豚の2種類のチャーシューも、先ほど同様!
味、食感とも最高だったし♪

メンマのコリコリとした食感もよくて♪
こちらも、すべてスープを飲み干して完食!

どちらも、甲乙付け難い絶品のラーメンでよかった♪
次回は、どちらも「潮」で食べようかな!?
ただ、他のお客さんが食べていた「黒醤油味」と「白醤油味」の「和え玉」に!
この日、出されていた「いしるの和え玉」も気になる…
平日営業が始まるまで、前の訪問からは、ちょっと間が空いてしまったけど…
店が遠いと思ったのに、意外に都心から近かったし!
これからは、もっと、頻繁に訪れる店になりそう♪
ご馳走さまでした。


メニュー:Noodles
Kiri_Soba 潮 or 流山本みりん醤油…800円
うずらの味玉Kiri_Soba…900円/メンマKiri_Soba…900円/チャーシューKiri_Soba…1050円/特製Kiri_Soba(チャーシュー増し、メンマ増し、うずらの味玉)…1100円
【火曜日・水曜日限定】
Niboshi_Soba 潮 or 醤油
pure(純煮干)…750円/bitter(ビター)…750円
うずらの味玉Niboshi_Soba…850円/メンマNiboshi_Soba…850円/チャーシューNiboshi_Soba…1000円/特製Niboshi_Soba(チャーシュー増し、メンマ増し、うずらの味玉)…1050円
和え玉(黒醤油味/白醤油味)…200円
topping
流山産ネギ…50円/生卵…50円/味玉…100円/バラ海苔(養殖岩海苔)…100円/ローストポーク(3枚)…250円/チャーシュー(3枚)…250円/特製(味玉・チャーシュー増し・メンマ増し)…300円
Gohan
ちりめん山椒ごはん…250円/ちりめん山椒ごはん(小)…200円/ごはん(流山産コシヒカリ)…150円/小ごはん(お茶碗2/3)…100円/ひと口ごはん(お茶碗1/3)…50円/チャーシューごはん…300円
好み度:Nibohi_Soba pure(醤油)
Nibohi_Soba bitter(醤油)
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本日のランチは、先週の土曜日に続いて、9月4日から平日営業を開始した『The Noodles & Saloon Kiriya』へ!
こちらの店は、ラーメンフリークだった青木店主が千葉県流山市の西初石に、2016年12月8日にオープンした店!
ただし、平日は別に仕事をしていて、ラーメン店を営業するのは金曜日の夜と土日のみ。
しかし、いよいよ、二足の草鞋を履くのを止めて、ラーメン店一本に絞ってやっていくようで!
平日営業開始から導入された細麺も気になったので!
9時から、朝ラー営業している土曜日に、ラーメンの勉強のために福井から来ていた『牟岐縄屋』の吉田店主とともに8時30分に訪問して、「Kiri_Soba」の、「潮」と「醤油」をシェアしていただいた。
「Kiri_Soba(潮)」は、見た目もそうだったけど…
スープを一口飲んで…
これは『地雷源』で提供されていた「潮の旨味ソバ」をリスペクトして作ったとわかるスープのラーメンで!
青木店主自身も、このラーメンが大好きで、こんなラーメンを作りたかったと話していた一杯!
日向丸鶏、鶏ガラ、豚骨、本鰹枯節、鯖節、真昆布、干し海老、香味野菜などで出汁をとって、干し貝柱や昆布を大量に使い、モンゴル岩塩と沖縄粟国の塩で作った塩ダレと合わせたスープもとてもよかったけど!
北海道小麦粉の「ゆめちから」を使って製麺された麺が、また、小麦粉のうまみがギッシリと詰まった麺でよかった♪
また、「Kiri_Soba(潮)」と同じスープに「流山みりん」を用いたカエシを合わせた「Kiri_Soba(醤油)」もよかったけど…
「Kiri_Soba(潮)」の方が完成度が高くて好みだったかな♪
そして、土曜日に行ったばかりの店に、今日、また、やってきたのは…
こちらの店では、火曜日と水曜日のみ「Niboshi_Soba」の「pure(純煮干)」と「bitter(ビター)」が曜日限定で提供されているので!
青木店主は、元々、この店を始めたときから提供していた「らぁ麺」も、『永福町大勝軒』出身の店主が千葉県の柏で営んでいて、今は二代目が先代の味を継承して営業している『大勝(だいかつ)』リスペクトの煮干しラーメンだったし!
限定で提供されていた純煮干しラーメンの「niboshiらぁ麺」も美味しくて!
青木店主の煮干しラーメンは定評があったので!
「Kiri_Soba」も食べてみたいとは思ったけど、それ以上に、「Niboshi_Soba」を食べたかったので♪
というわけで、都心からTX(つくばエクスプレス)で流山おおたかの森駅へ!
流山おおたかの駅からは、東武アーバンパークラインに乗り換えて一駅目の初石駅で下車。
店へとやってきたのは午後の2時を5分ほど回った時刻!
しかし、TXの開通によって、茨城県のつくば方面のアクセスがよくなっただけではなく、埼玉県の八潮、三郷といった、以前は陸の孤島と言われていた地区にもアクセスできるようになったし!
千葉県の流山や茨城県の守谷にもアクセスしやすくなったのがいい♪
そして、秋葉原から流山おおたかの森まで28分。
初石駅まで、乗り換え時間を含めて37分。
店まで40分ちょっとで来れてしまうのだから便利になった♪
なお、なぜ、こんな遅い時間に訪問したのかというと…
こちらの店の青木店主が2時を超えると暇だとTwitterでツイートしていたので!
土曜日は、開店30分前の朝の8時30分に着いたのに…
また、雨が降る悪天だったのにもかかわらず…
10組目で…
開店してからも、しばらく店頭で待たされたので…
それで、お腹が空いているのを我慢して、この時間にやって来たというのに…
なんと、店内は満席( ´△`)
青木店主の暇々詐欺に見事に引っ掛かってしまった(笑)
そこで、店頭のベンチに座って待っていると…
後から来たお客さんが紙に名前を書き始めたのを見て…
焦って、その後に名前を書き込んだんだけど…
しまった…
こちらの店は、ファミレス同様、紙に名前を書いて待つ方式が採られているのを忘れていた。
土曜日に経験したばかりというのに(汗)
この後にも、お客さんが来店して、紙に名前を記名していたので、知らなかったら、大変なことになっていた(>_<)
そうして、白いベンチについて14分ほど待っていると…
「一期一会さん、テーブル席が空きましたので、とりあえず、そちらでお待ちになって…」
「カウンター席が飽きましたら、ご案内させていただきますので…」
青木店主の超美人の奥さまからそう言われて、入店!
4人掛けのテーブル席について、メニューをみると…
麺メニューは、土曜日にいただいた「Kiri_Soba」と、火、水限定の「Niboshi_Soba」があって!


しかし、土曜日にあった「らぁ麺」がなかったので…
要は、月曜日と木曜日の定休日を除くと…
金、土、日の3日間が「らぁ麺」!
火、水の2日間が「Niboshi_Soba」というローテーションで提供されるってことなんだろうね!
なお、前述したように「Niboshi_Soba」には「pure(純煮干)」と「bitter(ビター)」があって!
「pure」は、「一番搾りのほろ苦あっさり煮干出汁」という説明がメニューにされていて…
「bitter」は「苦みのある大人味のスープ」ということだった。
これは、どっちも食べるので、自分の舌で、その違いを確かめればいい!
ただ、困ったのは、どちらにも、「潮」と「醤油」の設定があったこと…
どっちも食べればええやん!
それはそうかもしれないけど…
そうすると、4杯食べないといけないので(汗)
そこで、厨房の青木店主に…
「pure」と「bitter」の両方を連食でいただくつもりだけど、「潮」と「醤油」のどちらを食べるべきか聞いてみると…
「どっちも醤油がいいですね♪」という答えが返ってきた。
そこへ、お綺麗な奥さまがオーダーを取りにきたので…
「ピュアとビターを、どっちも醤油でお願いします。」と言うと…
「どちらを先に召し上がります?」と聞かれて…
「ピュアを先で!」と言って、注文成立!
そうして、少し待っていると、カウンター席も空いて…
「よかったら、どうぞ♪」と奥さまから言われて…
4席しかないカウンター席の1席について、改めて、青木店主に挨拶!
少し待つうちに、完成した「Niboshi_Soba pure(醤油)」が奥さまによって配膳された。
豚肩ロース肉のローストポークに煮豚、メンマ、カイワレ、刻んだ三つ葉、刻み玉ねぎがキレイに盛りつけられた煮干し醤油ラーメン!


まずは、煮干し醤油ラーメンの割りには、やや、カエシの醤油の色が濃いめに感じられるスープをいただくと…
煮干しがビシッときかされた、淡麗なのに煮干しが濃厚なスープで!

煮干しは、いりこ主体で、少し背黒も使われているのかな?
なんて首を傾げていたら…
私の心を読んでいるかのように、青木店主から…
「伊吹いりこ100%のスープです!」と言われて…
「昆布も使われてないみたいですけど…」
「いりこだけですか!?」と言うと…
「油に平子使ってます。」という答えがあったので…
それが、いりこ100%というのに、やや、違和感を覚えた原因かもしれないけど…
でも、この平子油の香りが、とてもいい感じで♪
伊吹いりこ100%で出汁を引いたというスープは、いりこのうま味が半端なくて!
ほんのりとしたビターさも感じられるのもよくて…
最高に美味しい♪
ただ、ちょっと、「醤油鹹(から)い」というか…
カエシが主張しすぎているような…
もしかすると、「Kiri_Soba(醤油)」のカエシが、兼用で使われているのかもしれないけど…
これは、『煮干中華ソバ イチカワ』が以前、やっていた「煮干ソバ(黒)」をリスペクトして作ったのか?
スープの味わいに加えて、醤油が甘めで濃いめなところも似ているし…
それに、切刃20番と思われる麺が使われていたことからも…
つくばの巨匠の作るラーメンのように感じられたので…
青木店主に、そんな感想を話すと…
「圓をイメージして作ったんですけど…」なんて答えが返ってきて…
「えっ!?」という、ちょっと驚きの表情を露にすると(汗)
「向こうは薄口醤油ですけど…」と言っていたけど…
『煮干鰮らーめん 圓』にも、薄口醤油がカエシに使われた「煮干しらーめん」とスープは同じで、カエシを濃口醤油で仕上げた「昔ながらのらーめん」というラーメンがある。
でも、こんな味だったかな!?
『圓』では、薄口醤油ベースの「煮干しらーめん」か「塩らーめん」ばかり食べていて…
「昔ながらのらーめん」は、確か、閉店した『町田店』でしか食べたことがなかったはずで…
よく覚えていないんだよね(汗)
このラーメン…
今のままでも、十分に美味しい!
でも、カエシを、もっと、淡い味わいのものにしたら…
もっと、もっと、美味しくなると思う♪
そして、この伊吹いりこのうまみいっぱいのスープに合わされた麺は、店内にある『ラーメン二郎』の店御用達のエビス麺機製作所製の、ちょっと、年季の入った製麺機で青木店主が製麺する自家製麺で!
メニューには、中細麺とあったけど、見た目からは、切刃20番の太くも細くもない中庸な太さに見えるストレート麺で!

「Kiri_Soba」と同じ麺が使われているのかなと思ったら…
違った。
「Kiri_Soba」に使われた、つるモチな食感の麺とは打って変わった…
ザクパツな、カタめで、歯切れのいい食感の麺で!
これも強力粉が使われているのか?
ただし、北海道小麦粉の「ゆめちから」が使われた「Kiri_Soba」の麺のような小麦粉のうま味は感じられないので…
「Niboshi_Soba」用の麺は、内麦ではなく、外麦が使われているのだろうか?
でも、この麺!
煮干しスープとの相性はバツグンで!
煮干しラーメンは、やっぱり、こういう食感の麺で食べるのが好きだな♪
以前、こちらの店でいただいたときには、切刃16番の平打ちの手揉み太麺が合わされていて!
加水率40%という多加水麺は、ムチッとした、やや、カタめの面白い食感の麺で!
これも、なかなかいいとは思ったけど!
やっぱり、個人的にはこの加水率低めの麺で食べる方が好きなので♪
「Kiri_Sobaと同じ麺が使われているのかと思いましたけど、麺は替えてるんですね!」
「加水率は30%か31%くらいだと思いますけど、粉も替えてるんですよね!?」
そう、青木店主に聞いてみると…
驚きの答えが返ってきた…
「加水率は32%です。」
「粉はオーション使ってます(笑)」
「オーションですか…」
「オーションも強力粉ですもんね…」とは答えたものの…
まさか、そんな答えが返ってくるなんて、思ってもいなかったので…
マジで驚かされた(*_*)
しかし、オーションを使うとは…
「オーション」とは、日清製粉製のパン用粉で!
ラーメンには、『ラーメン二郎』系の店が使っていることで有名♪
しかし、煮干しラーメンに使われているのは、おそらく、これが初めてじゃないかと思うけど…
オーションを使った麺を煮干しラーメンに使ってくるとは…
こんなことを考えるのは、青木店主の他にいないんじゃないのかな!?
トッピングされた豚肩ロース肉のローストポークは、土曜日のものよりレア感があって!
しっとりとした食感のもので!

肉のうま味も、こちらの方が強くて!
めっちゃ美味しかったし♪
豚肩ロース肉の煮豚の方は、箸で掴むと、ホロホロと崩れるほど、やわらかく煮込まれていて…
こちらも美味しいチャーシューだったし♪
コリコリとした食感のメンマもよかったし♪
最後は、スープも、すべて飲み干して完食!

そうして、一杯目の「Niboshi_Soba pure(醤油)」を食べ終えて、少し待っていると…
奥さまが、本日2杯目となる「Niboshi_Soba bitter(醤油)」を運んできてくれた。
豚肩ロース肉のローストポークに煮豚、メンマ、カイワレ、刻んだ三つ葉、刻み玉ねぎがトッピングされたラーメンで!
焦げ茶色したスープの色以外は麺もトッピングも「pure」といっしょ!


スープの色が大阪で食べた『三く』の「恋煮干し 魚三」ライクで、スープの塩分、めっちゃ、高そう(汗)
しかし、スープをいただいてみると、ぜんぜん、高くないじゃないですか♪

こちらも伊吹いりこ100%のスープなのか?
青木店主に尋ねたところ…
そうだということで!
煮干し油に平子が使われているのもいっしょということだったけど…
こちらも、いりこのうま味がよく出たスープで♪
ビターさもよく出ていて!
その分、いりこの甘味もよく感じられて…
「pure」のスープも美味しかったけど、この「bitter」のスープも美味しいね♪
それに、先ほどよりもカエシの強さは感じられなかった。
でも、こちらも、カエシは、より、相性のいいものに変更した方が、もっと美味しくなると思う!
麺は、先ほど同様、小麦粉にオーションが使われた麺で…
今、ふっと思ったのは、もしかすると…
というか、たぶん、そうだと思うけど、この麺の切刃は22番かもね!?
オーションを使ったので、太めに見えたんだと思う。

考えてみれば、「Kiri_Soba」に使われた麺も22番だと思われるので…
だいたい、自家製麺の店で20番と22番の切刃を両方持っている店なんて、よほどマニアックな店でもない限りないよね(汗)
そして、この麺は、先ほどの「pure」のスープ以上に、この「bitter」のスープとの相性がよくて!
美味しくいただけたし♪
豚肩ロース肉のローストポークと煮豚の2種類のチャーシューも、先ほど同様!
味、食感とも最高だったし♪

メンマのコリコリとした食感もよくて♪
こちらも、すべてスープを飲み干して完食!

どちらも、甲乙付け難い絶品のラーメンでよかった♪
次回は、どちらも「潮」で食べようかな!?
ただ、他のお客さんが食べていた「黒醤油味」と「白醤油味」の「和え玉」に!
この日、出されていた「いしるの和え玉」も気になる…
平日営業が始まるまで、前の訪問からは、ちょっと間が空いてしまったけど…
店が遠いと思ったのに、意外に都心から近かったし!
これからは、もっと、頻繁に訪れる店になりそう♪
ご馳走さまでした。


メニュー:Noodles
Kiri_Soba 潮 or 流山本みりん醤油…800円
うずらの味玉Kiri_Soba…900円/メンマKiri_Soba…900円/チャーシューKiri_Soba…1050円/特製Kiri_Soba(チャーシュー増し、メンマ増し、うずらの味玉)…1100円
【火曜日・水曜日限定】
Niboshi_Soba 潮 or 醤油
pure(純煮干)…750円/bitter(ビター)…750円
うずらの味玉Niboshi_Soba…850円/メンマNiboshi_Soba…850円/チャーシューNiboshi_Soba…1000円/特製Niboshi_Soba(チャーシュー増し、メンマ増し、うずらの味玉)…1050円
和え玉(黒醤油味/白醤油味)…200円
topping
流山産ネギ…50円/生卵…50円/味玉…100円/バラ海苔(養殖岩海苔)…100円/ローストポーク(3枚)…250円/チャーシュー(3枚)…250円/特製(味玉・チャーシュー増し・メンマ増し)…300円
Gohan
ちりめん山椒ごはん…250円/ちりめん山椒ごはん(小)…200円/ごはん(流山産コシヒカリ)…150円/小ごはん(お茶碗2/3)…100円/ひと口ごはん(お茶碗1/3)…50円/チャーシューごはん…300円
The Noodles & Saloon Kiriya (ラーメン / 初石駅)
昼総合点★★★★☆ 4.5
好み度:Nibohi_Soba pure(醤油)

Nibohi_Soba bitter(醤油)

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【新店】中華蕎麦 円雀 ~沼津の『麺屋 卓郎商店』出身の店主が地元の千葉県市原市にオープンした店で「丸鶏中華そば」~>>
さすらい太郎
大変恐れ入りますm(_ _)m少し気になったもので・・・
誤 Nibohi_Soba
正 Niboshi_Soba
ですね( ・ω・)ゞ
誤 Nibohi_Soba
正 Niboshi_Soba
ですね( ・ω・)ゞ
2018/09/20 Thu 18:24 URL [ Edit ]
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