| Home |
訪問日:2018年6月29日(金)

本日のランチは、王子駅南口近くの住宅街にひっそりと佇む『中華そば ざ銀ざ』へ!
看板のない店。
赤い暖簾と黒い本日のメニューが書かれた看板が出ていれば営業している…
そんな店の存在を知ったのは、新店ハンターのロバオさんのTwitterのツイートで…
ただ、ロバオさんも店に行ったものの、材料切れで食べられなかったみたいで…
どんなラーメンが食べられる店かわからない。
そこで、スマホに「中華そば ざ銀ざ 王子」と入力して、ググってみたところ…
ラーメンデータベースがトップヒット!
見に行ってみると…
まったく、レビューが上がっていない。
それどころか、掲載されている情報も、住所に最寄り駅。
定休日が不定休であることと、カウンターが10席あるということだけ…
住所 :東京都北区堀船1丁目4-9
最寄り駅:都電荒川線『栄町駅』(130m)
定休日:不定休
座席数:カウンター約10席
開店時間も、どんなメニューがあるのかもわからない。
そして、食べログにも情報がなければ、他のグルメ情報サイトにも情報がなく…
Twitterにも、ロバオさんの情報以外は、「塩中華そばうまかった。」という文字情報があるだけ…
しかも、情報が昨年の11月7日と今年の2月6日の情報で古い…
新店ハンターのロバオさんの情報だから、新店だとばかり思っていたし…
珍しく、まだ、大物新店ハンターの方々が行っていない店だと思っていたのに…
そこで、再度、ネットで調べると…
ヒットするのは大阪にある『座銀』というラーメン店の情報ばかり…
しかし、一つだけ、地元の不動産屋さんのブログに情報があった♪
それによると…
都電荒川線栄町駅近くの、道行く人もまばらな閑静な住宅街にある…
名前のない暖簾に黒板に書いたメニューを出した店で!
券売機でチケットを購入するシステム…
ボタンは「中華そば」か「セット」の2種類のみ。
麺類はすべて500円で!
どんなラーメンがあるのか、店主に尋ねたところ…
「しょうゆ、塩、味噌、鴨とんこつ…あ、何味が好きですか?」と逆に聞かれたそうだ…
そこで、表の黒板にもあった「鶏塩中華そば」をお願いしたということだったけど…
表の黒板にあったメニューは…
「塩中華そば」、「もつ煮味噌そば」、「鴨豚骨醤油」!
そして、さらに、わかったのは、こちらで開店して1年半ほどだということと…
店主が「家賃が安かったから(笑)」借りたという、こんな人通りのない場所にありながら、平日は行列ができることもあるという店だということ。
しかし、そんなの情報が、このSNS全盛時代に、開店から1年半も経つというのに、このブログ一つだけというのもスゴい!
そこで、この謎だらけのラーメン店を探るため、もしかすると、不定休のためにフラれてしまうかもしれないのを覚悟で、訪ねてみることにした♪
JR京浜東北線の王子駅で下車して、上野方面の南口からアプローチして、徒歩3分ほどの店へと11時40分になる時間にやって来ると…
ガーン( ̄▽ ̄;)
赤い暖簾が店の中に仕舞われていた…
ついてない(>_<)

でも、金曜日に休むかな!?
そう思って、店の入口の引戸を開けてみると…
スルスルと戸が開いた。
そこで…
「すいません、今日は、お休みですか?」と声を掛けると…
暖簾の向こうから…
「営業しますけど、準備が遅れています。」
「お水を出すこともできませんけど、よければ、中でお待ちください。」
そう言われて…
「では、外で待ってます。」と言って、店頭に置かれた日陰の位置にあるベンチに座って待っていると…
8分ほどして、2人組のお客さんが来店…
引戸を開けて店の中へと入っていくと…
「もう、いいの?」
「外でお客さん、待ってるけど…」と店主に話しているのが聞こえてきたので…
私も入店すると…
この2人のお客さんの他に、もう1人、中で、お客さんが待っていたのには、ちょっと、驚かされた(゜_゜;)
2人のお客さんが券売機で食券を買った後に、私も食券を購入する。
すると、何と、券売機にあったボタンというのが…

左から、「ライスセット」650円、「和えそば」150円、「600円」、「×」…
不動産屋さんのブログに500円均一と書いてあったので、それが600円になったのだろうと思って、とりあえず、600円のボタンを押して食券を買い求めて…
L字型カウンター席8席で営業していた席の1席へとついて、カウンターの上に食券を上げると…
店主から、冷水が注がれたコップと冷たいおしぼりが出されたので…

「どんなラーメンがあるんですか?」
メニューがないので、店主に聞いてみたところ…
券売機の脇の壁際に立て掛けてあった黒板を示して…
「今日は、新作の鮭中華そばです!」
「それと、今日から始める和えそばです。」
「和えそばは、替え玉みたいなものです。」と答えがあって…

今日、提供されるラーメンは、この「鮭中華そば」だけだということがわかった。
それと、どうやら、これに書かれたラーメンが、本日のラーメンとして、その日に提供されているということがわかった。
そうして、この後、12時近い時間になって、ようやく、営業準備の整った店主が看板を外に出して…
名前のない看板が掛けられて開店となったんだけど…
驚かされるのは、すでに、開店前の時点で、店内8席の席は満席になって…
さらに、この後、お客さんが入ってきて、満席と知って、外待ちしていたということ…
つまり、暖簾が掛かっていない店に来店して、中を覗いて…
営業していたから入ってきたというお客さんばかりで…
当然、私以外は、全員がリピーターのお客さん。
しかし、暖簾のかかっていない…
営業しているかどうかもわからない…
しかも、何時から営業するのかもわからない。
そして、今日は、どんなメニューが出されるのかもわからない…
そんな店なのに、なぜ、これだけのお客さんが入っているんだろう…
ラーメンを試作して、味見をして…
開店準備を進めていた店主に…
開店時間を確かめると…
「一応、11時30分開店を目安にしているんですけどね…」
「今日は、新作のラーメンを作ったこともあって、遅れてしまって、すいません。」と店主は言っていたけど…
しかし、30分近く遅れて開店しても、誰一人、文句を言うお客さんがいないし…
この間に、帰っていってしまったお客さんもなし…
そして、店主と会話しているのは私だけで、皆さん、ラーメンができるのを、じっと、待っている…
そうして、味見を繰り返して、納得して、開店すると…
まず、ラーメン丼を一つ出して、ラーメンを作り始める店主…
まずは、ラーメン丼にレードルで透明な液体を入れて…
さらに、カエシを入れていくと…
「三河屋製麺」の木製の麺箱から、ビニールに入った麺を出してきて…
ビニールを破って、麺を1玉、茹で麺機のテボの中へと入れて、タイマーをセット!
頃合いをみて、大きな鍋で温めていたスープをラーメン丼に注いで、味見!
納得して、麺が茹で上がるのを待つ。
そうして、茹で始めから1分20秒でタイマーが鳴ると、すぐに切って…
湯切りされた麺がスープの張られたラーメン丼に入れられると…
チャーシュー、メンマ、刻みネギ、海苔の順に盛りつけられて!
完成した「鮭中華そば」が、私が来店する前から、店内で、ずっと、開店を待っていたお客さんに出された。
そして、店主から、そのお客さんに向かって…
「和えそばも続けて、作っちゃっていいかな?」と聞くと…
ラーメン丼を、また、一つ取り出して、「和えそば」を作り始めた。
そして、やはり、1分20秒で茹で上がった麺を湯切りしてラーメン丼に入れると…
箸で、麺とカエシとラードが使われた香味油を混ぜ合わさせて…
麺を味見して、お客さんに出して、感想を聞くと…
今度は、ラーメン丼が4つ取り出されて…
その4つのラーメン丼に、ラード、カエシが入れられて…
先ほどと同じルーティーンで、4個作りされたラーメンを完成させると…
「お待たせしちゃって、申し訳ありませんでした。」という言葉とともに、私を含む2番目から5番目までに入店したお客さんに出された。
供された「鮭中華そば」は、豚肩ロースのチャーシュー、メンマ、刻みネギに海苔が具といて載る…
「THE中華そば」という感じのシンプルな出で立ちの醤油ラーメン!


まずは、ステンレス製のレンゲですくって、スープをいただくと…
鮭!鮭!鮭!

見た目から、鮭節が使われた醤油ラーメンだろうと思っていたのに…
ちょっと、癖のある、この鮭がいっぱいに感じられる味わいは…
カエシに鮭魚醤を使ったのか!?
試したことはないけど、北海道の石狩に鮭で作った魚醤があるという話しを聞いたことがあるので…
それを使っているのかと思って!
店主に聞いてみたところ…
「アトランティックサーモンを使って、出汁をとりました。」と話してくれたので!
鮮魚の鮭を使ったラーメンだということが判明した。
「でも、サーモンだけでなく、豚も使われていますよね?」
「それとも、豚はラードだけですか?」と重ねて聞くと…
「ええ、ラードも使ってますけど、豚骨がベースです。」という答えが返ってきたので…
おそらく、このスープは豚骨清湯スープに鮮魚のアトランティックサーモンの出汁のうま味を重ねたスープだと思われるけど…
ちなみに、アトランティックサーモンとは、大西洋鮭という和名の太平洋ではなく、大西洋の鮭(サーモン)のことで!
ノルウェー産やチリ産と表示されて販売されている鮭のほとんどが、このアトランティックサーモンになる。
日本に入ってくるものは、ほとんどが、生食用に養殖されたもので、主に回転寿司のネタとして使われている。
しかし、これを使って、ラーメンスープの出汁をとるために使うとは…
スープ自体は、豚骨のうま味とともに、鮭の独特のうま味がギュッと詰まったもので…
まったく、鮮魚の臭みなど感じられないのがいい♪
ただ、ちょっと、癖のある味わいなので…
鮭が苦手な人には、おすすめはできないかな…
麺は中細のストレート麺が合わされていて…
この麺…
『中華ソバ 伊吹』や『麺尊 RAGE』でも使われている低加水麺じゃないかと思われる。
『伊吹』や『RAGE』では、50秒で茹で上げる麺を、あえて、1分20秒という茹で時間で、30秒も長く茹で上げることで、このスープに合うようアジャストしてきているように感じられた。

そして、つるパツの食感の麺は、好きな食感の麺だし!
啜り心地も!
のど越しのよさもあって!
この醤油味のスープとの相性もとてもよかったし♪
ちょっと濃いめの味わいの、分厚い豚肩ロース肉のチャーシューも、まずまずの美味しさだったし!
そうして、最後は、空っぽになったラーメン丼を上げて、席を立つと…


店主から…
「今日は、お待たせしちゃって、申し訳ありません。」
「うちは、3度食べないと、よさがわからないラーメンです。」
「よかったら、また、食べにきてください。」なんて言うので…
「不定休と聞いていますけど、いつなら確実に営業しているのですか?」と聞いてみると…
「土曜日は昼だけ営業します。」
「日曜日はお休みいただいて、平日の昼は、だいたい営業していますけど…」
「夜は、灯りが点いている時だけ営業しています。」ということだった。
また、次は、どんなラーメンをやるのか、尋ねてみると…
「煮干しのラーメンが得意なんですよ。」という答えがあって…
ちょっと気になるので、もう一度、食べに来ようかな♪
ご馳走さまでした。

メニュー:【6月29日(金)】鮭中華そば…600円/和えそば(替え玉)…150円/ライス…50円
好み度:鮭中華そば
接客・サービス
ブログランキングに参加しています。
日々の更新の励みになりますので…
↓↓↓こちらを1日1回クリックいただきますようお願いしますm(__)m

にほんブログ村
↓↓↓こちらのクリックもよろしくお願いしますm(__)m

本日のランチは、王子駅南口近くの住宅街にひっそりと佇む『中華そば ざ銀ざ』へ!
看板のない店。
赤い暖簾と黒い本日のメニューが書かれた看板が出ていれば営業している…
そんな店の存在を知ったのは、新店ハンターのロバオさんのTwitterのツイートで…
ただ、ロバオさんも店に行ったものの、材料切れで食べられなかったみたいで…
どんなラーメンが食べられる店かわからない。
そこで、スマホに「中華そば ざ銀ざ 王子」と入力して、ググってみたところ…
ラーメンデータベースがトップヒット!
見に行ってみると…
まったく、レビューが上がっていない。
それどころか、掲載されている情報も、住所に最寄り駅。
定休日が不定休であることと、カウンターが10席あるということだけ…
住所 :東京都北区堀船1丁目4-9
最寄り駅:都電荒川線『栄町駅』(130m)
定休日:不定休
座席数:カウンター約10席
開店時間も、どんなメニューがあるのかもわからない。
そして、食べログにも情報がなければ、他のグルメ情報サイトにも情報がなく…
Twitterにも、ロバオさんの情報以外は、「塩中華そばうまかった。」という文字情報があるだけ…
しかも、情報が昨年の11月7日と今年の2月6日の情報で古い…
新店ハンターのロバオさんの情報だから、新店だとばかり思っていたし…
珍しく、まだ、大物新店ハンターの方々が行っていない店だと思っていたのに…
そこで、再度、ネットで調べると…
ヒットするのは大阪にある『座銀』というラーメン店の情報ばかり…
しかし、一つだけ、地元の不動産屋さんのブログに情報があった♪
それによると…
都電荒川線栄町駅近くの、道行く人もまばらな閑静な住宅街にある…
名前のない暖簾に黒板に書いたメニューを出した店で!
券売機でチケットを購入するシステム…
ボタンは「中華そば」か「セット」の2種類のみ。
麺類はすべて500円で!
どんなラーメンがあるのか、店主に尋ねたところ…
「しょうゆ、塩、味噌、鴨とんこつ…あ、何味が好きですか?」と逆に聞かれたそうだ…
そこで、表の黒板にもあった「鶏塩中華そば」をお願いしたということだったけど…
表の黒板にあったメニューは…
「塩中華そば」、「もつ煮味噌そば」、「鴨豚骨醤油」!
そして、さらに、わかったのは、こちらで開店して1年半ほどだということと…
店主が「家賃が安かったから(笑)」借りたという、こんな人通りのない場所にありながら、平日は行列ができることもあるという店だということ。
しかし、そんなの情報が、このSNS全盛時代に、開店から1年半も経つというのに、このブログ一つだけというのもスゴい!
そこで、この謎だらけのラーメン店を探るため、もしかすると、不定休のためにフラれてしまうかもしれないのを覚悟で、訪ねてみることにした♪
JR京浜東北線の王子駅で下車して、上野方面の南口からアプローチして、徒歩3分ほどの店へと11時40分になる時間にやって来ると…
ガーン( ̄▽ ̄;)
赤い暖簾が店の中に仕舞われていた…
ついてない(>_<)

でも、金曜日に休むかな!?
そう思って、店の入口の引戸を開けてみると…
スルスルと戸が開いた。
そこで…
「すいません、今日は、お休みですか?」と声を掛けると…
暖簾の向こうから…
「営業しますけど、準備が遅れています。」
「お水を出すこともできませんけど、よければ、中でお待ちください。」
そう言われて…
「では、外で待ってます。」と言って、店頭に置かれた日陰の位置にあるベンチに座って待っていると…
8分ほどして、2人組のお客さんが来店…
引戸を開けて店の中へと入っていくと…
「もう、いいの?」
「外でお客さん、待ってるけど…」と店主に話しているのが聞こえてきたので…
私も入店すると…
この2人のお客さんの他に、もう1人、中で、お客さんが待っていたのには、ちょっと、驚かされた(゜_゜;)
2人のお客さんが券売機で食券を買った後に、私も食券を購入する。
すると、何と、券売機にあったボタンというのが…

左から、「ライスセット」650円、「和えそば」150円、「600円」、「×」…
不動産屋さんのブログに500円均一と書いてあったので、それが600円になったのだろうと思って、とりあえず、600円のボタンを押して食券を買い求めて…
L字型カウンター席8席で営業していた席の1席へとついて、カウンターの上に食券を上げると…
店主から、冷水が注がれたコップと冷たいおしぼりが出されたので…

「どんなラーメンがあるんですか?」
メニューがないので、店主に聞いてみたところ…
券売機の脇の壁際に立て掛けてあった黒板を示して…
「今日は、新作の鮭中華そばです!」
「それと、今日から始める和えそばです。」
「和えそばは、替え玉みたいなものです。」と答えがあって…

今日、提供されるラーメンは、この「鮭中華そば」だけだということがわかった。
それと、どうやら、これに書かれたラーメンが、本日のラーメンとして、その日に提供されているということがわかった。
そうして、この後、12時近い時間になって、ようやく、営業準備の整った店主が看板を外に出して…
名前のない看板が掛けられて開店となったんだけど…
驚かされるのは、すでに、開店前の時点で、店内8席の席は満席になって…
さらに、この後、お客さんが入ってきて、満席と知って、外待ちしていたということ…
つまり、暖簾が掛かっていない店に来店して、中を覗いて…
営業していたから入ってきたというお客さんばかりで…
当然、私以外は、全員がリピーターのお客さん。
しかし、暖簾のかかっていない…
営業しているかどうかもわからない…
しかも、何時から営業するのかもわからない。
そして、今日は、どんなメニューが出されるのかもわからない…
そんな店なのに、なぜ、これだけのお客さんが入っているんだろう…
ラーメンを試作して、味見をして…
開店準備を進めていた店主に…
開店時間を確かめると…
「一応、11時30分開店を目安にしているんですけどね…」
「今日は、新作のラーメンを作ったこともあって、遅れてしまって、すいません。」と店主は言っていたけど…
しかし、30分近く遅れて開店しても、誰一人、文句を言うお客さんがいないし…
この間に、帰っていってしまったお客さんもなし…
そして、店主と会話しているのは私だけで、皆さん、ラーメンができるのを、じっと、待っている…
そうして、味見を繰り返して、納得して、開店すると…
まず、ラーメン丼を一つ出して、ラーメンを作り始める店主…
まずは、ラーメン丼にレードルで透明な液体を入れて…
さらに、カエシを入れていくと…
「三河屋製麺」の木製の麺箱から、ビニールに入った麺を出してきて…
ビニールを破って、麺を1玉、茹で麺機のテボの中へと入れて、タイマーをセット!
頃合いをみて、大きな鍋で温めていたスープをラーメン丼に注いで、味見!
納得して、麺が茹で上がるのを待つ。
そうして、茹で始めから1分20秒でタイマーが鳴ると、すぐに切って…
湯切りされた麺がスープの張られたラーメン丼に入れられると…
チャーシュー、メンマ、刻みネギ、海苔の順に盛りつけられて!
完成した「鮭中華そば」が、私が来店する前から、店内で、ずっと、開店を待っていたお客さんに出された。
そして、店主から、そのお客さんに向かって…
「和えそばも続けて、作っちゃっていいかな?」と聞くと…
ラーメン丼を、また、一つ取り出して、「和えそば」を作り始めた。
そして、やはり、1分20秒で茹で上がった麺を湯切りしてラーメン丼に入れると…
箸で、麺とカエシとラードが使われた香味油を混ぜ合わさせて…
麺を味見して、お客さんに出して、感想を聞くと…
今度は、ラーメン丼が4つ取り出されて…
その4つのラーメン丼に、ラード、カエシが入れられて…
先ほどと同じルーティーンで、4個作りされたラーメンを完成させると…
「お待たせしちゃって、申し訳ありませんでした。」という言葉とともに、私を含む2番目から5番目までに入店したお客さんに出された。
供された「鮭中華そば」は、豚肩ロースのチャーシュー、メンマ、刻みネギに海苔が具といて載る…
「THE中華そば」という感じのシンプルな出で立ちの醤油ラーメン!


まずは、ステンレス製のレンゲですくって、スープをいただくと…
鮭!鮭!鮭!

見た目から、鮭節が使われた醤油ラーメンだろうと思っていたのに…
ちょっと、癖のある、この鮭がいっぱいに感じられる味わいは…
カエシに鮭魚醤を使ったのか!?
試したことはないけど、北海道の石狩に鮭で作った魚醤があるという話しを聞いたことがあるので…
それを使っているのかと思って!
店主に聞いてみたところ…
「アトランティックサーモンを使って、出汁をとりました。」と話してくれたので!
鮮魚の鮭を使ったラーメンだということが判明した。
「でも、サーモンだけでなく、豚も使われていますよね?」
「それとも、豚はラードだけですか?」と重ねて聞くと…
「ええ、ラードも使ってますけど、豚骨がベースです。」という答えが返ってきたので…
おそらく、このスープは豚骨清湯スープに鮮魚のアトランティックサーモンの出汁のうま味を重ねたスープだと思われるけど…
ちなみに、アトランティックサーモンとは、大西洋鮭という和名の太平洋ではなく、大西洋の鮭(サーモン)のことで!
ノルウェー産やチリ産と表示されて販売されている鮭のほとんどが、このアトランティックサーモンになる。
日本に入ってくるものは、ほとんどが、生食用に養殖されたもので、主に回転寿司のネタとして使われている。
しかし、これを使って、ラーメンスープの出汁をとるために使うとは…
スープ自体は、豚骨のうま味とともに、鮭の独特のうま味がギュッと詰まったもので…
まったく、鮮魚の臭みなど感じられないのがいい♪
ただ、ちょっと、癖のある味わいなので…
鮭が苦手な人には、おすすめはできないかな…
麺は中細のストレート麺が合わされていて…
この麺…
『中華ソバ 伊吹』や『麺尊 RAGE』でも使われている低加水麺じゃないかと思われる。
『伊吹』や『RAGE』では、50秒で茹で上げる麺を、あえて、1分20秒という茹で時間で、30秒も長く茹で上げることで、このスープに合うようアジャストしてきているように感じられた。

そして、つるパツの食感の麺は、好きな食感の麺だし!
啜り心地も!
のど越しのよさもあって!
この醤油味のスープとの相性もとてもよかったし♪
ちょっと濃いめの味わいの、分厚い豚肩ロース肉のチャーシューも、まずまずの美味しさだったし!
そうして、最後は、空っぽになったラーメン丼を上げて、席を立つと…


店主から…
「今日は、お待たせしちゃって、申し訳ありません。」
「うちは、3度食べないと、よさがわからないラーメンです。」
「よかったら、また、食べにきてください。」なんて言うので…
「不定休と聞いていますけど、いつなら確実に営業しているのですか?」と聞いてみると…
「土曜日は昼だけ営業します。」
「日曜日はお休みいただいて、平日の昼は、だいたい営業していますけど…」
「夜は、灯りが点いている時だけ営業しています。」ということだった。
また、次は、どんなラーメンをやるのか、尋ねてみると…
「煮干しのラーメンが得意なんですよ。」という答えがあって…
ちょっと気になるので、もう一度、食べに来ようかな♪
ご馳走さまでした。

メニュー:【6月29日(金)】鮭中華そば…600円/和えそば(替え玉)…150円/ライス…50円
中華そば ざ銀ざ (ラーメン / 栄町駅、王子駅、王子駅前駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0
好み度:鮭中華そば

接客・サービス

ブログランキングに参加しています。
日々の更新の励みになりますので…
↓↓↓こちらを1日1回クリックいただきますようお願いしますm(__)m

にほんブログ村
↓↓↓こちらのクリックもよろしくお願いしますm(__)m

スポンサーサイト
<<中華そば ふくちゃん ~18年前に薬院にあった中華そばの名店『中華そば 信兵衛』の味を復刻した「中華そば」&「支那そば」~ | Home |
らーめん改【壱拾】 ~6月30日で卒業するスタッフの川野くんバイバイ限定「アサリと鶏の濃厚つけ麺」~>>
| Home |