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訪問日:2018年1月26日(金)

本日のランチに向かったのは「ミシュランガイド東京2018」のビブグルマンに掲載された『RAMEN にじゅうぶんのいち
』!
こちらの店は、都電荒川線の東尾久三丁目駅が最寄りの寂れた下町の商店街(?)
といっても、ほとんど商店もなく、人通りも少ない…
そんな場所で、2012年10月3日のオープン以来、営業を続けてきた店!
しおちゃんという愛称の、こちらの店の佐藤店主は、「荒川の巨匠」とも呼ばれて、同じ下町にあるラーメン店の店主からもリスペクトされている人!
そんな佐藤店主の作るラーメンは、丸鶏と胴ガラを長時間、じっくりと炊き出して、うま味を抽出したスープに、鰹節、鯖節などの魚介のうま味を重ねた鶏清湯魚介スープのラーメンで!
フランスのタイヤメーカーが発刊するレストランガイドの調査員がこれを食べれば、ガイドブックに掲載したくなるのもわかる♪
ただ、よく、この場所まで来たな(汗)
というのが偽らざる気持ち(^_^;)
そんな、「ミシュラン」ガイドへの掲載で、真に「荒川の巨匠」の店というに相応しい店となった店から、1月17日に「価格改訂のお知らせ」がTwitterで発表された!
それによれば、1月20日から、50円から70円値上げとなるという…
RAMEN にじゅうぶんのいち
@ramen_0120
【価格改定のお知らせ】
いつもお世話になっております。
1/20(土)より麺メニューの料金が50〜70円値上げとなります。
理由はスープの食材を地鶏100%にする為です。
年が明けて、今までのラーメンをよりブラッシュアップすべく、自分が今やりたいらーめんを出したいと思うようになりました。(続く)
午後8:42 · 2018年1月17日
RAMEN にじゅうぶんのいち
@ramen_0120
(続き)
使用する地鶏(軍鶏)は定期的に変更し、その良さを引き出した一杯を作って行きたいと思います。
突然の値上げ告知、大変ご迷惑とご無理をお掛け致しますが、何卒ご理解の程お願い申し上げます。
RAMEN にじゅうぶんのいち
午後8:43 · 2018年1月17日
単なる値上げではなく、スープの食材を地鶏100%にするための値上げ!
それで、スープがブラッシュアップされて、より美味しくなるのなら、ノープロブレム!
しかも、使用する地鶏(軍鶏)は定期的に変更するみたいで…
そうなれば、地鶏が変わる度に、毎回、限定ラーメンを食べているようで、スゴく楽しみ♪
そうして、予定通り、1月20日から、地鶏100%のスープに変更になって!
この日の「本日のスープ」は、「奥久慈しゃも」のガラと「純系名古屋コーチン」の丸鶏でとったスープ!
その後は、特に、新しい地鶏が使われたという告知もなく数日が過ぎた後…
今朝あった佐藤店主のTwitterのツイート!
RAMEN にじゅうぶんのいち
@ramen_0120
1月26日(金)
本日の地鶏スープ
青森シャモロックのガラ×純系名古屋コーチンの丸鶏を使用しております。
よろしくお願い致します。
午前7:06 · 2018年1月26日
キタ━(゚∀゚)━!
「青森シャモロック」!
「青森シャモロック」は、「比内地鶏」に「天草大王」と並んで、特に好みの味わいの、いい出汁出してくれる地鶏なので!
このツイートを見て、本日のランチは、こちらの店に決定!
都電には乗らずに、今日も東京メトロ千代田線の町屋駅からアクセスして、店の前までやってきたのは12時ジャスト!
入店すると…
「あっ!一期一会さん…」
いきなり、佐藤店主から、そう言われて…
「ご無沙汰しております。」
長いこと訪問していなかったことへのお詫びの言葉を述べて…
まずは、券売機で食券を購入するんだけど…
券売機の上には「本日の地鶏」の説明があって!
「青森シャモロック×純系名古屋コーチン」の文字を見て!
めっちゃテンション上がる♪

メニューは、「塩そば」と「醤油そば」2種類のラーメンが基本で…
味玉入りと味玉とチャーシューが増量される「特製」トッピングバージョンが用意されている。

他に、数量限定の「札幌中華そば味噌」がある。
この中から、デフォルトの「塩そば」に「醤油そば」の食券を買い求めて、席へとついて…
カウンターの上に上げると…
「塩と醤油、2杯食べていただけるのですね。」
「ありがとうございます。」
そう言うと、さっそくラーメン作りに入る佐藤店主!
そうして、まず、作り上げたのが「塩そば」!
大判の豚肩ロース肉のレアチャーシューに穂先メンマ、九条ネギ、海苔がトッピングされたラーメン♪


ただ、鴨ロースのチャーシューは入ってないんだね…
今まで、「ミックスチャーシュー」トッピングしたラーメンか、「特製」を食べていて…
デフォのラーメンを食べたのはこれが初めてだったんだけど…
チャーシューは、デフォで、豚と鴨が1枚ずつ入っているものと思い込んでいた(^。^;)
まずは、黄金色したスープをいただくと…
豊潤な地鶏のうま味いっぱいのスープで!
地鶏のから抽出した鶏油がスープにコクとうま味を与えてくれていて…
めちゃめちゃ美味しい♪

以前のスープに比べると、濃厚さは影を潜めたように感じられた。
しかし、地鶏100%に変更したというスープは、鶏のうま味に厚みが増していたし♪
そして、従来同様、宗太鰹に鯖かな!?
節のうま味に!
鯵煮干しのうま味に甘味を入れて!
バランスよくスープを仕上げているのもよかったし♪
この鶏清湯の塩ラーメン!
今年、いただいた塩ラーメンでは一番♪
それどころか、今まで食べてきた中でも、かなり上位にランキングされる逸品で!
最高に美味しい♪
麺は、東京でも、かなり多くのラーメン店で使われるようになった京都の「麺屋 棣鄂(ていがく)」の中細ストレート麺で!
前回は、三河屋製麺と試行錯誤を繰り返しながら、ようやく造り上げることができたと佐藤店主が嬉しそうに話していた平打ちの中太ストレートの麺だったのに…
それ以前に使用していた三河屋製麺の麺に戻したような!?
なめらかでシルキーな、つるもち食感の、やや、加水率高めの中加水麺で!
しなやかなコシを感じる麺なのがよかったし♪
スープとの絡みもまずまず!

豚肩ロース肉のレアチャーシューは、まず、大きくて、厚みがあるのがいい♪
最近は、スライサーで、薄切りしたレアチャーシューをトッピングする店が増えているけど…
チャーシューのコストを抑えるのには役立っても…
味も食感も犠牲にしているので、結果的には損してると思うんだけどね…
そして、レア加減もちょうどいい感じで!
見た目もいいし♪
しっとりとした食感に仕上げられていて!
噛めば、うま味が滲み出てくる美味しい一品でよかった♪

穂先メンマは、シャクシャクした食感がとてもよくて!
薄味に味つけられているので、スープの邪魔をしないのもよかった。

最後は、2杯目に「醤油そば」を食べるのはわかっていたけど…
こんなに美味しいスープを残すことなどできないので…
もちろん、最後の一滴まで、残さず完食!
マジで美味しかった♪
そうして、「塩そば」の空っぽになった丼をカウンターの上に上げると…
まず、出てきたのは、トッピングの「ミックスチャーシュー」!

鴨チャーシューも食べたかったし!
それに、豚肩ロースのレアチャーシューが、また、めっちゃ美味しかったので、「塩そば」を食べている途中に、食券を買い足して、佐藤店主に追加でお願いしていた。
そして、「ミックスチャーシュー」に少し遅れて、供された「醤油そば」は…
先ほどの「塩そば」と同じく、大判の肩ロースのレアチャーシュー、穂先メンマ、九条ネギ、海苔がトッピングされたていて、見た目の違いはスープの色だけ!



まずは、醤油が香るスープをいただくと…
カエシが、ちょっと、独特の味わいで…
生揚げ醤油や生しょうゆを使った…
所謂、「ネオクラシックな醤油ラーメン」のスープとは味わいが違う。
濃いめで、コク深い味わいで!
醤油の大豆のうま味が感じられる一方…
酸味や苦味も強めに感じる…
やや、癖のある味わいのカエシが使われていた。

スープは、「塩そば」と同じはずだけど…
先ほど感じた、宗太節や鯵煮干しなどは感じられず…
仄かに、煮干しが感じられたくらいで…
スープの味わいは、ほぼ、地鶏!
そして、こちらも、純系名古屋コーチンの丸鶏と青森シャモロックのガラから引いた地鶏出汁の豊潤なうま味がいっぱいに感じられるスープで!
こちらも、「塩そば」同様、地鶏から抽出されたと思われる鶏油が、スープにコクとうま味を与えてくれていて!
個人的な好みからすると「塩そば」だけど…
この「醤油そば」のスープも、めっちゃ美味しい♪
麺は、先ほどの「塩そば」に使われていた中細ストレートの麺が合わされていて…
啜れば、つるっと入っていって!
噛めば、もちっとした食感の…
やや、加水率高めの中加水麺は…
「塩そば」よりも、むしろ「醤油そば」に合わせて、この麺にしたんじゃないか!?
そう思わされるような…
この、やや、濃いめの味付けの醤油スープには相性バツグンの麺で!
スープとの一体感が感じられて、とても美味しくいただくことができたし♪

トッピングされた豚肩ロース肉のレアチャーシューは、先ほど同様、しっとりとした食感に仕上げられていて…
肉のうま味の感じられる美味しいレアチャーシューで、味、食感とも最高だったし♪

穂先メンマも、こちらも同様で、シャクシャクした食感がよかった!
ただ、塩も醤油もトッピングされたチャーシューにメンマもいっしょなので…

できれば、このメンマだけでも、違うタイプのものに変更していただけると…
たとえば、塩は穂先のままでいいので…
醤油は極太メンマを合わせるとか?
あるいは、反対に細メンマにするとか?
仕込みは、今以上に大変になるけど…
味、食感の異なるものにして、変化をつけてもらえると、もっとよくなるんだけど…
そうして、別皿に盛られた「ミックスチャーシュー」は、豚肩ロース肉のレアチャーシューと鴨ロースのレアチャーシューの他に、炙ったカットチャーシューまで入れられていて…
これは、ラーメンのトッピングというよりはビールのつまみ用に用意されたのかな!?
実は、この炙ったカットチャーシューを見つけて、冷めないうちに、先にいただいたんだけど…
これが、めっちゃ香ばしくて♪
噛むと、肉汁が迸る絶品のチャーシューで!
できることなら、この場でビールをグビッとやりたいところ(;^_^A

豚肩ロース肉のレアチャーシューは、塩と醤油の2つのラーメンにトッピングされていたものと変わらず…
美味しくて、クオリティの高い逸品だったし♪
そして、圧巻だったのが、鴨ロースのレアチャーシュー♪
火入れの加減が絶妙で…
噛めば、鴨ロースの濃厚なうま味に甘味が口の中に広がって…
これだけ美味しい鴨肉を食べさせてくれるラーメン店というのも少ない…
しかし、この鴨チャーシューの進化には驚かされた。
というのも、以前の鴨チャーシューは、鴨肉のパストラミで!
たぶん、多くの店がそうしているように、肉屋から購入した鴨ロースのパストラミ(黒胡椒をまぶしたハム)をカットして出していたと思われる。
でも、燻製して、粗挽き胡椒、ニンニク、コリアンダー、パプリカ、オールスパイス、マスタードなどの香辛料をまぶして作るパストラミは、鴨に限らず、牛の赤身肉で作るビーフパストラミも好きなので♪
それはそれでも構わなかったんだけど…
いつの間にか、自家製のレアチャーシューに変更されていた。
これは、今回、私にとっては、地鶏100%スープへの変更以上にセンセーショナルな出来事で!
この鴨ロースのレアチャーシューは、鴨嫌いな人以外には、ぜひ、食べて欲しい♪
醤油も美味しかった♪
なので、塩を一杯食べて、「ミックスチャーシュー」も食べて、お腹いっぱいだったけど、スープもすべて飲み干して完食!
本日の地鶏は、青森シャモロックと純系名古屋コーチンだったけど…
地鶏が違うものに変わったら、味も違ってくるかもしれないので!
また、食べに来ないとね♪
ご馳走さまでした。

メニュー:塩そば(味玉入り)…950円/塩そば…850円/特製塩そば…1150円
醤油そば(味玉入り)…950円/醤油そば…850円/特製醤油そば…1150円
【数量限定】札幌中華そば味噌…850円
麺大盛…150円
炊き込みご飯(小)…220円/炊き込みご飯…300円
トッピング
ミックスチャーシュー(豚肩ロース+鴨ロース)…450円/豚肩ロースチャーシュー…300円/鴨ロース(お一人様1枚まで)…100円
焼きのり…100円/味付けメンマ…150円/半熟味玉…100円/くずれ味玉…30円
好み度:塩そば
醤油そば
接客・サービス
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本日のランチに向かったのは「ミシュランガイド東京2018」のビブグルマンに掲載された『RAMEN にじゅうぶんのいち

こちらの店は、都電荒川線の東尾久三丁目駅が最寄りの寂れた下町の商店街(?)
といっても、ほとんど商店もなく、人通りも少ない…
そんな場所で、2012年10月3日のオープン以来、営業を続けてきた店!
しおちゃんという愛称の、こちらの店の佐藤店主は、「荒川の巨匠」とも呼ばれて、同じ下町にあるラーメン店の店主からもリスペクトされている人!
そんな佐藤店主の作るラーメンは、丸鶏と胴ガラを長時間、じっくりと炊き出して、うま味を抽出したスープに、鰹節、鯖節などの魚介のうま味を重ねた鶏清湯魚介スープのラーメンで!
フランスのタイヤメーカーが発刊するレストランガイドの調査員がこれを食べれば、ガイドブックに掲載したくなるのもわかる♪
ただ、よく、この場所まで来たな(汗)
というのが偽らざる気持ち(^_^;)
そんな、「ミシュラン」ガイドへの掲載で、真に「荒川の巨匠」の店というに相応しい店となった店から、1月17日に「価格改訂のお知らせ」がTwitterで発表された!
それによれば、1月20日から、50円から70円値上げとなるという…
RAMEN にじゅうぶんのいち
@ramen_0120
【価格改定のお知らせ】
いつもお世話になっております。
1/20(土)より麺メニューの料金が50〜70円値上げとなります。
理由はスープの食材を地鶏100%にする為です。
年が明けて、今までのラーメンをよりブラッシュアップすべく、自分が今やりたいらーめんを出したいと思うようになりました。(続く)
午後8:42 · 2018年1月17日
RAMEN にじゅうぶんのいち
@ramen_0120
(続き)
使用する地鶏(軍鶏)は定期的に変更し、その良さを引き出した一杯を作って行きたいと思います。
突然の値上げ告知、大変ご迷惑とご無理をお掛け致しますが、何卒ご理解の程お願い申し上げます。
RAMEN にじゅうぶんのいち
午後8:43 · 2018年1月17日
単なる値上げではなく、スープの食材を地鶏100%にするための値上げ!
それで、スープがブラッシュアップされて、より美味しくなるのなら、ノープロブレム!
しかも、使用する地鶏(軍鶏)は定期的に変更するみたいで…
そうなれば、地鶏が変わる度に、毎回、限定ラーメンを食べているようで、スゴく楽しみ♪
そうして、予定通り、1月20日から、地鶏100%のスープに変更になって!
この日の「本日のスープ」は、「奥久慈しゃも」のガラと「純系名古屋コーチン」の丸鶏でとったスープ!
その後は、特に、新しい地鶏が使われたという告知もなく数日が過ぎた後…
今朝あった佐藤店主のTwitterのツイート!
RAMEN にじゅうぶんのいち
@ramen_0120
1月26日(金)
本日の地鶏スープ
青森シャモロックのガラ×純系名古屋コーチンの丸鶏を使用しております。
よろしくお願い致します。
午前7:06 · 2018年1月26日
キタ━(゚∀゚)━!
「青森シャモロック」!
「青森シャモロック」は、「比内地鶏」に「天草大王」と並んで、特に好みの味わいの、いい出汁出してくれる地鶏なので!
このツイートを見て、本日のランチは、こちらの店に決定!
都電には乗らずに、今日も東京メトロ千代田線の町屋駅からアクセスして、店の前までやってきたのは12時ジャスト!
入店すると…
「あっ!一期一会さん…」
いきなり、佐藤店主から、そう言われて…
「ご無沙汰しております。」
長いこと訪問していなかったことへのお詫びの言葉を述べて…
まずは、券売機で食券を購入するんだけど…
券売機の上には「本日の地鶏」の説明があって!
「青森シャモロック×純系名古屋コーチン」の文字を見て!
めっちゃテンション上がる♪

メニューは、「塩そば」と「醤油そば」2種類のラーメンが基本で…
味玉入りと味玉とチャーシューが増量される「特製」トッピングバージョンが用意されている。

他に、数量限定の「札幌中華そば味噌」がある。
この中から、デフォルトの「塩そば」に「醤油そば」の食券を買い求めて、席へとついて…
カウンターの上に上げると…
「塩と醤油、2杯食べていただけるのですね。」
「ありがとうございます。」
そう言うと、さっそくラーメン作りに入る佐藤店主!
そうして、まず、作り上げたのが「塩そば」!
大判の豚肩ロース肉のレアチャーシューに穂先メンマ、九条ネギ、海苔がトッピングされたラーメン♪


ただ、鴨ロースのチャーシューは入ってないんだね…
今まで、「ミックスチャーシュー」トッピングしたラーメンか、「特製」を食べていて…
デフォのラーメンを食べたのはこれが初めてだったんだけど…
チャーシューは、デフォで、豚と鴨が1枚ずつ入っているものと思い込んでいた(^。^;)
まずは、黄金色したスープをいただくと…
豊潤な地鶏のうま味いっぱいのスープで!
地鶏のから抽出した鶏油がスープにコクとうま味を与えてくれていて…
めちゃめちゃ美味しい♪

以前のスープに比べると、濃厚さは影を潜めたように感じられた。
しかし、地鶏100%に変更したというスープは、鶏のうま味に厚みが増していたし♪
そして、従来同様、宗太鰹に鯖かな!?
節のうま味に!
鯵煮干しのうま味に甘味を入れて!
バランスよくスープを仕上げているのもよかったし♪
この鶏清湯の塩ラーメン!
今年、いただいた塩ラーメンでは一番♪
それどころか、今まで食べてきた中でも、かなり上位にランキングされる逸品で!
最高に美味しい♪
麺は、東京でも、かなり多くのラーメン店で使われるようになった京都の「麺屋 棣鄂(ていがく)」の中細ストレート麺で!
前回は、三河屋製麺と試行錯誤を繰り返しながら、ようやく造り上げることができたと佐藤店主が嬉しそうに話していた平打ちの中太ストレートの麺だったのに…
それ以前に使用していた三河屋製麺の麺に戻したような!?
なめらかでシルキーな、つるもち食感の、やや、加水率高めの中加水麺で!
しなやかなコシを感じる麺なのがよかったし♪
スープとの絡みもまずまず!

豚肩ロース肉のレアチャーシューは、まず、大きくて、厚みがあるのがいい♪
最近は、スライサーで、薄切りしたレアチャーシューをトッピングする店が増えているけど…
チャーシューのコストを抑えるのには役立っても…
味も食感も犠牲にしているので、結果的には損してると思うんだけどね…
そして、レア加減もちょうどいい感じで!
見た目もいいし♪
しっとりとした食感に仕上げられていて!
噛めば、うま味が滲み出てくる美味しい一品でよかった♪

穂先メンマは、シャクシャクした食感がとてもよくて!
薄味に味つけられているので、スープの邪魔をしないのもよかった。

最後は、2杯目に「醤油そば」を食べるのはわかっていたけど…
こんなに美味しいスープを残すことなどできないので…
もちろん、最後の一滴まで、残さず完食!
マジで美味しかった♪
そうして、「塩そば」の空っぽになった丼をカウンターの上に上げると…
まず、出てきたのは、トッピングの「ミックスチャーシュー」!

鴨チャーシューも食べたかったし!
それに、豚肩ロースのレアチャーシューが、また、めっちゃ美味しかったので、「塩そば」を食べている途中に、食券を買い足して、佐藤店主に追加でお願いしていた。
そして、「ミックスチャーシュー」に少し遅れて、供された「醤油そば」は…
先ほどの「塩そば」と同じく、大判の肩ロースのレアチャーシュー、穂先メンマ、九条ネギ、海苔がトッピングされたていて、見た目の違いはスープの色だけ!



まずは、醤油が香るスープをいただくと…
カエシが、ちょっと、独特の味わいで…
生揚げ醤油や生しょうゆを使った…
所謂、「ネオクラシックな醤油ラーメン」のスープとは味わいが違う。
濃いめで、コク深い味わいで!
醤油の大豆のうま味が感じられる一方…
酸味や苦味も強めに感じる…
やや、癖のある味わいのカエシが使われていた。

スープは、「塩そば」と同じはずだけど…
先ほど感じた、宗太節や鯵煮干しなどは感じられず…
仄かに、煮干しが感じられたくらいで…
スープの味わいは、ほぼ、地鶏!
そして、こちらも、純系名古屋コーチンの丸鶏と青森シャモロックのガラから引いた地鶏出汁の豊潤なうま味がいっぱいに感じられるスープで!
こちらも、「塩そば」同様、地鶏から抽出されたと思われる鶏油が、スープにコクとうま味を与えてくれていて!
個人的な好みからすると「塩そば」だけど…
この「醤油そば」のスープも、めっちゃ美味しい♪
麺は、先ほどの「塩そば」に使われていた中細ストレートの麺が合わされていて…
啜れば、つるっと入っていって!
噛めば、もちっとした食感の…
やや、加水率高めの中加水麺は…
「塩そば」よりも、むしろ「醤油そば」に合わせて、この麺にしたんじゃないか!?
そう思わされるような…
この、やや、濃いめの味付けの醤油スープには相性バツグンの麺で!
スープとの一体感が感じられて、とても美味しくいただくことができたし♪

トッピングされた豚肩ロース肉のレアチャーシューは、先ほど同様、しっとりとした食感に仕上げられていて…
肉のうま味の感じられる美味しいレアチャーシューで、味、食感とも最高だったし♪

穂先メンマも、こちらも同様で、シャクシャクした食感がよかった!
ただ、塩も醤油もトッピングされたチャーシューにメンマもいっしょなので…

できれば、このメンマだけでも、違うタイプのものに変更していただけると…
たとえば、塩は穂先のままでいいので…
醤油は極太メンマを合わせるとか?
あるいは、反対に細メンマにするとか?
仕込みは、今以上に大変になるけど…
味、食感の異なるものにして、変化をつけてもらえると、もっとよくなるんだけど…
そうして、別皿に盛られた「ミックスチャーシュー」は、豚肩ロース肉のレアチャーシューと鴨ロースのレアチャーシューの他に、炙ったカットチャーシューまで入れられていて…
これは、ラーメンのトッピングというよりはビールのつまみ用に用意されたのかな!?
実は、この炙ったカットチャーシューを見つけて、冷めないうちに、先にいただいたんだけど…
これが、めっちゃ香ばしくて♪
噛むと、肉汁が迸る絶品のチャーシューで!
できることなら、この場でビールをグビッとやりたいところ(;^_^A

豚肩ロース肉のレアチャーシューは、塩と醤油の2つのラーメンにトッピングされていたものと変わらず…
美味しくて、クオリティの高い逸品だったし♪
そして、圧巻だったのが、鴨ロースのレアチャーシュー♪
火入れの加減が絶妙で…
噛めば、鴨ロースの濃厚なうま味に甘味が口の中に広がって…
これだけ美味しい鴨肉を食べさせてくれるラーメン店というのも少ない…
しかし、この鴨チャーシューの進化には驚かされた。
というのも、以前の鴨チャーシューは、鴨肉のパストラミで!
たぶん、多くの店がそうしているように、肉屋から購入した鴨ロースのパストラミ(黒胡椒をまぶしたハム)をカットして出していたと思われる。
でも、燻製して、粗挽き胡椒、ニンニク、コリアンダー、パプリカ、オールスパイス、マスタードなどの香辛料をまぶして作るパストラミは、鴨に限らず、牛の赤身肉で作るビーフパストラミも好きなので♪
それはそれでも構わなかったんだけど…
いつの間にか、自家製のレアチャーシューに変更されていた。
これは、今回、私にとっては、地鶏100%スープへの変更以上にセンセーショナルな出来事で!
この鴨ロースのレアチャーシューは、鴨嫌いな人以外には、ぜひ、食べて欲しい♪
醤油も美味しかった♪
なので、塩を一杯食べて、「ミックスチャーシュー」も食べて、お腹いっぱいだったけど、スープもすべて飲み干して完食!
本日の地鶏は、青森シャモロックと純系名古屋コーチンだったけど…
地鶏が違うものに変わったら、味も違ってくるかもしれないので!
また、食べに来ないとね♪
ご馳走さまでした。

メニュー:塩そば(味玉入り)…950円/塩そば…850円/特製塩そば…1150円
醤油そば(味玉入り)…950円/醤油そば…850円/特製醤油そば…1150円
【数量限定】札幌中華そば味噌…850円
麺大盛…150円
炊き込みご飯(小)…220円/炊き込みご飯…300円
トッピング
ミックスチャーシュー(豚肩ロース+鴨ロース)…450円/豚肩ロースチャーシュー…300円/鴨ロース(お一人様1枚まで)…100円
焼きのり…100円/味付けメンマ…150円/半熟味玉…100円/くずれ味玉…30円
RAMEN にじゅうぶんのいち (ラーメン / 東尾久三丁目駅、町屋二丁目駅、赤土小学校前駅)
昼総合点★★★★☆ 4.5
好み度:塩そば

醤油そば

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