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訪問日:2018年3月23日(金)

本日のランチは、1年2ヶ月ぶりに、兵庫県尼崎市にある孤高のラーメン職人・嶋崎店主の店『らぁめん矢 ロックンビリースーパーワン』へ!
それは、ロックンビリーS1のマネージャーさんが、Twitterで、こんなツイートをしていたから…
ロックンビリーs1
@s153425645
3月6日火曜日よりメニューが一新します。煮干し香る中華そば(旧16才)、醤油味、塩味がレギュラー仲間入り!元祖昆布水のつけ麺がプレミアムなスタイルにバージョンアップして登場します。値段もアップしますが、つけ麺を料理として味わえるアイテム盛り沢山のつけ麺!お楽しみに!数量限定になります
午前2:00 · 2018年2月28日
「16才」は、嶋崎さんが16歳の時にアルバイト先の料理人にラーメンの作り方を教った嶋崎さんのルーツのラーメンともいえるラーメンをリメイクした一杯。
『ラァメン家 69'N'ROLL ONE』時代に、そして、尼崎に移転してきてからも、限定で提供されていた、このメニューがレギュラーメニューで提供される♪
また、現在、大ブレイクしている『飯田商店』!
こちらの店の一番人気の「醤油らぁ麺」は、嶋崎店主が『ラァメン家 69'N'ROLL ONE』時代に作った「2号ラーメン」をリスペクトして作られた醤油ラーメン!
そして、『飯田商店』で「醤油らぁ麺」に次いで人気の「つけ麺」も、嶋崎店主の「つけ麺」が元祖で!
その「元祖昆布水のつけ麺」がプレミアムなスタイルにバージョンアップと聞いたら、食べてみたいよね♪
そこで、次回、関西に行くときには、ぜひ、この2メニューを食べようと思っていたところ…
本日、ようやく、それを実現することができた。
梅田での予定を終えて、次の仕事の予定までの時間を使ってJR宝塚線に飛び乗って!
JR塚口駅からダッシュして店へと向かう!
そうして、12時30分を少し過ぎた時刻に螺旋階段を上がって…
入口に鎮座するビリケンさんの足を撫でて入店すると…

厨房には、今日もリーゼントに黒のボーリングシャツという50'Sロカビリーファッションの嶋崎店主!
そして、9席あるカウンター席は満席で、店内の待ち合いの椅子には3人のお客さんが待っていた。

嶋崎店主に会釈して、椅子に座って待つ。
すると、すぐに、お客さんが一人、席を立ち、会計を済ませて退店…
続いて、3人のお客さんが、ほぼ、同時に席を立って…
そう待つことなく、席へとつくことができた!
嶋崎店主の美人の奥さまに注文を聞かれて…
「元祖昆布水のpremiumつけ麺」と「煮干し香る懐かしの中華そば『東京』」の「醤油」をお願いすると…


「どちらをお先にお出ししましょうか?」と聞かれたので…
「どちらが先の方がいいでしょうか?」と鸚鵡返しに聞き返すと…
「聞いてみますね♪」と言って、厨房に戻ると、嶋崎店主に私のオーダーを伝える奥さま…
すると、こちらに、つかつかと歩んできて…
「塩食べてもらえませんか?」
そう切り出す嶋崎店主…
「懐かしの中華そば」と言ったら、醤油ラーメンでしょう!
とは思ったけど、嶋崎店主からそう言われて断ることなどできない(汗)(笑)
もちろん、即座に承諾すると…
「醤油は、16才を、さらにブラッシュアップしたものです。」
「でも、塩は食べてもらってないと思いますので…」
そう言うと、続けて…
「塩を先にお出ししますが、つけ麺は、もし、店内に待ちがある場合は並び直してもらってます。」
「最近は、そういうルールにさせてもらってますので…」
そう言われて、頷かざるを得なけど…
次のアポの時間が気になる(^_^;)
そう言うと、白い丼を2つ並べて、お湯を注ぎ湯煎…
ラーメンを2個作りし始める嶋崎店主!
スープを雪平鍋に移して、ガス台の火に掛けていくと…
湯煎して温めていた丼のお湯を捨てて、丼をキレイに拭いて、鶏油にカエシなどを丼に入れていく…
次に、麺を2玉取り出して、大きなテボの中へと入れていって、タイマーをセット!
1分20後にタイマーが鳴り出した瞬間にタイマーを止めて、いつものシャドーボクシングスタイルの湯切りパフォーマンス♪
最後に右ストレートの一突きを入れると、麺がスープの張られたラーメン丼の中へ…
そして、箸を使って、キレイに麺を整えると…
具が盛りつけられて…
鶏油が再度、入れられて…
最後に丼の縁の汚れを拭いて…
完成したデフォの「尼ロック」と「尼ロック」の「豚チャーシュー麺」が先客へと出されていくと…
次いで、今度は、青い模様の入る丼を3つ取り出して、「Sロック」を作り出して…
醤油ダレのカエシの代わりに塩ダレを入れた他は、先ほどと同じルーティーンでラーメンを完成させて…
最後に、卸し金たですり卸した柚子が掛けられて…
先客に出されていった。
そうして、次に、「THE中華そば」といった感じの口が大きくて、背の低い丼が1つ取り出されて、ラーメンを1個作りし始めたんだけど…
どうやら、これが私の注文した「東京」の「塩」のようで!
やはり、これも「尼ロック」に「Sロック」と同様、茹で始めから1分20秒で引き上げられたテボの中の麺がスープの張られた丼に入れられると…
なぜか、これだけは、箸で麺線を揃えることなく、軽く慣らす程度で…
具が盛りつけられて!
完成した「東京(塩)」が嶋崎店主のから差し出された。


豚ロース肉のチャーシューにメンマ、芽ネギ、刻みネギ、なるとに小さめの海苔がキレイに盛り付けられたラーメン!
まずは、仄かに煮干しが香る、キレイに澄んだスープをいただくと…

鶏と昆布に煮干しが、ふわぁ~っと口の中に広がるスープで…
「尼ロック」の比内地鶏の出汁と鶏油のうま味とコクに芳醇な生揚げ醤油によるインパクトのある味わいではなく、じんわりとした、滋味深い味わいのスープで、インパクトはない…
しかし、東京下町の昔ながらの中華そばを塩味にした「塩ラーメン」を無化調で、厳選された最高の素材を使って作り上げたといった感じの味わいのスープで!
どこか懐かしい味わいなのに新しい…
old&new
温故知新のスープで!
極上の味わいで…
スープを持つ手が止まらない…
麺は、細縮れ…
プリッとした食感の麺で、昔ながらの中華そばといったら、私の中のイメージは、こんな食感の縮れ麺!

ただ、最初に出てきたときには、ちょっと、細過ぎるのでは?
とは思ったけど、この繊細な味わいのスープには、この麺がベスト!
トッピングされた豚ロース肉のレアチャーシューは、きめ細やかな肉質のいいロース肉が使われていて!
肉のうま味の感じられる美味しいチャーシューだったし♪

メンマは、シャキシャキとした食感の醤油味の甘辛い濃いめの味付けのもので!
このノスタルジックなメンマもよかったし♪
スープもすべて、美味しく飲み干して完食すると…
この時点で、9席ある席は8席は埋まっていたものの、待ちはなかったので、嶋崎店主に続いて、「つけ麺」を作ってもらうようお願いすると…
奥さまに、これで終わりと告げる嶋崎店主!
この「つけ麺」は、昼夜5食限定!
しかし、お値段が1,400円することもあって、遅い時間でも残っているという情報だったけど…
危なかった(--;)
注文が通ると…
まず、「つけ麺」の食べ方が解説されたマニュアルが渡されて…

「こうすると、写真がまとまって一枚で撮れます。」なんてことまでレクチャーがあって(笑)
「本山葵は大丈夫ですか?」と聞かれたので…
大丈夫だと答えると…
さっそく、「上つけ麺」を作り始める嶋崎店主!
まず、猪口に蕎麦つゆのようなものが入ったものが出されて…
次に、薬味が出されたんだけど…


薬味は、刻んだ生姜と大葉、胡麻、七味唐辛子が小皿に盛りつけられて…
それが、瓢箪型した小皿の片方部分に重ねて載せられて…
もう片方には岩塩が盛られて…
最後に、おろし金で卸された本山葵が載せられたバラエティーに富む内容のもの♪
そうして、この後、麺が茹でられて、リーフ型にデザインされたお皿に入れられて出されることになるんだけど…
この一連の作業を見ていて、嶋崎さんの麺と水に対する並々ならぬこだわりを垣間見ることができた。


それは、まず、見た目が田舎蕎麦のような麺を、茹で時間1分で茹でると…
熱々の麺を冷水に曝して、クールダウンさせて…
普通はこれで、水で麺を洗って、〆て、盛りつける。
しかし、嶋崎店主は違った。
熱をとった麺に、冷蔵庫から出したペットボトルに入った水を注いで、麺を洗い、〆ていく…
そうして、よ~く水切りされた麺がお皿にキレイに盛りつけられると…
昆布水が掛けられて…
あおさに鷹の爪の輪切り、刻みネギにレモンの輪切りが盛られて…
最後に、豚ロース肉の切り身を熱湯で、しゃぶしゃぶして麺の上に載せると…
トリュフのようなものにベビーリーフが載せられて、完成した麺が出されると…
最後の最後に、手羽先の入るつけ汁が供されて…
これで、「元祖昆布水のpremiumつけ麺」の完成♪


「まずは、昆布汁に浸した麺だけを食べてみてください。」
「次に、つけ汁にはつけずに、塩で食べてみてください。」
「本山葵は溶かずに、麺に載せて食べてみてください。」
「出汁つゆにつけて食べるときは、麺をちょこっとだけつけて食べるようにしてください。」
「ネギはいいですけど、他の薬味は最初から入れないで食べてみてください。」
「レモンは、搾るのではなく、途中で軽く噛むと、口の中がリセットされて、また、最初の感覚に戻ります。」
嶋崎店主から、そんな食べ方の指南を受けて…
まずは、昆布汁に浸された麺だけをいただくと…
前回…
とはいっても、もう、かなり前の話だけど…
こちらの店で「THE 俺のつけ麺」と名づけられたつけ麺を食べたときには、かなりネバネバの粘度の高い昆布水がに麺が浸されていて…
これは、がごめ昆布の根昆布が使われていたから…
がごめ昆布は、表面に「籠の目(かごのめ)」のような凹凸があるところからその名が付いた昆布で!
非常に強い粘りがある。
このネバネバな昆布水が麺にネットリと絡み付いて、昆布のグルタミン酸のうま味が口の中いっぱいに広がったのに…
今日の昆布水はシャバシャバで粘度がなかったので、前回とは全然違う印象…
しかし、茶色した麺の色と、麺表面に表れた粒々模様から、石臼挽きの全粒粉が使われていると思われる中細ストレートの麺だけを箸で手繰って、いただくと…
小麦粉の香りが、ふわっと口の中に広がって…
麺の本来の風味を楽しむことができたので!
こういう、香り高い麺の場合は、ネバネバな昆布水は要らないかな…
次に、箸先に岩塩を少し付け、麺だけをいただくと…
塩が麺の甘味を引き出してくれて、これもよかったし♪
そして、今度は、蕎麦つゆのようなものに、日本蕎麦を食べる要領で、麺を3分の1ほどつけていただくと…
醤油の香りとコクと…
それを追いかけるようにして、鰹節の風味が口いっぱいに広がって!
これは、完全に蕎麦を食べているかのよう!
試しに、この蕎麦つゆのようなものを少し飲んで、味見してみたところ…
鰹節で出汁を引いて!
濃口醤油と味醂を煮立てたカエシを作って!
この出汁とカエシを合わせた蕎麦つゆそのものの味わい!
そして、これが、麺の甘さを引き立てる辛さになっていて…
こんな専門店に引けをとらない上質な蕎麦つゆが用意されていたのには驚かされたし…
それに、こうして、つゆに、ちょこっとつけて、麺をすずっと啜ると…
本当の日本蕎麦を食べているかのような、のど越しのよさを実感できるのもよかったし♪
さらに、麺の上に本山葵を、ちょこっと載せて、麺をつゆにつけていただいても!
麺の上に載せられた刻みネギやあおさといっしょにいただいても美味しいし♪
ここまでは、ラーメン店の「つけ麺」を食べているというよりは、蕎麦屋で「水蕎麦」と「塩蕎麦」に「もり蕎麦」を食べているという感覚だったけど…
ここで、レモンで口をリフレッシュさせて、麺をつけ汁につけていただくと、一気にラーメン店の「つけ麺」に変わる!
比内地鶏100%の水と鶏だけで作ったスープに、生揚げ醤油のカエシと合わせた「尼ロック」のスープをカエシ多めで仕上げたといった感じの味わいのつけ汁で…
豊潤な比内地鶏のうま味と比内地鶏の鶏油のコクが何ともよくて…
やっぱり、この水と鶏だけのスープに生揚げ醤油のカエシを合わせたこの味こそ嶋崎店主の真骨頂!
最高に美味しい♪
そうして、終盤は、これに七味唐辛子、大葉、胡麻、生姜、鷹の爪の輪切りをそれぞれ麺に載せていただいて…
いろいろな味に味変するのを楽しむことができたし♪
トッピングされた具では、豚ロース肉のしゃぶしゃぶは、黒トリュフソースとベビーリーフを載せて、お肉で巻いていただいたところ…
さっぱりとした味わいで、これはこれで、とてもいい♪

ただ、つけ汁に入った手羽先は…
煮込んであって、やわらかくて、味もまずまずだったけど…

食べるのが難しくて…
手で持って食べたので…
手を汚してしまい…
拭くものがなかったから、とりあえず、 持っていたハンカチで拭いたけど…
これは、無くてもいいんじゃないかな…
それか、低温調理された鶏ムネ肉のレアチャーシューでも入ってた方がよかったんじゃないかと思った。
そうして、最後の最後に、昆布水をつけ汁に入れて、セルフでスープ割りにしてみると…
鶏出汁と昆布出汁が混じりあった味わいが、また、よかったし♪

美味しかったから、すべて飲み干して完食!
このプレミアムなつけ麺には大満足♪
それに、これだけこったつけ麺が1,400円でいただけるというのは、決して高くはないと思うし!
個人的には、かえってリーズナブルに感じたくらい…
これは、食べておくべき逸品だと思う♪
ご馳走さまでした。

メニュー:醤油らぁ麺
尼ロック…900円
塩らぁ麺
Sのロック…900円
尼ロック、Sのロックのトッピングメニュー
全部のせ…1400円/豚チャーシュー麺…1200円/鶏チャーシュー麺…1200円/豚鶏ミックス…1200円/味玉らぁ麺…1100円
かけらぁ麺
醤油…800円/塩…800円
煮干し香る懐かしの中華そば
「東京」
醤油…1000円/塩…1000円
元祖昆布水のpremiumつけ麺…1400円
ごはん…200円/ごはん(小)…150円/本日の丼…300円
好み度:東京(塩)
元祖昆布水のpremiumつけ麺
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本日のランチは、1年2ヶ月ぶりに、兵庫県尼崎市にある孤高のラーメン職人・嶋崎店主の店『らぁめん矢 ロックンビリースーパーワン』へ!
それは、ロックンビリーS1のマネージャーさんが、Twitterで、こんなツイートをしていたから…
ロックンビリーs1
@s153425645
3月6日火曜日よりメニューが一新します。煮干し香る中華そば(旧16才)、醤油味、塩味がレギュラー仲間入り!元祖昆布水のつけ麺がプレミアムなスタイルにバージョンアップして登場します。値段もアップしますが、つけ麺を料理として味わえるアイテム盛り沢山のつけ麺!お楽しみに!数量限定になります
午前2:00 · 2018年2月28日
「16才」は、嶋崎さんが16歳の時にアルバイト先の料理人にラーメンの作り方を教った嶋崎さんのルーツのラーメンともいえるラーメンをリメイクした一杯。
『ラァメン家 69'N'ROLL ONE』時代に、そして、尼崎に移転してきてからも、限定で提供されていた、このメニューがレギュラーメニューで提供される♪
また、現在、大ブレイクしている『飯田商店』!
こちらの店の一番人気の「醤油らぁ麺」は、嶋崎店主が『ラァメン家 69'N'ROLL ONE』時代に作った「2号ラーメン」をリスペクトして作られた醤油ラーメン!
そして、『飯田商店』で「醤油らぁ麺」に次いで人気の「つけ麺」も、嶋崎店主の「つけ麺」が元祖で!
その「元祖昆布水のつけ麺」がプレミアムなスタイルにバージョンアップと聞いたら、食べてみたいよね♪
そこで、次回、関西に行くときには、ぜひ、この2メニューを食べようと思っていたところ…
本日、ようやく、それを実現することができた。
梅田での予定を終えて、次の仕事の予定までの時間を使ってJR宝塚線に飛び乗って!
JR塚口駅からダッシュして店へと向かう!
そうして、12時30分を少し過ぎた時刻に螺旋階段を上がって…
入口に鎮座するビリケンさんの足を撫でて入店すると…

厨房には、今日もリーゼントに黒のボーリングシャツという50'Sロカビリーファッションの嶋崎店主!
そして、9席あるカウンター席は満席で、店内の待ち合いの椅子には3人のお客さんが待っていた。

嶋崎店主に会釈して、椅子に座って待つ。
すると、すぐに、お客さんが一人、席を立ち、会計を済ませて退店…
続いて、3人のお客さんが、ほぼ、同時に席を立って…
そう待つことなく、席へとつくことができた!
嶋崎店主の美人の奥さまに注文を聞かれて…
「元祖昆布水のpremiumつけ麺」と「煮干し香る懐かしの中華そば『東京』」の「醤油」をお願いすると…


「どちらをお先にお出ししましょうか?」と聞かれたので…
「どちらが先の方がいいでしょうか?」と鸚鵡返しに聞き返すと…
「聞いてみますね♪」と言って、厨房に戻ると、嶋崎店主に私のオーダーを伝える奥さま…
すると、こちらに、つかつかと歩んできて…
「塩食べてもらえませんか?」
そう切り出す嶋崎店主…
「懐かしの中華そば」と言ったら、醤油ラーメンでしょう!
とは思ったけど、嶋崎店主からそう言われて断ることなどできない(汗)(笑)
もちろん、即座に承諾すると…
「醤油は、16才を、さらにブラッシュアップしたものです。」
「でも、塩は食べてもらってないと思いますので…」
そう言うと、続けて…
「塩を先にお出ししますが、つけ麺は、もし、店内に待ちがある場合は並び直してもらってます。」
「最近は、そういうルールにさせてもらってますので…」
そう言われて、頷かざるを得なけど…
次のアポの時間が気になる(^_^;)
そう言うと、白い丼を2つ並べて、お湯を注ぎ湯煎…
ラーメンを2個作りし始める嶋崎店主!
スープを雪平鍋に移して、ガス台の火に掛けていくと…
湯煎して温めていた丼のお湯を捨てて、丼をキレイに拭いて、鶏油にカエシなどを丼に入れていく…
次に、麺を2玉取り出して、大きなテボの中へと入れていって、タイマーをセット!
1分20後にタイマーが鳴り出した瞬間にタイマーを止めて、いつものシャドーボクシングスタイルの湯切りパフォーマンス♪
最後に右ストレートの一突きを入れると、麺がスープの張られたラーメン丼の中へ…
そして、箸を使って、キレイに麺を整えると…
具が盛りつけられて…
鶏油が再度、入れられて…
最後に丼の縁の汚れを拭いて…
完成したデフォの「尼ロック」と「尼ロック」の「豚チャーシュー麺」が先客へと出されていくと…
次いで、今度は、青い模様の入る丼を3つ取り出して、「Sロック」を作り出して…
醤油ダレのカエシの代わりに塩ダレを入れた他は、先ほどと同じルーティーンでラーメンを完成させて…
最後に、卸し金たですり卸した柚子が掛けられて…
先客に出されていった。
そうして、次に、「THE中華そば」といった感じの口が大きくて、背の低い丼が1つ取り出されて、ラーメンを1個作りし始めたんだけど…
どうやら、これが私の注文した「東京」の「塩」のようで!
やはり、これも「尼ロック」に「Sロック」と同様、茹で始めから1分20秒で引き上げられたテボの中の麺がスープの張られた丼に入れられると…
なぜか、これだけは、箸で麺線を揃えることなく、軽く慣らす程度で…
具が盛りつけられて!
完成した「東京(塩)」が嶋崎店主のから差し出された。


豚ロース肉のチャーシューにメンマ、芽ネギ、刻みネギ、なるとに小さめの海苔がキレイに盛り付けられたラーメン!
まずは、仄かに煮干しが香る、キレイに澄んだスープをいただくと…

鶏と昆布に煮干しが、ふわぁ~っと口の中に広がるスープで…
「尼ロック」の比内地鶏の出汁と鶏油のうま味とコクに芳醇な生揚げ醤油によるインパクトのある味わいではなく、じんわりとした、滋味深い味わいのスープで、インパクトはない…
しかし、東京下町の昔ながらの中華そばを塩味にした「塩ラーメン」を無化調で、厳選された最高の素材を使って作り上げたといった感じの味わいのスープで!
どこか懐かしい味わいなのに新しい…
old&new
温故知新のスープで!
極上の味わいで…
スープを持つ手が止まらない…
麺は、細縮れ…
プリッとした食感の麺で、昔ながらの中華そばといったら、私の中のイメージは、こんな食感の縮れ麺!

ただ、最初に出てきたときには、ちょっと、細過ぎるのでは?
とは思ったけど、この繊細な味わいのスープには、この麺がベスト!
トッピングされた豚ロース肉のレアチャーシューは、きめ細やかな肉質のいいロース肉が使われていて!
肉のうま味の感じられる美味しいチャーシューだったし♪

メンマは、シャキシャキとした食感の醤油味の甘辛い濃いめの味付けのもので!
このノスタルジックなメンマもよかったし♪
スープもすべて、美味しく飲み干して完食すると…
この時点で、9席ある席は8席は埋まっていたものの、待ちはなかったので、嶋崎店主に続いて、「つけ麺」を作ってもらうようお願いすると…
奥さまに、これで終わりと告げる嶋崎店主!
この「つけ麺」は、昼夜5食限定!
しかし、お値段が1,400円することもあって、遅い時間でも残っているという情報だったけど…
危なかった(--;)
注文が通ると…
まず、「つけ麺」の食べ方が解説されたマニュアルが渡されて…

「こうすると、写真がまとまって一枚で撮れます。」なんてことまでレクチャーがあって(笑)
「本山葵は大丈夫ですか?」と聞かれたので…
大丈夫だと答えると…
さっそく、「上つけ麺」を作り始める嶋崎店主!
まず、猪口に蕎麦つゆのようなものが入ったものが出されて…
次に、薬味が出されたんだけど…


薬味は、刻んだ生姜と大葉、胡麻、七味唐辛子が小皿に盛りつけられて…
それが、瓢箪型した小皿の片方部分に重ねて載せられて…
もう片方には岩塩が盛られて…
最後に、おろし金で卸された本山葵が載せられたバラエティーに富む内容のもの♪
そうして、この後、麺が茹でられて、リーフ型にデザインされたお皿に入れられて出されることになるんだけど…
この一連の作業を見ていて、嶋崎さんの麺と水に対する並々ならぬこだわりを垣間見ることができた。


それは、まず、見た目が田舎蕎麦のような麺を、茹で時間1分で茹でると…
熱々の麺を冷水に曝して、クールダウンさせて…
普通はこれで、水で麺を洗って、〆て、盛りつける。
しかし、嶋崎店主は違った。
熱をとった麺に、冷蔵庫から出したペットボトルに入った水を注いで、麺を洗い、〆ていく…
そうして、よ~く水切りされた麺がお皿にキレイに盛りつけられると…
昆布水が掛けられて…
あおさに鷹の爪の輪切り、刻みネギにレモンの輪切りが盛られて…
最後に、豚ロース肉の切り身を熱湯で、しゃぶしゃぶして麺の上に載せると…
トリュフのようなものにベビーリーフが載せられて、完成した麺が出されると…
最後の最後に、手羽先の入るつけ汁が供されて…
これで、「元祖昆布水のpremiumつけ麺」の完成♪


「まずは、昆布汁に浸した麺だけを食べてみてください。」
「次に、つけ汁にはつけずに、塩で食べてみてください。」
「本山葵は溶かずに、麺に載せて食べてみてください。」
「出汁つゆにつけて食べるときは、麺をちょこっとだけつけて食べるようにしてください。」
「ネギはいいですけど、他の薬味は最初から入れないで食べてみてください。」
「レモンは、搾るのではなく、途中で軽く噛むと、口の中がリセットされて、また、最初の感覚に戻ります。」
嶋崎店主から、そんな食べ方の指南を受けて…
まずは、昆布汁に浸された麺だけをいただくと…
前回…
とはいっても、もう、かなり前の話だけど…
こちらの店で「THE 俺のつけ麺」と名づけられたつけ麺を食べたときには、かなりネバネバの粘度の高い昆布水がに麺が浸されていて…
これは、がごめ昆布の根昆布が使われていたから…
がごめ昆布は、表面に「籠の目(かごのめ)」のような凹凸があるところからその名が付いた昆布で!
非常に強い粘りがある。
このネバネバな昆布水が麺にネットリと絡み付いて、昆布のグルタミン酸のうま味が口の中いっぱいに広がったのに…
今日の昆布水はシャバシャバで粘度がなかったので、前回とは全然違う印象…
しかし、茶色した麺の色と、麺表面に表れた粒々模様から、石臼挽きの全粒粉が使われていると思われる中細ストレートの麺だけを箸で手繰って、いただくと…
小麦粉の香りが、ふわっと口の中に広がって…
麺の本来の風味を楽しむことができたので!
こういう、香り高い麺の場合は、ネバネバな昆布水は要らないかな…
次に、箸先に岩塩を少し付け、麺だけをいただくと…
塩が麺の甘味を引き出してくれて、これもよかったし♪
そして、今度は、蕎麦つゆのようなものに、日本蕎麦を食べる要領で、麺を3分の1ほどつけていただくと…
醤油の香りとコクと…
それを追いかけるようにして、鰹節の風味が口いっぱいに広がって!
これは、完全に蕎麦を食べているかのよう!
試しに、この蕎麦つゆのようなものを少し飲んで、味見してみたところ…
鰹節で出汁を引いて!
濃口醤油と味醂を煮立てたカエシを作って!
この出汁とカエシを合わせた蕎麦つゆそのものの味わい!
そして、これが、麺の甘さを引き立てる辛さになっていて…
こんな専門店に引けをとらない上質な蕎麦つゆが用意されていたのには驚かされたし…
それに、こうして、つゆに、ちょこっとつけて、麺をすずっと啜ると…
本当の日本蕎麦を食べているかのような、のど越しのよさを実感できるのもよかったし♪
さらに、麺の上に本山葵を、ちょこっと載せて、麺をつゆにつけていただいても!
麺の上に載せられた刻みネギやあおさといっしょにいただいても美味しいし♪
ここまでは、ラーメン店の「つけ麺」を食べているというよりは、蕎麦屋で「水蕎麦」と「塩蕎麦」に「もり蕎麦」を食べているという感覚だったけど…
ここで、レモンで口をリフレッシュさせて、麺をつけ汁につけていただくと、一気にラーメン店の「つけ麺」に変わる!
比内地鶏100%の水と鶏だけで作ったスープに、生揚げ醤油のカエシと合わせた「尼ロック」のスープをカエシ多めで仕上げたといった感じの味わいのつけ汁で…
豊潤な比内地鶏のうま味と比内地鶏の鶏油のコクが何ともよくて…
やっぱり、この水と鶏だけのスープに生揚げ醤油のカエシを合わせたこの味こそ嶋崎店主の真骨頂!
最高に美味しい♪
そうして、終盤は、これに七味唐辛子、大葉、胡麻、生姜、鷹の爪の輪切りをそれぞれ麺に載せていただいて…
いろいろな味に味変するのを楽しむことができたし♪
トッピングされた具では、豚ロース肉のしゃぶしゃぶは、黒トリュフソースとベビーリーフを載せて、お肉で巻いていただいたところ…
さっぱりとした味わいで、これはこれで、とてもいい♪

ただ、つけ汁に入った手羽先は…
煮込んであって、やわらかくて、味もまずまずだったけど…

食べるのが難しくて…
手で持って食べたので…
手を汚してしまい…
拭くものがなかったから、とりあえず、 持っていたハンカチで拭いたけど…
これは、無くてもいいんじゃないかな…
それか、低温調理された鶏ムネ肉のレアチャーシューでも入ってた方がよかったんじゃないかと思った。
そうして、最後の最後に、昆布水をつけ汁に入れて、セルフでスープ割りにしてみると…
鶏出汁と昆布出汁が混じりあった味わいが、また、よかったし♪

美味しかったから、すべて飲み干して完食!
このプレミアムなつけ麺には大満足♪
それに、これだけこったつけ麺が1,400円でいただけるというのは、決して高くはないと思うし!
個人的には、かえってリーズナブルに感じたくらい…
これは、食べておくべき逸品だと思う♪
ご馳走さまでした。

メニュー:醤油らぁ麺
尼ロック…900円
塩らぁ麺
Sのロック…900円
尼ロック、Sのロックのトッピングメニュー
全部のせ…1400円/豚チャーシュー麺…1200円/鶏チャーシュー麺…1200円/豚鶏ミックス…1200円/味玉らぁ麺…1100円
かけらぁ麺
醤油…800円/塩…800円
煮干し香る懐かしの中華そば
「東京」
醤油…1000円/塩…1000円
元祖昆布水のpremiumつけ麺…1400円
ごはん…200円/ごはん(小)…150円/本日の丼…300円
ロックンビリーS1 (ラーメン / 塚口駅(JR)、塚口駅(阪急))
昼総合点★★★★★ 5.0
好み度:東京(塩)

元祖昆布水のpremiumつけ麺

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