| Home |
2008.11.23
つけ麺 目黒屋【壱六】
訪問日:2008年11月23日(日)

11月2度目の3連休!
その中日にやってきたのは「つけ麺 目黒屋」!
開店時刻の11時30分に遅れること4分で店の近くまでやってくると、長蛇の列が見えた…
この東武野田線というローカル線の馬込沢というこれまたローカルな駅が最寄りになる店で、なぜ、このような行列ができるのか!?
数えると14名が店の外で行列を作り、さらに中でも2名が待っているから16人待ちということになる…
そのうえ、まだ開店したばかり…
お客さんも入店したばかりということになれば…
これは相当待つ覚悟をしなければならない…
しかし、そう思った矢先に…
1人、また1人…
続いて3人のお客さんがいっしょにと…
ぞろぞろと店の中から出てきた…
どうやら、11時30分の定刻前にお客さんを入れていたようで、すでに食べ終わったお客さんも出始めていた…
それからも入れ替えは続き…
今日は回転がいい!
結局、ジャスト30分で着席できた!
早くなった原因は2つ!
1つは厨房に店員さんが1人入り目黒店主をサポートしていたこと。
そして、もう1つは、パートと思われる女性の方が事前に注文を取り、厨房に伝えていたこと。
外で待っている間に、パート女性が出てきて、食券を買うように促され…
私が「ラーメン」に「チャーシュー」トッピング…
連れが「温つけめん」の食券を買うと…

その食券を見て、注文を確かめた上で、メモを取り厨房に注文を入れる…
それが功を奏してか、再入店して席に着くと、間もなくオーダーしたメニューが出された!
連れの「温つけめん」が先に出されたんだけど…
このメニュー!
麺と麺がくっつかないように、鰹の一番出汁が麺の入った器に張られるという贅沢な一品で…
また、そのおかげで、最後までつけダレが冷めることなくいただける。
秋冬のこれからの寒い季節にはうってつけの「つけめん」!
だからか、連れ以外の多くのお客さんも、この「温つけめん」を注文していた…

しかし、というよりは…
私の注文した「ラーメン」+「チャーシュー」トッピングはこの後に出されたんだけど…
私以外に「ラーメン」を食べているお客さんは皆無で…
皆、「つけめん」ばかり…
知らないんだな…
こちらの店は「つけめん」が看板メニューだけど、それと同等に美味しいのが「ラーメン」だってこと!

「ラーメンのバージョンを変えたんですよ。」
「2ヶ所変えたんですけど、わかりますか?」
目黒店主が挑むように質問をしてきた…
私が速攻で答える!
「まず、麺の太さが違いますよね!」
「正解です!」
「あとはチャーシューですね!」
「当たっています!」
「麺は、塩ラーメンの師匠である『菜(さい)』さんにスープの指導を受けて、そのスープに合うように細くしたんです!」
「チャーシューも『菜』さんと『福一』さんに教えてもらって変えました。」
この低温調理のチャーシューは、そんな経緯で生まれたんだね!
「よく知ってますね!低温調理なんて…」
目黒店主にはそう言われたけど…
この調理法のチャーシューは、「燦燦斗」や「ほん田」、「自家製麺の店 綿麺」等で食べて既に経験済…
それより、気になるのは『菜』に『福一』と『目黒屋』の関係!
目黒店主に聞いてみたところ、意外な答えが返ってきた。
「『菜』さんとは、子供の通う小学校がいっしょなんですよ!」
それが縁で交友を深めていったという。
今では、スープのレシピを教えてもらい、『菜』流「塩ラーメン」を「目黒屋」がつくる…
その替わり、麺づくりは目黒店主が『菜』さんに伝授した!
これが7月16日に行なわれた『采』のメニューリニューアルと自家製麺移行の真相!
『菜』では、『目黒屋』とまったく同じ製麺機を購入!
目黒店主の指導で自家製麺が行なえるようになったようだ!
『菜』と『目黒屋』の技術コラボ!
貴重な話を伺うことができた!
また、『福一』さんとの関係は…
JR成田駅近くに店を構えるこちらの店の店主は、実は『目黒屋」の「濃厚デー」のスープが好きで…
度々、遠くからわざわざ通ってきてくれたそうで、そこから交流が始まったんだそう。
目黒店主も成田まで行くという…
ただ、『福一』自家製麺開始か!
というのは勇み足のようで…
目黒店主によれば、あれだけ多くのスープづくりをしていたら、自家製麺は難しいと話す…
今日は、2つの興味深い話しを聞くことができてよかった!
しかし、大したもんだと思う!
「目黒屋」は、「必勝軒」で習得した味や技術にとどまることなく…
あくまで「必勝軒」の味を基本としながらも、さらに、自ら切磋琢磨してスープや麺も変容させて…
「目黒屋」らしさを出してきた!
そしてさらに、こうして、県内の有力店と技術コラボを重ねて、更なる高みへと飛翔させようとしている!
ますます、この先も楽しみな店になってきた!
いただいた「ラーメン」は今日も申し分のない出来!
トロミのあるスープは、豚骨、鶏ガラ、モミジの動物系に煮干し、鯖節、鰹節の魚介系…
それに野菜がバランスよく煮込まれた旨味出汁がいっぱいのスープで…
「何も言えねぇ…」美味しさ!
また、このスープ…
最初のひと口は大変に美味しいんだけど、最後まで飲んだら喉が乾く。
やや濃いめ、しょっぱめに味付けられ、麺を食べるにはちょうどいい濃さに仕上げられているので…
私は麺を食べ終わった後、残ったスープに「スープ割り」をしてもらって飲んでいる!
これは最高に贅沢で美味しい食べ方で、こうすることによって、スープをじゅうぶんに満喫できる!
よく熟成された麺は、旨味は前のままに、細くなった分、スープとの絡みもよくなった気がした!
チャーシューは、以前のものも悪くはなかったけど、この低温調理のタイプに変えたことによって、よりグレードアップした!
しかも…
「チャーシューの使う部位は肩ロースなんですけど、脂身の多い部分と赤身の部分に分けて、それぞれ調理方を変えています。」
確かに目黒店主が言うように、脂身の多いチャーシューは紅色をしていて、固めの生ハムを食べているような食感!
赤身の方は、普通のチャーシューらしい色をしていてやわらかくて…
2度の美味しさを体験できる!
今日はそんなことを知らずに「チャーシュー」をトッピンクしたんだけど大正解だった!
お腹に余裕があれば、もう一杯、『菜』仕込みの「塩ラーメン」も食べたかったんだけど…
280gの麺をいただき…
スープ割りしてもらったスープも完飲した後ではさすがに無理…
また、近いうちに食べに来よう!
住所:千葉県鎌ヶ谷市馬込沢3-22
電話:047-430-5005
営業時間:11:30~15:00 ※麺がなくなり次第閉店
定休日: 火曜
アクセス: 東武野田線馬込沢駅西口から北西へ徒歩3分
メニュー:冷つけめん(280g)…700円/温つけめん(280g)…750円/小冷つけめん(180g)…650円/小温つけめん(180g)…700円
ラーメン(280g)…650円/塩ラーメン(280g)…650円/小ラーメン(180g)…600円/お子様ラーメン(100g)…450円
各種大盛り…100円毎に140g増し
好み度:ラーメン+チャーシュー(トッピング)
接客・サービス

11月2度目の3連休!
その中日にやってきたのは「つけ麺 目黒屋」!
開店時刻の11時30分に遅れること4分で店の近くまでやってくると、長蛇の列が見えた…
この東武野田線というローカル線の馬込沢というこれまたローカルな駅が最寄りになる店で、なぜ、このような行列ができるのか!?
数えると14名が店の外で行列を作り、さらに中でも2名が待っているから16人待ちということになる…
そのうえ、まだ開店したばかり…
お客さんも入店したばかりということになれば…
これは相当待つ覚悟をしなければならない…
しかし、そう思った矢先に…
1人、また1人…
続いて3人のお客さんがいっしょにと…
ぞろぞろと店の中から出てきた…
どうやら、11時30分の定刻前にお客さんを入れていたようで、すでに食べ終わったお客さんも出始めていた…
それからも入れ替えは続き…
今日は回転がいい!
結局、ジャスト30分で着席できた!
早くなった原因は2つ!
1つは厨房に店員さんが1人入り目黒店主をサポートしていたこと。
そして、もう1つは、パートと思われる女性の方が事前に注文を取り、厨房に伝えていたこと。
外で待っている間に、パート女性が出てきて、食券を買うように促され…
私が「ラーメン」に「チャーシュー」トッピング…
連れが「温つけめん」の食券を買うと…

その食券を見て、注文を確かめた上で、メモを取り厨房に注文を入れる…
それが功を奏してか、再入店して席に着くと、間もなくオーダーしたメニューが出された!
連れの「温つけめん」が先に出されたんだけど…
このメニュー!
麺と麺がくっつかないように、鰹の一番出汁が麺の入った器に張られるという贅沢な一品で…
また、そのおかげで、最後までつけダレが冷めることなくいただける。
秋冬のこれからの寒い季節にはうってつけの「つけめん」!
だからか、連れ以外の多くのお客さんも、この「温つけめん」を注文していた…

しかし、というよりは…
私の注文した「ラーメン」+「チャーシュー」トッピングはこの後に出されたんだけど…
私以外に「ラーメン」を食べているお客さんは皆無で…
皆、「つけめん」ばかり…
知らないんだな…
こちらの店は「つけめん」が看板メニューだけど、それと同等に美味しいのが「ラーメン」だってこと!

「ラーメンのバージョンを変えたんですよ。」
「2ヶ所変えたんですけど、わかりますか?」
目黒店主が挑むように質問をしてきた…
私が速攻で答える!
「まず、麺の太さが違いますよね!」
「正解です!」
「あとはチャーシューですね!」
「当たっています!」
「麺は、塩ラーメンの師匠である『菜(さい)』さんにスープの指導を受けて、そのスープに合うように細くしたんです!」
「チャーシューも『菜』さんと『福一』さんに教えてもらって変えました。」
この低温調理のチャーシューは、そんな経緯で生まれたんだね!
「よく知ってますね!低温調理なんて…」
目黒店主にはそう言われたけど…
この調理法のチャーシューは、「燦燦斗」や「ほん田」、「自家製麺の店 綿麺」等で食べて既に経験済…
それより、気になるのは『菜』に『福一』と『目黒屋』の関係!
目黒店主に聞いてみたところ、意外な答えが返ってきた。
「『菜』さんとは、子供の通う小学校がいっしょなんですよ!」
それが縁で交友を深めていったという。
今では、スープのレシピを教えてもらい、『菜』流「塩ラーメン」を「目黒屋」がつくる…
その替わり、麺づくりは目黒店主が『菜』さんに伝授した!
これが7月16日に行なわれた『采』のメニューリニューアルと自家製麺移行の真相!
『菜』では、『目黒屋』とまったく同じ製麺機を購入!
目黒店主の指導で自家製麺が行なえるようになったようだ!
『菜』と『目黒屋』の技術コラボ!
貴重な話を伺うことができた!
また、『福一』さんとの関係は…
JR成田駅近くに店を構えるこちらの店の店主は、実は『目黒屋」の「濃厚デー」のスープが好きで…
度々、遠くからわざわざ通ってきてくれたそうで、そこから交流が始まったんだそう。
目黒店主も成田まで行くという…
ただ、『福一』自家製麺開始か!
というのは勇み足のようで…
目黒店主によれば、あれだけ多くのスープづくりをしていたら、自家製麺は難しいと話す…
今日は、2つの興味深い話しを聞くことができてよかった!
しかし、大したもんだと思う!
「目黒屋」は、「必勝軒」で習得した味や技術にとどまることなく…
あくまで「必勝軒」の味を基本としながらも、さらに、自ら切磋琢磨してスープや麺も変容させて…
「目黒屋」らしさを出してきた!
そしてさらに、こうして、県内の有力店と技術コラボを重ねて、更なる高みへと飛翔させようとしている!
ますます、この先も楽しみな店になってきた!
いただいた「ラーメン」は今日も申し分のない出来!
トロミのあるスープは、豚骨、鶏ガラ、モミジの動物系に煮干し、鯖節、鰹節の魚介系…
それに野菜がバランスよく煮込まれた旨味出汁がいっぱいのスープで…
「何も言えねぇ…」美味しさ!
また、このスープ…
最初のひと口は大変に美味しいんだけど、最後まで飲んだら喉が乾く。
やや濃いめ、しょっぱめに味付けられ、麺を食べるにはちょうどいい濃さに仕上げられているので…
私は麺を食べ終わった後、残ったスープに「スープ割り」をしてもらって飲んでいる!
これは最高に贅沢で美味しい食べ方で、こうすることによって、スープをじゅうぶんに満喫できる!
よく熟成された麺は、旨味は前のままに、細くなった分、スープとの絡みもよくなった気がした!
チャーシューは、以前のものも悪くはなかったけど、この低温調理のタイプに変えたことによって、よりグレードアップした!
しかも…
「チャーシューの使う部位は肩ロースなんですけど、脂身の多い部分と赤身の部分に分けて、それぞれ調理方を変えています。」
確かに目黒店主が言うように、脂身の多いチャーシューは紅色をしていて、固めの生ハムを食べているような食感!
赤身の方は、普通のチャーシューらしい色をしていてやわらかくて…
2度の美味しさを体験できる!
今日はそんなことを知らずに「チャーシュー」をトッピンクしたんだけど大正解だった!
お腹に余裕があれば、もう一杯、『菜』仕込みの「塩ラーメン」も食べたかったんだけど…
280gの麺をいただき…
スープ割りしてもらったスープも完飲した後ではさすがに無理…
また、近いうちに食べに来よう!
住所:千葉県鎌ヶ谷市馬込沢3-22
電話:047-430-5005
営業時間:11:30~15:00 ※麺がなくなり次第閉店
定休日: 火曜
アクセス: 東武野田線馬込沢駅西口から北西へ徒歩3分
採点:★★★★★ |
メニュー:冷つけめん(280g)…700円/温つけめん(280g)…750円/小冷つけめん(180g)…650円/小温つけめん(180g)…700円
ラーメン(280g)…650円/塩ラーメン(280g)…650円/小ラーメン(180g)…600円/お子様ラーメン(100g)…450円
各種大盛り…100円毎に140g増し
好み度:ラーメン+チャーシュー(トッピング)

接客・サービス

スポンサーサイト
| Home |