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訪問日:2017年4月15日(土)

本日から2泊3日の北陸ラーメンツアー♪
今回は、昨年の6月3日に発売された「ミシュランガイド富山・石川(金沢)2016特別版」のビブグルマンに掲載された金沢のラーメン店を中心に、北陸のラーメン界の重鎮・あみの3さんのコーディネートで、福井県の注目の店も回るつもり!
というわけで、羽田空港からJALで小松空港へ!
離陸すると、眼下には東京ドーム!


さらに、東京都庁他の新宿の高層ビル郡。
飛行機の旅は、こうして、普段は決して見ることのてきない光景を目にすることができる醍醐味がある♪


なお、今回は北陸新幹線を使用せずに空路、小松空港から北陸入りした!
その理由は!?

東京から金沢間を最短2時間28分で結ぶ北陸新幹線!
そのため、この北陸新幹線の開業以来、乗降客が激減している小松空港。
空港から金沢までの移動に加えて、羽田空港での搭乗手続きの手間もあって…
金沢に行くだけなら、やっぱり新幹線!
ただ、今回のツアーで、真っ先に訪れるのが、福井県坂井市三国町にある『中華そば 牟岐縄屋』で!
一番の楽しみにしていたので♪
小松空港は、石川県の玄関口としては、新幹線にその座を明け渡したかもしれないけど、東京から福井県へのアプローチは、やっぱり飛行機!
羽田を離陸して小松まで、わずか45分で連れて行ってくれるのは、スゴく魅力♪
そうして、機材の到着遅れで、出発が20分ほど遅れて、到着も15分ほど遅れて、10時45分にやってきた小松空港。
空港では、あみの3さんとともに金沢の謎の美女の2人が出迎えてくれて♪
彼女の車に乗車して、『中華そば 牟岐縄屋』へと出発!
空港から1時間掛けてやってきたのは、福井県坂井市三国町の浜地海水浴場!
店は、この砂浜のオーシャンフロントに建つ、サマーシーズンのみ営業する「海運座」というビーチハウスの中にある。
そうして、この大きな建物の中で、こちらは通年営業している店は、2015年11月11日にプレオープンしながら、なぜか、未だにグランドオープンを迎えていないという店で(謎)






「海運座」の入口を入って、すぐ左手にあって…
店の前では、お客さんが、待ち合いの椅子やビーチハウスが営業しているときに使うボックス席にランダムに座って待っていたんだけど…


こちらは、ファミレス形式で、店の入口のカウンターの上に置かれた紙に名前を書いて待つようで…
名前を書いて、ボックス席に座って、3人でおしゃべりしながら待っていると…
そこにやってきたのは、福井のラーメン愛好家のお二人!
はじめまして!
そうして、到着から、ほぼ、1時間ほどで、名前を呼ばれて、入店すると…
店内にはカウンター席はなく、客席は大きめのテーブル2卓。
そのうちの空いていた1卓に5人でついて、メニューを見ると…
ラーメンは7種類!


さらに、醤油と塩、あるいは、生醤油と塩味が選べるパターンのものが4種類あって、全11種類のバリエーションのラーメンから選ぶことになるんだけど…
この中から、福井のラーメン愛好家のお二人は、「鶏白湯そば(生醤油)」と「魚介白湯そば」を各々チョイス!
あみの3さんと金沢の謎の美女と私は、「醤油鶏そば(仮称)」、「麗しの中華そば(塩)」と「極み煮干そば」を3人でシェアしていただくことにした。
注文を聞くと、奥の広い厨房に戻っていって、ラーメン作りに入る店主!
なお、こちらの店の吉田店主は、店の入る「海運座」自体の経営者でもある。
「何だ、海の家のラーメンなの!?」なんて侮ることなかれ!
吉田店主は、全国2,000杯のラーメンを食べ歩いラーメニスト人で!
高価で贅沢な素材を使って作る店主の無化調のラーメンは、訪れた多くのラーメンファンを唸らせてきた人とのフレコミだったので!

期待して待っていると…
まず、着丼したのが、福井のラーメン愛好家のお二人の「鶏白湯そば(生醤油)」と「魚介白湯そば」!


鶏白湯そば(生醤油) 魚介白湯そば
「魚介白湯そば」を、福井のラーメン愛好家のご厚意で、スープを味見させていただいた。
「魚介白湯そば」は、文字通りの「魚介」の白湯スープではなく、鶏白湯スープに魚介出汁を加えたといった味わいのスープだったけど…
鶏肉のうま味に鶏皮の脂のうま味が感じられて!
昆布と目近(宗田鰹節)の、やや、強めの節のうま味が感じられて!
今回は、白湯より清湯スープに期待して来たんだけど…
この鶏白湯魚介のスープもいい♪
そうして、この後、「醤油鶏そば(仮称)」と「麗しの中華そば(塩)」の2杯が出されて!
すぐに、「極み煮干そば」も吉田店主が配膳してくれたんだけど…
ワンオペで、これだけ種類の多いラーメンを作って、提供する。
しかも、調理から配膳、会計、後片付けまで1人で行うというのは、ちょっと、厳しいものがある(汗)
だから、どうしたって、時間がかかってしまう。
なので、こちらの店に来るときは、時間に余裕を持って来店する必要がある。
でも、この後、いただいた3杯のラーメンは、どれもが、待った甲斐のある美味しいラーメンだったので♪
美味しいものを食べるためには 、おおらかな気持ちで待たないとね♪
そうして、3杯の清湯スープのラーメンのうち、まず、いただいた「醤油鶏そば(仮称)」は…
吉田店主が敬愛する『ロックンビリーS1』嶋崎店主の「尼ロック」をリスペクトして、水まで純水を導入して作られた一杯!

豚肩ロース肉と鶏ムネ肉のレアチャーシューが2枚ずつ載せられて、メンマ、ネギ、三つ葉がトッピングされた美しいビジュアルのラーメンで♪
純系名古屋コーチンの丸鶏と鶏ガラで出汁をとって、日本一しょうゆの生醤油をカエシに使って作られたスープをいただくと…
純系名古屋コーチンの丸鶏のふくよかなうま味がよく感じられて!
香油も純系名古屋コーチンの鶏油と思われるけど…
この鶏油がスープにコクを与えていて!
めっちゃ美味しい♪
ただ、嶋崎さんの作ったスープとは、ちょっと、味わいが違うかな…
たぶん、これは、使っている地鶏の違いが大きいと思う。
なぜなら、この味わいは、千葉県船橋市にある『中華そば とものもと』の2周年イベントで供された絶品の「再仕込み醤油そば」と同じように感じられて…
どちらのラーメンのスープも純系名古屋コーチンの丸鶏を使って出汁をとっているので!
それに、今まで、何度も、純系名古屋コーチンの丸鶏で出汁をとった清湯スープのラーメンを食べてきているけど…
出汁のうま味が出た純系名古屋コーチンの丸鶏スープの味わいは、だいたい、こんな感じなので。
しかし、鶏だけで出汁をとって、これだけのうま味溢れるスープのラーメンが、この地で食べられるとは♪
東京のミシュラン・ビブグルマン掲載店をも凌駕する味わいのスープに驚かされた。
麺は、出口製麺と書かれた麺箱が店内に置いてあって…
あみの3さんの話では、北海道の函館から取り寄せている麺ということだったけど…
中細ストレートの麺は、なめらかで、つるっとして、モチッとした食感の加水率高めの麺で!
ここは、『ロックンビリーーS1』っぽさが出ていたかな!?
次に、「麗しの中華そば(塩)」にラーメンをチェンジ!
こちらは、豚肩ロース肉のレアチャーシューに鶏ムネ肉のレアチャーシュー、豚バラ肉の煮豚の3種のチャーシューが載せられて!

味玉ハーフにメンマ、ほうれん草、ネギ、海苔がトッピングされた!
彩り鮮やかで、美しいビジュアルの塩ラーメンで♪
スープをいただくと…
こちらは、純系名古屋コーチンの地鶏のうま味に、昆布と目近、鯖、鰹の節類のうま味!
さらに、いりこのうま味も感じられて!
先ほどの純鶏スープのラーメンよりも、こちらの方が、スープのバランスはいいかも♪
ただ、焦がしネギがスープにコクを与えてくれているのはいいとは思うけど…
個人的には、ちょっと、主張が強すぎて…
塩ダレの主張が、やや、弱めに感じられて…
このスープなら、塩よりも醤油の方が合うような気がした。
そして、この塩清湯スープに合わせられた麺は、全粒粉が配合された平打ちの太ストレート麺で!
この麺は、先ほどの麺よりも、さらに加水率の高い多加水で!
おそらく、40%オーバーなんじゃないかと思われるけど…
モッチモチの、まるで、白河ラーメンのような食感の麺だったのが、とてもよくて♪
それに、小麦粉のうま味の感じられる麺で♪
スープとの絡みも、まずまずで、よかったし♪
そうして、最後にいただいた「極み煮干そば」は、こちらは、豚肩ロース肉のレアチャーシューに豚バラ肉の煮豚が2枚ずつ載り!
メンマ、ネギ、アーリーレッド(紫玉ねぎ)、三つ葉がトッピングされた、こちらも、バツグンのビジュアルのラーメンで♪

まずは、煮干しのフレーバー漂うスープをいただくと…
大量の煮干しを使って、出汁をとったと思われるスープは、ビシッと煮干しが効かされていて!
いりこと背黒のうま味がよく出ていて♪
昆布のうま味に、目近や鯖、鰹等の節のうま味もあって、いい出汁出してる♪
それに、煮干しのえぐ味は極力抑えつつ…
しかし、アクセントとしてのビターさが感じられるのもいい♪
そして、これだけ多くの煮干しを使ったスープの場合、どうしたって、塩分濃度が高くなってしまうところを上手く塩分コントロールして、塩味を抑えているところもよかったし!
今日いただいたラーメンのスープでは、一番の好みかな♪
だから、このままでもいいとは思うけど…
できれば、節には頼らずに、煮干しだけで、うま味を抽出した純煮干しのスープにしてもらえると、ニボラーとしては、もっと嬉しいんだけど…
麺は、中太ストレートの麺が合わされていて!
つるモチ食感の中加水麺は、あっさりからこってりまで!
清湯でも白湯でも!
どんなスープにも、ほぼ、合う、オールマイティーの麺で悪くはないと思う。

ただ、せっかく、全国的に見ても、上位にランキングするほどの美味しいスープこれだけクオリティの高いスープを作っているというのに…
このスープにこの麺のセレクトは、どうなんだろう!?
土地柄の問題もあって、あえて、そうしているのかもしれないけど…
ここは、思い切って、煮干しスープにはバツグンに相性のいい、カタめで、歯切れのいい低加水麺を合わせるべきなんじゃないのかな!?
トッピングされた具では、3種類のチャーシューが、どれもよくて♪
まず、3人でシェアした3杯のラーメン全てにトッピングされていた豚肩ロース肉のレアチャーシューは…
しっとりとした食感に仕上げられていて!
肉のうま味が中に閉じ込められた絶品のチャーシューだったし♪

「醤油鶏そば(仮称)」と「麗しの中華そば(塩)」にトッピングされた鶏ムネ肉のレアチャーシューは、パサつきなど皆無で、やわらかくて仕上げられていたし!
塩味の味付けが巧みで、美味しくいただけたし♪
「麗しの中華そば(塩)」と「極み煮干そば」に使われた豚バラ肉のチャーシューは、余分な脂が落とされていて!
醤油ベースの味付けもよくて!

肉のジューシーさも感じられる美味しいチャーシューだったし!
この3つのチャーシューは、皆、追加トッピングして食べる価値のある逸品だと思う♪
メンマも、乾燥メンマを戻したと思われる物が使われていて…
地味ながら、きっちり仕事されたメンマは、味、食感とも優れものだったし♪
アーリーレッドのシャリシャリとした食感がよくて!
アーリーレッドの持つ甘味が、このニボニボでビターな味わいのスープに合っていたのもよかったし♪
「極み煮干そば」の麺を除けば、スープ、麺、具とも、現時点でも、かなりクオリティは高いし!
さらに研鑽を積めば、全国でも有数の美味しいラーメンを出す店になるんじゃないかと思うので!
手軽に来られる場所ではないけど、また、ぜひ、来てみたい♪
ご馳走さまでした。

PS こちらの店にはバスで来ることもできる。
JR芦原温泉駅、えちぜん鉄道の「あわら湯のまち」から、東尋坊行きのバスに乗り、「浜地」で下車。
ただ、問題はバスが1時間に1本しかないということ…
それと、こちらの店は、平日は夜営業のみで、夜営業に行くと、浜地から戻るバスがなくなるので注意が必要!



メニュー:醤油鶏そば(仮称) 生醤油…900円
麗しの中華そば 醤油…820円/麗しの中華そば 塩…820円
煮干中華そば 醤油…780円/煮干中華そば 塩…780円
追い鰹中華そば 醤油…780円/追い鰹中華そば 塩…780円
鶏白湯そば 生醤油…900円/鶏白湯そば 塩…880円
魚介白湯そば 醤油…900円
極煮干そば 醤油…950円
トッピング
チャーシュー(豚2種各1枚+鶏1枚)…200円/半熟煮玉子(後藤一三〇「究極の卵」使用)…100円/メンマ増し…100円/海苔増し…100円/ネギ増し…100円
ご飯物
コシヒカリ(小盛)…100円/コシヒカリ(並盛)…150円/名古屋コーチン卵かけご飯(並盛)…250円/禁断の醤油バター飯(並盛)…250円/本枯節卵かけご飯(並盛)…300円/豚バラコショウ飯(並盛)…300円
好み度:醤油鶏そば(仮称) 生醤油
麗しの中華そば 塩
極煮干そば 醤油
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本日から2泊3日の北陸ラーメンツアー♪
今回は、昨年の6月3日に発売された「ミシュランガイド富山・石川(金沢)2016特別版」のビブグルマンに掲載された金沢のラーメン店を中心に、北陸のラーメン界の重鎮・あみの3さんのコーディネートで、福井県の注目の店も回るつもり!
というわけで、羽田空港からJALで小松空港へ!
離陸すると、眼下には東京ドーム!


さらに、東京都庁他の新宿の高層ビル郡。
飛行機の旅は、こうして、普段は決して見ることのてきない光景を目にすることができる醍醐味がある♪


なお、今回は北陸新幹線を使用せずに空路、小松空港から北陸入りした!
その理由は!?

東京から金沢間を最短2時間28分で結ぶ北陸新幹線!
そのため、この北陸新幹線の開業以来、乗降客が激減している小松空港。
空港から金沢までの移動に加えて、羽田空港での搭乗手続きの手間もあって…
金沢に行くだけなら、やっぱり新幹線!
ただ、今回のツアーで、真っ先に訪れるのが、福井県坂井市三国町にある『中華そば 牟岐縄屋』で!
一番の楽しみにしていたので♪
小松空港は、石川県の玄関口としては、新幹線にその座を明け渡したかもしれないけど、東京から福井県へのアプローチは、やっぱり飛行機!
羽田を離陸して小松まで、わずか45分で連れて行ってくれるのは、スゴく魅力♪
そうして、機材の到着遅れで、出発が20分ほど遅れて、到着も15分ほど遅れて、10時45分にやってきた小松空港。
空港では、あみの3さんとともに金沢の謎の美女の2人が出迎えてくれて♪
彼女の車に乗車して、『中華そば 牟岐縄屋』へと出発!
空港から1時間掛けてやってきたのは、福井県坂井市三国町の浜地海水浴場!
店は、この砂浜のオーシャンフロントに建つ、サマーシーズンのみ営業する「海運座」というビーチハウスの中にある。
そうして、この大きな建物の中で、こちらは通年営業している店は、2015年11月11日にプレオープンしながら、なぜか、未だにグランドオープンを迎えていないという店で(謎)






「海運座」の入口を入って、すぐ左手にあって…
店の前では、お客さんが、待ち合いの椅子やビーチハウスが営業しているときに使うボックス席にランダムに座って待っていたんだけど…


こちらは、ファミレス形式で、店の入口のカウンターの上に置かれた紙に名前を書いて待つようで…
名前を書いて、ボックス席に座って、3人でおしゃべりしながら待っていると…
そこにやってきたのは、福井のラーメン愛好家のお二人!
はじめまして!
そうして、到着から、ほぼ、1時間ほどで、名前を呼ばれて、入店すると…
店内にはカウンター席はなく、客席は大きめのテーブル2卓。
そのうちの空いていた1卓に5人でついて、メニューを見ると…
ラーメンは7種類!


さらに、醤油と塩、あるいは、生醤油と塩味が選べるパターンのものが4種類あって、全11種類のバリエーションのラーメンから選ぶことになるんだけど…
この中から、福井のラーメン愛好家のお二人は、「鶏白湯そば(生醤油)」と「魚介白湯そば」を各々チョイス!
あみの3さんと金沢の謎の美女と私は、「醤油鶏そば(仮称)」、「麗しの中華そば(塩)」と「極み煮干そば」を3人でシェアしていただくことにした。
注文を聞くと、奥の広い厨房に戻っていって、ラーメン作りに入る店主!
なお、こちらの店の吉田店主は、店の入る「海運座」自体の経営者でもある。
「何だ、海の家のラーメンなの!?」なんて侮ることなかれ!
吉田店主は、全国2,000杯のラーメンを食べ歩いラーメニスト人で!
高価で贅沢な素材を使って作る店主の無化調のラーメンは、訪れた多くのラーメンファンを唸らせてきた人とのフレコミだったので!

期待して待っていると…
まず、着丼したのが、福井のラーメン愛好家のお二人の「鶏白湯そば(生醤油)」と「魚介白湯そば」!


鶏白湯そば(生醤油) 魚介白湯そば
「魚介白湯そば」を、福井のラーメン愛好家のご厚意で、スープを味見させていただいた。
「魚介白湯そば」は、文字通りの「魚介」の白湯スープではなく、鶏白湯スープに魚介出汁を加えたといった味わいのスープだったけど…
鶏肉のうま味に鶏皮の脂のうま味が感じられて!
昆布と目近(宗田鰹節)の、やや、強めの節のうま味が感じられて!
今回は、白湯より清湯スープに期待して来たんだけど…
この鶏白湯魚介のスープもいい♪
そうして、この後、「醤油鶏そば(仮称)」と「麗しの中華そば(塩)」の2杯が出されて!
すぐに、「極み煮干そば」も吉田店主が配膳してくれたんだけど…
ワンオペで、これだけ種類の多いラーメンを作って、提供する。
しかも、調理から配膳、会計、後片付けまで1人で行うというのは、ちょっと、厳しいものがある(汗)
だから、どうしたって、時間がかかってしまう。
なので、こちらの店に来るときは、時間に余裕を持って来店する必要がある。
でも、この後、いただいた3杯のラーメンは、どれもが、待った甲斐のある美味しいラーメンだったので♪
美味しいものを食べるためには 、おおらかな気持ちで待たないとね♪
そうして、3杯の清湯スープのラーメンのうち、まず、いただいた「醤油鶏そば(仮称)」は…
吉田店主が敬愛する『ロックンビリーS1』嶋崎店主の「尼ロック」をリスペクトして、水まで純水を導入して作られた一杯!

豚肩ロース肉と鶏ムネ肉のレアチャーシューが2枚ずつ載せられて、メンマ、ネギ、三つ葉がトッピングされた美しいビジュアルのラーメンで♪
純系名古屋コーチンの丸鶏と鶏ガラで出汁をとって、日本一しょうゆの生醤油をカエシに使って作られたスープをいただくと…
純系名古屋コーチンの丸鶏のふくよかなうま味がよく感じられて!
香油も純系名古屋コーチンの鶏油と思われるけど…
この鶏油がスープにコクを与えていて!
めっちゃ美味しい♪
ただ、嶋崎さんの作ったスープとは、ちょっと、味わいが違うかな…
たぶん、これは、使っている地鶏の違いが大きいと思う。
なぜなら、この味わいは、千葉県船橋市にある『中華そば とものもと』の2周年イベントで供された絶品の「再仕込み醤油そば」と同じように感じられて…
どちらのラーメンのスープも純系名古屋コーチンの丸鶏を使って出汁をとっているので!
それに、今まで、何度も、純系名古屋コーチンの丸鶏で出汁をとった清湯スープのラーメンを食べてきているけど…
出汁のうま味が出た純系名古屋コーチンの丸鶏スープの味わいは、だいたい、こんな感じなので。
しかし、鶏だけで出汁をとって、これだけのうま味溢れるスープのラーメンが、この地で食べられるとは♪
東京のミシュラン・ビブグルマン掲載店をも凌駕する味わいのスープに驚かされた。
麺は、出口製麺と書かれた麺箱が店内に置いてあって…
あみの3さんの話では、北海道の函館から取り寄せている麺ということだったけど…
中細ストレートの麺は、なめらかで、つるっとして、モチッとした食感の加水率高めの麺で!
ここは、『ロックンビリーーS1』っぽさが出ていたかな!?
次に、「麗しの中華そば(塩)」にラーメンをチェンジ!
こちらは、豚肩ロース肉のレアチャーシューに鶏ムネ肉のレアチャーシュー、豚バラ肉の煮豚の3種のチャーシューが載せられて!

味玉ハーフにメンマ、ほうれん草、ネギ、海苔がトッピングされた!
彩り鮮やかで、美しいビジュアルの塩ラーメンで♪
スープをいただくと…
こちらは、純系名古屋コーチンの地鶏のうま味に、昆布と目近、鯖、鰹の節類のうま味!
さらに、いりこのうま味も感じられて!
先ほどの純鶏スープのラーメンよりも、こちらの方が、スープのバランスはいいかも♪
ただ、焦がしネギがスープにコクを与えてくれているのはいいとは思うけど…
個人的には、ちょっと、主張が強すぎて…
塩ダレの主張が、やや、弱めに感じられて…
このスープなら、塩よりも醤油の方が合うような気がした。
そして、この塩清湯スープに合わせられた麺は、全粒粉が配合された平打ちの太ストレート麺で!
この麺は、先ほどの麺よりも、さらに加水率の高い多加水で!
おそらく、40%オーバーなんじゃないかと思われるけど…
モッチモチの、まるで、白河ラーメンのような食感の麺だったのが、とてもよくて♪
それに、小麦粉のうま味の感じられる麺で♪
スープとの絡みも、まずまずで、よかったし♪
そうして、最後にいただいた「極み煮干そば」は、こちらは、豚肩ロース肉のレアチャーシューに豚バラ肉の煮豚が2枚ずつ載り!
メンマ、ネギ、アーリーレッド(紫玉ねぎ)、三つ葉がトッピングされた、こちらも、バツグンのビジュアルのラーメンで♪

まずは、煮干しのフレーバー漂うスープをいただくと…
大量の煮干しを使って、出汁をとったと思われるスープは、ビシッと煮干しが効かされていて!
いりこと背黒のうま味がよく出ていて♪
昆布のうま味に、目近や鯖、鰹等の節のうま味もあって、いい出汁出してる♪
それに、煮干しのえぐ味は極力抑えつつ…
しかし、アクセントとしてのビターさが感じられるのもいい♪
そして、これだけ多くの煮干しを使ったスープの場合、どうしたって、塩分濃度が高くなってしまうところを上手く塩分コントロールして、塩味を抑えているところもよかったし!
今日いただいたラーメンのスープでは、一番の好みかな♪
だから、このままでもいいとは思うけど…
できれば、節には頼らずに、煮干しだけで、うま味を抽出した純煮干しのスープにしてもらえると、ニボラーとしては、もっと嬉しいんだけど…
麺は、中太ストレートの麺が合わされていて!
つるモチ食感の中加水麺は、あっさりからこってりまで!
清湯でも白湯でも!
どんなスープにも、ほぼ、合う、オールマイティーの麺で悪くはないと思う。

ただ、せっかく、全国的に見ても、上位にランキングするほどの美味しいスープこれだけクオリティの高いスープを作っているというのに…
このスープにこの麺のセレクトは、どうなんだろう!?
土地柄の問題もあって、あえて、そうしているのかもしれないけど…
ここは、思い切って、煮干しスープにはバツグンに相性のいい、カタめで、歯切れのいい低加水麺を合わせるべきなんじゃないのかな!?
トッピングされた具では、3種類のチャーシューが、どれもよくて♪
まず、3人でシェアした3杯のラーメン全てにトッピングされていた豚肩ロース肉のレアチャーシューは…
しっとりとした食感に仕上げられていて!
肉のうま味が中に閉じ込められた絶品のチャーシューだったし♪

「醤油鶏そば(仮称)」と「麗しの中華そば(塩)」にトッピングされた鶏ムネ肉のレアチャーシューは、パサつきなど皆無で、やわらかくて仕上げられていたし!
塩味の味付けが巧みで、美味しくいただけたし♪
「麗しの中華そば(塩)」と「極み煮干そば」に使われた豚バラ肉のチャーシューは、余分な脂が落とされていて!
醤油ベースの味付けもよくて!

肉のジューシーさも感じられる美味しいチャーシューだったし!
この3つのチャーシューは、皆、追加トッピングして食べる価値のある逸品だと思う♪
メンマも、乾燥メンマを戻したと思われる物が使われていて…
地味ながら、きっちり仕事されたメンマは、味、食感とも優れものだったし♪
アーリーレッドのシャリシャリとした食感がよくて!
アーリーレッドの持つ甘味が、このニボニボでビターな味わいのスープに合っていたのもよかったし♪
「極み煮干そば」の麺を除けば、スープ、麺、具とも、現時点でも、かなりクオリティは高いし!
さらに研鑽を積めば、全国でも有数の美味しいラーメンを出す店になるんじゃないかと思うので!
手軽に来られる場所ではないけど、また、ぜひ、来てみたい♪
ご馳走さまでした。

PS こちらの店にはバスで来ることもできる。
JR芦原温泉駅、えちぜん鉄道の「あわら湯のまち」から、東尋坊行きのバスに乗り、「浜地」で下車。
ただ、問題はバスが1時間に1本しかないということ…
それと、こちらの店は、平日は夜営業のみで、夜営業に行くと、浜地から戻るバスがなくなるので注意が必要!



メニュー:醤油鶏そば(仮称) 生醤油…900円
麗しの中華そば 醤油…820円/麗しの中華そば 塩…820円
煮干中華そば 醤油…780円/煮干中華そば 塩…780円
追い鰹中華そば 醤油…780円/追い鰹中華そば 塩…780円
鶏白湯そば 生醤油…900円/鶏白湯そば 塩…880円
魚介白湯そば 醤油…900円
極煮干そば 醤油…950円
トッピング
チャーシュー(豚2種各1枚+鶏1枚)…200円/半熟煮玉子(後藤一三〇「究極の卵」使用)…100円/メンマ増し…100円/海苔増し…100円/ネギ増し…100円
ご飯物
コシヒカリ(小盛)…100円/コシヒカリ(並盛)…150円/名古屋コーチン卵かけご飯(並盛)…250円/禁断の醤油バター飯(並盛)…250円/本枯節卵かけご飯(並盛)…300円/豚バラコショウ飯(並盛)…300円
好み度:醤油鶏そば(仮称) 生醤油

麗しの中華そば 塩

極煮干そば 醤油

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