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訪問日:2008年10月29日(水)

中華そば やの屋-1

2005年のつくばエキスプレスの開通以来、急速に発展する「柏の葉キャンパス駅」エリア!

そんな「柏の葉キャンパス駅」から徒歩圏内に先月9月18日にオープンしたのがこちら「中華そば やの屋」!

「千葉拉麺通信」「拉麺会議室」で店の存在を知る。

書き込みにあった「やのすぺしゃるちゃーしゅーめん」の画像はチャーシューがいっぱいで美味しそうだったのに…

味の評価は…
「これではこの近辺は競合ぞろいなのでやっていけない気がする。」という辛辣なものだった…

さらに、「千葉拉麺通信」主宰の山路力也さんの評価も…
「正直個人的にはスープ、麺ともに物足りなさが残る…」と厳しいものだった…

一方、携帯の「超らーナビ」では
、なかなか修業が許されない水戸の某老舗店で修業した店主が開業した店でコストパフォーマンスにも優れるとある…

ネギの代わりに玉ネギを使うところから、あの店かなとの予想はつくけど…

ラーメンの味は、人それぞれ、好き嫌いがあるし…
まあ、何はともあれ、行って、自分の舌で味を確かめてみないとね…

というわけで、やってきたのは「柏の葉キャンパス駅」!

駅前には巨大商業施設の「ららぽーと 柏の葉」が聳える。

中華そば やの屋-2

そして、店のある駅反対側には、大規模高層タワーマンションの「パークシティ柏の葉キャンパス」が威容を誇っている。

中華そば やの屋-3

駅改札を出て、「国道16号方面」と書かれた案内板に従って右方向に進み、「パークシティ柏の葉キャンパス」の高層マンション群を右に見て直進!

T字路に出たら、正面に見える「千葉・柏たなか病院」を目指して左折。

中華そば やの屋-4

信号の手前の道を右折して、病院の脇を通り国道16号まで出ると、病院前の信号を渡ったところが店だった…
駅からトコトコと歩いて8分ほど…

中華そば やの屋-5

15時15分という中途半端な時間に入店したせいか、お客さんは1人だけ…

こちらは、昼の11時から夜の11時まで、通し営業をしているので、こんな時間に来てもラーメンが食べられる!

席につくと、カウンターの壁にメニューが貼りつけてあった!

中華そば やの屋-6

中華そば やの屋-7

中華そば やの屋-8

情報では、「昔ながらの中華そば」一本のみ…
基本の「らーめん」にチャーシューが増加され、その量の違いによって区分けされた3種類のメニュー構成だけと聞いていたんだけど…

「豚骨醤油らーめん」に「ぴり辛ねぎみそつけめん」が増加されていた…

すぐ近くに「ラーメン 山岡家」があるので…
対抗のためか…
それとも、「あっさり」だけでは集客は難しいのか…

予定通り、「やのすぺしゃるちゃーしゅーめん」(実際の名称は「すぺしゃるちゃーしゅー中華そば」に変更)を注文する。

厨房には店主ひとり…

プラスチック製の麺箱から麺を取出し茹で始めた。
ちょっと、文字までは読み取れなかったけど、麺箱の形状から「菅野製麺」の麺ではないかと思われる。

注文した「すぺしゃるちゃーしゅー中華そば」は、それから4分後にできあがってきた!

中華そば やの屋-9

チャーシューは計10枚の豪華版!
だけど、思ったより小振りかな…

デフォルトの「中華そば」にはチャーシューは2枚入る。
だから、差し引き8枚足されたのが「スペシャル」ということになるんだけど…
「中華そば」との差額が400円…
1枚当り50円という価格は、一見、安く感じる!
でも、大きさを加味すると微妙…

スープをひと口…
鰹節の風味が「ふわぁ」っと広がる…
いい出汁が出ている…

動物系にはゲンコツが使われているのか?

さっぱりとしたシンプルなスープ!
しかし、鰹節の魚出汁の旨味がよく出ているスープで、しみじみ美味しい…

中細の縮れ麺は、固くもなく、やわらかくもない…
ちょうどいい茹で加減…

この麺自体は主張するところはないけれど、この淡麗なスープと絡んで、相性はいい。

豚バラ肉のチャーシューは、薄く切られた私の好みからは外れるものだったけど、味付けが抜群に美味しかった。

固めの食感のメンマも好みのものだった。

やはり、ここまで来て、自分の舌で確かめてみないと…
美味しさの真偽はわからないもの…

とても美味しい淡麗醤油ラーメンだった!

食後、店主と話しをした。
店主の名は「矢野」さん!店名の「やの屋」から容易に想像はできたけど…

まず、この矢野店主の修業先を私が言い当てた…

店主は肯定したものの、修業先は明かさないでほしいということだったので、名前は伏せておくことにする…

鰹出汁のスープと玉ネギがヒントで、わかる人はわかると思うけどね!

お客さんから…
「竹岡式ですか?」と聞かれたことがあると話す店主!

そのときは、店主自身、千葉の「竹岡式ラーメン」を知らずに後で勉強したということだったけど…

あまり書いてしまうと企業秘密なのでまずいんだけど、醤油ダレは「竹岡式」と同じような考え方をしている…

決定的に違うのはスープ!この鰹出汁のきいたスープと「竹岡式」のただのお湯とは天と地ほどの差がある…

「あの「千葉拉麺通信」「ラーメンデータベース」に投稿されたお客さんは若い方だったので、あのように感じられたのだと思います。」

「でも、この味を理解していただけるお客さんがいらしたので満足しています。」

「山路さんにお出しした「らーめん」は、初期の頃のもので、味が薄すぎたかもしれません。」
「今はもう少し濃く改良しています…」

そう語る矢野店主。

中華そば やの屋-10

しっかりネットもチェックしているんだね…

それと、新しく始めた「豚骨醤油らーめん」は、家系を意識してつくったものではなく、矢野店主がオリジナルでつくりあげた「豚骨魚介」のラーメン!

「昔ながらの中華そば」のスープと、これとは別につくった「豚骨スープ」をブレンドしたスープだそうで、味は家系とは全然違う…
また、「豚骨魚介」でも「こってり」ではなく、「あっさり」した飲み口だと話してくれた…

これを聞いて、ぜひ、次回は「豚骨醤油らーめん」を食べに来ますと約束して店を後にしたんだけど…

山路さんにはもう一度、「昔ながらの中華そば」に、この「豚骨醤油らーめん」を…
ぜひとも、試食していただきたいな…

中華そば やの屋-11

住所:千葉県柏市若柴91-28
電話:04-7131-0205
営業時間:11:00~23:00
休日:日曜
喫煙:可能
アクセス:つくばエキスプレス・柏の葉キャンパス駅から徒歩8分。国道16号線
沿い。国道を挟んだ向かいが「千葉・柏たなか病院」

メニュー:昔ながらの中華そば…590円/ちゃーしゅー中華そば…790円/すぺしゃるちゃーしゅー中華そば…990円
やの屋豚骨醤油らーめん…690円/ちゃーしゅー豚骨醤油らーめん…890円/ぴり辛ねぎみそつけめん…円/ぴり辛ねぎみそちゃーしゅーつけめん…円
各種麺大盛り…100円増し

ちゃーしゅー丼…300円/ちゃーしゅー丼 せっと(ちゃーしゅー丼・ぎょうざ3ケ)…400円
手作りぎょうざ…300円/ぎょうざ せっと(ぎょうざ6ケ・ごはん小)…350円


好み度:すぺしゃるちゃーしゅー中華そばstar_s45.gif
接客・サービスstar_s45.gif
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