訪問日:2008年10月26日(日)

ふえ木-1

今月10月1日にオープンしたばかりの新店!

「千葉拉麺通信」の「拉麺会議室」情報でオープンを知った。

情報によると、「鳥居塾」出身の方が開いた店のようで、「濃厚豚骨魚介」の「 らぁ麺」に「つけ麺」が食べられるようだ。

東京ではポピュラーになった「麺彩房」系の味!
私も、過去に何度も「麺彩房」系の味は経験していて、はっきり言って、目新し さはないんだけど…
ただ、この「麺彩房」の味が千葉県のこちら「二和向台」という場所で食べられ るのは、地元の人たちにとっては嬉しいニュースだと思う!

ただし、鳥居塾に入塾して、「麺彩房」で修業したといっても、味が「麺彩房」 と同じとは限らない…
今年オープンした鳥居塾出身の店でも、「砂町らーめん」のようなあっさりした ラーメンを出す店もある…

というわけで、やってきたんだけど…

只今の時刻は13時50分を回ったところ…
日曜日とはいえ、14時の閉店時間間近というのに、店内は満席で2人待ち!
さらに、私の後にも閉店までのわずかな時間に5人も入る盛況ぶり!

待合のソファーに座ったところで…
「こんにちわ!」と声がかかった。

声の主は「必勝軒」の清水さん!
今日は店が休みで… ちょうど「つけ麺」を食べ終わり帰るところだった!

「目黒さんの店のある馬込沢にできた「がんこ」と連食できました…」
そう話す清水さん…

こうして、休みにはラーメン店を食べ歩いているんだそう…
たまの休みの日曜日まで、他店の味の研究にも余念がないなんて!
勉強熱心だね。

待つ間に自動券売機で食券を買う。

ふえ木-2

予め、食べるのを決めていた「特製らぁ麺」の券を買おうとすると…
「らあ麺」の種類が2種類あった!

「濃厚豚骨魚介スープ」の「こってり」と「和風スープ」の「あっさり」…
「あっさり」にも興味はあったけど、やっぱ「麺彩房」系なら「こってり」から だよね!

少し待たされてカウンター席だけの席につく…
厨房には、ご夫婦と思われるお二人。

目の前には大きな寸胴が2つ…
1つには蓋がされ、強火でスープが炊き込まれていた。
もう1つは、蓋が開いていて、弱火の火が入っていた。
どうやら、この2つの寸胴には動物系のスープが仕込まれているようだ…

店主は、この2つの大きな寸胴とは別に、ガス台の上に小さな寸胴を2本載せて いて…
この2本の寸胴からそれぞれスープを小鍋に注ぎ入れ、ブレンドして、スープを 仕上げていく…

色からすると、左の寸胴の濁った色のスープが動物系…
右の透明感あるスープが魚介系スープのよう…

つまり、ダブルスープを使っているんだけど…
「らぁ麺」の「あっさり」と「こってり」は、このダブルスープの混合比の違い のようだ…

麺は、四角い大きなテボで茹でられていた!
店主に「らぁ麺」のデフォルトの量を聞いたら、200g。
さらに「大盛りは300gです。」ということだったし…
「つけ麺」ならば、さらに多くの量を茹でるということを考慮して、この大きな テボにしたのだろう…

麺が茹であがると、なぜか湯切りをせずにテボをフックに吊り下げる店主…
吊り下げたまま、小鍋で温まったスープの味見を行い、スープを丼に注いでから 、その放置した麺をまたドブンと湯につけて、そこではじめて湯切り…

最初、麺の茹であがり時間とスープの温まる時間にタイムラグができて、たまた まそうなってしまったんだろうと思ったんだけど…
見ていたら、「らぁ麺」でも「つけ麺」でも、すべて、その手順で作業をしてい たので、これが店主のやり方なのだろう…
でも、このやり方に何の意味があるのかは不明…

こうして、わたしの「こってり特製らぁ麺」もできあがった!

ふえ木-3

特製は、普通の「らぁ麺」に味玉がプラス!
チャーシューが2枚増量され、メンマの分量も多い!
ただ、これで350円増しは高いんじゃないかな…
250円増しなら、お得感はある気はするんだけど…

スープは濃いね!
いい意味でも、悪い意味でも…

まず、いい点だけど…
スープにトロミがあって粘度が高い!
鳥居塾では、スープの濃度をはかるメジャーとして、Brixという単位で濃度を表 していて、数字が大きいほど濃度が高い証になる。

店主によると…
「麺彩房中野本店のBrix値は9~10。
しかし、うちは11あります!」と言ってい たし…

「こってり」したラーメンが好きだという店主のつくるスープは濃い!
しかし、十数時間もかけて煮込まれてつくられる動物系スープは濃いだけじゃない!

豚骨に豚足、鶏ガラにモミジの動物系出汁が凝縮されたスープで旨味もギッシリ !
さらに、煮干しに魚粉の鰹出汁等の魚介出汁がバランスよく混ざり合ってなかな かのものに仕上がっている!
これだけ濃くて旨味のあるスープは「麺彩房」系だとBrix11.5の「夢あかり」以来かな…

ただ、悪い点は、味も濃くて、しょっぱいこと…
それと、若干の苦味を感じたこと…

それで、途中で、「つけ麺」用に卓上に用意されていた「割りスープ」を少し注 ぎ入れてみたところ…
これが大正解!
しょっぱさと苦味はほとんど消え去り、とても美味しくいただけた。

麺は、他の「麺彩房」系の店と比べると、ちょっと太めかな…
味は悪くはないけど…
もう少し細身の麺の方が、この「らぁ麺」スープには合っ ている気がした…

豚バラのチャーシューは、トロトロに煮込まれていて、やわらかいし、味付けも 抜群!
店主が言う通り、さすがに長時間、手間暇掛けて煮込んだだけのことはある。

味玉とメンマは普通に美味しいレベル!

ふえ木-4

帰り際、ようやく手の空いた店主と話をさせてもらった…
店主の名前は笛木さんという…
店名を「ふえ木」としたのは、お客さんが「ふえ(増え)」るようにとの思いを込めて…

土日は、ここのところ忙しくなったものの…
平日はまだまだなので、平日にもっとお客さんに来てほしいと話していた…

「鳥居式らーめん塾」6期生の笛木店主は、横浜市営地下鉄・伊勢佐木長者町駅近くに先月9月3日にオープンしたばかりの「らーめん ひとふんばり」亀田店主、東京・砂町銀座に5月18日にオープンしている「砂町らーめん」中林店主と同期なんだそう!

「中林さんはあっさりしたラーメンが好きだったから…」
「僕と亀田さんはこってり派です!」
「ただ、商売上、あっさりも用意してますけど…」

そんな風に語る笛木店主が目指すのは、「鳥居式らーめん塾」卒業の先輩店!
市川市の妙典にある「杏樹亭」!
口コミだけで行列のできる「杏樹亭」のようになりたいと話していた…

しかし…
地元の人たちには失礼な言い方になるかもしれないけど…
このラーメン不毛地帯の一角にいい店ができたと思う!
今度は「つけ麺」を食べに来よう!

住所:千葉県船橋市咲が丘3-1-23
電話:090-8504-5797
営業時間:11:00~14:00/18:00~20:00
休日:火曜
喫煙:不可
アクセス:新京成線・二和向台駅から線路を越えて県道57号方面へ。県道を左折、県道沿い右側。マルエツ、シダックスの間

メニュー:らぁ麺(こってり)…700円/特製らぁ麺(こってり)…1050円
らぁ麺(あっさり)…700円/特製らぁ麺(あっさり)…1050円
つけ麺…750円/特製つけ麺…1100円


好み度:特製らぁ麺(こってり)star_s45.gif
接客・サービスstar_s40.gif
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