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2008.10.23
めん 和正
訪問日:2008年10月23日(木)

東急田園線と東急世田谷線が交差する三軒茶屋…
今日、訪問するのは、ここ「三茶」に、今年5月にオープンした店…
「めん 和正」…
すでに多くのブロガーの方たちがリポートしていて…
概ね評判はいいみたいだ…
店主は、かつて近くの「松蔭神社前」にあった「ふくろう」出身の方らしく、「永福町大勝軒」系の「中華そば」が食べられる!
ブログに掲載された味玉の画像がキレイで…
「永福町大勝軒」系の店ではお目にかかったことのない本格的な半熟の味付け玉子だったので…
この味玉付きの「中華そば」を食べてみたかった!
東急田園都市線の三軒茶屋駅で下車して、246を渋谷方面に歩いていくと店はある。
店に着いたのは13時20分。
しかし、昼のピークをとうに過ぎた時間にもかかわらず、外に置かれた椅子にはお客さんが2人待ち…
ちなみに、途中に「雲呑麺」が有名な「茂木」があったけど、お客さんはパラパラだったのに…
「もうすぐ空くみたいですよ!」
先に待っていたお客さんから声がかかった。
その言葉通り、すぐにお客さんが3人出てきて、入れ替わりに入ることができた。
ラーメン店らしくない佇まいの店…
楕円形の窓…
柿色の内装…
和モダンのインテリアがお洒落で和む…
厨房には、店主夫妻の2人!
奥様はかなりの美人!
店主は物静かに淡々とラーメンを作っている…
聞こえるのは静かに流れるジャズの音楽(おと)だけ…
無垢材を削り装飾した板に書かれた「お品書き」を見ると、大盛り2玉とある…
店主に麺1玉の量を尋ねると…
「150gです。」と答えが返ってきた。
「永福町大勝軒」系の店で使われる「草村商店」の麺の量と同じだな等と思いながら…
麺2玉300gは多いので、替わりに「中華麺」を「チャーシュー麺」にして「味玉付」で注文することにした。

店主がラーメン丼を3つ…
麺を茹でるテボの上に逆さにして置き始めた…
次に、作業する手元は高いカウンターに阻まれ見えなかったけど、どうやら、何かを切るような肩の動きをさせていたので…
おそらく、チャーシューや味玉をカットしていたのだろう…
それが終わると、今度は「南京軒食品」と書かれた麺箱から麺を取出し、麺をパラパラに解していった…
そして、テボの上に伏せていたラーメン丼を引っ繰り返したんだけど…
まだこの時点では麺は茹でない…
この後、ラーメン丼に茹で湯を張り温めて…
丼が温まると、湯を空けて、醤油ダレ、油、調味料を入れる…
そして、寸胴から小鍋ですくったスープを平ざるで濾しながら、少しづつ何度も入れるのを繰り返していた…
麺をテボに投入したのはその後…
4つのテボに1玉150gの麺が1玉づつ入れられていった…
タイマー等は使わずに、勘で…
しかし、きっちり1分後に麺が引き上げられ…
ソフトに…
しかし、何度も湯切りを繰り返して水分を飛ばすと…
1つの丼にだけ2つのテボから1玉づつ、計2玉が…
残り2つの丼には麺1玉づつが入れられ、「普通盛り」2人前と「大盛り」1人前ができあがった。
最後に、事前に用意していた具をキレイに盛り付けて…
完成!
丁重な仕事がなされてつくられた「中華そば」!
つくり方にも、店主のこだわりを感じる…
ただ、店主の動きはゆっくりで、あくまでもマイペース…
なので、注文してから出てくるまでに少々時間を要するのが…
食事時間にあまり時間をかけられない忙しいお客さんにとっては…
やや、難点になるかな…
3個作りされた「中華麺」のうち、いっぱいのチャーシューと味玉が載ったものが奥様の手によって手元まで届けられた。

丼一面を覆うチャーシューで麺が見えない!
2つ割りされた味玉が美しくしいし、美味しそう!
レンゲでスープをすくう…
飲む前から、煮干しの芳醇な香りが鼻腔をくすぐる…何ともいい匂い!
飲むと、さほど煮干しは強くは出ておらず、マイルド…
煮干しファンにとっては、やや物足りなさを感じるかもしれないけど、上品な和風出汁のスープでなかなか美味しい!
それに、油の使い方が絶妙で、スープにコクを与えている。
麺は、「永福町大勝軒」御用達の「草村商店」の麺によく似たタイプの麺。
やや、やわらかめ…
麺にコシはない…
しかし、この中細縮れの麺が、なぜか、この煮干し醤油のスープと合うんだよね!
味玉は期待以上の美味しさ!
半熟トロトロの黄身に加えて、白身にも味が染み込みいい感じ!
これが50円増しで食べられるんだから嬉しいね!

チャーシューも、あの固くてしょっぱくて、最初から期待していない「永福町大勝軒」系の店のものとは別物!
使用する豚の部位もバラ肉で、モモ肉、または一部の店で使う肩ロース肉とは違うし、やわらかくて、肉のジューシーさを感じられていい!

価格も200円増しと良心的で…
この「チャー玉」と呼ばれていた「チャーシュー麺」の「味玉付」はおすすめ!
チャーシューの量もたっぷりで「大盛り」にしなくてもお腹いっぱいになる!
そして、もうひとつ…
こちらの店の隠れた主役がメンマ!
ポキポキした食感のメンマは、味付けもよくて最高!
次回、食べるときはぜひ、別小鉢で供されるこのメンマをトッピングするつもり!
美味しかった!
スープも麺も、具材ひとつひとつも…
スープの最後の一滴まで飲み干して美味しかったお礼を述べると…
「まあ、嬉しい♪」と奥様が高い声を出して喜ばれていた!
寡黙な職人肌の店主と明るくて接客が気持ちいい奥様!
落ち着くし、いい店だ!
また、来よう!

住所:東京都世田谷区太子堂2-6-2
電話:非公開
営業時間:11:30~14:30/18:00~22:00
休日:月曜
アクセス:東急田園都市線、世田谷線・三軒茶屋駅から徒歩8分。国道246号線
メニュー:中華麺…700円/チャーシュー麺…900円
味玉付…50円増し
めんま…100円/麺大盛(2玉) …100円
好み度:チャーシュー麺 味玉付
接客・サービス

東急田園線と東急世田谷線が交差する三軒茶屋…
今日、訪問するのは、ここ「三茶」に、今年5月にオープンした店…
「めん 和正」…
すでに多くのブロガーの方たちがリポートしていて…
概ね評判はいいみたいだ…
店主は、かつて近くの「松蔭神社前」にあった「ふくろう」出身の方らしく、「永福町大勝軒」系の「中華そば」が食べられる!
ブログに掲載された味玉の画像がキレイで…
「永福町大勝軒」系の店ではお目にかかったことのない本格的な半熟の味付け玉子だったので…
この味玉付きの「中華そば」を食べてみたかった!
東急田園都市線の三軒茶屋駅で下車して、246を渋谷方面に歩いていくと店はある。
店に着いたのは13時20分。
しかし、昼のピークをとうに過ぎた時間にもかかわらず、外に置かれた椅子にはお客さんが2人待ち…
ちなみに、途中に「雲呑麺」が有名な「茂木」があったけど、お客さんはパラパラだったのに…
「もうすぐ空くみたいですよ!」
先に待っていたお客さんから声がかかった。
その言葉通り、すぐにお客さんが3人出てきて、入れ替わりに入ることができた。
ラーメン店らしくない佇まいの店…
楕円形の窓…
柿色の内装…
和モダンのインテリアがお洒落で和む…
厨房には、店主夫妻の2人!
奥様はかなりの美人!
店主は物静かに淡々とラーメンを作っている…
聞こえるのは静かに流れるジャズの音楽(おと)だけ…
無垢材を削り装飾した板に書かれた「お品書き」を見ると、大盛り2玉とある…
店主に麺1玉の量を尋ねると…
「150gです。」と答えが返ってきた。
「永福町大勝軒」系の店で使われる「草村商店」の麺の量と同じだな等と思いながら…
麺2玉300gは多いので、替わりに「中華麺」を「チャーシュー麺」にして「味玉付」で注文することにした。

店主がラーメン丼を3つ…
麺を茹でるテボの上に逆さにして置き始めた…
次に、作業する手元は高いカウンターに阻まれ見えなかったけど、どうやら、何かを切るような肩の動きをさせていたので…
おそらく、チャーシューや味玉をカットしていたのだろう…
それが終わると、今度は「南京軒食品」と書かれた麺箱から麺を取出し、麺をパラパラに解していった…
そして、テボの上に伏せていたラーメン丼を引っ繰り返したんだけど…
まだこの時点では麺は茹でない…
この後、ラーメン丼に茹で湯を張り温めて…
丼が温まると、湯を空けて、醤油ダレ、油、調味料を入れる…
そして、寸胴から小鍋ですくったスープを平ざるで濾しながら、少しづつ何度も入れるのを繰り返していた…
麺をテボに投入したのはその後…
4つのテボに1玉150gの麺が1玉づつ入れられていった…
タイマー等は使わずに、勘で…
しかし、きっちり1分後に麺が引き上げられ…
ソフトに…
しかし、何度も湯切りを繰り返して水分を飛ばすと…
1つの丼にだけ2つのテボから1玉づつ、計2玉が…
残り2つの丼には麺1玉づつが入れられ、「普通盛り」2人前と「大盛り」1人前ができあがった。
最後に、事前に用意していた具をキレイに盛り付けて…
完成!
丁重な仕事がなされてつくられた「中華そば」!
つくり方にも、店主のこだわりを感じる…
ただ、店主の動きはゆっくりで、あくまでもマイペース…
なので、注文してから出てくるまでに少々時間を要するのが…
食事時間にあまり時間をかけられない忙しいお客さんにとっては…
やや、難点になるかな…
3個作りされた「中華麺」のうち、いっぱいのチャーシューと味玉が載ったものが奥様の手によって手元まで届けられた。

丼一面を覆うチャーシューで麺が見えない!
2つ割りされた味玉が美しくしいし、美味しそう!
レンゲでスープをすくう…
飲む前から、煮干しの芳醇な香りが鼻腔をくすぐる…何ともいい匂い!
飲むと、さほど煮干しは強くは出ておらず、マイルド…
煮干しファンにとっては、やや物足りなさを感じるかもしれないけど、上品な和風出汁のスープでなかなか美味しい!
それに、油の使い方が絶妙で、スープにコクを与えている。
麺は、「永福町大勝軒」御用達の「草村商店」の麺によく似たタイプの麺。
やや、やわらかめ…
麺にコシはない…
しかし、この中細縮れの麺が、なぜか、この煮干し醤油のスープと合うんだよね!
味玉は期待以上の美味しさ!
半熟トロトロの黄身に加えて、白身にも味が染み込みいい感じ!
これが50円増しで食べられるんだから嬉しいね!

チャーシューも、あの固くてしょっぱくて、最初から期待していない「永福町大勝軒」系の店のものとは別物!
使用する豚の部位もバラ肉で、モモ肉、または一部の店で使う肩ロース肉とは違うし、やわらかくて、肉のジューシーさを感じられていい!

価格も200円増しと良心的で…
この「チャー玉」と呼ばれていた「チャーシュー麺」の「味玉付」はおすすめ!
チャーシューの量もたっぷりで「大盛り」にしなくてもお腹いっぱいになる!
そして、もうひとつ…
こちらの店の隠れた主役がメンマ!
ポキポキした食感のメンマは、味付けもよくて最高!
次回、食べるときはぜひ、別小鉢で供されるこのメンマをトッピングするつもり!
美味しかった!
スープも麺も、具材ひとつひとつも…
スープの最後の一滴まで飲み干して美味しかったお礼を述べると…
「まあ、嬉しい♪」と奥様が高い声を出して喜ばれていた!
寡黙な職人肌の店主と明るくて接客が気持ちいい奥様!
落ち着くし、いい店だ!
また、来よう!

住所:東京都世田谷区太子堂2-6-2
電話:非公開
営業時間:11:30~14:30/18:00~22:00
休日:月曜
アクセス:東急田園都市線、世田谷線・三軒茶屋駅から徒歩8分。国道246号線
メニュー:中華麺…700円/チャーシュー麺…900円
味玉付…50円増し
めんま…100円/麺大盛(2玉) …100円
好み度:チャーシュー麺 味玉付

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味玉中華麺(¥750)
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ラーメン食べ歩紀行 2008/11/24 Mon 00:36
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