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訪問日:2008年9月28日(日)

中華そば 麺屋 えぐち-1

9月16日オープンの新店!
店主の江口さんは、とんこつラーメンの「天神旗」で修業後、あっさり醤油ラーメンの「カドヤ食堂」でも修業して、ここ大阪・江坂の地で独立開業した。

9月14日のプレオープンの模様を、関西ラーメン界では有名なブロガーの方々がレポートしていたのを拝見して、次回、来阪の際にはぜひ訪問したいと思っていた。

店は、大阪市営地下鉄の江坂駅から北へ5分ほど歩いた場所にある。

日曜日の夜の9時…
店の前までやってくると、ちょうど2人のお客さんが出てきたところで…
中に入っていくと、先客は2名。

厨房には、ラーメンブロガーさんの誰かのブログで拝見した江口店主とアルバイトっぽい店員さんの2人。
席に着いて、メニューを確認して、デフォルトの「中華そば」を注文!

中華そば 麺屋 えぐち-2

ちょうど、私の後に前後して入ってきたお客さんがいて、そのお客さんの分と合わせて2人前の「中華そば」が作られる…

小さな火にかかっていない寸胴から小鍋にスープを少量移して温め始める。

大きな寸胴もあって、こっちには火が入れられグツグツと煮立っていたけど、これは明日用のスープなんだろうね!

スープから放たれるのは、鶏と野菜を炊いた匂い…
豚骨臭はなかった…

店主がビニール袋から2玉取り出した麺は「KANEJIN」製の麺…

ステンレスのバットの中に並べて置いたので、麺を揉んだりするのかと思ったけど、何もなく、テボに入れられていった…

チャーシューの肉塊から丁寧に4枚のチャーシューを切り出すと、2枚1組にして斜めにずらしてキレイに並べる…

スープが温まると、小鍋から2個のラーメン丼に、均等に分け入れていったんだけど…
スープの色が少し濁っていたんで、先ほどの寸胴からは臭わなかったけど、豚骨を使っているんだとわかる…

麺を引き上げ、湯切りしてラーメン丼に入れるんだけど、リアクションはなく、普通の地味な湯切りだった…

麺を箸でキレイに整える江口店主!
穂先メンマ、チャーシュー、最後に海苔を1枚載せたら「中華そば」の完成!
レンゲを添え、お盆に載せられて…
「お待ちどうさまでした!」

中華そば 麺屋 えぐち-3

見た目、華のないラーメンだな…
でも、まあ、見た目じゃない…
味で勝負ということで…

スープは…
鶏の旨味が詰まった「鶏ガラ魚介」のスープ!

ほんのりと甘味のある「あっさり」した醤油味のスープで…
好きだな!こういう味!

ただ、何人ものブロガーの方が指摘されているように、味付けは濃いめ!

最初は、そんなに濃くは感じなかったけど、徐々にしょっぱく感じるようになってきた…

修業先の「カドヤ食堂」は反対に、最初は物足りないように感じる味も途中からちょうどいい感じになっていく…

私は、麺を食べるなら、こちら「えぐち」のような濃いめの味付けがいいとは思うけど、スープを飲むなら「カドヤ食堂」かな…

私は完飲したけど、先客と後客の3人のお客さんが3人とも、ラーメン丼に半分以上スープを残していたので…
特に、ここ大阪で商売をするなら、もう少し薄口のがいい気はするんだけど…
ただ、大阪には「高井田系」の文化があるからね…
どうなんだろう?

まあ、これは彼のスタイルのようだし、修業先とはまた違った味を出したかったんだろうし…
とやかく言う筋合いのものではないよね…

麺は、切り歯22番くらいの中細縮れ麺で…
普通の中華麺なんだけど、スープとの絡みはよかった!

出汁に使う鶏は修業先の「カドヤ食堂」と同じ「淡海地鶏」が使っているようだけど、チャーシューに使う豚は、岩手の「白銀豚」ではなく、鹿児島の「ナンチクポーク」なんだそう…

チャーシューに使う豚肉の部位はどうやら「モモ肉」のようで固かった…
しかし、しっとりとした食感の豚肉で、肉の旨味が感じられた。

メンマには、私の好きな穂先メンマが使われ、やわらかく食感もよかったんだけど、甘ったるい味付けが残念…

しかし、全体的には悪くはなかった!

修業先と比べてしまうとまだまだの感があるかもしれないけど…
まだ、オープンしたばかり!
「つけ麺」も出す予定だし…
「とんこつ」も考えているようなので…
今後、どう化けるかが楽しみ!

中華そば 麺屋 えぐち-4

中華そば 麺屋 えぐち-5

住所:大阪府吹田市江坂町1-4-20
電話:06-6338-0077
営業時間:11:00~14:30/18:00~24:00
休日:しばらくは不定休
アクセス:大阪市営地下鉄御堂筋線・江坂駅から徒歩7分

メニュー:中華そば…650円
(トッピング)
チャーシュー…300円/メンマ…200円/味玉…100円


好み度:中華そばstar_s40.gif
接客・サービスstar_s35.gif
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