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訪問日:2015年8月9日(日)

本日のランチは、食べログ全国ラーメンランキング1位に輝く店『和 dining 清乃』♪
先日、兵庫県の武庫川にある兵庫県No.1の行列店『らーめん専門 和海』に行った際に…
木下店主から…
「うちの塩なんて、清乃さんの塩ラーメンのスープに比べたら、まだまだです!」
「麺もスゴいですよ。」
「先日、休業日に伺いましたが、スゴく勉強になりました。」
「それと、炭焼チャーシューがスゴかった!」
「うちなんかで食べるより、清乃で塩を炭焼チャーシュートッピングして食べた方がいいです。」
絶品の塩ラーメンを出す店の店主に、そこまで言わせる塩ラーメンとは!?
これを聞いて、断然、『清乃』に行ってみたくなった!
というわけで、本日、久しぶりに和歌山県の有田市にある店へと向かうことにした。
成田空港第3ターミナルから朝9時45分発のジェットスターに乗って関空へ!
しかし、関空到着が遅れて…




関空から12時2分発のJRで、日根野経由和歌山へ!
和歌山からは、特急くろしおに乗車して、店の最寄り駅になる箕島駅まで急いだ…

しかし、それでも、駅に到着したのは、13時22分。
そして、駅からは徒歩で!
電灯の上で「ミャーミャー」と猫のように鳴くウミネコを見ながら、有田川に掛かる橋を渡って…
川を渡ったら、今度は川を左に見ながら、炎天下の中、トコトコと17分ほど歩いて…




そうして、家を出てから5時間45分を掛けて…
ようやく、やってきました『和 dining 清乃』!
しかし、時刻はすでに、午後の1時40分を回る時刻だというのに…
こんな時間でも、店の前には14人ほどの行列ができていたんですけど(汗)
さすが、「食べログ」全国ラーメンランキングNo.1!
でも、ここに来たことがある人ならわかることだけど…
失礼ながら、この僻地に、これだけのお客さんを集客するというのは…
驚かされる(滝汗)
そうして、この後、27分待って、入店することができたんだけど!
思ったより回転は早いし!
それに、よかったのは、店の前が日陰になっていて!
また、風が抜けて、待っている間、あまり、暑く感じられなかったこと♪
そして、14時7分に入店して、原田店主に奥様のらぁこさんに挨拶して、空いていた厨房と接するカウンター席へとついて…
メニューを見ると…
以前はあった、「つけ麺」がメニュー落ちしていて…
代わりに、地元の「和歌山ラーメン」がメニューに加わっていたんだけど…


これは、2号店を和歌山駅の近鉄百貨店内のフードコートに出店することになったことによるもの!
さて、『らーめん 和海』の木下店主推奨の「紀ノ国地鶏塩」は決まりとして、もう一杯は何にしようか?
こんな遠くまで来て、一杯だけで帰るわけにはいかないので(笑)
「有田ブラック」をホルモン増しで食べるか?
『清乃』流「和歌山ラーメン」にするか?
悩んで、一瞬、考えていると…
原田店主から…
「よかったら、角長しょうゆ食べてもらえませんか?」と言われて…
「角長しょうゆ 「匠」」は、前回、昨年の1月19日に訪問したときにも食べたことはあるけど…
以前とは味も変わっているんだろうし!
それに、そう言われたら、そうするしかないよね(汗)
そこで…
「和海の木下さんから、塩がいいと言われましたので…」
「紀ノ国地鶏塩と角長しょうゆ 「匠」いただきます。」
そう言って、注文を入れて…
「やっぱり、塩が先がいいですよね!」と言うと…
「いや、醤油から食べてもらった方がいいと思います!」と言うので…
「では、醤油には、神楽さん直伝の炭火焼チャーシュー付きで!」
「塩にはワンタントッピングしてください。」と告げて、注文完了!
そうして、まず、着丼したのが「角長しょうゆ 「匠」」!




そして、「炭火焼きチャーシュー」は別皿で提供された。
いつもながら、美しいビジュアルのラーメンで!
以前との違いは、チャーシューが真空低温調理された豚肩ロースのレアチャーシューから、豚バラ肉のチャーシューに!
また、三つ葉から刻みネギと紅芯大根に変わっていたこと!
味玉ハーフとメンマは変わらなかったけど…
麺は、中細ストレートから平打ちの太ストレート麺になっていたこと…
2014.01.19

2015.08.09

麺は、食べてみないとわからないけど…
具は、前の方が好みだったかな(汗)
まずは、これだけは以前と変わらない色した醤油清湯のスープをいただくと…
以前同様、地元・和歌山「湯浅角長醤油」の「濁り醤 3年熟成 匠」がカエシに使われているようで!

醤油の芳醇な風味が何ともよくて!
ここは、以前と変わらない美味しい味わい♪
しかし、動物と魚介の出汁の味わいは、以前とは違って…
スープのうま味が強くなって!
厚みが増して!
確実に美味しくブラッシュアップされていた!
原田店主によると…
「現在の魚介は、平子、鯵、白口、利尻昆布、本鰹、椎茸です。」
「平子のキレのよさがお気に入りです」等と話していたけど…
動物系にも、紀州地鶏、比内地鶏、黒豚が使われているという情報で!
まず、感じられるのがフレッシュな鶏のうま味♪
朝挽きした地鶏を使って出汁を引いたような味わいのスープで!
従来の滋味深い味わいのスープからすると…
今日のスープは、厚みが感じられた。
そうして、平子、鯵、白口の3種類の煮干しを使ったということだったけど…
煮干しのエグミや苦味は感じられず、感じられるのは煮干しのうま味だけ!
これは、頭も腸も掃除して水出汁して出汁をとったからじゃないかと思われるけど…
煮干しラーメンだったら、特に平子のあのビターな味わいを出さないというのはどうかと思ってしまうところだけど…
これは、醤油ラーメンなので、これでいいと思うし!
3種の煮干しがいい出汁出していた♪
それに、節も本鰹が使われて!
スープからは、鰹のうま味も感じられて!
さらに、昆布と干し椎茸のうま味がたまらなくよくて!
特に、この一杯目に食べた醤油ラーメンでは、干し椎茸のうま味がカエシのうま味を引き立てていて、とても美味しくいただけた♪
そして、特筆すべきは、バランスのよさ!
動物系、魚介系のどれかが突出することなく、バランスのいいスープに仕上がっていた。
さらに、香油に使われた鶏油のうま味とコクがハンパなくて!
これ以上に美味しい鶏清湯魚介スープの醤油ラーメンは無いんじゃないか!?
そう思えるだけの極上のスープで!
めちゃめちゃ美味しかった♪
しかし、鶏油の量が、多すぎず、少なすぎず…
ちょうどいい感じの量だったので!
原田店主に…
「鶏油は25ccですか?」と聞いてみたところ…
「いや、22です。」
「これが、一番、バランスのいい量でした。」という答えがあったんだけど…
大概の店は20cc。
増やすにしても、減らすにしても、5cc単位で試すのが普通だと思うけど…
1cc単位で試していた…
やっぱり、この人はマニアック(笑)
そして、このスープに合わされていた麺は、幅広の平打ちストレートの自家製麺で…
たおやかな食感の麺は、しなやかなコシのある麺で!
啜り心地がよくて!
のど越しのよさもあって!
そして、何より、小麦粉のうま味がよく感じられる麺で!
これは、内麦(国産小麦粉)100%の麺だからだと思われるけど!

スープが強くなっていたこともあるけど、スープとも適度に絡んでくれてよかったし!
麺は、以前にいただいた中細ストレート麺に比べると、さらに、また、美味しく進化していた!
しかし、原田店主からは…
「ちょっと、麺の風味が強すぎませんか?」
なんて言ってきたので!
「内麦だけで製麺しているから、そう感じるんじゃないですか…」
「外麦を入れたら、ずいぶん、風味はだいぶ落ちるとは思いますけど…」
そんな話しをすると…
「その通り、内麦だけを使っているのですけど…」
「外麦を入れてみようかとも思っていました。」
「ちょっと、悩んでいました。」
「ありがとうございました。」なんて言っていたけど…
外国産の小麦粉も使ってトライしてみて…
国産小麦粉だけで製麺した麺とは何が違うのか?
それを実感して!
国産だけでいくのか?ブレンドで行くのか決めてもいいんじゃないのかな…
豚バラ肉のチャーシューは、しっかり、脂が落とされたもので!
やわらかかったのもよかった♪
炭火焼きチャーシューは、まず、香ばしくて!
しっかりとした食感ながら、噛みしめるほどに肉のうま味を感じる逸品で♪
『和海』の木下店主が大絶賛していたのもよくわかった!
それと、これを別皿で出してくれたのもよかった。
香りが強いので!
これをラーメンに載せて出すと、スープに風味が移ってしまう可能性があるので…
しかし、この一杯は、こちらの店でしか味わえないオンリーワンのラーメンで!
うま味溢れるスープ、コク深い醤油のカエシに鶏油の質と分量も合わせて…
すべてが完全に調和されて、寸分の狂いもなく融合された…
ある意味、究極の醤油ラーメンと言っても過言ではないほどの美味しさだった♪
だから、この後、塩ラーメンが、もうすぐ出されるのがわかっていながら…
スープの最後の一滴まで飲み干して完食♪
そうして、「角長しょうゆ 「匠」」を食べ終わると…
そう待つことなく供された「紀ノ国地鶏塩」の「ワンタン」トッピング!


こちらも、基本の具は「角長しょうゆ 「匠」」と同じ。
豚バラ肉のチャーシューに味玉ハーフ、メンマ、紅芯大根、刻みネギ!
違うのは、トッピングしたワンタンが載っていることで!
こちらのラーメンのビジュアルも美しい♪
まずは、黄金色したスープをいただくと…
こちらも、鶏に豚の動物系に煮干し、鰹、昆布、干し椎茸のうま味を感じるスープで!
スープは、「角長しょうゆ 「匠」」も「紀ノ国地鶏塩」もいっしょのはずだけど…
カエシの違いで、別物の味に感じられて!
先ほどの醤油のカエシとスープとのバランスは絶妙だったけど!
塩だって負けていなかったし!
醤油もかなりの美味しさだったけど!
塩もめちゃめちゃ美味しい♪
それと、塩味のスープということだったけど…
スープからは、大豆のうま味が感じられたので!
これは、醤油も使われているはず…
そう思って原田店主に確認すると…
「カエシには、薄口醤油と、もう一つ、魯山人という、濃口醤油と薄口醤油の間のようなうま味の強い醤油も使っています。」と、さらっと話してくれて!
その「魯山人」という醤油を小皿に入れて味見させてくれたんだけど…
確かに、濃口醤油と薄口醤油の間のような…
まったりとして味わい深い、うま口の醤油だった♪
なお、勘違いされると困るけど…
これらの醤油は、隠し味で、少量、使っているので、気づかない人の方が多いと思うし!
何度も、このブログには書いているけど、塩だけで作る塩ラーメンは少数で!
普通は、薄口醤油に白醤油を併用することの方が多いので!
さらに、原田店主からは…
「スープのバランスは、角ちょうのカエシに合わせているので、今は、醤油の方がおすすめです。」
「でも、塩も、もっと美味しくなるよう見直していきます。」なんて、話しをしていたけど…
確かに、どっちがいいかと聞かれたら、「角ちょう」と答えるかもしれないけど!
「紀ノ国地鶏塩」も絶品♪
『和海』の「鶏塩」と並んで、最高峰にある塩清湯魚介のラーメンだと思う♪
麺は、先ほどと同様で、プリモチの食感がよくて!
コシがあって、のど越しのいい麺で!
小麦粉のうま味がたまらない美味しい麺で♪
程よくコクうまのスープとも絡んでよかったし!

トッピングしたワンタンは、今、ちょうど、原田店主の奥様のらぁこさんが餡を包んでいたもので!
「皮も自家製なんですか?」と、らぁこさんに尋ねると…
「そう、皮も手作りよ♪」
「でも、皮は私が作っているわけじゃないですけど…」と言って、笑っていたけど(笑)
皮はトゥルン!
餡は肉のうま味が詰まったもので、めっちゃ美味しかったし♪

こちらの塩ラーメンも大満足で!
もちろん、スープもぜんぶ飲み干して完食!
食べに来るのは、結構、大変だけど(汗)
でも、苦労しても食べに来る価値のあるラーメン!
また、伺います♪
ご馳走さまでした。


メニュー:角長しょうゆ「匠」…800円(大盛不可)
チャーシュー(バラ)増し…200円/ワンタントッピング…200円/特製(バラチャーシュー、炭火焼チャーシュー、ワンタン)…300円
紀ノ国地鶏塩…750円(大盛…900円)
チャーシュー(バラ)増し…200円/ワンタントッピング…200円/特製(バラチャーシュー、炭火焼チャーシュー、ワンタン)…300円
和歌山ラーメン…750円(ダブル…900円)
チャーシュー(バラ)増し…200円/RED(辛)…50円
有田ブラック…750円(大盛…900円)
コロコロホルモン…900円/チャーシュー(バラ)増し…200円
トッピング
炭火焼チャーシュー(2枚)…300円
ラーメンSETごはん
しらすごはん…200円/たまごかけごはん…200円/明太子ごはん…200円/ごはん…150円/コロコロチャーシュー丼…300円
好み度:角長しょうゆ「匠」+炭火焼チャーシュー
紀ノ国地鶏塩+ワンタン
接客・サービス
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先日、兵庫県の武庫川にある兵庫県No.1の行列店『らーめん専門 和海』に行った際に…
木下店主から…
「うちの塩なんて、清乃さんの塩ラーメンのスープに比べたら、まだまだです!」
「麺もスゴいですよ。」
「先日、休業日に伺いましたが、スゴく勉強になりました。」
「それと、炭焼チャーシューがスゴかった!」
「うちなんかで食べるより、清乃で塩を炭焼チャーシュートッピングして食べた方がいいです。」
絶品の塩ラーメンを出す店の店主に、そこまで言わせる塩ラーメンとは!?
これを聞いて、断然、『清乃』に行ってみたくなった!
というわけで、本日、久しぶりに和歌山県の有田市にある店へと向かうことにした。
成田空港第3ターミナルから朝9時45分発のジェットスターに乗って関空へ!
しかし、関空到着が遅れて…




関空から12時2分発のJRで、日根野経由和歌山へ!
和歌山からは、特急くろしおに乗車して、店の最寄り駅になる箕島駅まで急いだ…

しかし、それでも、駅に到着したのは、13時22分。
そして、駅からは徒歩で!
電灯の上で「ミャーミャー」と猫のように鳴くウミネコを見ながら、有田川に掛かる橋を渡って…
川を渡ったら、今度は川を左に見ながら、炎天下の中、トコトコと17分ほど歩いて…




そうして、家を出てから5時間45分を掛けて…
ようやく、やってきました『和 dining 清乃』!
しかし、時刻はすでに、午後の1時40分を回る時刻だというのに…
こんな時間でも、店の前には14人ほどの行列ができていたんですけど(汗)
さすが、「食べログ」全国ラーメンランキングNo.1!
でも、ここに来たことがある人ならわかることだけど…
失礼ながら、この僻地に、これだけのお客さんを集客するというのは…
驚かされる(滝汗)
そうして、この後、27分待って、入店することができたんだけど!
思ったより回転は早いし!
それに、よかったのは、店の前が日陰になっていて!
また、風が抜けて、待っている間、あまり、暑く感じられなかったこと♪
そして、14時7分に入店して、原田店主に奥様のらぁこさんに挨拶して、空いていた厨房と接するカウンター席へとついて…
メニューを見ると…
以前はあった、「つけ麺」がメニュー落ちしていて…
代わりに、地元の「和歌山ラーメン」がメニューに加わっていたんだけど…


これは、2号店を和歌山駅の近鉄百貨店内のフードコートに出店することになったことによるもの!
さて、『らーめん 和海』の木下店主推奨の「紀ノ国地鶏塩」は決まりとして、もう一杯は何にしようか?
こんな遠くまで来て、一杯だけで帰るわけにはいかないので(笑)
「有田ブラック」をホルモン増しで食べるか?
『清乃』流「和歌山ラーメン」にするか?
悩んで、一瞬、考えていると…
原田店主から…
「よかったら、角長しょうゆ食べてもらえませんか?」と言われて…
「角長しょうゆ 「匠」」は、前回、昨年の1月19日に訪問したときにも食べたことはあるけど…
以前とは味も変わっているんだろうし!
それに、そう言われたら、そうするしかないよね(汗)
そこで…
「和海の木下さんから、塩がいいと言われましたので…」
「紀ノ国地鶏塩と角長しょうゆ 「匠」いただきます。」
そう言って、注文を入れて…
「やっぱり、塩が先がいいですよね!」と言うと…
「いや、醤油から食べてもらった方がいいと思います!」と言うので…
「では、醤油には、神楽さん直伝の炭火焼チャーシュー付きで!」
「塩にはワンタントッピングしてください。」と告げて、注文完了!
そうして、まず、着丼したのが「角長しょうゆ 「匠」」!




そして、「炭火焼きチャーシュー」は別皿で提供された。
いつもながら、美しいビジュアルのラーメンで!
以前との違いは、チャーシューが真空低温調理された豚肩ロースのレアチャーシューから、豚バラ肉のチャーシューに!
また、三つ葉から刻みネギと紅芯大根に変わっていたこと!
味玉ハーフとメンマは変わらなかったけど…
麺は、中細ストレートから平打ちの太ストレート麺になっていたこと…
2014.01.19

2015.08.09

麺は、食べてみないとわからないけど…
具は、前の方が好みだったかな(汗)
まずは、これだけは以前と変わらない色した醤油清湯のスープをいただくと…
以前同様、地元・和歌山「湯浅角長醤油」の「濁り醤 3年熟成 匠」がカエシに使われているようで!

醤油の芳醇な風味が何ともよくて!
ここは、以前と変わらない美味しい味わい♪
しかし、動物と魚介の出汁の味わいは、以前とは違って…
スープのうま味が強くなって!
厚みが増して!
確実に美味しくブラッシュアップされていた!
原田店主によると…
「現在の魚介は、平子、鯵、白口、利尻昆布、本鰹、椎茸です。」
「平子のキレのよさがお気に入りです」等と話していたけど…
動物系にも、紀州地鶏、比内地鶏、黒豚が使われているという情報で!
まず、感じられるのがフレッシュな鶏のうま味♪
朝挽きした地鶏を使って出汁を引いたような味わいのスープで!
従来の滋味深い味わいのスープからすると…
今日のスープは、厚みが感じられた。
そうして、平子、鯵、白口の3種類の煮干しを使ったということだったけど…
煮干しのエグミや苦味は感じられず、感じられるのは煮干しのうま味だけ!
これは、頭も腸も掃除して水出汁して出汁をとったからじゃないかと思われるけど…
煮干しラーメンだったら、特に平子のあのビターな味わいを出さないというのはどうかと思ってしまうところだけど…
これは、醤油ラーメンなので、これでいいと思うし!
3種の煮干しがいい出汁出していた♪
それに、節も本鰹が使われて!
スープからは、鰹のうま味も感じられて!
さらに、昆布と干し椎茸のうま味がたまらなくよくて!
特に、この一杯目に食べた醤油ラーメンでは、干し椎茸のうま味がカエシのうま味を引き立てていて、とても美味しくいただけた♪
そして、特筆すべきは、バランスのよさ!
動物系、魚介系のどれかが突出することなく、バランスのいいスープに仕上がっていた。
さらに、香油に使われた鶏油のうま味とコクがハンパなくて!
これ以上に美味しい鶏清湯魚介スープの醤油ラーメンは無いんじゃないか!?
そう思えるだけの極上のスープで!
めちゃめちゃ美味しかった♪
しかし、鶏油の量が、多すぎず、少なすぎず…
ちょうどいい感じの量だったので!
原田店主に…
「鶏油は25ccですか?」と聞いてみたところ…
「いや、22です。」
「これが、一番、バランスのいい量でした。」という答えがあったんだけど…
大概の店は20cc。
増やすにしても、減らすにしても、5cc単位で試すのが普通だと思うけど…
1cc単位で試していた…
やっぱり、この人はマニアック(笑)
そして、このスープに合わされていた麺は、幅広の平打ちストレートの自家製麺で…
たおやかな食感の麺は、しなやかなコシのある麺で!
啜り心地がよくて!
のど越しのよさもあって!
そして、何より、小麦粉のうま味がよく感じられる麺で!
これは、内麦(国産小麦粉)100%の麺だからだと思われるけど!

スープが強くなっていたこともあるけど、スープとも適度に絡んでくれてよかったし!
麺は、以前にいただいた中細ストレート麺に比べると、さらに、また、美味しく進化していた!
しかし、原田店主からは…
「ちょっと、麺の風味が強すぎませんか?」
なんて言ってきたので!
「内麦だけで製麺しているから、そう感じるんじゃないですか…」
「外麦を入れたら、ずいぶん、風味はだいぶ落ちるとは思いますけど…」
そんな話しをすると…
「その通り、内麦だけを使っているのですけど…」
「外麦を入れてみようかとも思っていました。」
「ちょっと、悩んでいました。」
「ありがとうございました。」なんて言っていたけど…
外国産の小麦粉も使ってトライしてみて…
国産小麦粉だけで製麺した麺とは何が違うのか?
それを実感して!
国産だけでいくのか?ブレンドで行くのか決めてもいいんじゃないのかな…
豚バラ肉のチャーシューは、しっかり、脂が落とされたもので!
やわらかかったのもよかった♪
炭火焼きチャーシューは、まず、香ばしくて!
しっかりとした食感ながら、噛みしめるほどに肉のうま味を感じる逸品で♪
『和海』の木下店主が大絶賛していたのもよくわかった!
それと、これを別皿で出してくれたのもよかった。
香りが強いので!
これをラーメンに載せて出すと、スープに風味が移ってしまう可能性があるので…
しかし、この一杯は、こちらの店でしか味わえないオンリーワンのラーメンで!
うま味溢れるスープ、コク深い醤油のカエシに鶏油の質と分量も合わせて…
すべてが完全に調和されて、寸分の狂いもなく融合された…
ある意味、究極の醤油ラーメンと言っても過言ではないほどの美味しさだった♪
だから、この後、塩ラーメンが、もうすぐ出されるのがわかっていながら…
スープの最後の一滴まで飲み干して完食♪
そうして、「角長しょうゆ 「匠」」を食べ終わると…
そう待つことなく供された「紀ノ国地鶏塩」の「ワンタン」トッピング!


こちらも、基本の具は「角長しょうゆ 「匠」」と同じ。
豚バラ肉のチャーシューに味玉ハーフ、メンマ、紅芯大根、刻みネギ!
違うのは、トッピングしたワンタンが載っていることで!
こちらのラーメンのビジュアルも美しい♪
まずは、黄金色したスープをいただくと…
こちらも、鶏に豚の動物系に煮干し、鰹、昆布、干し椎茸のうま味を感じるスープで!
スープは、「角長しょうゆ 「匠」」も「紀ノ国地鶏塩」もいっしょのはずだけど…
カエシの違いで、別物の味に感じられて!
先ほどの醤油のカエシとスープとのバランスは絶妙だったけど!
塩だって負けていなかったし!
醤油もかなりの美味しさだったけど!
塩もめちゃめちゃ美味しい♪
それと、塩味のスープということだったけど…
スープからは、大豆のうま味が感じられたので!
これは、醤油も使われているはず…
そう思って原田店主に確認すると…
「カエシには、薄口醤油と、もう一つ、魯山人という、濃口醤油と薄口醤油の間のようなうま味の強い醤油も使っています。」と、さらっと話してくれて!
その「魯山人」という醤油を小皿に入れて味見させてくれたんだけど…
確かに、濃口醤油と薄口醤油の間のような…
まったりとして味わい深い、うま口の醤油だった♪
なお、勘違いされると困るけど…
これらの醤油は、隠し味で、少量、使っているので、気づかない人の方が多いと思うし!
何度も、このブログには書いているけど、塩だけで作る塩ラーメンは少数で!
普通は、薄口醤油に白醤油を併用することの方が多いので!
さらに、原田店主からは…
「スープのバランスは、角ちょうのカエシに合わせているので、今は、醤油の方がおすすめです。」
「でも、塩も、もっと美味しくなるよう見直していきます。」なんて、話しをしていたけど…
確かに、どっちがいいかと聞かれたら、「角ちょう」と答えるかもしれないけど!
「紀ノ国地鶏塩」も絶品♪
『和海』の「鶏塩」と並んで、最高峰にある塩清湯魚介のラーメンだと思う♪
麺は、先ほどと同様で、プリモチの食感がよくて!
コシがあって、のど越しのいい麺で!
小麦粉のうま味がたまらない美味しい麺で♪
程よくコクうまのスープとも絡んでよかったし!

トッピングしたワンタンは、今、ちょうど、原田店主の奥様のらぁこさんが餡を包んでいたもので!
「皮も自家製なんですか?」と、らぁこさんに尋ねると…
「そう、皮も手作りよ♪」
「でも、皮は私が作っているわけじゃないですけど…」と言って、笑っていたけど(笑)
皮はトゥルン!
餡は肉のうま味が詰まったもので、めっちゃ美味しかったし♪

こちらの塩ラーメンも大満足で!
もちろん、スープもぜんぶ飲み干して完食!
食べに来るのは、結構、大変だけど(汗)
でも、苦労しても食べに来る価値のあるラーメン!
また、伺います♪
ご馳走さまでした。


メニュー:角長しょうゆ「匠」…800円(大盛不可)
チャーシュー(バラ)増し…200円/ワンタントッピング…200円/特製(バラチャーシュー、炭火焼チャーシュー、ワンタン)…300円
紀ノ国地鶏塩…750円(大盛…900円)
チャーシュー(バラ)増し…200円/ワンタントッピング…200円/特製(バラチャーシュー、炭火焼チャーシュー、ワンタン)…300円
和歌山ラーメン…750円(ダブル…900円)
チャーシュー(バラ)増し…200円/RED(辛)…50円
有田ブラック…750円(大盛…900円)
コロコロホルモン…900円/チャーシュー(バラ)増し…200円
トッピング
炭火焼チャーシュー(2枚)…300円
ラーメンSETごはん
しらすごはん…200円/たまごかけごはん…200円/明太子ごはん…200円/ごはん…150円/コロコロチャーシュー丼…300円
好み度:角長しょうゆ「匠」+炭火焼チャーシュー

紀ノ国地鶏塩+ワンタン

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