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訪問日:2008年9月5日(金)

らぁめん 丸【弐】-1

本日は、今年4月のはじめに訪問して、その個性的な「醤油ラーメン」をいただき感激した「らぁめん 丸」!
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店主はいろいろな店で修業経験があって、引き出しが多い実力者なんだそう!

店主が開業前に手伝っていた埼玉県・三郷市にある「つけ麺 眞司」に伺った際に店主さんからお聞きした。

前回訪問したときに、4月22日から「つけめん」を始めるという情報を聞かされて、再訪しようと思っていたし…
試作の「つけめん」を食べた「つけ麺 眞司」の店主からは「ドロッ…ドロッ…のつけめん!」だと聞いていたので…

早く食べてみたいとは思っていたんだけど…
諸事情から本日の訪問になってしまった…

都営地下鉄・三田駅のA3出口を出るとすぐに店はある…
ただ、ちょっと入った路地裏に店があるので場所がわかりにくい…

なので、三田図書館の向かいの歩道には店の場所を案内する立て看板が立っている。

らぁめん 丸【弐】-2

らぁめん 丸【弐】-3

そして、この看板の裏には「看板をみた方には味玉無料サービス」という…
お得な情報が書かれている!

らぁめん 丸【弐】-4

10時51分に店へ到着!
まだ、開店時間の11時までは時間があり、準備中の札がぶら下がっている…

らぁめん 丸【弐】-5

らぁめん 丸【弐】-6

ちょうど、店から出てきた店主と遭遇!

私の顔をみるなり…
『こんにちは!』と笑顔で挨拶をしてきた。

私も『ご無沙汰しました。』と挨拶を返す。

『ちょっと待っててください…』と言い残し店に戻る店主…

まもなく、奥様が窓のブラインドを上げ、入口のシェードを外して…
定刻前に開店!

店主は鉢巻きをキリリと巻き、戦闘体制に入った!

入口の自動券売機で「つけ麺」の券を買って、一番奥の席へ…

「つけ麺」は、麺150g+半ライスか、麺250gから選べる

店のおすすめは、半ライス付きの麺150gであろうと考えて…
店主に食券を渡しながら確かめたところ…

『麺だけで行きましょうか?』と意外な答えが返ってきた…

ならそうしよう!
『では、それでお願いします!』

「つけめん」作りに入りながら…
『ブログ見ましたよ!』
と店主が話し掛けてきた…
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そして…
『親戚から店が紹介されているって、喜んで電話がありました!』
「眞司」からも聞きました。』

あらら…
みんな知っているんだ…
こんなことなら、もっと早く来るんだったな…

『ご無沙汰してしまって、本当に申し訳ありません…』
改めて、再訪が遅れた非礼をお詫びした。

それから、「つけめん」ができるまで、いろいろと楽しく話しをさせてもらった。

話しながらも、手は止めず、「つけめん」を作る店主!
そして、噂の「つけめん」ができあがった…

らぁめん 丸【弐】-7

麺は「らーめん」にも使っている、こちらの店でいうところの「太麺」なのかな?

麺だけを食べると、これが意外にいける!
正直、麺をみたときはどうかなって思ったけど…
よく冷やされシメられていたこともあって、口当りはいいし…
茹で加減がバツグンで、カタクもやわらかくもなく…よかった!

さて、問題のつけダレ…

麺をつけると、麺にドロっと絡みついてくる…

中濃ソースかしゃぶしゃぶの胡麻ダレに麺をつけて食べているような…
トロミのあるつけダレ!
メチャメチャ粘度が高い!
しかし、このつけダレはくどくないし、食べ終わった後に胃がもたれることもなかった。

らぁめん 丸【弐】-8

この秘密は、多くのラーメンブロガーの方々がレポートしている米とジャガイモを使ったことによるものなんたけど…
このつけダレに辿り着くまでは、かなりの試行錯誤があったようだ!

最初は、豚骨と鶏、モミジに加え、豚足、豚のアキレス腱と動物系出汁だけでトロミをつけたそうなんだけど…
これが失敗…

店主は、ただ濃厚でこってりしたつけダレは好きじゃないし、作りたくなかったという…

そして行き着いたのが、これらのトロミのつく動物系出汁に米、ジャガイモを加えるということ…
味は豚骨をはじめとする動物系出汁と魚節の魚介系出汁の旨味がよくスープに溶け込んでいて、とても美味しい!
しょっぱくないのもいい!

チャーシューやメンマ、そして、サービスで付けてもらった半熟の味玉も、この魔法のつけダレにつけると、より美味しくいただけた!

らぁめん 丸【弐】-9

私が今まで食べた中では最も粘度の高い「つけダレ」!
しかし、何でこれだけトロミのある粘度の高い「つけダレ」をつくったのか?

店主は言う…
『「らーめん」は普通に美味しいものを目指した。』
『しかし、それだけでは、立地的に不利なこの店に、お客さんは来てくれない…』
『だから、インパクトのあるメニューが必要だと思った。』

それでつくられたのが、この「つけめん」になるんだけど…
「らーめん」の味とは全く別物の「つけめん」をつくれてしまうのだから…
ここからも、店主の料理人としての引き出しの多さが実感できる…

麺がなくなる前に「つけダレ」がほぼ空になると、なんとおかわりのつけダレが別の器で1人前出された!
私は、少しもらえればいいと遠慮したんだけど…
『残してくれればいいですから…』と…

さらに店主は、『つけダレがなくなったら申し付けください』と後から入ってきたお客さんにもアナウンスしていたし…

しかし、このコストのかかっている「つけダレ」を、そのまんま1人前出すなんて…
太っ腹!

でも、ちゃんと利益がとれているんだろうか?
要らぬことを心配してしまう…

スープ割りができないのだけは寂しいかったけど…
これは大満足のメニューだったね!

店は、私の帰る11時20分頃には、ほぼお客さんで満席に近い状態になった!
以前に来たときと比べるとだいぶ流行るようになった!
これも、昼30食、夜20食限定のこの「つけめん」効果によるものなのだろうか!?

今度はライスを入れて「つけめん」食べてみようか?
でも、味からすると「らーめん」が美味しいと思うし…
いづれにしても、また来よう!
こちらの店には…

らぁめん 丸-6

らぁめん 丸【弐】-10

住所:東京都港区芝5丁目30-5 岩永ビル1F
電話:03-3454-0434
営業時間:(平日)11:00~15:00、18:00~21:00
(土日祝)11:00~15:00
休日:無休
アクセス:都営地下鉄浅草線、三田線・三田駅A3出口より徒歩3分

メニュー:らぁめん…700円/味噌らぁめん…750円/みそらぁめん…800円
つけめん…800円(昼30食・夜20食限定)


好み度:つけめんstar_s45.gif
接客・サービスstar_s50.gif
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