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2008.08.27
つけ麺処 つぼや
訪問日:2008年8月27日(水)

本日のディナーは「つけ麺処 つぼや」で!
今回の大阪遠征では、当初「大阪大勝軒」の松本店主が先月7月22日に開いた2号店の「神山(しんざん)」に行くつもりでいた。
「神山」では、東京の某店のような「つけ麺」を出すという情報をオープン前から聞いていた…
しかし、提供はオープン日の7月22日のみ…
「限定」というカタチで行なわれただけで、2日目からは打ち切りとなった…
以降、現在まで「大阪大勝軒」とまったく同じメニューで、同じ味のものが提供されているようだ…
なぜ、1日で打ち切ってしまったのか?
それに、それなら何で店名を変えたのか?
また、なぜ、前の店の近くに店を構えたのか?
疑問はあった!
しかし、それを松本店主に聞きに行っても仕方ないしし…
「大阪大勝軒」には過去何度か行って、味はわかっているし…
また、新たな動きが起こるかもしれないから、訪問はそれからでもいい…
そこで、私が向かったのは、「神山」と同じ最寄り駅の「天神橋六丁目」駅にあって、今年6月にオープンしたばかりのこちら「つけ麺処 つぼや」!
こちらは、関東風の「つけ麺」が食べられるんだとか…
しかし、店に入って席につき、目に入ってきた貼紙をみて笑った…
東京の「つけ麺」というジャンルの食物とは何か!?
「つけ麺」の紹介から食べ方までが記されていた…

確かに、数年前の大阪はそんなレベルだったかもしれない…
今でも「スープ割り」の存在を知らないお客さんがいるのも事実…
店側も「スープ割り」をリクエストしても対応をしてくれない店もあるくらいだからね…
ただ、いまさらこれはないでしょ…
確かに、ラーメン好きな人以外では、まだ「つけ麺」の認知度は低いと思う!
でも、それは東京だって同じこと…
まあ、麺やスープにもこだわっているようなので期待しましょう!
まず、店の外からも見える、入口を入ったところにある自動券売機で食券を買う。

メニューは「つけ麺」と「辛つけ麺」の2種類のみ!
普通盛(200g)、中盛(300g)、大盛(400g)が680円の均一料金で選べ、特盛(500g)は100円増し。
これは、東京やその周辺で近年できた店でも実施しているシステムと同じ!
ただ、メニューを「つけ麺」に絞り込み、「ラーメン」をラインナップしていな
いのは、大阪でははじめてだし、東京でも少ない。
「つけ麺 大盛」の食券を買って、席につこうとしたら…
1人で切り盛りしている店員さんが水の入ったコップをカウンターの決められた席に置いて…
「こちらにどうぞ!」という感じで、席が決められてしまった…
店は間口が狭く、奥行が広い、いわゆる「鰻の寝床」と言われる構造で…
カウンターが店の入口近くから奥に向かって、2ブロックに分かれて、長く延びるレイアウトになっている…
私の指定された席は、入口に近い方のブロックのカウンターの一番奥の席で…
厨房が店の奥の方にあったため…
これでは店員さんが「つけ麺」を作るのを遠くからしか見えないし…
店員さんと会話ができない…
それでも、遠くから眺めていると…
、麺を取出し、テボに入れてから、タイマーをセットしていた…
麺は7分ほど茹でられ、引き上げられて、大きなザルで水洗い…
つけダレは、大小2種類の寸胴からスープを注ぎ入れていたので、ダブルスープなのか?
できあがった「つけ麺 大盛」を店員さんが運んできた。

麺は大きな皿に盛られている。
麺をひと口いただく…
弾力があって、うどんのような麺!
貼紙に「うどんに使う小麦粉を使っている」とあったけど、どうやら、中力粉を強力粉と混ぜて製麺しているようだ。
ただ、同じように中力粉を混ぜ込んで作る東京の「ぜっとん」や「いそじ」に比べるとコシが弱い…
小麦粉のかおりもあまり感じられず、麺の旨味にもやや欠ける…
自家製麺ということだけど、製麺所の麺のようにも思える…
これは、先週行った「つけ麺専門店 三田製麺所」でも感じたことだけど…
まあ、こんな風に書いてはいるけど、悪くはないし、かえって美味しい部類の麺に入るとは思うんだけど…
麺が命の「つけ麺」専門店の麺だし…
こだわりの貼紙を見て…
さらに、うどん文化の大阪ということも照らし合わせて…
過剰に期待しすぎてしまったようだ…
つけダレは、酸味が強すぎ!
こだわりの割りには、豚骨、鶏ガラの動物系出汁の旨味が引き出せていない…
卓上には「玉ねぎのみじん切り」となぜか「自家製醤油」と書かれた醤油が置かれていたけど、これらを入れると美味しくなるのかな???

つけダレに粘度がなく、もっとスープの炊き出し時間を長くする等して、濃厚さを増さないと旨味が出てこないんじゃないかな…
結局、ちょっと申告通りかと疑いたくなる400gの量の麺も、最後は持て余してしまった…
具は、はっきり言ってチープ…
刻まれたチャーシューにメンマがチョボチョボ…
680円という価格を考えると仕方ないのかな…
「スープ割り」をお願いすると、ぐい呑みのような容器に入れられて提供された…
この割りスープは、魚介出汁のスープで…
つけダレに割り入れると、つけダレはよりマイルドに酸味も薄れて飲みやすくなった!
でも、特にそれだけで、特別に美味しさは感じなかったな…
「つけ麺」は東京に比べれば、まだまだ大阪では認知度は低いのかもしれない…
それで、こちらの店のような商売が成り立つのかもしれない…
しかし、大阪には美味しい「つけ麺」を食べさせる店がいくつも出現してきている。
それに、すでに東京風の「濃厚豚骨魚介」の「つけ麺」を食べさせる店も何店かはある!
私の過去のブログをご覧いただければ、そのあたりもわかっていただけるはずである。
確かに、680円というプライスで、麺400gまで無料で増量できるコストパフォーマンスは魅力!
それに、こちらの店は通し営業で、他店が休憩に入っている昼と夜の営業時間の合間の、あまりお客さんが入らない時間帯にも食べられる!
現に、私が入店した、陽も暮れていない17時40分時点では、お客さんは誰もいなかった。
帰り際、陽も沈んだ18時過ぎには、お客さんも入ってきたけど…
この時間に営業してもらえるのはありがたい!
コストパフォーマンス、利便性、そして、「つけ麺」専門店という大阪にない業態に着目した着眼点はいいと思うんだけど…
もうちょっと「つけダレ」の味を改善してもらえたらな…

住所:大阪府大阪市北区本庄東2-1-23 ミヤビル1F
電話:06-6359-5251
営業時間:(平日)11:00~26:00
(土・日・祝)11:00~24:00
休日:無休
アクセス:大阪市営地下鉄堺筋線、谷町線・天神橋筋六丁目駅11番出口から天神橋筋を北に徒歩約3分
メニュー:つぼやつけ麺…680円/赤つけ麺…730円
※普通盛り(1玉/200g)、中盛り(1玉/300g)、大盛り(1玉/400g)全て同料金
HP:http://tsubo-ya.com/
好み度:つぼやつけ麺
接客・サービス

本日のディナーは「つけ麺処 つぼや」で!
今回の大阪遠征では、当初「大阪大勝軒」の松本店主が先月7月22日に開いた2号店の「神山(しんざん)」に行くつもりでいた。
「神山」では、東京の某店のような「つけ麺」を出すという情報をオープン前から聞いていた…
しかし、提供はオープン日の7月22日のみ…
「限定」というカタチで行なわれただけで、2日目からは打ち切りとなった…
以降、現在まで「大阪大勝軒」とまったく同じメニューで、同じ味のものが提供されているようだ…
なぜ、1日で打ち切ってしまったのか?
それに、それなら何で店名を変えたのか?
また、なぜ、前の店の近くに店を構えたのか?
疑問はあった!
しかし、それを松本店主に聞きに行っても仕方ないしし…
「大阪大勝軒」には過去何度か行って、味はわかっているし…
また、新たな動きが起こるかもしれないから、訪問はそれからでもいい…
そこで、私が向かったのは、「神山」と同じ最寄り駅の「天神橋六丁目」駅にあって、今年6月にオープンしたばかりのこちら「つけ麺処 つぼや」!
こちらは、関東風の「つけ麺」が食べられるんだとか…
しかし、店に入って席につき、目に入ってきた貼紙をみて笑った…
東京の「つけ麺」というジャンルの食物とは何か!?
「つけ麺」の紹介から食べ方までが記されていた…

確かに、数年前の大阪はそんなレベルだったかもしれない…
今でも「スープ割り」の存在を知らないお客さんがいるのも事実…
店側も「スープ割り」をリクエストしても対応をしてくれない店もあるくらいだからね…
ただ、いまさらこれはないでしょ…
確かに、ラーメン好きな人以外では、まだ「つけ麺」の認知度は低いと思う!
でも、それは東京だって同じこと…
まあ、麺やスープにもこだわっているようなので期待しましょう!
まず、店の外からも見える、入口を入ったところにある自動券売機で食券を買う。

メニューは「つけ麺」と「辛つけ麺」の2種類のみ!
普通盛(200g)、中盛(300g)、大盛(400g)が680円の均一料金で選べ、特盛(500g)は100円増し。
これは、東京やその周辺で近年できた店でも実施しているシステムと同じ!
ただ、メニューを「つけ麺」に絞り込み、「ラーメン」をラインナップしていな
いのは、大阪でははじめてだし、東京でも少ない。
「つけ麺 大盛」の食券を買って、席につこうとしたら…
1人で切り盛りしている店員さんが水の入ったコップをカウンターの決められた席に置いて…
「こちらにどうぞ!」という感じで、席が決められてしまった…
店は間口が狭く、奥行が広い、いわゆる「鰻の寝床」と言われる構造で…
カウンターが店の入口近くから奥に向かって、2ブロックに分かれて、長く延びるレイアウトになっている…
私の指定された席は、入口に近い方のブロックのカウンターの一番奥の席で…
厨房が店の奥の方にあったため…
これでは店員さんが「つけ麺」を作るのを遠くからしか見えないし…
店員さんと会話ができない…
それでも、遠くから眺めていると…
、麺を取出し、テボに入れてから、タイマーをセットしていた…
麺は7分ほど茹でられ、引き上げられて、大きなザルで水洗い…
つけダレは、大小2種類の寸胴からスープを注ぎ入れていたので、ダブルスープなのか?
できあがった「つけ麺 大盛」を店員さんが運んできた。

麺は大きな皿に盛られている。
麺をひと口いただく…
弾力があって、うどんのような麺!
貼紙に「うどんに使う小麦粉を使っている」とあったけど、どうやら、中力粉を強力粉と混ぜて製麺しているようだ。
ただ、同じように中力粉を混ぜ込んで作る東京の「ぜっとん」や「いそじ」に比べるとコシが弱い…
小麦粉のかおりもあまり感じられず、麺の旨味にもやや欠ける…
自家製麺ということだけど、製麺所の麺のようにも思える…
これは、先週行った「つけ麺専門店 三田製麺所」でも感じたことだけど…
まあ、こんな風に書いてはいるけど、悪くはないし、かえって美味しい部類の麺に入るとは思うんだけど…
麺が命の「つけ麺」専門店の麺だし…
こだわりの貼紙を見て…
さらに、うどん文化の大阪ということも照らし合わせて…
過剰に期待しすぎてしまったようだ…
つけダレは、酸味が強すぎ!
こだわりの割りには、豚骨、鶏ガラの動物系出汁の旨味が引き出せていない…
卓上には「玉ねぎのみじん切り」となぜか「自家製醤油」と書かれた醤油が置かれていたけど、これらを入れると美味しくなるのかな???

つけダレに粘度がなく、もっとスープの炊き出し時間を長くする等して、濃厚さを増さないと旨味が出てこないんじゃないかな…
結局、ちょっと申告通りかと疑いたくなる400gの量の麺も、最後は持て余してしまった…
具は、はっきり言ってチープ…
刻まれたチャーシューにメンマがチョボチョボ…
680円という価格を考えると仕方ないのかな…
「スープ割り」をお願いすると、ぐい呑みのような容器に入れられて提供された…
この割りスープは、魚介出汁のスープで…
つけダレに割り入れると、つけダレはよりマイルドに酸味も薄れて飲みやすくなった!
でも、特にそれだけで、特別に美味しさは感じなかったな…
「つけ麺」は東京に比べれば、まだまだ大阪では認知度は低いのかもしれない…
それで、こちらの店のような商売が成り立つのかもしれない…
しかし、大阪には美味しい「つけ麺」を食べさせる店がいくつも出現してきている。
それに、すでに東京風の「濃厚豚骨魚介」の「つけ麺」を食べさせる店も何店かはある!
私の過去のブログをご覧いただければ、そのあたりもわかっていただけるはずである。
確かに、680円というプライスで、麺400gまで無料で増量できるコストパフォーマンスは魅力!
それに、こちらの店は通し営業で、他店が休憩に入っている昼と夜の営業時間の合間の、あまりお客さんが入らない時間帯にも食べられる!
現に、私が入店した、陽も暮れていない17時40分時点では、お客さんは誰もいなかった。
帰り際、陽も沈んだ18時過ぎには、お客さんも入ってきたけど…
この時間に営業してもらえるのはありがたい!
コストパフォーマンス、利便性、そして、「つけ麺」専門店という大阪にない業態に着目した着眼点はいいと思うんだけど…
もうちょっと「つけダレ」の味を改善してもらえたらな…

住所:大阪府大阪市北区本庄東2-1-23 ミヤビル1F
電話:06-6359-5251
営業時間:(平日)11:00~26:00
(土・日・祝)11:00~24:00
休日:無休
アクセス:大阪市営地下鉄堺筋線、谷町線・天神橋筋六丁目駅11番出口から天神橋筋を北に徒歩約3分
メニュー:つぼやつけ麺…680円/赤つけ麺…730円
※普通盛り(1玉/200g)、中盛り(1玉/300g)、大盛り(1玉/400g)全て同料金
HP:http://tsubo-ya.com/
好み度:つぼやつけ麺

接客・サービス

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