| Home |
2014.08.29
【新店】麺庵 小島流 ~元イタリアンの店主が作る絶品和風「鶏清湯ら~めん」~
訪問日:2014年8月29日(金)

本日のランチは、8月6日に板橋本町にオープンした新店の『麺庵 小島流』へ!
最寄りの都営三田線の板橋本町駅で下車して、店の前までやって来たのは、12時50分過ぎ。
入店すると、お客さんは2人いて、1人はラーメンを食べていた。
厨房には店主1人で…
ラーメンを調理中!
テボに麺を投入して、茹で上がった麺は、氷水の入った冷水の中へ!
そうして、〆られた麺は、再び、麺茹で機の中へと入れられて!
温まった麺が丼に入れられると…
麺線が整えられて、醤油ダレに香油が入れられて、刻みチャーシューや魚粉等の具が載せられて!
「醤油ねぎ油そばお待ちどうさまでした。」という言葉とともに、小島店主からもう一人のお客さんに出されたんだけど…
これが、見た目もよくて、めっちゃ美味しそう♪
でも、初訪で「ねぎ油そば」もないよねと思っているところに…
小島店主から注文を聞かれた。
メニューには、「鶏白湯ら~めん」と「鶏白湯つけ麺」に取り消し線が引いてあって、販売はされていなかったので…
あとは、鶏清湯の醤油か塩と背脂の有無を選ぶことになるんだけど…

オーソドックスな醤油にするか塩にするか迷って?
店主にどちらがおすすめなのか尋ねると…
「醤油の方が出ますけど、僕は塩のが好きですね。」という答えが返ってきたので…
「じゃあ、好きな塩で!」とオーダーを告げた(笑)
なお、トッピングにチャーシューがなかったので…
聞いてみると…
チャーシューが普通のチャーシューではなく、仕込みに時間がかかる。
さらに、メンマも仕込みが手間なので、チャーシューとメンマのトッピングは用意していないんだそう。
そうして、店主によって丁重に作られた「鶏清湯 塩ら~めん」が程なく完成するんだけど…
供された「鶏清湯 塩ら~めん」は、斜めにスバッと切られたようなデザインされた丼で登場!




鶏と豚の2種類のレアチャーシューに!
穂先メンマ、岩海苔、2種類の白髪ネギと青ネギ、糸唐辛子が載せられた塩清湯のラーメン!
まずは、香油によってスープ表面がキラキラと輝く、クリアーな塩味のスープをいただくと…
あっさりとした味わいの中にも、芳醇な鶏出汁のうま味がよく出ていて!
香油に使われていた鶏油が、スープにコクとうま味を与えていて!
めちゃめちゃ美味しいじゃない♪
そこで、そんな感想を話したところ…
店主からは…
「親鶏を使って、鶏だけで出汁をとったスープです。」と話し!
さらに…
「鶏油はスープを炊いて、上澄みで出るものを使っている店もありますが、あれは美味くないので捨てています。」
「別に鶏油をとったものを使っています。」と言っていたけど…
こちらの店の小島店主は、銀座のイタリアンの店等で飲食関係の仕事に従事。
ただし、ラーメン店での修業経験はチェーン店でしかなく…
ラーメンが好きで、食べ歩きをして!
独学で学んでラーメン店を開業したんだそう!
しかし、それで、これだけのスープをを作り上げるとは…
しかも…
「スープは無化調なんですけど、ここは、お年寄りが多い土地で、無化調と言ってもわからないので、化学調味料不使用と言っています。」と語っていたけど…
無化調でこの味が出せるというのもスゴい!
麺は、「三河屋製麺」の中細ストレートの麺が合わせられていて…
中加水の麺は、スルスルと啜り心地のよい麺で!
しなやかなコシのある麺で!
淡麗な鶏清湯の塩スープをよく持ち上げてくれて、美味しく食べさせてくれる♪

そして、鶏ムネ肉と豚肩ロース肉の2種類のレアチャーシューは、ともに、しっとりとした食感で!
味も絶品♪
最近は、こういう真空低温調理されたレアチャーシューを使う店も大分増えたけど…
その中にあっても輝きを放つコンフィだと思った♪
小島店主によると…
このレアチャーシューは、ソミュール液を使うのではなく、白醤油に昆布等の和出汁に漬け込んでからコンフィしたもので!
65度で温度管理しながら、長時間かけて作られたものだそうだけど!
この人は並みの新人ではない!
それと、穂先メンマも、他店で食べるものとは違って、やや、カタめに感じる独特の食感のもので!
でも、この食感がとてもよかったし♪
岩海苔の風味も、この塩味のスープにはよく合っていたし!
ゴクゴクとスープを全部飲んで完食!
塩がとても美味しかったので、もう一杯!
「鶏清湯 背脂醤油ら~めん」も食べていくことにした。
そうして、供された「鶏清湯 背脂醤油ら~めん」は…
こちらは、普通の丼で登場!


塩同様、鶏と豚の2種のチャーシューに穂先メンマ、ネギが載り、岩海苔の代わりに普通の板海苔が入るラーメンで!
スープ表面には、キラキラと輝く鶏油の姿はなく、代わりに背脂が浮かぶもの!
ふわぁっと醤油が香る、香りのいい醤油清湯のスープをいただくと…
煮干しだ!
塩と違って、こちらは、白背(白口煮干し)と鯖節と思われる節の魚介の味わいが感じれたので!
小島店主に確認したところ…
「スープは、塩と同じ鶏100%のスープです。」
「ただし、醤油はカエシに背黒と鯵の煮干しに鯖節を入れました。」と話していた。
ただ、煮干しの苦味が感じなかったので、白背かと思ったと言うと…
「頭と腸を取り除いて使っているので、そう感じたのだと思います。」と話してくれたけど…
味わいとしては、塩よりも醤油の方がバランスがよくて!
個人的には、こっちの醤油味のスープの方が好きかな♪
ただ、背脂は、甘味が感じられて、こってり感もプラスすることができて、いいのかもしれないけど…
鶏油の方がよかったかな…
というわけで、個人的なおすすめは、メニュー先頭に書かれた「鶏清湯 醤油ら~めん」ということになるけど…
ただ、まだ、食べていないので、また、食べに来ないとね♪
麺は、塩と同じものが使われていて!
しかし、スープとの絡みは、こちらの醤油スープの方が、よりいいような気がした♪

具のレアチャーシューに穂先メンマは、塩同様の美味しさだったし♪
2杯目にもかかわらず、スープが美味しかったので、こちらも、スープの最後の一滴まで飲み干して完食!
しかし、イタリアン出身で、ラーメンチェーンで働いただけで、こんな美味しい和風出汁のスープを作れるわけがないと思って…
小島店主に和食の経験があるのか聞いてみると…
「和食の店にいたことはありません。」と前置きした上で…
ただし…
「何十リットルの水に、たった一滴のお酢が零れてもわかる「神の下を持つ」師匠に和風出汁の取り方を教えてもらいました。」と話してくれて!
それで、これだけのスープが作れたんだね♪
こちらの店…
今は、空いているみたいだけど…
流行る気がする♪
ご馳走さました。
PS 9月からは、月曜日を定休日にして、営業時間も変わるそうですので…
訪問を予定している方はご注意ください。
定休日 月曜日
(火~金) 昼の部:11:30〜14:00/夜の部17:30〜21:00
(土) 11:00〜15:00
(日) 11:00〜18:00
また、フードプロセッサーが壊れたために作れなかった「鶏白湯ら~めん」に「鶏白湯つけ麺」は、その初の定休日の月曜日にフードプロセッサーを買いにいくそうで!
購入したら、また、提供できると小島店主は話していたけど…
提供日等の詳細については、小島店主のTwitterをご覧願います。


メニュー:‹麺›
鶏清湯 醤油ら~めん…700円/鶏清湯 塩ら~めん…700円
鶏清湯 背脂醤油ら~めん…700円/鶏清湯 背脂塩ら~めん…700円
鶏白湯ら~めん…800円/鶏白湯つけ麺…750円
ねぎ油そば(醤油/塩)…650円
各大盛り…50円
‹トッピング›
味玉…100円
‹飯›
ごはん…100円/焼豚丼…300円
好み度:鶏清湯 塩ら~めん
鶏清湯 背脂醤油ら~めん
接客・サービス
ブログランキングに参加しています。
日々の更新の励みになりますので…
↓↓↓こちらを1日1回クリックいただきますようお願いしますm(__)m

にほんブログ村
↓↓↓こちらのクリックもよろしくお願いしますm(__)m

本日のランチは、8月6日に板橋本町にオープンした新店の『麺庵 小島流』へ!
最寄りの都営三田線の板橋本町駅で下車して、店の前までやって来たのは、12時50分過ぎ。
入店すると、お客さんは2人いて、1人はラーメンを食べていた。
厨房には店主1人で…
ラーメンを調理中!
テボに麺を投入して、茹で上がった麺は、氷水の入った冷水の中へ!
そうして、〆られた麺は、再び、麺茹で機の中へと入れられて!
温まった麺が丼に入れられると…
麺線が整えられて、醤油ダレに香油が入れられて、刻みチャーシューや魚粉等の具が載せられて!
「醤油ねぎ油そばお待ちどうさまでした。」という言葉とともに、小島店主からもう一人のお客さんに出されたんだけど…
これが、見た目もよくて、めっちゃ美味しそう♪
でも、初訪で「ねぎ油そば」もないよねと思っているところに…
小島店主から注文を聞かれた。
メニューには、「鶏白湯ら~めん」と「鶏白湯つけ麺」に取り消し線が引いてあって、販売はされていなかったので…
あとは、鶏清湯の醤油か塩と背脂の有無を選ぶことになるんだけど…

オーソドックスな醤油にするか塩にするか迷って?
店主にどちらがおすすめなのか尋ねると…
「醤油の方が出ますけど、僕は塩のが好きですね。」という答えが返ってきたので…
「じゃあ、好きな塩で!」とオーダーを告げた(笑)
なお、トッピングにチャーシューがなかったので…
聞いてみると…
チャーシューが普通のチャーシューではなく、仕込みに時間がかかる。
さらに、メンマも仕込みが手間なので、チャーシューとメンマのトッピングは用意していないんだそう。
そうして、店主によって丁重に作られた「鶏清湯 塩ら~めん」が程なく完成するんだけど…
供された「鶏清湯 塩ら~めん」は、斜めにスバッと切られたようなデザインされた丼で登場!




鶏と豚の2種類のレアチャーシューに!
穂先メンマ、岩海苔、2種類の白髪ネギと青ネギ、糸唐辛子が載せられた塩清湯のラーメン!
まずは、香油によってスープ表面がキラキラと輝く、クリアーな塩味のスープをいただくと…
あっさりとした味わいの中にも、芳醇な鶏出汁のうま味がよく出ていて!
香油に使われていた鶏油が、スープにコクとうま味を与えていて!
めちゃめちゃ美味しいじゃない♪
そこで、そんな感想を話したところ…
店主からは…
「親鶏を使って、鶏だけで出汁をとったスープです。」と話し!
さらに…
「鶏油はスープを炊いて、上澄みで出るものを使っている店もありますが、あれは美味くないので捨てています。」
「別に鶏油をとったものを使っています。」と言っていたけど…
こちらの店の小島店主は、銀座のイタリアンの店等で飲食関係の仕事に従事。
ただし、ラーメン店での修業経験はチェーン店でしかなく…
ラーメンが好きで、食べ歩きをして!
独学で学んでラーメン店を開業したんだそう!
しかし、それで、これだけのスープをを作り上げるとは…
しかも…
「スープは無化調なんですけど、ここは、お年寄りが多い土地で、無化調と言ってもわからないので、化学調味料不使用と言っています。」と語っていたけど…
無化調でこの味が出せるというのもスゴい!
麺は、「三河屋製麺」の中細ストレートの麺が合わせられていて…
中加水の麺は、スルスルと啜り心地のよい麺で!
しなやかなコシのある麺で!
淡麗な鶏清湯の塩スープをよく持ち上げてくれて、美味しく食べさせてくれる♪

そして、鶏ムネ肉と豚肩ロース肉の2種類のレアチャーシューは、ともに、しっとりとした食感で!
味も絶品♪
最近は、こういう真空低温調理されたレアチャーシューを使う店も大分増えたけど…
その中にあっても輝きを放つコンフィだと思った♪
小島店主によると…
このレアチャーシューは、ソミュール液を使うのではなく、白醤油に昆布等の和出汁に漬け込んでからコンフィしたもので!
65度で温度管理しながら、長時間かけて作られたものだそうだけど!
この人は並みの新人ではない!
それと、穂先メンマも、他店で食べるものとは違って、やや、カタめに感じる独特の食感のもので!
でも、この食感がとてもよかったし♪
岩海苔の風味も、この塩味のスープにはよく合っていたし!
ゴクゴクとスープを全部飲んで完食!
塩がとても美味しかったので、もう一杯!
「鶏清湯 背脂醤油ら~めん」も食べていくことにした。
そうして、供された「鶏清湯 背脂醤油ら~めん」は…
こちらは、普通の丼で登場!


塩同様、鶏と豚の2種のチャーシューに穂先メンマ、ネギが載り、岩海苔の代わりに普通の板海苔が入るラーメンで!
スープ表面には、キラキラと輝く鶏油の姿はなく、代わりに背脂が浮かぶもの!
ふわぁっと醤油が香る、香りのいい醤油清湯のスープをいただくと…
煮干しだ!
塩と違って、こちらは、白背(白口煮干し)と鯖節と思われる節の魚介の味わいが感じれたので!
小島店主に確認したところ…
「スープは、塩と同じ鶏100%のスープです。」
「ただし、醤油はカエシに背黒と鯵の煮干しに鯖節を入れました。」と話していた。
ただ、煮干しの苦味が感じなかったので、白背かと思ったと言うと…
「頭と腸を取り除いて使っているので、そう感じたのだと思います。」と話してくれたけど…
味わいとしては、塩よりも醤油の方がバランスがよくて!
個人的には、こっちの醤油味のスープの方が好きかな♪
ただ、背脂は、甘味が感じられて、こってり感もプラスすることができて、いいのかもしれないけど…
鶏油の方がよかったかな…
というわけで、個人的なおすすめは、メニュー先頭に書かれた「鶏清湯 醤油ら~めん」ということになるけど…
ただ、まだ、食べていないので、また、食べに来ないとね♪
麺は、塩と同じものが使われていて!
しかし、スープとの絡みは、こちらの醤油スープの方が、よりいいような気がした♪

具のレアチャーシューに穂先メンマは、塩同様の美味しさだったし♪
2杯目にもかかわらず、スープが美味しかったので、こちらも、スープの最後の一滴まで飲み干して完食!
しかし、イタリアン出身で、ラーメンチェーンで働いただけで、こんな美味しい和風出汁のスープを作れるわけがないと思って…
小島店主に和食の経験があるのか聞いてみると…
「和食の店にいたことはありません。」と前置きした上で…
ただし…
「何十リットルの水に、たった一滴のお酢が零れてもわかる「神の下を持つ」師匠に和風出汁の取り方を教えてもらいました。」と話してくれて!
それで、これだけのスープが作れたんだね♪
こちらの店…
今は、空いているみたいだけど…
流行る気がする♪
ご馳走さました。
PS 9月からは、月曜日を定休日にして、営業時間も変わるそうですので…
訪問を予定している方はご注意ください。
定休日 月曜日
(火~金) 昼の部:11:30〜14:00/夜の部17:30〜21:00
(土) 11:00〜15:00
(日) 11:00〜18:00
また、フードプロセッサーが壊れたために作れなかった「鶏白湯ら~めん」に「鶏白湯つけ麺」は、その初の定休日の月曜日にフードプロセッサーを買いにいくそうで!
購入したら、また、提供できると小島店主は話していたけど…
提供日等の詳細については、小島店主のTwitterをご覧願います。


メニュー:‹麺›
鶏清湯 醤油ら~めん…700円/鶏清湯 塩ら~めん…700円
鶏清湯 背脂醤油ら~めん…700円/鶏清湯 背脂塩ら~めん…700円
鶏白湯ら~めん…800円/鶏白湯つけ麺…750円
ねぎ油そば(醤油/塩)…650円
各大盛り…50円
‹トッピング›
味玉…100円
‹飯›
ごはん…100円/焼豚丼…300円
好み度:鶏清湯 塩ら~めん

鶏清湯 背脂醤油ら~めん

接客・サービス

ブログランキングに参加しています。
日々の更新の励みになりますので…
↓↓↓こちらを1日1回クリックいただきますようお願いしますm(__)m

にほんブログ村
↓↓↓こちらのクリックもよろしくお願いしますm(__)m

スポンサーサイト
ロバオ
151eさんが店内連食するということは
かなりの高評価のようですね。
私も再訪して塩、白湯、油そばと
他のメニューも食べに行ってみます。
かなりの高評価のようですね。
私も再訪して塩、白湯、油そばと
他のメニューも食べに行ってみます。
2014/09/01 Mon 15:56 URL [ Edit ]
ramen151e
> ロバオさん
コメントありがとうございます。
> 151eさんが店内連食するということは
> かなりの高評価のようですね。
食べログの評価も分かれておりましたので、食べるまではわからなかったですけど…
これだけ、繊細で、うま味のあるスープを飲まされると…
ラーメンのスープは、ラーメン店で修業しない方が美味しいスープが作れるのではないか?
そんなことさえ考えさせる…
なかなか美味しいスープだと思いました♪
> 私も再訪して塩、白湯、油そばと
> 他のメニューも食べに行ってみます。
私も、「白湯」も「油そば」も食べてみるつもりです♪
コメントありがとうございます。
> 151eさんが店内連食するということは
> かなりの高評価のようですね。
食べログの評価も分かれておりましたので、食べるまではわからなかったですけど…
これだけ、繊細で、うま味のあるスープを飲まされると…
ラーメンのスープは、ラーメン店で修業しない方が美味しいスープが作れるのではないか?
そんなことさえ考えさせる…
なかなか美味しいスープだと思いました♪
> 私も再訪して塩、白湯、油そばと
> 他のメニューも食べに行ってみます。
私も、「白湯」も「油そば」も食べてみるつもりです♪
| Home |