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2014.06.05
【新店】家庭の味 いのうえ ~特製らーめん(塩)~
訪問日:2014年6月5日(木)

先日、「おおぜき中華そば店」で、「こくにぼつけ」を食べにいったときに…
大関店主から…
「イチエさん、いのうえ行かれました?」と聞かれて…
すぐに、神奈川県の何処かにオープンした煮干しラーメンを出す店だとピーンときたけど…
行ったことはなかったし…
それ以上の知識はなかったので…
そう答えると…
すぐにスマホで調べ始めて…
「南武線の尻手という駅にある店です。」
「濃厚な煮干しそばを食べさせるみたいですよ!」なんていうものだから…
「じゃあ、近いうちに行ってみます!」
そう答えて店を出たんだけど…
帰りに、「いのうえ 煮干し」でググってみたところ…
「強烈煮干しらーめん(ハードテイストVer)」なるラーメンがヒットして!
これは行くしかないでしょう♪
というわけで、本日、初めて南武線に乗って、初めてやって来た尻手駅!
駅からは徒歩で、雨と強風の中、傘を吹き飛ばされそうになりながら店へと向かう。
途中に、道路が高架になっていて、階段の上り下りがあったりして…
これで間違いないのだろうかと心配になりながら…
地図を信じて店のある辺りへとやって来ると…
ありました!
『家庭の味 いのうえ』!
「いのうえ」の平仮名表記から、この店で間違いはないと思うけど…
でも、「家庭の味」って(笑)
ラーメンの幟もないし…
外観からは、ラーメン屋には見えないし…
それに、この場所…
ここを目指してくるお客さん以外に入るお客さんなんているのだろうか?
そんな隠れ家的な店に、11時40分過ぎに入店すると…
何と、店内は、お客さんでいっぱい!
テーブル席は満席で!
何とか、カウンター席が2席だけ空いていたけど…
私が座った後に、すぐに、お客さんが入店して、完全に満席となった。
しかし、失礼ながら、これだけ流行っているとは思ってもいなかった(汗)
まずは、入口を入って左にあった小型の券売機で食券を購入する。
しかし、「強烈煮干しらーめん(ハードテイストVer)」はおろか、普通の「煮干しらーめん」のボタンもなかったので…

「煮干しは、やってないのですか?」と厨房にいた店主に聞くと…
「煮干しは、限定で出していたんですよ。」
「強烈煮干しらーめん(ハードテイストVer)」のネーミングに惚れてやって来た。
しかし、これが、ないばかりか、レギュラーメニューだと思いこんでいた「煮干しらーめん」自体も限定だったとは…
そこで、券売機で買い求めたのは「特製らーめん」!
とはいっても、麺メニューは、「らーめん」と「つけそば」の2種類のみで!
あとは、それぞれに「特製」があるだけだったんだけど…
ただ、150円増しで「特製」にできるのはお得感があるかな♪
食券を店主に渡すと…
「塩と醤油がありますけど、どちらにしましょう?」と聞かれて…
「どちらがおすすめですか?」と逆に質問を返すと…
「そうですね、今日のスープなら、塩でも醤油でも合います。」なんて、どちらか決めきれない答えが返ってきたので…
スープの味がわかりやすい塩にすることにした。
私と、私の後に入ってきたお客さんの注文を受けて、ラーメンを2個作りし始める店主!
そうして、丁重に作られた塩と醤油の「らーめん」が完成して!
そのうちの「塩らーめん」の方に、味玉とチャーシューが増量されて、「特製らーめん」になって、私に出されたんだけど…
供された「特製塩らーめん」は、清湯なのかと思ったら、濁りのある白湯スープだった。


レンゲを差し入れて、スープをいただくと…
サラサラなスープは、清湯と白湯の中間のようなスープで!

鶏と豚骨の動物系のうま味!
そして、背黒の煮干しに鰹、ウルメ、宗田鰹等の節の魚介出汁のうま味!
さらに、昆布と干し椎茸の和風出汁のうま味も感じられて!
昔の『山頭火』のスープに煮干しを効かせたような味わいに感じられた…
しかし、このスープ!
かなり、個性的な味わいのスープで美味しいし♪
結構、好みの味わいのスープだったので!
感想を店主に話すと…
「山頭火ですか?」
そんなことを言われたのは初めてみたいで、ちょっと、戸惑っていたみたいだけど…
「実は、スープは元々は清湯スープだったんですよ。」
「しかし、スープを炊きすぎて、白濁させてしまって…」
「失敗したと思いました…」
「しかし、トロミが出て、味は意外によかったの、そのまま出すようにしました。」
「それで、その後も、しばらくは、このスタイルでやって…」
「でも、やっぱり、清湯スープにするべきだなと思い直して、出したんですけど…」
「お客さんからは、前の方がよかったと言われて…」
「それで、また、元のスタイルに戻したんです。」
店主からは、こんな貴重なエピソードを聞き出すことができたんだけど…
まるで、博多とんこつラーメン誕生秘話を聞いているようで…
でも、この失敗スープが、結果的には、こうして、お客さんを呼べるスープになったんだから…
本当、わからないものだと思った。
さらに、煮干しに関しては…
「いつもは、白口がメインで、少し、背黒を入れているだけなんですけど…」
「今日は、背黒だけで作ってみたんですけど…」
「いい感じでスープができたので♪」
そんなことを、目を輝かしながら話す店主は…
スープを作るのが楽しくて仕方ないという感じで!
情熱があって、研究熱心な若き店主の作るスープは、今でも、十分、美味しいスープだと思うけど!
きっと、今後は、もっと美味しくなると思った!
麺は、切番22番と思われる中細縮れ細が使われていて!
ポクポクとした食感の低加水麺は、昔ながらの中華麺といった感じの麺で!

スープとの相性もよくて…
悪くはないんだけど…
スープだけではなく、麺の研究もしたら…
もっともっと美味しいラーメンになる♪
トッピングされた肩ロースのチャーシューは、なかなか美味しい煮豚だったけど…
さらに、このチャーシューは、もっと美味しくなりそうな話しを店主に聞いたし!
コリコリの長方形したメンマは、食感が最高だったし!
煮干しはなかったけど、思わぬ美味しいラーメンを食べることができて、本当によかった♪
それで、こちらの店でもう一杯!
「つけそば」を食べてから帰ることにしたんだけど…
レポが長くなってしまったので…
報告は、また、次の機会に♪
メニュー:特製らーめん(醤油/塩)…800円/特製つけそば(醤油)…850円
らーめん(醤油/塩)…650円/つけそば(醤油)…700円
大盛…100円
味玉…50円/メンマ…100円/のり…50円/チャーシュー…200円
半ライス…50円/チャーシュー丼…250円
好み度:特製らーめん(塩)
接客・サービス
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先日、「おおぜき中華そば店」で、「こくにぼつけ」を食べにいったときに…
大関店主から…
「イチエさん、いのうえ行かれました?」と聞かれて…
すぐに、神奈川県の何処かにオープンした煮干しラーメンを出す店だとピーンときたけど…
行ったことはなかったし…
それ以上の知識はなかったので…
そう答えると…
すぐにスマホで調べ始めて…
「南武線の尻手という駅にある店です。」
「濃厚な煮干しそばを食べさせるみたいですよ!」なんていうものだから…
「じゃあ、近いうちに行ってみます!」
そう答えて店を出たんだけど…
帰りに、「いのうえ 煮干し」でググってみたところ…
「強烈煮干しらーめん(ハードテイストVer)」なるラーメンがヒットして!
これは行くしかないでしょう♪
というわけで、本日、初めて南武線に乗って、初めてやって来た尻手駅!
駅からは徒歩で、雨と強風の中、傘を吹き飛ばされそうになりながら店へと向かう。
途中に、道路が高架になっていて、階段の上り下りがあったりして…
これで間違いないのだろうかと心配になりながら…
地図を信じて店のある辺りへとやって来ると…
ありました!
『家庭の味 いのうえ』!
「いのうえ」の平仮名表記から、この店で間違いはないと思うけど…
でも、「家庭の味」って(笑)
ラーメンの幟もないし…
外観からは、ラーメン屋には見えないし…
それに、この場所…
ここを目指してくるお客さん以外に入るお客さんなんているのだろうか?
そんな隠れ家的な店に、11時40分過ぎに入店すると…
何と、店内は、お客さんでいっぱい!
テーブル席は満席で!
何とか、カウンター席が2席だけ空いていたけど…
私が座った後に、すぐに、お客さんが入店して、完全に満席となった。
しかし、失礼ながら、これだけ流行っているとは思ってもいなかった(汗)
まずは、入口を入って左にあった小型の券売機で食券を購入する。
しかし、「強烈煮干しらーめん(ハードテイストVer)」はおろか、普通の「煮干しらーめん」のボタンもなかったので…

「煮干しは、やってないのですか?」と厨房にいた店主に聞くと…
「煮干しは、限定で出していたんですよ。」
「強烈煮干しらーめん(ハードテイストVer)」のネーミングに惚れてやって来た。
しかし、これが、ないばかりか、レギュラーメニューだと思いこんでいた「煮干しらーめん」自体も限定だったとは…
そこで、券売機で買い求めたのは「特製らーめん」!
とはいっても、麺メニューは、「らーめん」と「つけそば」の2種類のみで!
あとは、それぞれに「特製」があるだけだったんだけど…
ただ、150円増しで「特製」にできるのはお得感があるかな♪
食券を店主に渡すと…
「塩と醤油がありますけど、どちらにしましょう?」と聞かれて…
「どちらがおすすめですか?」と逆に質問を返すと…
「そうですね、今日のスープなら、塩でも醤油でも合います。」なんて、どちらか決めきれない答えが返ってきたので…
スープの味がわかりやすい塩にすることにした。
私と、私の後に入ってきたお客さんの注文を受けて、ラーメンを2個作りし始める店主!
そうして、丁重に作られた塩と醤油の「らーめん」が完成して!
そのうちの「塩らーめん」の方に、味玉とチャーシューが増量されて、「特製らーめん」になって、私に出されたんだけど…
供された「特製塩らーめん」は、清湯なのかと思ったら、濁りのある白湯スープだった。


レンゲを差し入れて、スープをいただくと…
サラサラなスープは、清湯と白湯の中間のようなスープで!

鶏と豚骨の動物系のうま味!
そして、背黒の煮干しに鰹、ウルメ、宗田鰹等の節の魚介出汁のうま味!
さらに、昆布と干し椎茸の和風出汁のうま味も感じられて!
昔の『山頭火』のスープに煮干しを効かせたような味わいに感じられた…
しかし、このスープ!
かなり、個性的な味わいのスープで美味しいし♪
結構、好みの味わいのスープだったので!
感想を店主に話すと…
「山頭火ですか?」
そんなことを言われたのは初めてみたいで、ちょっと、戸惑っていたみたいだけど…
「実は、スープは元々は清湯スープだったんですよ。」
「しかし、スープを炊きすぎて、白濁させてしまって…」
「失敗したと思いました…」
「しかし、トロミが出て、味は意外によかったの、そのまま出すようにしました。」
「それで、その後も、しばらくは、このスタイルでやって…」
「でも、やっぱり、清湯スープにするべきだなと思い直して、出したんですけど…」
「お客さんからは、前の方がよかったと言われて…」
「それで、また、元のスタイルに戻したんです。」
店主からは、こんな貴重なエピソードを聞き出すことができたんだけど…
まるで、博多とんこつラーメン誕生秘話を聞いているようで…
でも、この失敗スープが、結果的には、こうして、お客さんを呼べるスープになったんだから…
本当、わからないものだと思った。
さらに、煮干しに関しては…
「いつもは、白口がメインで、少し、背黒を入れているだけなんですけど…」
「今日は、背黒だけで作ってみたんですけど…」
「いい感じでスープができたので♪」
そんなことを、目を輝かしながら話す店主は…
スープを作るのが楽しくて仕方ないという感じで!
情熱があって、研究熱心な若き店主の作るスープは、今でも、十分、美味しいスープだと思うけど!
きっと、今後は、もっと美味しくなると思った!
麺は、切番22番と思われる中細縮れ細が使われていて!
ポクポクとした食感の低加水麺は、昔ながらの中華麺といった感じの麺で!

スープとの相性もよくて…
悪くはないんだけど…
スープだけではなく、麺の研究もしたら…
もっともっと美味しいラーメンになる♪
トッピングされた肩ロースのチャーシューは、なかなか美味しい煮豚だったけど…
さらに、このチャーシューは、もっと美味しくなりそうな話しを店主に聞いたし!
コリコリの長方形したメンマは、食感が最高だったし!
煮干しはなかったけど、思わぬ美味しいラーメンを食べることができて、本当によかった♪
それで、こちらの店でもう一杯!
「つけそば」を食べてから帰ることにしたんだけど…
レポが長くなってしまったので…
報告は、また、次の機会に♪
メニュー:特製らーめん(醤油/塩)…800円/特製つけそば(醤油)…850円
らーめん(醤油/塩)…650円/つけそば(醤油)…700円
大盛…100円
味玉…50円/メンマ…100円/のり…50円/チャーシュー…200円
半ライス…50円/チャーシュー丼…250円
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