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2014.06.03
【新店】影武者 ~塩らーめん+れあちゃあしゅう~
訪問日:2014年6月3日(火)


今夜、1軒目に向かったのは、大阪・阿倍野に5月18日にオープンした新店の『影武者』!
情報によると、こちらの店の正木店主は、あの人気店の『らーめんstyle Junk Story』出身とのことだったけど…
名前を聞いても、顔が浮かばない…
ただ、『Junk』でも、2号店の『麺と心 7』でも、スタッフの人たちは、皆、店では、ニックネームで呼ばれているので…
顔を見れば、わかるかもしれないけど…
というわけで、路面電車の阪堺電気軌道・上町線の松虫駅(停留所)が最寄り駅で、停留所からは徒歩3分!
しかし、地下鉄御堂筋線の昭和町に、地下鉄谷町線の阿倍野駅からも徒歩10分圏内の店へ、阿倍野駅からアクセスして!
もうすぐ、夜の8時になる時刻に、店の前までやって来ると…
しっかりと営業してくれていた。
というのも、本来の営業時間は夜の9時30分までなのに、最近は8時過ぎにはスープ切れになることもあるという情報を聞いていたので…
ちょっと、心配しながら来たんだけど、空いててよかった♪
入店すると…
あれっ?
厨房にいた正木店主は、4月末に惜しまれながら閉店した『京地どりらーめん 麺心 氣ばりい屋』で、今は『麺や 而今』の店長をしている川口店長とともにお見かけしたスタッフの人だった!
お互いに顔を見合わせて…
挨拶を交わしたんだけど…
どうやら、正木店主も、私の顔を覚えていてくれて!
席について、確認したところ…
やはり、そうだった!
ただ、『氣ばりい屋』では、立ち上げの3ヶ月間、ヘルプで厨房に入っただけで!
その後は、『Junk』に入って!
『麺と心 7』で仕込みを担当していたんだそう。
そうして、38年間生まれ育った、この阿倍野の地で、念願が叶って、ようやく、店をオープンすることができたと!
喜んで話していた。
なお、スタートに当たって用意された麺メニューは、「塩らーめん」と「醤油らーめん」の2種類の清湯スープのラーメン!
どちらのラーメンも、かなり素材にこだわっているようで!
塩は、「茜塩」、「シベリア岩塩」、「海人の藻塩」、「ぬちまーす」!
醤油は、「菊醤」、「湯浅醤油」、「足助仕込三河しろたまり」、「傳右衛門」、「いしる」、「よしる」


特に、醤油がスゴくて!
これだけの醤油をカエシに使ったラーメンが、どんな味わいなのか、すごく興味があった!
ただ、メニューの順番は「塩らーめん」が先で!
店としては、塩を推しているようなので?
そこで、どっちのラーメンがおすすめなのかを、ズバリ!
正木店主に尋ねたところ…
「塩らーめんです!」
即座に、自信に満ちた答えが返ってきたので!
これで、注文は決定!
「塩らーめん」を「れあちゃあしゅう」トッピングでオーダー!

注文を受けると、さっそくラーメン作りに入る正木店主!
そうして、丁重に作り上げられた「塩らーめん」の「れあちゃあしゅう」トッピングが、そう待つことなく供された。

黄金色したスープをいただくと…
鶏と豚の動物系のうま味が強く感じられるスープに、昆布と鰹、目近(宗田鰹)、ウルメ等の節のうま味を重ねたといった感じの味わいのスープで!
『Junk』ライクな味わいのスープなのかなと思っていたのに、まったく違う味わいのスープだった。
それで、正木店主に、そんなスープの印象を話すと…
スープは、完全無化調で!
動物系スープは、鶏と豚を1:1の割合で使って!
豚は、ゲンコツに豚足も使ったと話していて…
さらに、一日置いたスープに、さらに追いガラするとも話していたけど…
そんなことをしたら、スープはかなり濁るはずだけど…
キチンとミンチを入れて、掃湯(サオタン)して、うま味の詰まった動物系スープに仕上げているということだった。
そして、カエシにも「鶏節」のうま味を入れているようなことを話していたけど…
今、トレンドの「鶏節」まで使ってきていたとは…

さらに、予想通り、魚介系には節が使われていて…
鰹節、鯖節、ウルメ節、秋刀魚節を使ったということだったので…
予想は外れたけど…
当たらずとも遠からず!
でも、秋刀魚節まで使っているとは、わからなかったな(汗)
しかし、このスープ!
ゲンコツを使っているから、スープに厚みが出ていたし!
1日寝かして、追いガラしたから、これだけ動物系の出汁のうま味が強く感じられたんだね!
さらに、このスープは、塩ダレのカエシのうま味が強くて!
芳醇でコクのある味わいがとてもよくて♪
また、塩ダレにホタテの風味を移しているようで!
この風味が最高で!
めっちゃ美味しかったし♪
店主が自信を持って「塩らーめん」推しするのがわかった!
しかし、「鶏節」は、かなりコストが高いと聞いているし…
ホタテの貝柱だってスゴく高いのに!
無化調で、これだけのこだわり材料を使ってスープを仕上げて…
採算がとれているのか心配になる(汗)
そして、このスープとカエシの両方のうま味で食べさせる芳醇でコクうまなスープに合わせられた麺は、ミネヤ食品工業の中庸な太さの平打ストレート麺が合わせられていたんだけど…
噛むと、プチッ、ポクッ、モチッとした、加水率35%くらいの中加水麺だった。


なめらかそうな麺の見た目からも!
また、うどん文化の大阪ということもあって!
つるしこの食感の、加水率40%前後の多加水麺が使われているんじゃないかと思ったのに意外だったけど…
この麺の食感はよかったし♪
それに、この麺!
スープとの絡みも、まずまずだったし!
小麦粉のうま味が感じられる麺なのがよかった♪
そんな話をすると、正木店主からは…
「本当は、自家製麺で行きたかったんですけどね…」
「でも、今の製麺所の麺て、案外、美味しくなりましたよね。」と語っていたけど…
少なくとも、ミネヤ食品工業の、この麺は、美味しい麺だと思ったし♪
お客さんがたくさん入るようになって、繁盛したら、ぜひ、製麺機を購入して、これ以上、美味しい麺を提供してください。
具は、豚肩ロースの真空低温調理されたレアチューシューに白髪ネギ、焦がしネギ、水菜、メンマ、糸唐辛子が載せられていたけど…
豚肩ロースの真空低温調理されたレアチューシューが絶品で♪

ソミュール液(塩分濃度10%~30%(レアチャーシューなら14%くらい)の食塩水に、砂糖、黒コショウ、白コショウ、ローレル等のハーブを加えたものに浸して塩漬けする方法)に浸けて、コンフィするのが普通だけど…
正木店主は、醤油を用いていて!
これは、レアチャーシュー最強と思っている東京・入谷の『麺処 晴』と同じ製法で!
味付け、塩加減、しっとりとした肉の食感に肉のうま味…
どれをとっても、関西一じゃないかと思う!
美味しかったので、思わず、店内連食で「醤油らーめん」も食べたい衝動に駈られたけど…
今晩は、もう1店、行ってみたい「煮干し」の店があったので自重…
「次回は、醤油らーめん食べに来ますね。」と言って…
奥さまに会計をお願いすると…
正木店主は、店の奥から圧力寸胴鍋を持ってきて…
「今後は、これで、鶏白湯スープのラーメンもやります!」と言っていたので、こちらも楽しみだね♪
阿倍野に、また、期待の新星が誕生した♪
こちらの店には、今後も、何度も足を運ぶことになると思うけど!
おすすめです♪
ご馳走さまでした。

メニュー:塩らーめん…750円/醤油らーめん…750円
トッピング
麺大盛り(1.5玉)…100円/味玉…100円/メンマ…100円/れあちゃーしゅう(4枚)…280円
一品
ごはん…180円/ごはん大…230円/ちゃあしゅう丼…430円/からあげ(5個)…480円
お得なセットメニュー
からあげセット(からあげ3個+ごはん…+380円
好み度:塩らーめん+れあちゃあしゅう
接客・サービス
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今夜、1軒目に向かったのは、大阪・阿倍野に5月18日にオープンした新店の『影武者』!
情報によると、こちらの店の正木店主は、あの人気店の『らーめんstyle Junk Story』出身とのことだったけど…
名前を聞いても、顔が浮かばない…
ただ、『Junk』でも、2号店の『麺と心 7』でも、スタッフの人たちは、皆、店では、ニックネームで呼ばれているので…
顔を見れば、わかるかもしれないけど…
というわけで、路面電車の阪堺電気軌道・上町線の松虫駅(停留所)が最寄り駅で、停留所からは徒歩3分!
しかし、地下鉄御堂筋線の昭和町に、地下鉄谷町線の阿倍野駅からも徒歩10分圏内の店へ、阿倍野駅からアクセスして!
もうすぐ、夜の8時になる時刻に、店の前までやって来ると…
しっかりと営業してくれていた。
というのも、本来の営業時間は夜の9時30分までなのに、最近は8時過ぎにはスープ切れになることもあるという情報を聞いていたので…
ちょっと、心配しながら来たんだけど、空いててよかった♪
入店すると…
あれっ?
厨房にいた正木店主は、4月末に惜しまれながら閉店した『京地どりらーめん 麺心 氣ばりい屋』で、今は『麺や 而今』の店長をしている川口店長とともにお見かけしたスタッフの人だった!
お互いに顔を見合わせて…
挨拶を交わしたんだけど…
どうやら、正木店主も、私の顔を覚えていてくれて!
席について、確認したところ…
やはり、そうだった!
ただ、『氣ばりい屋』では、立ち上げの3ヶ月間、ヘルプで厨房に入っただけで!
その後は、『Junk』に入って!
『麺と心 7』で仕込みを担当していたんだそう。
そうして、38年間生まれ育った、この阿倍野の地で、念願が叶って、ようやく、店をオープンすることができたと!
喜んで話していた。
なお、スタートに当たって用意された麺メニューは、「塩らーめん」と「醤油らーめん」の2種類の清湯スープのラーメン!
どちらのラーメンも、かなり素材にこだわっているようで!
塩は、「茜塩」、「シベリア岩塩」、「海人の藻塩」、「ぬちまーす」!
醤油は、「菊醤」、「湯浅醤油」、「足助仕込三河しろたまり」、「傳右衛門」、「いしる」、「よしる」


特に、醤油がスゴくて!
これだけの醤油をカエシに使ったラーメンが、どんな味わいなのか、すごく興味があった!
ただ、メニューの順番は「塩らーめん」が先で!
店としては、塩を推しているようなので?
そこで、どっちのラーメンがおすすめなのかを、ズバリ!
正木店主に尋ねたところ…
「塩らーめんです!」
即座に、自信に満ちた答えが返ってきたので!
これで、注文は決定!
「塩らーめん」を「れあちゃあしゅう」トッピングでオーダー!

注文を受けると、さっそくラーメン作りに入る正木店主!
そうして、丁重に作り上げられた「塩らーめん」の「れあちゃあしゅう」トッピングが、そう待つことなく供された。

黄金色したスープをいただくと…
鶏と豚の動物系のうま味が強く感じられるスープに、昆布と鰹、目近(宗田鰹)、ウルメ等の節のうま味を重ねたといった感じの味わいのスープで!
『Junk』ライクな味わいのスープなのかなと思っていたのに、まったく違う味わいのスープだった。
それで、正木店主に、そんなスープの印象を話すと…
スープは、完全無化調で!
動物系スープは、鶏と豚を1:1の割合で使って!
豚は、ゲンコツに豚足も使ったと話していて…
さらに、一日置いたスープに、さらに追いガラするとも話していたけど…
そんなことをしたら、スープはかなり濁るはずだけど…
キチンとミンチを入れて、掃湯(サオタン)して、うま味の詰まった動物系スープに仕上げているということだった。
そして、カエシにも「鶏節」のうま味を入れているようなことを話していたけど…
今、トレンドの「鶏節」まで使ってきていたとは…

さらに、予想通り、魚介系には節が使われていて…
鰹節、鯖節、ウルメ節、秋刀魚節を使ったということだったので…
予想は外れたけど…
当たらずとも遠からず!
でも、秋刀魚節まで使っているとは、わからなかったな(汗)
しかし、このスープ!
ゲンコツを使っているから、スープに厚みが出ていたし!
1日寝かして、追いガラしたから、これだけ動物系の出汁のうま味が強く感じられたんだね!
さらに、このスープは、塩ダレのカエシのうま味が強くて!
芳醇でコクのある味わいがとてもよくて♪
また、塩ダレにホタテの風味を移しているようで!
この風味が最高で!
めっちゃ美味しかったし♪
店主が自信を持って「塩らーめん」推しするのがわかった!
しかし、「鶏節」は、かなりコストが高いと聞いているし…
ホタテの貝柱だってスゴく高いのに!
無化調で、これだけのこだわり材料を使ってスープを仕上げて…
採算がとれているのか心配になる(汗)
そして、このスープとカエシの両方のうま味で食べさせる芳醇でコクうまなスープに合わせられた麺は、ミネヤ食品工業の中庸な太さの平打ストレート麺が合わせられていたんだけど…
噛むと、プチッ、ポクッ、モチッとした、加水率35%くらいの中加水麺だった。


なめらかそうな麺の見た目からも!
また、うどん文化の大阪ということもあって!
つるしこの食感の、加水率40%前後の多加水麺が使われているんじゃないかと思ったのに意外だったけど…
この麺の食感はよかったし♪
それに、この麺!
スープとの絡みも、まずまずだったし!
小麦粉のうま味が感じられる麺なのがよかった♪
そんな話をすると、正木店主からは…
「本当は、自家製麺で行きたかったんですけどね…」
「でも、今の製麺所の麺て、案外、美味しくなりましたよね。」と語っていたけど…
少なくとも、ミネヤ食品工業の、この麺は、美味しい麺だと思ったし♪
お客さんがたくさん入るようになって、繁盛したら、ぜひ、製麺機を購入して、これ以上、美味しい麺を提供してください。
具は、豚肩ロースの真空低温調理されたレアチューシューに白髪ネギ、焦がしネギ、水菜、メンマ、糸唐辛子が載せられていたけど…
豚肩ロースの真空低温調理されたレアチューシューが絶品で♪

ソミュール液(塩分濃度10%~30%(レアチャーシューなら14%くらい)の食塩水に、砂糖、黒コショウ、白コショウ、ローレル等のハーブを加えたものに浸して塩漬けする方法)に浸けて、コンフィするのが普通だけど…
正木店主は、醤油を用いていて!
これは、レアチャーシュー最強と思っている東京・入谷の『麺処 晴』と同じ製法で!
味付け、塩加減、しっとりとした肉の食感に肉のうま味…
どれをとっても、関西一じゃないかと思う!
美味しかったので、思わず、店内連食で「醤油らーめん」も食べたい衝動に駈られたけど…
今晩は、もう1店、行ってみたい「煮干し」の店があったので自重…
「次回は、醤油らーめん食べに来ますね。」と言って…
奥さまに会計をお願いすると…
正木店主は、店の奥から圧力寸胴鍋を持ってきて…
「今後は、これで、鶏白湯スープのラーメンもやります!」と言っていたので、こちらも楽しみだね♪
阿倍野に、また、期待の新星が誕生した♪
こちらの店には、今後も、何度も足を運ぶことになると思うけど!
おすすめです♪
ご馳走さまでした。

メニュー:塩らーめん…750円/醤油らーめん…750円
トッピング
麺大盛り(1.5玉)…100円/味玉…100円/メンマ…100円/れあちゃーしゅう(4枚)…280円
一品
ごはん…180円/ごはん大…230円/ちゃあしゅう丼…430円/からあげ(5個)…480円
お得なセットメニュー
からあげセット(からあげ3個+ごはん…+380円
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好み度:塩らーめん+れあちゃあしゅう

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