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訪問日:2008年2月26日(火)

麺処 ほん田-1


開店日の2月15日以来、今月2度目の来店になる「麺処 ほん田」!

店に着くと、時刻は11:24分。
今日もシャッターで訪問!
しかし、今日は前回と違って、先客が5人椅子に座って開店を待っている…

わたしも、6脚ある最後の椅子に座ったところで、ちょうど店員さんが暖簾を抱えて出てきた…
11時25分!定刻より5分早く開店!

自動券売機で、機械の右下の位置にある400円の食券を買い、さらにトッピングチャーシュー300円の券を買う。

今月2月一杯は、「とら会でみた!」と店の人に告げるか、店で配ったクーポンがあれば、オープン記念としてラーメン(あっさりorこってり)、つけめん(ゆずorかつお)の4種類のメニューが400円でいただける!

通常だと650円~680円するメニューなので、かなりお得!

わたしのようにトッピングをつけることもできるし、さらに今月中は麺の中盛までは無料サービスになる!

ただ、開店初日に行ったときは大盛まで無料だったんだけどね…
今日行ったら中盛までに変わっていた…

もともと、大盛までサービスしなくてもよかったのかもしれないけど…

大盛ばかり注文されたら、まず、それだけ利益も下がるし、材料も減る。

それに、今日、隣で大盛のラーメンを食べているお客さんがいてわかったんだけど、大盛の器は普通盛とは別の大きなラーメン丼に入れられて出されるから、丼が不足するだろうし…

だいいち、大盛だと1個のテボで茹できれず、回転が悪くなってしまい、お客さんを待たせてしまうことになる。

店の気持ちはよくわかる…
食券を21歳の若き店主に渡す!

そう、前回の訪問のときラーメンを作っていた眼鏡ピアスの彼は、どうも情報によると店員さんではなく、ほん田店主のようだ…

店の看板の「ほん田」の屋号の横に小さく21とあったのは、店主の年齢21歳を表していたんだね…

食券を渡すと…
若き店主は「あ、どうも…」とにこやかに笑みを浮かべながら挨拶をしてきた。

どうやら、わたしのことを覚えていてくれたみたいだ!

「あっさりで、中盛でお願いします!」

ラーメンができるまで、しばし厨房観察!

麺茹でにラーメンのスープづくり、つけめんの水切りから盛り付けまで、店主1人で行なっている…

厨房にはあと1人…
お客さんの案内にカウンターの後片付けをする店員さんが1人いるけど…
彼1人が忙しいそうだ…

あとの2人はバイトなのかな…

ところで、開店日にいたおじさん2人の姿が今日は見えないけど…

はじめは2人のうちの1人が店主でだろうと思っていたけど…

ということは…
オーナー?

疑問に思ったけど、店主はラーメンづくりに没頭して忙しそうなので聞けなかった…

最初のお客さんの「ラーメン(こってり)」と、次から3人分の「つけめん」を作る店主…

作り終えると、わたしの前のお客がオーダーした「ラーメン「こってり)」の大盛を作り始める…

それができて、わたしの「ラーメン(あっさり」」とわたしのあとに2人座ったお客さんの「つけめん」作りに入る。

やはり、1人でいろんなことをやるのは大変だし、時間もかかる!

それでも、いっしょうけんめい…
息つく間もなく働いている…

「あっさりは細麺なんですね!」

細麺が「麺処 ほん田」と書かれた木箱から取り出される。
手で揉みほぐし、麺をテボに入れたところで店主に聞いてみた!

「ええ、そうなんですよ!」
「(麺屋)青山ではなかった麺なんですけどね…」
「これが、あっさりのスープには合うと思って…」

麺は、見ため切り歯22番くらいの細麺ストレート!

KANEJIN(カネジン食品)の細麺は食べたことがなかったから、どんな味なのか楽しみ!

麺はすぐに茹であがり、具が盛り付けられ出される…

でも…
あれっ!?
これって、ただの「ラーメン」じゃない!?

麺処 ほん田【弐】-2


きょとんとしていたら…

「すぐにチャーシュー出ます!」
別皿で温められたチャーシューが少しの時間差で出てきた。

麺処 ほん田【弐】-3


一応、「ラーメン」に載せてみました!

麺処 ほん田【弐】-4


ちょっと、前回のチャーシューに比べると肩ロースのチャーシューが薄く貧相だし、バラのチャーシューは色が悪い!

スープをいただきます!

鶏ガラベースなんだろうけど、スープに濁りもあるし、豚骨も使っているようだ

そして魚介も!

醤油味は淡く、やや塩辛さを感じる。
薄口醤油を使っているようだ…

印象としてはかなりおとなしめの味だけど、出汁のうま味はよく出ている!
それに、鷹の爪がアクセントとしてきいている。

これは塩ラーメンに用いられる手法だけど、このスープにはいいかもしれない。

麺は細麺ストレートの低加水麺。
22番に見えたけど、こうして近くで見るとさらに細い24番の切り歯を使っているようにみえる。

噛むとバッツン、バッツン切れて非常に歯切れがいい!
それに、ストレートだけど麺が細いからスープをいっぱい持ってくる。

そういう意味では、店主が言うように、このスープには合っている。

具の水菜もこのスープならいい!
「こってり」とはミスマッチにも感じたけど、「あっさり」には合ってると思う。

チャーシューは、肩ロースのものは薄く、しょっぱい…
バラ肉の方も、前回のあのおいしい肉のジューシーさがなかった…

前回がよかったので、チャーシューをトッピングしたんだけど…
残念…

店主が「どうでした!?」と感想を聞いてきたので…

「鶏の出汁がよく出ていたし、魚介の風味もよかった!」
「麺もバツンとかためで歯切れのいい食感がいいし、スープにも絡む。」
そう話した…

「ありがとうございます!」
嬉しそうに、眼鏡の下の目を細めていた…

「でも、2つスープをつくるのは大変ですよね。」
「こってりのスープは、まとめて作っておくんですよね!?」
と聞いてみた…

すると…
「風味が飛んでしまうので、明日は休みだから作りませんけど、毎日つくってます。」

それは大変!
2つのスープを毎日つくる…
しかも、これが1人でということになれば、かなりの重労働だ…

帰りも行列ができており、今のところ盛況のようだけど…
勝負は3月!

オープン記念割引が終わった後のお客さんの入りがどうか…

「つけめん」は食べてないので、なんとも言えないけど、「ラーメン」のこってりは正価の680円払っても食べたいと思うし、いけると思う!

ただ、「あっさり」はどうか?

ここ東十条という東京の下町で…
濃口醤油の濃い味付けに慣れ親しんだ人が住む土地柄で…

「あっさり」が地元のお客さんに受け止められるかが問題!

どうにか今月中にもう一度来て、「つけめん」もいただきたいな♪

麺処 ほん田【弐】-5


住所:東京都北区東十条1-22-6
電話:非公開
営業時間:11:30~売り切れ次第終了(15:00頃)
休日:水曜
アクセス:JR京浜東北線・東十条駅南口徒歩5分。王子保健センター隣

メニュー:
香味鶏だし(あっさり)らーめん…650円
味玉らーめん…750円/ちゃーしゅーめん…950円/特製らーめん…900円
濃厚豚骨魚介(こってり)らーめん…680円
味玉らーめん…780円/ちゃーしゅーめん…980円/特製らーめん…930円
つけ麺(魚介または柚子)…680円
味玉つけ麺…780円/ちゃーしゅーつけ麺…980円/特製つけ麺…930円


評価:香味鶏だし(あっさり)ちゃーしゅーめんstar_s45.gif
サービス・接客star_s50.gif
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