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2007.12.14
燦燦斗【四】
訪問日:2007年12月14日(金)

昭和レトロを感じさせる店「燦燦斗」!
店は東十条の路地裏にひっそりとたたずむ…
小料理屋のような外観で、隠れ家的存在の店…
木製の格子戸に窓、面格子…
薄茶色の暖簾がこの店には似合っている…

11時21分、店を訪れると、まだシャッターが閉まっていて準備中…
わたしが一番乗りだったけど…
開店までに4人が後ろに並ぶ…
11時32分、2分遅れでシャッターが開き…
後藤店主が暖簾を持って現れ、開店。
店の一番奥の席に着く。
「チャーシューメン」を注文!
正確には「チャーシューメン」というメニューはなく、「らーめん」+トッピングチャーシュー」というのが正しいんだけどね…
注文が入り、冷蔵庫から金属の箱を取り出す後藤店主。
中には、後藤店主手作りの自家製麺が保管されている。
麺はきっちり計量器で量られる。
後藤店主の性格もあるんだろうけど、麺を秤に載せ、麺を増減させ、正確に重さを量っていた…
計量を終えた麺は、後藤店主の手によって揉まれ、テボに投入される…
麺が茹で上がり、スープが注がれたラーメン丼に麺が入れられる。
チャーシュー、カイワレがキレイに盛り付けられて完成!

レンゲにスープをすくっていただいてみる…
「豚骨魚介」のスープ!
豚骨の旨味がよく出ている…
しかし、こちらのスープのよさは、豚骨とともに鶏の旨味がスープにたっぷりと含まれていること…
そういう意味ではこのラーメンは、「鶏ガラ豚骨魚介」という新しいジャンルに分類すべきかもしれない…
鰹節に煮干…
魚介系の使い方も絶妙で、なんともいい味出してる!
最初にこのスープをいただいたときには、すごい衝撃を覚えた…
もし、自分がラーメン店を開業したならば、こんなスープをつくりたいと思った…
だから、実際、このスープを後藤店主に伝授した松井さんのもとを訪れ、教えを請いに行ったこともある。
松井さんは、千葉有数の名店である「13湯麺」店主であり、他にいくつものラーメン店経営もしている。
今は活動を休止しているけど、「らーめん寺子屋」の塾長として活躍され、ここ「燦燦斗」をはじめとする数多くのラーメン店を輩出した…
ラーメンのつくり方から接客・サービス、ラーメン店経営まで、自分の持っているものをすべて教えた素晴らしい人!
しかし、松井さんから言われたのは…
「後藤のスープをつくるのはやめておけ!」
「あれをつくるのは大変だ…」
「貴方にあれをつくるだけの体力があるか?」
「やるなら、神勢。やふみやのスープがいい…」
3時間半話しをしたけれど…
スープづくりの教えを請うことはできなかった…
このスープをつくり続けるには、気力・体力がいる…
スープの原価率も高い。
ラーメン店経営をするには難しいスープだというのだ…
後藤店主だけがつくることを許され、後藤店主だけしかできないこの激旨のスープ!
ぜひ、まだ未食の方は試してみてください…
さらに、やはり、松井さんから伝授された自家製麺!
決して高価な小麦粉を使っているわけではない。
積み上げられている製粉会社の小麦粉の袋をみればわかる。

しかし、これが、後藤店主の手にかかると、しっとりとした食感のなんとも旨味のある麺に化ける…
しかも、ありがたいことにこの麺、100g増しの中盛にしても50円増し!
200g増しの大盛にしても100円増しで食べられる!
自家製麺だからこそできる価格設定なんだろうけど…
おいしい麺を安く、お腹いっぱい食べられるのは嬉しい!
そして、TOKYO1週間のTRY大賞の新人賞を獲得して…
スープと麺とともに評価の高かったチャーシュー!
低温で煮るローストビーフのようだというチャーシューは、チャーシューらしからぬ味であり、食感である…
このチャーシューは好き嫌いがはっきりするチャーシューだと思うけど、わたしはメチャメチャ好み!
前回の訪問のとき、13時半過ぎに訪問して、チャーシュー切れになったことがあった…
実は、それがあって、今日の早い訪問時間になった。
メンマもコリコリした食感がいい!
今日は、1人で3人前の「らーめん」と2人前の「つけめん」を作り忙しそうだった後藤店主と話しをする時間はなかったけど…
TOKYO1週間・TRY大賞の新人賞受賞コメントで、これからは新しいラーメンにも挑戦したいと言っていたのが気になった…
引き出しが多く、深い後藤店主だから、いろんなことができるし、楽しみではあるんだけど…
不安な点が2点…
ひとつは、あまり身体が丈夫な方ではないのだから、無理はしないでほしいこと…
それと、新しいスープづくりのため、負担が増えるからと…
自家製麺をやめて製麺所の麺に切り替え、品質を落とすようなまねだけはしてほしくないこと…
お願いしますよ。
後藤店主…

住所:東京都北区中十条3-16-15 中十条ハイツ103
電話:非公開
営業時間:(平日)11:00~14:00、18:00~21:00
(水曜)18:00~21:00
定休日:火曜日
交通アクセス:JR京浜東北線・東十条駅北口(赤羽寄り)の改札を出て、左に出る。線路上の歩道橋を進み、石段を登ってすぐに「左」に折れて坂道を下る。徒歩1分
メニュー:らーめん(200g)…650円/(中盛:300g)…700円 /(大盛:400g)…750円
つけめん(300g)…750円/(中盛:400g)…800円/(大盛:500g)…850円
味玉…100円/チャーシュー…250円/メンマ…100円/ザーサイ…100円
好み度:らーめん+チャーシュー
接客・サービス

昭和レトロを感じさせる店「燦燦斗」!
店は東十条の路地裏にひっそりとたたずむ…
小料理屋のような外観で、隠れ家的存在の店…
木製の格子戸に窓、面格子…
薄茶色の暖簾がこの店には似合っている…

11時21分、店を訪れると、まだシャッターが閉まっていて準備中…
わたしが一番乗りだったけど…
開店までに4人が後ろに並ぶ…
11時32分、2分遅れでシャッターが開き…
後藤店主が暖簾を持って現れ、開店。
店の一番奥の席に着く。
「チャーシューメン」を注文!
正確には「チャーシューメン」というメニューはなく、「らーめん」+トッピングチャーシュー」というのが正しいんだけどね…
注文が入り、冷蔵庫から金属の箱を取り出す後藤店主。
中には、後藤店主手作りの自家製麺が保管されている。
麺はきっちり計量器で量られる。
後藤店主の性格もあるんだろうけど、麺を秤に載せ、麺を増減させ、正確に重さを量っていた…
計量を終えた麺は、後藤店主の手によって揉まれ、テボに投入される…
麺が茹で上がり、スープが注がれたラーメン丼に麺が入れられる。
チャーシュー、カイワレがキレイに盛り付けられて完成!

レンゲにスープをすくっていただいてみる…
「豚骨魚介」のスープ!
豚骨の旨味がよく出ている…
しかし、こちらのスープのよさは、豚骨とともに鶏の旨味がスープにたっぷりと含まれていること…
そういう意味ではこのラーメンは、「鶏ガラ豚骨魚介」という新しいジャンルに分類すべきかもしれない…
鰹節に煮干…
魚介系の使い方も絶妙で、なんともいい味出してる!
最初にこのスープをいただいたときには、すごい衝撃を覚えた…
もし、自分がラーメン店を開業したならば、こんなスープをつくりたいと思った…
だから、実際、このスープを後藤店主に伝授した松井さんのもとを訪れ、教えを請いに行ったこともある。
松井さんは、千葉有数の名店である「13湯麺」店主であり、他にいくつものラーメン店経営もしている。
今は活動を休止しているけど、「らーめん寺子屋」の塾長として活躍され、ここ「燦燦斗」をはじめとする数多くのラーメン店を輩出した…
ラーメンのつくり方から接客・サービス、ラーメン店経営まで、自分の持っているものをすべて教えた素晴らしい人!
しかし、松井さんから言われたのは…
「後藤のスープをつくるのはやめておけ!」
「あれをつくるのは大変だ…」
「貴方にあれをつくるだけの体力があるか?」
「やるなら、神勢。やふみやのスープがいい…」
3時間半話しをしたけれど…
スープづくりの教えを請うことはできなかった…
このスープをつくり続けるには、気力・体力がいる…
スープの原価率も高い。
ラーメン店経営をするには難しいスープだというのだ…
後藤店主だけがつくることを許され、後藤店主だけしかできないこの激旨のスープ!
ぜひ、まだ未食の方は試してみてください…
さらに、やはり、松井さんから伝授された自家製麺!
決して高価な小麦粉を使っているわけではない。
積み上げられている製粉会社の小麦粉の袋をみればわかる。

しかし、これが、後藤店主の手にかかると、しっとりとした食感のなんとも旨味のある麺に化ける…
しかも、ありがたいことにこの麺、100g増しの中盛にしても50円増し!
200g増しの大盛にしても100円増しで食べられる!
自家製麺だからこそできる価格設定なんだろうけど…
おいしい麺を安く、お腹いっぱい食べられるのは嬉しい!
そして、TOKYO1週間のTRY大賞の新人賞を獲得して…
スープと麺とともに評価の高かったチャーシュー!
低温で煮るローストビーフのようだというチャーシューは、チャーシューらしからぬ味であり、食感である…
このチャーシューは好き嫌いがはっきりするチャーシューだと思うけど、わたしはメチャメチャ好み!
前回の訪問のとき、13時半過ぎに訪問して、チャーシュー切れになったことがあった…
実は、それがあって、今日の早い訪問時間になった。
メンマもコリコリした食感がいい!
今日は、1人で3人前の「らーめん」と2人前の「つけめん」を作り忙しそうだった後藤店主と話しをする時間はなかったけど…
TOKYO1週間・TRY大賞の新人賞受賞コメントで、これからは新しいラーメンにも挑戦したいと言っていたのが気になった…
引き出しが多く、深い後藤店主だから、いろんなことができるし、楽しみではあるんだけど…
不安な点が2点…
ひとつは、あまり身体が丈夫な方ではないのだから、無理はしないでほしいこと…
それと、新しいスープづくりのため、負担が増えるからと…
自家製麺をやめて製麺所の麺に切り替え、品質を落とすようなまねだけはしてほしくないこと…
お願いしますよ。
後藤店主…

住所:東京都北区中十条3-16-15 中十条ハイツ103
電話:非公開
営業時間:(平日)11:00~14:00、18:00~21:00
(水曜)18:00~21:00
定休日:火曜日
交通アクセス:JR京浜東北線・東十条駅北口(赤羽寄り)の改札を出て、左に出る。線路上の歩道橋を進み、石段を登ってすぐに「左」に折れて坂道を下る。徒歩1分
メニュー:らーめん(200g)…650円/(中盛:300g)…700円 /(大盛:400g)…750円
つけめん(300g)…750円/(中盛:400g)…800円/(大盛:500g)…850円
味玉…100円/チャーシュー…250円/メンマ…100円/ザーサイ…100円
好み度:らーめん+チャーシュー

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