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2008.08.05 らーめん 太助
訪問日:2008年8月5日(火)

らーめん 太助-1

毎週木曜夜、千葉テレビの「ニュースC-master」の中で放映されている「ちばラーメン百科」

千葉ローカルの放送番組ながら、ナビゲーターの山路力也さんが毎週、様々な企画で千葉県内のラーメン店を紹介!
千葉のみならず、ラーメン好きな方にとっては必見の番組!

この番組で、6月26日にオンエアされたのがこちら「太助」!

千葉のラーメン四天王の一人…
「13湯麺」他の店を営む松井さんが、ラーメン店育成のために、自らが塾長になって開いた「らーめん寺子屋」!

「太助」は、その第11期生の方が、ここ北習志野の地に開業した店!
開業は2年前の2006年4月。

京葉高速鉄道の北習志野から徒歩で14分ほど歩き、店に入っていく…

今日の千葉は珍しく、気温が30度を下回った。
雨も降り、風も吹いたので、そう苦にはならなかったけど、暑い中、駅から14分の距離を歩くのはやはりしんどい…

店に入っていくと、テレビで拝見した店主に奥様がいた!

カウンター席に座って、メニューをみて…
しばし思案…

らーめん 太助-2

というのも、こちらに来るまでは、基本の醤油味の「太助醤油らーめん」にするつもりでいたんだけど…
入口のドアに貼ってあった7・8月限定の「太助塩らーめん」に心奪われた…

らーめん 太助-3

やはり最初は、基本の「太助醤油らーめん」から入って、美味しかったら次に「太助塩らーめん」にしようかとも思ったんだけど…
今月いっぱいの限定メニューということだし…
今月中にまた来れる保障もないので…

「太助塩らーめん」を食べることに決めて、店主に注文を告げる。

こちらの店は「らーめん寺子屋」出身店の中では少数派の…
「燦燦斗」「だいろく」「文蔵」等の店と同じ「豚骨魚介」のラーメン・つけめんを出す店!

しかし、どこも「豚骨魚介の醤油ラーメン」は出すものの、「豚骨魚介の塩ラーメン」を出す店は少ない…

「だいろく」には「特製塩ラーメン」という「豚骨魚介の塩ラーメン」を出すけど、「とんこつラーメン」チックだったし…

「らーめん寺子屋」出身以外の店でも、「豚骨魚介の塩ラーメン」がメニューにあるのは「九段 斑鳩」「夢うさぎ」
それと「はやし」の裏メニューくらいしか私は知らない…

黙々とラーメンを作る店主…
カウンターの背が高めなので、調理の様子をみることはできない。

麺が茹であがり、ラーメン丼に入れられると、夫婦共同で盛り付け作業が行なわれ…
2つの「太助塩らーめん」の普通盛と「太助醤油らーめん」の大盛りができあがった。

そのうちの1つの「太助塩らーめん」が店主の手によって私の前に出される…

らーめん 太助-4

できあがったラーメンを見比べる限り、コーンが入る以外は、「太助醤油らーめん」と変わらない…

スープをいただくと…
これは…
かなり好みの味!

豚骨と鶏ガラの動物系出汁の旨味がよく出ている!
そして、煮干に鰹節の風味も…

そして、この旨味スープを引き立てる塩ダレがとてもいい!

美味しい!
本当に美味しい!
今年いただいたスープの中では1、2を争う美味しさ!

麺は、これは寺子屋出身店の多くが製麺する切り歯17番の中太ストレート麺かと思えるほどよくできた麺…

店主に聞いていなかったら、自家製麺だと信じて疑わなかったかもしれない…

このプリプリした食感に麺の旨さは製麺所の麺とは思えないほどの出来のよさ!

この麺は、松井さんの指導のもと、松井さんの麺づくりのレシピに忠実に…
千葉・検見川にある藤代製麺が再現させた麺で…
無添加!
もちろん防腐材等はいっさい使っていない!
それゆえ、日持ちもしない…

しかし…
『自分も松井さんも、その手の材料を使った麺は臭くて嫌いだし、絶対使用しない!』と店主は語っていた…

この手はあると思う!
こうすれば、自家製麺をしなくても思い通りの麺を手に入れられる。
別に、自家製麺にこだわる必要はない…
美味しければいい!

自家製麺は時間と手間がかかるので、麺の原価は抑えられるものの、製麺に費やす労力を考えると、製麺所から購入した方が得かもしれないし、だいいち楽だ…

でも、こちらの店と同じようにレシピをもとに製麺所につくらせている店を何店か知っているけど…
正直、どこも上手くいっていないのが現状…

こちらのような成功例は稀だと思う…

まだ、「つけ麺」の麺をみていないので何とも言えないけど…
「ラーメン」の麺に限れば、よくコピーされていて、できがよかった!

ちなみに、開業したときから、スープづくりに専念したいと、松井さんのつくった麺を供給してもらっていたそうで…
松井さんからの麺の供給がストップすることが決まって、こうするようになったと店主が話してくれた…

ちなみに、松井さんが今でも自家製麺して供給しているのは、自分の店以外では、友人である「北海道ラーメン 好 旭川」の榊原店主が使う分だけなんだそうだ…

麺もそれなりに美味しかった!
具の豚バラ肉の巻きチャーシューにメンマも普通に美味しかった…
しかし、このラーメンはスープに尽きる…

これだけ美味しい「豚骨魚介の塩スープ」はそうはない!

限定で終わらせるのは惜しい…
そこで、そう店主に話してみたところ…

「千葉ウォーカー限定創作ラーメン夏の陣」に参加して、「タスケーノ塩」というイタリアンぽいテイストの「塩らーめん」をつくった!

そうしたところ、『次はどんな限定をやるの』とお客さんからせがまれたのと…
「タスケーノ塩」は価格が高かったので、価格を抑えたらいけるんじゃないかと考えて、この「太助塩らーめん」をつくったんだとという…

8月以降の供給については考えてみるということになったので、ぜひとも実現させたいな!

そこで、賛同するみなさんはぜひ、店に要望をあげてみてください。

ご馳走さまでした…
次回は「太助醤油らーめん」!
そして「つけ麺」と…
何度か通ってみたい店だね…

らーめん 太助-5

住所:千葉県船橋市習志野台5-40-3
電話:なし
営業時間:11:30~15:00/18:00~22:00 ※材料無くなり次第終了
休日:木曜
アクセス:新京成線、東葉高速線・北習志野駅から徒歩14分

メニュー:太助醤油らーめん…700円/特製チャーシュー麺 (煮玉子、海苔入り) …1050円
太助つけ麺…900円
ラーメン大盛り…100円増し/つけ麺大盛り…150円増し
【7・8月限定】太助塩らーめん…750円


好み度:太助塩らーめんstar_s50.gif
接客・サービスstar_s50.gif
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