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2008.07.31
ラーメン 大至
訪問日:2008年7月31日(木)

「だいし」ではなく「たいし」という名のこちらの店…
「千葉拉麺通信」主宰の山路力也さんが出筆する「東京ノスタルジックラーメン」にも紹介されている…
昨年12月オープンの店で、店が古いわけではなく、新店ながら、東京の「ノスタルジック」なラーメンが食べられる店だそう…
JR御茶ノ水駅の聖橋口を出て、聖橋を渡り、湯島方面へ…
国道17号を渡り、坂を下りていった先の清水坂の交差点を渡った左に店はあった…
店の入口に立つ立て看板には、『うちの店のってます!』と…
「東京ノスタルジックラーメン」に掲載されていることをPRする貼紙。

店の中に入っていくと、鰻の寝床のように奥に延びるカウンター…
店を入った、一番手前に設置された自動券売機で食券を買う。
基本の「ラーメン」にするつもりが、つい「チャーシューメン」の食券を買ってしまった…
というのも、こちらの店の券売機は写真入りでメニュー紹介があり、「チャーシューメン」のチャーシューがとても美味しそうに見えてしまったからだ…

厨房は店の奥にあり、一番奥の席に座って厨房の様子をうかがおうとしたんだけど、残念ながら見えなかった…
年配のお母さん店員さんに食券を渡して、黙って待つことにした…
席には、スープやチャーシューに関する「食材の蘊蓄」なるものが置かれ、写真入りで解説されていた。
よく読まなかったので、わからないんだけど…
どうも、最初は白濁したスープができるが、最後は澄んだスープになる…
何故だかわからないし、だからどうなのかもわからないけど…
そんなことが、写真付きで解説されているようだった…
それと、チャーシューは、これも使う理由までは読まなかったけれど、ロース肉を使用していることだけはわかった…
さほど待つこともなく、「チャーシューメン」が先ほどのお母さん店員さんの手により運ばれてきた。

スープは澄んだ醤油味のスープだし…
ルックスは確かに、昔懐かしい「東京ラーメン」といった感じ!
さっそくスープをいただくと…
これは「OLD&NEW」!
味は昔風なのに新しい!
このスープには舌をピリリと刺激する化調特有の作用がない…
動物系には、鶏ガラの他にゲンコツも使っているようだ…
それにほんのりと煮干がかおる…
きちんと出汁をとって、無化調で、昔ながらの「東京ラーメン」を表現している…
だから「OLD&NEW」!
ただ、このラーメン…
それだけで…
個性が見えないし…
サムシングニューがない…もっと言ってしまえば旨味が足りない…
たとえば、杉並区の久我山にある「甲斐」!
同じ昨年に開店した新店で、こちらも「東京ノスタルジックラーメン」に収録されている店だけど…
同じようなラーメンを作るのに、「甲斐」のラーメンのスープは実に味わい深い何かがある…
そして何より…
ゲンコツの旨味…
煮干の風味…
「甲斐」のスープには、素材の旨味が上手く引き出されていて美味しい!
上手く現代風に「無化調の東京ラーメン」を作りましたといったところで…
無化調だから旨味が足りないのでは、私は評価はしない…
麺も、いかにも製麺所の麺といった感じの中華麺で、小麦粉の風味を感じる「甲斐」の麺とは雲泥の差のある麺だった…
ロース肉を使ったという自慢のチャーシューは、たぶん「ポークソテー」の豚ロース肉を煮たらこんな感じになるのかなといった感じの肉で…
肉の赤身も脂身部分もカタい…
「煮豚」には不向きな肉の部位のように感じた。
「甲斐」はクラシックな醤油ラーメンを出す店としても秀逸な店で比較するのは酷かもしれないけれど…
ただ、JR総武線の2つ隣の浅草橋駅にある…
「東京ノスタルジックラーメン」に選ばれなかった「幸貴」なんかと比べても…
「幸貴」のゲンコツの旨味がよく出たスープの方が上だし…
「幸貴」の「手打ち麺」の風情のある麺に軍配があがる
「幸貴」の豚モモ肉のチャーシューはカタイけど、よく味付けされ、原価は安くても美味しく仕上げられている…
ラーメンは「食材の蘊蓄」で食べるもんじゃない!
正直、あまりに優等生すぎるラーメンで面白みにかける…
決して不味くはない…
ただ、インパクトに欠けるし…
「無化調」以外に何かがないと…
このラーメンは、ちょっと、難しいかもしれない…

住所:東京都文京区湯島2-1-2 佐藤ビル1F
電話:03-3813-1080
営業時間:(月~金)11:00~15:00/17:00~21:00
(土曜)11:00~15:00
休日:日曜・祝日
アクセス:JR総武線、中央線・御茶ノ水駅聖橋口から徒歩7分。
聖橋を渡って湯島方面へ直進。「清水坂下」の交差点を左折した右側
メニュー:ラーメン…650円/チャーシューメン…880円/坦々麺(辛さ調整可)… 780円
大盛…100円/少な目…-50円
評価:チャーシューメン
接客・サービス

「だいし」ではなく「たいし」という名のこちらの店…
「千葉拉麺通信」主宰の山路力也さんが出筆する「東京ノスタルジックラーメン」にも紹介されている…
昨年12月オープンの店で、店が古いわけではなく、新店ながら、東京の「ノスタルジック」なラーメンが食べられる店だそう…
JR御茶ノ水駅の聖橋口を出て、聖橋を渡り、湯島方面へ…
国道17号を渡り、坂を下りていった先の清水坂の交差点を渡った左に店はあった…
店の入口に立つ立て看板には、『うちの店のってます!』と…
「東京ノスタルジックラーメン」に掲載されていることをPRする貼紙。

店の中に入っていくと、鰻の寝床のように奥に延びるカウンター…
店を入った、一番手前に設置された自動券売機で食券を買う。
基本の「ラーメン」にするつもりが、つい「チャーシューメン」の食券を買ってしまった…
というのも、こちらの店の券売機は写真入りでメニュー紹介があり、「チャーシューメン」のチャーシューがとても美味しそうに見えてしまったからだ…

厨房は店の奥にあり、一番奥の席に座って厨房の様子をうかがおうとしたんだけど、残念ながら見えなかった…
年配のお母さん店員さんに食券を渡して、黙って待つことにした…
席には、スープやチャーシューに関する「食材の蘊蓄」なるものが置かれ、写真入りで解説されていた。
よく読まなかったので、わからないんだけど…
どうも、最初は白濁したスープができるが、最後は澄んだスープになる…
何故だかわからないし、だからどうなのかもわからないけど…
そんなことが、写真付きで解説されているようだった…
それと、チャーシューは、これも使う理由までは読まなかったけれど、ロース肉を使用していることだけはわかった…
さほど待つこともなく、「チャーシューメン」が先ほどのお母さん店員さんの手により運ばれてきた。

スープは澄んだ醤油味のスープだし…
ルックスは確かに、昔懐かしい「東京ラーメン」といった感じ!
さっそくスープをいただくと…
これは「OLD&NEW」!
味は昔風なのに新しい!
このスープには舌をピリリと刺激する化調特有の作用がない…
動物系には、鶏ガラの他にゲンコツも使っているようだ…
それにほんのりと煮干がかおる…
きちんと出汁をとって、無化調で、昔ながらの「東京ラーメン」を表現している…
だから「OLD&NEW」!
ただ、このラーメン…
それだけで…
個性が見えないし…
サムシングニューがない…もっと言ってしまえば旨味が足りない…
たとえば、杉並区の久我山にある「甲斐」!
同じ昨年に開店した新店で、こちらも「東京ノスタルジックラーメン」に収録されている店だけど…
同じようなラーメンを作るのに、「甲斐」のラーメンのスープは実に味わい深い何かがある…
そして何より…
ゲンコツの旨味…
煮干の風味…
「甲斐」のスープには、素材の旨味が上手く引き出されていて美味しい!
上手く現代風に「無化調の東京ラーメン」を作りましたといったところで…
無化調だから旨味が足りないのでは、私は評価はしない…
麺も、いかにも製麺所の麺といった感じの中華麺で、小麦粉の風味を感じる「甲斐」の麺とは雲泥の差のある麺だった…
ロース肉を使ったという自慢のチャーシューは、たぶん「ポークソテー」の豚ロース肉を煮たらこんな感じになるのかなといった感じの肉で…
肉の赤身も脂身部分もカタい…
「煮豚」には不向きな肉の部位のように感じた。
「甲斐」はクラシックな醤油ラーメンを出す店としても秀逸な店で比較するのは酷かもしれないけれど…
ただ、JR総武線の2つ隣の浅草橋駅にある…
「東京ノスタルジックラーメン」に選ばれなかった「幸貴」なんかと比べても…
「幸貴」のゲンコツの旨味がよく出たスープの方が上だし…
「幸貴」の「手打ち麺」の風情のある麺に軍配があがる
「幸貴」の豚モモ肉のチャーシューはカタイけど、よく味付けされ、原価は安くても美味しく仕上げられている…
ラーメンは「食材の蘊蓄」で食べるもんじゃない!
正直、あまりに優等生すぎるラーメンで面白みにかける…
決して不味くはない…
ただ、インパクトに欠けるし…
「無化調」以外に何かがないと…
このラーメンは、ちょっと、難しいかもしれない…

住所:東京都文京区湯島2-1-2 佐藤ビル1F
電話:03-3813-1080
営業時間:(月~金)11:00~15:00/17:00~21:00
(土曜)11:00~15:00
休日:日曜・祝日
アクセス:JR総武線、中央線・御茶ノ水駅聖橋口から徒歩7分。
聖橋を渡って湯島方面へ直進。「清水坂下」の交差点を左折した右側
メニュー:ラーメン…650円/チャーシューメン…880円/坦々麺(辛さ調整可)… 780円
大盛…100円/少な目…-50円
評価:チャーシューメン

接客・サービス

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