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2012.07.17
石部金吉【弐】 ~「らーめんstyle Junk Story」のDNAを受け継ぐ店~
訪問日:2012年7月17日(火)

『らーめんstyle Junk Story』のDNAを受け継ぐ店『石部金吉』!
6月15日にオープンしたばかりのこちらの新店には、1度、訪問して、唯一のメニューである「塩つけ麺」をいただいた。
『らーめんstyle Junk Story』ライクな、美味しい「塩つけ麺」だった。
ただ、その後、本家で「塩つけ麺」を食べに行って、味の比較をしたところ…
何かが違う…
『らーめんstyle Junk Story』の井川店主からは…
「同じレシピで作っているはずなんですけど…」とは言うものの…
まず、スープに使っている鶏が違う。
Junkでは「淡海地鶏」なのに対して、こちら『石部金吉』では、店主の出身地でもある奈良県の「大和肉鶏」を使う!
それに、麺も、表面に現れる粒々模様までそっくりなのに、Junkでは、香りの強い「焙煎小麦」が配合されるのに対して、『石部金吉』はオーソドックスな「全粒粉」。
でも、Junkの井川店主によれば!
材料が同じであったとしても、作る環境や器具や、それに人によっても、出来上がってくるものは違ってくると言う!
確かに、その通りかもしれない。
そして、これは、ある程度、時間が解決してくれる問題だろうし!
研究熱心で、向上心のある店主のことだから、時間とともにどんどんよくなっていく!
少しして、メニューが増えたら、また行こう!
そう思っていた矢先!
たまたま「食べログ」を見たところ…
いつの間にか、「塩らーめん」に「カレーつけ麺」がメニューに追加されていた。
ちょっと早すぎのような気もしたけど、「塩つけ麺」1本で勝負するというのも、さすがにしんどいと思うし…
そこで、再び、近鉄南大阪駅の藤井寺駅が最寄り駅で!
しかし、駅からは少し歩く店へと行ってみることにした。
店に着いたのは、もうすぐ、お昼の12時30分になろうとする時刻。
店の中へと入っていくと…
お客さんが1組!
テーブル席に座って、新メニューの「カレーつけ麺」を食べていたけど…
まだ、知られていないのか!?
お客さんの数は少ない。
厨房には店主とスタッフの人が1人。
挨拶を交わして、カウンター席について…
メニューを見て、注文したのは「塩らーめん」!
「カレーつけ麺」にも興味はあったけど、やっぱり、こっちからでしょう!

なお、スタッフの人の話では、「塩らーめん」は2週間前から!
「カレーつけ麺」は、1週間前から出しているという。
そして、メニューを見て気づいたのは…
「塩つけ麺」の価格が、トッピングなしにした場合には、1,000円から700円になる改訂がなされていたこと。
「塩つけ麺」1本で!
さらに、価格も強気の1,000円というのは…
でも、実はこの価格!
内容をよく見れば、決して高くはないんだけど…
でも、ラーメンで1,000円という価格は、どんな内容であれ、お客さんに高いというイメージを与えてしまうから…
これはいいことだとは思うけど!
でも、「塩らーめん」は900円で、トッピングなしバージョンの設定はなし。
まだ、少し、見直しの余地がありそうだ。
そうしているうちに、出来上がってきた「塩らーめん」!




「塩つけ麺」同様、別皿に盛られて供されたトッピングの具がいい!
こうしてもらえると、具の味がスープに移ることなく、スープ本来の味を味わうことができるので♪
黄金色したスープをいただくと…
鶏出汁のうま味がいっぱいのスープは、やや、鶏油の量が多すぎるような気もしたけど、いい出汁出してる!
今日は、前回の「塩つけ麺」を食べたとき以上に、出汁に使われた大和肉鶏のうま味が感じられた。
魚介は、煮干し、秋刀魚に、たぶん、Junkでは使われていない鰹節も使われていて!
出汁のうま味は感じられる。
ただ、やや、和風出汁か弱いように感じられたので!
このままでも、決して悪くはないけど!
昆布出汁をもっと増やして、グルタミン酸のうま味を強めてやって!
魚介をもう少し効かせてやると!
バランスがよくなって!
もっと美味しくスープになるような気がした。
そして、この鶏のうま味がいっぱいのスープに絡む麺は、中太ストレートの全粒粉麺が使われていて!
加水率32%だという加水率低めの麺は、前回に食べた「塩つけ麺」の麺のようなゴワゴワとしたカタめの食感の麺で、コシも感じられて悪くはないと思うけど!
「塩つけ麺」の麺としてはいいとは思うけど!
「塩らーめん」の麺としてはどうなんだろう!?

店主によると、最初は細麺でスタートさせたそうで!
しかし、しっくりこないので、太麺に変えたと話していたけど…
私は、細い方が、食感もよくなって、喉越しのよさもよくなるような気がするんだけど…
トッピングされた具の鶏ムネ肉と鶏モモ肉のたたきは!
やわらかいムネ肉と、カタめながら、味わい深いモモ肉の、それぞれの部位の肉の食感の違いを楽しむことができてよかったし!
豚の肩ロースのレアチャーシューは、しっとりとした肉の食感がよくて!
肉のうま味も感じられるものだったし!
Junkライクな、スクエアにカットされたメンマは、外はコリッ、中はサクッの食感が最高で!
トッピングは完璧!
しかし、麺もスープも、まだまだ、伸び代があるし!
今後は、さらに美味しくなるのは間違いのない店!
ガンバってほしい!
ご馳走さまでした。

メニュー:塩つけ麺(★雑炊付き) 250g(大山とりのタタキ、レアチャーシュー、半熟玉子、メンマトッピング)…1000円(税込み…1050円)
トッピングなし…700円(税込み…735円)
350g…1000円(税込み…1050円)/450g…1100円(税込み…1155円)/150g…950円(税込み…995円)
カレーつけ麺(ごはん、とりのから揚げ2個)…900円(税込み945円)
塩らーめん(大山とりのタタキ、レアチャーシュー、半熟玉子、メンマトッピング)…900円(税込み945円)
好み度:塩らーめん
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『らーめんstyle Junk Story』のDNAを受け継ぐ店『石部金吉』!
6月15日にオープンしたばかりのこちらの新店には、1度、訪問して、唯一のメニューである「塩つけ麺」をいただいた。
『らーめんstyle Junk Story』ライクな、美味しい「塩つけ麺」だった。
ただ、その後、本家で「塩つけ麺」を食べに行って、味の比較をしたところ…
何かが違う…
『らーめんstyle Junk Story』の井川店主からは…
「同じレシピで作っているはずなんですけど…」とは言うものの…
まず、スープに使っている鶏が違う。
Junkでは「淡海地鶏」なのに対して、こちら『石部金吉』では、店主の出身地でもある奈良県の「大和肉鶏」を使う!
それに、麺も、表面に現れる粒々模様までそっくりなのに、Junkでは、香りの強い「焙煎小麦」が配合されるのに対して、『石部金吉』はオーソドックスな「全粒粉」。
でも、Junkの井川店主によれば!
材料が同じであったとしても、作る環境や器具や、それに人によっても、出来上がってくるものは違ってくると言う!
確かに、その通りかもしれない。
そして、これは、ある程度、時間が解決してくれる問題だろうし!
研究熱心で、向上心のある店主のことだから、時間とともにどんどんよくなっていく!
少しして、メニューが増えたら、また行こう!
そう思っていた矢先!
たまたま「食べログ」を見たところ…
いつの間にか、「塩らーめん」に「カレーつけ麺」がメニューに追加されていた。
ちょっと早すぎのような気もしたけど、「塩つけ麺」1本で勝負するというのも、さすがにしんどいと思うし…
そこで、再び、近鉄南大阪駅の藤井寺駅が最寄り駅で!
しかし、駅からは少し歩く店へと行ってみることにした。
店に着いたのは、もうすぐ、お昼の12時30分になろうとする時刻。
店の中へと入っていくと…
お客さんが1組!
テーブル席に座って、新メニューの「カレーつけ麺」を食べていたけど…
まだ、知られていないのか!?
お客さんの数は少ない。
厨房には店主とスタッフの人が1人。
挨拶を交わして、カウンター席について…
メニューを見て、注文したのは「塩らーめん」!
「カレーつけ麺」にも興味はあったけど、やっぱり、こっちからでしょう!

なお、スタッフの人の話では、「塩らーめん」は2週間前から!
「カレーつけ麺」は、1週間前から出しているという。
そして、メニューを見て気づいたのは…
「塩つけ麺」の価格が、トッピングなしにした場合には、1,000円から700円になる改訂がなされていたこと。
「塩つけ麺」1本で!
さらに、価格も強気の1,000円というのは…
でも、実はこの価格!
内容をよく見れば、決して高くはないんだけど…
でも、ラーメンで1,000円という価格は、どんな内容であれ、お客さんに高いというイメージを与えてしまうから…
これはいいことだとは思うけど!
でも、「塩らーめん」は900円で、トッピングなしバージョンの設定はなし。
まだ、少し、見直しの余地がありそうだ。
そうしているうちに、出来上がってきた「塩らーめん」!




「塩つけ麺」同様、別皿に盛られて供されたトッピングの具がいい!
こうしてもらえると、具の味がスープに移ることなく、スープ本来の味を味わうことができるので♪
黄金色したスープをいただくと…
鶏出汁のうま味がいっぱいのスープは、やや、鶏油の量が多すぎるような気もしたけど、いい出汁出してる!
今日は、前回の「塩つけ麺」を食べたとき以上に、出汁に使われた大和肉鶏のうま味が感じられた。
魚介は、煮干し、秋刀魚に、たぶん、Junkでは使われていない鰹節も使われていて!
出汁のうま味は感じられる。
ただ、やや、和風出汁か弱いように感じられたので!
このままでも、決して悪くはないけど!
昆布出汁をもっと増やして、グルタミン酸のうま味を強めてやって!
魚介をもう少し効かせてやると!
バランスがよくなって!
もっと美味しくスープになるような気がした。
そして、この鶏のうま味がいっぱいのスープに絡む麺は、中太ストレートの全粒粉麺が使われていて!
加水率32%だという加水率低めの麺は、前回に食べた「塩つけ麺」の麺のようなゴワゴワとしたカタめの食感の麺で、コシも感じられて悪くはないと思うけど!
「塩つけ麺」の麺としてはいいとは思うけど!
「塩らーめん」の麺としてはどうなんだろう!?

店主によると、最初は細麺でスタートさせたそうで!
しかし、しっくりこないので、太麺に変えたと話していたけど…
私は、細い方が、食感もよくなって、喉越しのよさもよくなるような気がするんだけど…
トッピングされた具の鶏ムネ肉と鶏モモ肉のたたきは!
やわらかいムネ肉と、カタめながら、味わい深いモモ肉の、それぞれの部位の肉の食感の違いを楽しむことができてよかったし!
豚の肩ロースのレアチャーシューは、しっとりとした肉の食感がよくて!
肉のうま味も感じられるものだったし!
Junkライクな、スクエアにカットされたメンマは、外はコリッ、中はサクッの食感が最高で!
トッピングは完璧!
しかし、麺もスープも、まだまだ、伸び代があるし!
今後は、さらに美味しくなるのは間違いのない店!
ガンバってほしい!
ご馳走さまでした。

メニュー:塩つけ麺(★雑炊付き) 250g(大山とりのタタキ、レアチャーシュー、半熟玉子、メンマトッピング)…1000円(税込み…1050円)
トッピングなし…700円(税込み…735円)
350g…1000円(税込み…1050円)/450g…1100円(税込み…1155円)/150g…950円(税込み…995円)
カレーつけ麺(ごはん、とりのから揚げ2個)…900円(税込み945円)
塩らーめん(大山とりのタタキ、レアチャーシュー、半熟玉子、メンマトッピング)…900円(税込み945円)
好み度:塩らーめん

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とよつね
ようやく塩ラーメンがでたのですね!
価格は945円だと思うのですが・・・
(税込み・・・円)の表記にはどうも抵抗があります(笑)
価格は945円だと思うのですが・・・
(税込み・・・円)の表記にはどうも抵抗があります(笑)
ramen151e
> とよつねさん
コメントありがとうございます。
> 価格は945円だと思うのですが・・・
> (税込み・・・円)の表記にはどうも抵抗があります(笑)
こちらの店の価格表示は税抜き表示になっていて、ご指摘の通り945円の支払いになります。
税込み価格の表示も併記して訂正しておきます。
おっしゃるように、他店が皆、税込み表示なのに、こちらの店だけ税抜きというのは…
確かに抵抗ありますね(笑)
コメントありがとうございます。
> 価格は945円だと思うのですが・・・
> (税込み・・・円)の表記にはどうも抵抗があります(笑)
こちらの店の価格表示は税抜き表示になっていて、ご指摘の通り945円の支払いになります。
税込み価格の表示も併記して訂正しておきます。
おっしゃるように、他店が皆、税込み表示なのに、こちらの店だけ税抜きというのは…
確かに抵抗ありますね(笑)
とよつね
個人店での外税の葛藤はよく耳にします。
ですが、今のラーメン界でそれをアピールするには945円(税抜900円)にする方が好印象を与えると思います。
ですがデフォのラーメンだと高いと感じてしまいますね~
原価の積み重ね+利益の価格ではなく
企業(個人)努力を加えて
900円(税抜860円)の表記が理想だと思います。
今後の消費税upが課題ですね(笑)
ですが、今のラーメン界でそれをアピールするには945円(税抜900円)にする方が好印象を与えると思います。
ですがデフォのラーメンだと高いと感じてしまいますね~
原価の積み重ね+利益の価格ではなく
企業(個人)努力を加えて
900円(税抜860円)の表記が理想だと思います。
今後の消費税upが課題ですね(笑)
ramen151e
> とよつねさん
コメントありがとうございます。
大山とりのタタキ、レアチャーシュー、半熟玉子、メンマがトッピングされているので、900円(税込み945円)という価格は特別高いとは思いません。
ただ、ラーメンの価格が900円(税込み945円)からというのは、高いという印象を与えます。
税吹き表示も違和感があるので、他店同様、内税方式に改めた方がいいような気がしました。
価格は、つけ麺も、トッピングなしバージョンを作ったのだから、ラーメンでも用意するか!?
それより、普通に他店同様、チャーシューが1枚にメンマが入って内税で700円以下に抑えたラーメンを出せれば一番いいような気がしました。
コメントありがとうございます。
大山とりのタタキ、レアチャーシュー、半熟玉子、メンマがトッピングされているので、900円(税込み945円)という価格は特別高いとは思いません。
ただ、ラーメンの価格が900円(税込み945円)からというのは、高いという印象を与えます。
税吹き表示も違和感があるので、他店同様、内税方式に改めた方がいいような気がしました。
価格は、つけ麺も、トッピングなしバージョンを作ったのだから、ラーメンでも用意するか!?
それより、普通に他店同様、チャーシューが1枚にメンマが入って内税で700円以下に抑えたラーメンを出せれば一番いいような気がしました。
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