2006.09.07 必勝軒【四】
訪問日:2006年9月7日

必勝軒【四】-1


9月の4杯目は、千葉県・津田沼にある「必勝軒」の「特製もりそば【魚介系強調スープ】!

「必勝軒」2日目!
昨日の【動物系濃厚スープ】に続いて、本日、木曜日は、【魚介系強調スープ】の「特製もりそば」をいただく…

果たして、今日は、どんな味なんだろうか!?
昨日が思った以上のものだったので、期待してしまう…

訪れたのは、小林店主との約束通り、閉店間近の13時41分。

もう、この時間なら待ってる人も少ないんだろうなって思ったら…
これが大きな間違い…

11人が順番待ちをしていた!

お客さんが2人帰るところに、小林店主の声が飛ぶ…
「また、来てくださいね!今は学生さんが居ないので空いてますから!」

この時間で、これだけ待ってるのに???

でも、あとで、小林店主に話を伺ったら…
ここの店の並びにある「千葉工業大学」が夏休みに入る前は、30人待ちの行列が出来ていたそうで、たから、大学が休みの9月20日までが狙い目だと言っていた。

13時55分入店。
昨日と同じく「もりそば」を4玉で注文!

14時00分…
昼の部閉店!
店員さんが暖簾を下ろしに行くのと同時に「もりそば」が出来上がった!

必勝軒【四】-2


見た目は、いつもの「もりそば」のつけダレと変わらない。

必勝軒【四】-3


甘味、酸味も同じ。
でも、やはり今日のは、節系の風味が強く感じられる。

麺をつけて、味を確かめる。
うん!やはり、これは、「必勝軒」の「もりそば」!
魚介風味は強くても、いつもの「必勝軒」の味に近い「もりそば」!

鯖節に鰹節!それに、煮干しの出汁がよく出ている!
以前、いただいた【バランススープ】に比べると「あっさり」していて、どちらかというと【オールマイティスープ】に近い感じ…

ただ、言えることは、昨日の【動物系濃厚スープ】だけは、これらのスープとは別物だということ!

そのへんのところを、仕事の終わった小林店主に尋ねてみたところ…

「月・火と木・金は、基本はいっしょなんだけど、いずれも少し違うものを出しています。」

「ただ、水曜だけゎ、全然違うスープを作ってます!」

「木、金のスープゎ、魚多めと言っても、鯖節を多くしたり、鰹節を増やしたり…
月・火の【バランススープ】ゎ、動物、魚、野菜のバランスのとれたスープを作ってると言ったって、鶏を多くしたりと工夫してる。」
これは、ひとえにお客さんを飽きさせないためだとおっしゃる。

1年前くらいに、インターネットで「必勝軒の味は、落ち着かない!」と書かれたそう!

小林店主ゎ、反論する!

飽きさせないために、敢えて毎日味を変えてるんだと…

おかげで、「店員さんがスープ作りのレシピを覚えるのが大変で…魚を入れてはいけないスープに間違えて入れてしまったり…ミスも何度も起こしました。」と語ってくれた。

小林さんの味の原点…

これは、「おふくろの味」ならぬ「おばあちゃんの味噌汁」だそう!

「岩手のおばあちゃんの作るいりこ出汁の味噌汁は、目分量で適当に味噌を入れるし、いつも、入れる具材が違うから毎回味も違う!」
「だけど、美味しいし!この味の違いが、毎日、味噌汁を食べても飽きない理由なんだ。」と気づいたんだそう…

だから、自分は、こんな「おばあちゃんの味噌汁」みたいなラーメンを作りたいんだと…
ただ、まだ「おばあちゃんの味噌汁」を超えるラーメンは作れていないともおっしゃっていた!

必勝軒【四】-4


なるほど!

小林店主は、「ラーメンは魂!」という人がいるけど…
自分は、「ラーメンは愛!」だと言う!

愛情を注いで作るラーメンだから美味しいラーメンが作れる。

最後に、気になっていた【バランススープ】と【オールマイティスープ】の違いについてお聞きしたところ…

【バランススープ】は、ガンガン炊きだすワイルドな九州方式!
【オールマイティスープ】は、火を弱めてコトコト煮込む東京方式!

自分は、東京で修業(東池袋と永福町の味も系列も異なる2つの大勝軒)したので、ラーメン店を開業したたときは、東京スタイルで始めた…
しかし、ここ(千葉県の津田沼)ではうけなかった…

それで、平日は、地元の学生やサラリーマンのお客さんが多いので、圧力をかけてボコボコ炊く九州方式にして、「ガツン」とくる味のスープにしたのだという。

しかし、土日は、遠くからも家族連れのお客さんが来られる。
小さいお子さんやおばあちゃんもいらっしゃるので、敢えて東京方式にして誰でも食べやすいラーメンにしているという。
そう話してくれた。

本当、小林店主は、お客さんの立場に立って、いろいろと考えてる。

小林店主は、休みなく、毎日、味の異なるスープに自家製麺を作り、超多忙な身にもかかわらず、さらにお客さんに喜んでもらおうと、年に数回、限定メニューの創作ラーメンイベントも行なっている。

前回、8月19日(土)1日限定で行なわれた「冷やし中華」と「手作りプリン」のイベントでは、プリン作りが朝4時までかかり、ほぼ徹夜状態だったそうだ…
しかし、1時間睡眠をとり、店の外を覗くと、早朝5時だというのに、もうお客さんが並んでいて…
大変ありがたかったとおっしゃられていた。

必勝軒【四】-5


仕事を終えた小林店主は、疲れているし…
また、夜の部の仕込みもあるというのに…
わざわざ、わたしと話しをしてくださった。

途中、取材の電話が入り、店員さんが取り次ぎに来たけど…
「お客さんと話している最中に座を立つのは失礼だろう!」と…

「取材は、石神さんと山路さんしか受けない!」とも…
そう店員さんにそう答え、話を続くてくださいました。
こんなところにも、小林店主のお客さんを大切にする姿勢がうかがえる。

「石神さん(ラーメンフードライター)と山路さん(千葉拉麺通信)には、開店当時からお世話になっています。」
だから、取材は拒否するけど、この2人からの取材には応じるという。

それなのに、わたしごとき者に貴重なお時間を割いていただてしまい…
おまけに、アイスコーヒーまでご馳走になって…

必勝軒【四】-6


本当にありがとうございました。

必勝軒【四】-7


住所:千葉県習志野市津田沼2-5-9
電話:047-474-8283
営業時間:(月・火・金)11:30~14:00、18:30~21:00
(水)11:30~14:00
(土)10:00頃~150玉
(祝)10:00頃~150玉、18:30~21:00
定休日:日曜日
アクセス:JR津田沼駅南口下車。千葉工業大学とサンペデックの間の通り(まろにえ通り)を直進。道沿い左側。

メニュー:ラーメン…700円、チャーシューメン…950円、特製もりそば…750円、もりチャーシュー…1,000円、大盛り(4玉まで)…100円増し


評価:特製もりそば【魚介系強調スープ】…750円+大盛り(4玉)…100円増しstar_s50.gif

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