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訪問日:2008年6月2日(月)

本家 大黒屋本舗 平井店【弐】-1


茨城大勝軒グループが運営する「大黒屋本舗」の新店ながら、あの松戸の行列店「中華蕎麦 とみ田」がプロデュースする店だという。

「とら会」の掲示板で情報を得る。
http://www.torasan.com/bbs/tbbs/tbbs54/messages/19122.html

「大黒屋本舗」は、昼は「大勝軒」系のラーメンを出し、夜は「二郎」インスパイア系のラーメンを出す二毛作営業の店!

しかし、ここ平井店では、昼のラーメンは「大勝軒」ではなく、「中華蕎麦 とみ田」風と明確にうたっている…

元々、「とみ田」は、茨城大勝軒グループから独立する前まで「大黒屋本舗」のはしりとして現在と同じ店舗、同じ場所で営業をしていた経歴がある!

「とみ田」前身の「大黒屋本舗」のリバイバルか!?
いずれにしても、東京で、総武線沿線で「とみ田」が食べられるのはありがたい!
オープンの5月30日から3日間は、この「とみ田」の富田店主が厨房に立つという。

別に富田店主の顔を見たいわけじゃないし、だいいち、そんなときに行ったら、
土日も重なって混雑するのは目に見えているので、オープン4日目の本日、訪問してみることにした…

JR総武線の平井駅から近い蔵前橋通り沿いにある店を訪ねると…

外で順番待ちするお客さんの姿もなく、すんなりと入れた…

テーブル席にはお客さんの姿はなく、カウンターも2席空いている。

まずは、入店してすぐ右にある自動券売機で食券を買う。

店員さんが券売機の横に立ってアドバイスをしてくれる。

本家 大黒屋本舗 平井店-2


『とら会みたんですけど…』と囁くと…

『右下にある500円券をお求めください。』という…
さらに…
『特製にはできないんですか?」と聞いたら…

『200円の黒烏龍茶の券をお願いします。』

千円札を差し込み、言われた通りの食券のボタンを押す。

『食券お預かりします。』という店員さんに食券を渡しながら…
『つけそばでお願いします!』というと…

『無料で大盛にできますけど…』ということだったので、お願いすることにした。

案内されたカウンターの右から3番目の席に座ると、先ほどの店員さんが来て…
『おつり300円取り忘れてましたよ。』と、おつりを持ってきてくれた。
感謝!

目の前の厨房では4人の店員さんがいる。

1人が麺を茹でる担当。もう1人がつけダレづくりに盛り付けを担当。
そして、残り2人が洗い場その他…

他、ホール担当は先ほどから親切な店員さんと、もう1人のオバちゃん店員さん。

このオバちゃん店員さん…
慣れていないようで、声が出ない…
それと、見ていたら、どうやら注文のミスをしてしまったようだった…

しかし、この店の偉いところは、決してその場では怒ったりしないところ…

お客さんのいる前で怒らないのが客商売の鉄則ではあるけれど、熱くなって、つい怒りを表に出してしまう場面を何度か見ている…

この店では、お客さん最適を実践し、ミスをリカバーした上で、優しくきちんと話し、ミスを繰り返させないように教育していた。

それに、「つけそば」がいくつか完成し、出された後、まだ、出ていないお客さんに対して…
『つけそばの麺は茹で時間がかかります。お待たせして申し訳ありません。』とお客さん1人1人に語りかけ謝罪する…

ここまでするとは…
たいしたものだと思う…
この店!
そして、茨城大勝軒グループ!

麺が茹で上がり、よく水切りされた麺が美しく盛り付けられる。
そして、熱々のつけダレとともに「つけそば」が出されていく…

わたしの注文した「特製つけそば」も運ばれてきた!

本家 大黒屋本舗 平井店-3


いつものように麺だけをいただいてみる…

小麦粉のかおりがする麺!

やや、捻りが入った麺は、盛り付けの際に、捻りを入れて盛り付けたからか?

ほぼストレートの麺は、切り歯14番くらいの太麺…
「とみ田」の麺に似ていると思うけど、食べると食感が違った…

やや、ボソッとしたというかワシワシと食べるような…
そんな食感の多加水麺!

ただ、麺は打ちたての麺のようで…
新しく、麺の状態がいい!

あとで坂本店主に聞いてわかったんだけど、この麺は自家製麺ではなく、製麺所の「カネジン食品」につくってもらってるそうだ。

でも、自家製麺でなくても、これだけ状態がよくて、美味しい麺なら文句はない!

つけダレは、やや塩分が多めというか、しょっぱく感じたけど、それでもじゅうぶん美味しい!

豚骨、鶏ガラ、モミジ…
長時間煮込まれた動物系材料の旨味出汁がよく出ている!
これに煮干に鰹節の魚介風味が加わり美味しく食べさせる!

「とみ田」インスパイアのつけダレ!
思った通り、なかなかのもの!

味玉を割って食べてみたけど、これも、味、やや緩めの茹で加減まで「とみ田」に似ている!

本家 大黒屋本舗 平井店-4


豚バラの巻きチャーシューのルックスも味も「とみ田」そっくり!

最後のスープ割りの残ったスープを少し捨ててスープを割るところ…
ネギを追加で入れてくれるところまで「とみ田」と同じ。
そして、味がいいところもね!

味もいいし、接客もいい!この店は流行ると思う!

そう坂本店主に告げたら…
『昨日まで、富田が来てくれたんですけど、これからは我々の力で頑張ります!』
力強く宣言してくれた。

本家 大黒屋本舗 平井店-5


本家 大黒屋本舗 平井店-6


住所:東京都江戸川区平井5-30-4
電話:03-3610-4287
営業時間:11:00~15:00/18:00~23:00
休日:無休
アクセス:JR総武線・平井駅から徒歩3分

メニュー:【昼の部(中華蕎麦とみ田系)】
つけそば(並:250g/大350g)…750円/つけ玉そば…850円/特製つけそば…950円/つけチャーシュー…1000円
中華そば(並:200g/大300g)…700円/味玉そば…800円/特製中華そば…900円/チャーシューそば…950円
HP:http://www.kouji-dream.com/index.html


評価:特製つけそばstar_s45.gif

サービス・接客star_s45.gif
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