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2008.05.30
金久右衛門
訪問日:2008年5月30日(金)

「大阪ブラック」というラーメンがあるらしい。
関西ローカルのテレビ番組では関ジャニがこのラーメンをレポートしたと聞いた…
「関ジャニ∞ジャニ勉」http://www.ktv.co.jp/b/janiben/index.html
そして、このラーメンをつくったのが、こちら「金久右衛門(きんぐえもん)」!
大阪の美味しい醤油ラーメンの店と言ったらここと言われる実力の店!
そのキングがつくる富山ならぬ、大阪のブラックラーメンの味は果たしてどうなのだろうか!?
地下鉄・中央線に乗り、深江橋で下車し、店のある辺りまでやってくる…
しかし、店の外観写真を見ずに名前だけを頼りに探したせいで、一度は店の前をスルーしてしまった…
というのも、この店には看板がない…
白い暖簾がかかっているものの、店名の表記はなし…
一度、行きすぎて、やはり、さっきの白い暖簾の店かなと思い戻る…
入口には「醤油らーめんの店」とだけ書かれた立て札が一つ…
やはり、ここだなと思って、暖簾を潜ろうとしたら…
暖簾の右脇に小さな店名を印す表札があった…

これは…
知る人ぞ知る店…
これからも店主の自信がうかがえる…
席につき、メニューを捜すが見当たらず…
高めのカウンターの壁に貼られたレギュラーメニューの表記のみ…

これも、この店のスタイルかと思い、店主に「大阪ブラックってあります!?」
と尋ねてみる…
「ありますよ!」と言うので、お願いすることにした。
入れ替わりに奥様から…
「細麺と太麺がありますけど…どちらにしましょう?」と問われたので…
「どちらがおすすめですか?」と問い返してみた…
「大阪ブラックなら、太麺です♪」と言うので…
「では、それでお願いします!」
厨房には、店主と奥様の2人!
しかし、カウンターが高いので、座ったままでは2人の顔と胸くらいしか見えず、調理の様子はわからない…
黙って、「大阪ブラック」のできるのを待つ。
できあがった「大阪ブラック」は、その名の通り、真っ黒なスープ!

スープをいただくと…
「ラーメン ザカリ」の「ブラックラーメン」もそうだったけど、この「大阪ブラック」のスープも、見た目と違って塩辛くはなかった。
ただ、「ラーメン ザカリ」に、本場の「富山ブラック」にも入る大量の黒胡椒の姿は、「大阪ブラック」にはない…
しかし、この「大阪ブラック」は、黒胡椒のスパイシーさで食べさせるラーメンではなく、醤油と出汁の旨味で食べさせるラーメン!
まず、このスープには醤油が生きている!
醤油ダレには生醤油を使っているのか!?
醤油を火にかけたときの火香のいいかおりがする。
はっきりとした醤油の味。
しかし、この醤油スープはまろやかでコクがあって…
さらに甘みがある。
それは、出汁に使われた鶏ガラ、豚骨、牛骨に野菜の旨味出汁によるもの!
この旨味出汁が、このラーメンを美味しく食べさせる。
やはり、この店…
「醤油らーめんの店」を標榜するだけあって、自信と腕を兼ね備えている!
比較して申し訳ないけど、このスープは「ラーメン ザカリ」のスープとはぜんぜん旨味が違う!
この旨味スープがあるからこそ、醤油が生きる。
今回は濃口の「熟成黒醤油」に合わせたスープだったけど、次は薄口醤油に合わせたスープも味わってみたくなった…
麺は、やはりこれも「ラーメン ザカリ」と同じ平打ちで、こちらの方が麺は幅広というか太め…
麺の太さ(幅)は、切り歯の番手でいうと10番くらい…
約3mmくらいの太さ(幅)だった…
この「きしめん」のような中華麺は、スープと程よく絡んで、スープの旨味を伝える!
おすすめ通りの「太麺」にして正解だった!
ただ、「細麺」だったらどうだったんだろうというのも気掛かり…
醤油ダレづくりの名手は、チャーシューの味付けもさすが!
メチャ美味しい豚バラのチャーシューをいただくことができた!
味玉も、味付け、茹で加減とも申し分のないもので、この味玉がついて700円という価格は決して高くない!

それどころか、レギュラーのラーメンならさらに50円安の650円…
もし、この味玉の価格を一般的なトッピングの価格の100円に置き換えたなら、550円ということになり、これはコストパフォーマンス的にも優れているといえる!
この価格でこの味…
脱帽のラーメンでした…
会計をしながら、店主に美味しかった旨を告げ、賛辞の言葉を発すると、えらく恐縮して…
「わざわざ、数ある大阪のラーメン店の中から当店にお越しいただきありがとうございました!」
最初、店の構えからして、気難しい人なのかと思ったけど…
とんでもない!
とても腰の低い人だった。
味、価格、接客!
3拍子揃った優良店!
再訪は必至!
ご馳走さまでした!

住所:大阪府大阪市東成区深江北3-2-8
電話:06-6975-8018
営業時間:(木・金・土)11:00~14:00/18:00~22:00
(月・火・水)11:00~14:00
休日:日曜
アクセス:大阪市営地下鉄中央線・深江橋駅4番出口から中央大通を東へ。徒歩5分
メニュー:らーめん(黒しょうゆ/紅しょうゆ/金しょうゆ)…650円
燃える男の情熱らーめん…1000円/輝く女の情熱らーめん…1000円
大阪盛らーめん…800円/大阪ブラック…700円/ピリ辛白菜らーめん…800円
評価:大阪ブラック
サービス・接客

「大阪ブラック」というラーメンがあるらしい。
関西ローカルのテレビ番組では関ジャニがこのラーメンをレポートしたと聞いた…
「関ジャニ∞ジャニ勉」http://www.ktv.co.jp/b/janiben/index.html
そして、このラーメンをつくったのが、こちら「金久右衛門(きんぐえもん)」!
大阪の美味しい醤油ラーメンの店と言ったらここと言われる実力の店!
そのキングがつくる富山ならぬ、大阪のブラックラーメンの味は果たしてどうなのだろうか!?
地下鉄・中央線に乗り、深江橋で下車し、店のある辺りまでやってくる…
しかし、店の外観写真を見ずに名前だけを頼りに探したせいで、一度は店の前をスルーしてしまった…
というのも、この店には看板がない…
白い暖簾がかかっているものの、店名の表記はなし…
一度、行きすぎて、やはり、さっきの白い暖簾の店かなと思い戻る…
入口には「醤油らーめんの店」とだけ書かれた立て札が一つ…
やはり、ここだなと思って、暖簾を潜ろうとしたら…
暖簾の右脇に小さな店名を印す表札があった…

これは…
知る人ぞ知る店…
これからも店主の自信がうかがえる…
席につき、メニューを捜すが見当たらず…
高めのカウンターの壁に貼られたレギュラーメニューの表記のみ…

これも、この店のスタイルかと思い、店主に「大阪ブラックってあります!?」
と尋ねてみる…
「ありますよ!」と言うので、お願いすることにした。
入れ替わりに奥様から…
「細麺と太麺がありますけど…どちらにしましょう?」と問われたので…
「どちらがおすすめですか?」と問い返してみた…
「大阪ブラックなら、太麺です♪」と言うので…
「では、それでお願いします!」
厨房には、店主と奥様の2人!
しかし、カウンターが高いので、座ったままでは2人の顔と胸くらいしか見えず、調理の様子はわからない…
黙って、「大阪ブラック」のできるのを待つ。
できあがった「大阪ブラック」は、その名の通り、真っ黒なスープ!

スープをいただくと…
「ラーメン ザカリ」の「ブラックラーメン」もそうだったけど、この「大阪ブラック」のスープも、見た目と違って塩辛くはなかった。
ただ、「ラーメン ザカリ」に、本場の「富山ブラック」にも入る大量の黒胡椒の姿は、「大阪ブラック」にはない…
しかし、この「大阪ブラック」は、黒胡椒のスパイシーさで食べさせるラーメンではなく、醤油と出汁の旨味で食べさせるラーメン!
まず、このスープには醤油が生きている!
醤油ダレには生醤油を使っているのか!?
醤油を火にかけたときの火香のいいかおりがする。
はっきりとした醤油の味。
しかし、この醤油スープはまろやかでコクがあって…
さらに甘みがある。
それは、出汁に使われた鶏ガラ、豚骨、牛骨に野菜の旨味出汁によるもの!
この旨味出汁が、このラーメンを美味しく食べさせる。
やはり、この店…
「醤油らーめんの店」を標榜するだけあって、自信と腕を兼ね備えている!
比較して申し訳ないけど、このスープは「ラーメン ザカリ」のスープとはぜんぜん旨味が違う!
この旨味スープがあるからこそ、醤油が生きる。
今回は濃口の「熟成黒醤油」に合わせたスープだったけど、次は薄口醤油に合わせたスープも味わってみたくなった…
麺は、やはりこれも「ラーメン ザカリ」と同じ平打ちで、こちらの方が麺は幅広というか太め…
麺の太さ(幅)は、切り歯の番手でいうと10番くらい…
約3mmくらいの太さ(幅)だった…
この「きしめん」のような中華麺は、スープと程よく絡んで、スープの旨味を伝える!
おすすめ通りの「太麺」にして正解だった!
ただ、「細麺」だったらどうだったんだろうというのも気掛かり…
醤油ダレづくりの名手は、チャーシューの味付けもさすが!
メチャ美味しい豚バラのチャーシューをいただくことができた!
味玉も、味付け、茹で加減とも申し分のないもので、この味玉がついて700円という価格は決して高くない!

それどころか、レギュラーのラーメンならさらに50円安の650円…
もし、この味玉の価格を一般的なトッピングの価格の100円に置き換えたなら、550円ということになり、これはコストパフォーマンス的にも優れているといえる!
この価格でこの味…
脱帽のラーメンでした…
会計をしながら、店主に美味しかった旨を告げ、賛辞の言葉を発すると、えらく恐縮して…
「わざわざ、数ある大阪のラーメン店の中から当店にお越しいただきありがとうございました!」
最初、店の構えからして、気難しい人なのかと思ったけど…
とんでもない!
とても腰の低い人だった。
味、価格、接客!
3拍子揃った優良店!
再訪は必至!
ご馳走さまでした!

住所:大阪府大阪市東成区深江北3-2-8
電話:06-6975-8018
営業時間:(木・金・土)11:00~14:00/18:00~22:00
(月・火・水)11:00~14:00
休日:日曜
アクセス:大阪市営地下鉄中央線・深江橋駅4番出口から中央大通を東へ。徒歩5分
メニュー:らーめん(黒しょうゆ/紅しょうゆ/金しょうゆ)…650円
燃える男の情熱らーめん…1000円/輝く女の情熱らーめん…1000円
大阪盛らーめん…800円/大阪ブラック…700円/ピリ辛白菜らーめん…800円
評価:大阪ブラック

サービス・接客

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