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2008.05.26 おがた家
訪問日:2008年5月26日(月)

おがた家-1


「家」は付くけど、横浜の「家系」の店ではなく、濃厚な「豚骨魚介」の「中華そば」に「つけめん」が食べられる店!

このラーメン業界の大御所のモブログでこちらの店の存在を知った。
http://ameblo.jp/oosaki-tora3/entry-10093686318.html

この「おがた家」のあるここ五反野は、幼少のころに暮らしていた梅田のすぐ近く…

さらに、当時、その梅田の家の1階を貸店舗として「本陣」というラーメン店に貸していて…
そして、この「本陣」がより大きな店舗を求めて移転したのが五反野だった…

「本陣」では移転前も後も、よく「ラーメン」や「タンメン」を食べたし、子供だったから、まだお子さんのいないご夫婦によく可愛がってもらったな…

思い出の地に新たな美味しそうなラーメン店の出現とあっては…
いかなくては…

店は、国道4号線・日光街道沿いにあって、東武伊勢崎線の梅島駅と五反野駅の中間で電車と日光街道が交差するやや北千住寄りにあった。

昼の12時15分に入店すると、昼のピークの時間だというのにお客さんの姿はなく、初老のおやじ店主が奥のテーブル席でテレビを見ながら暇そうにしていた…

わたしの姿を見て、急いで立ち上がると…
「いらっしゃいませ!」と挨拶をして、奥の厨房に入っていく…

お客さんが1人もいなかったので、4つ並んだカウンター席にはつかず、手前側の4人掛けのテーブル席へ座った。

再び、おやじさんがコップに氷と水を入れて持って厨房から現れる…

メニューを見ながら…
「特製って何ですか?」と聞いてみる…

おがた家-2


「チャーシューやら何やらいっぱい入ってる…」となんとも曖昧であやふやな回答…

それでも、最初から食べるのを決めていた「特製つけめん」を「中盛」で注文!
オーダーを受けて、厨房に戻るおやじ店主…

しかし、何か思い出したように戻ってくると…
「ライス付けます!?」

こちらの店は、外の看板にも書いてある通り、ランチタイムは無料でライスのサービスがある!

おがた家-3


丁重に断ったけど…
あとで思うと、こちらの店の「つけめん」のつけダレは濃厚で豚骨と魚介の風味がたっぷりで、ライスを入れて「おじや」にしたら、美味しかったかもしれないな…

一人で作業しているし、時間がかかるだろうと思っていたのに意外に早く、6分ほどで「特製つけめん」ができてきた…

おがた家-4


最後の盛り付けと水洗いの時間を差し引くと、麺の茹で時間は5分程度ということになる。

そう言えば、タイマーが鳴る前に麺を引き上げ、水切りしているところでタイマーが鳴り始めたら…
タイマーのセットは5分30秒というところかな。

その割りには麺は太い!
見た目からは切り歯14番を使った麺とみた。

やや縮れの入った太麺からは小麦の風味は感じられない…

ほんのわずかだけど、薬品臭さのある麺は製麺所の麺とわかる…

食べると、グチュっと潰れる感じの食感の多加水麺…

別に不味くはないけど、美味くもない。

つけダレにつけていただく…

これは、豚骨と煮干、鰹節の出汁ががよく出ている!
これは美味しい!

大御所は、「つけめん」ではなく、「中華そば」だったけど、同じ足立区の西新井にある「中華そば 椿」との比較をモブログに書いていた…
http://ameblo.jp/oosaki-tora3/entry-10093686318.html

わたしは、「つけめん」の味は似ていると思った!

ただし、こちらの方が豚骨は控えめで魚介が強い!

しかし、わたしの好みからするとこっちだな!

つけダレはかなり気に入った!

具も皆よかった!

味玉はただの硬茹での茹で玉子に見えたので、期待していなかったけど、これが意外にいけた!

例えるなら、「おでん屋」で食べる煮玉子のようで…
外の白身から中の黄身まで薄味に味付けられたタレが染み染み!
見た目は悪かったけど、美味しかった!

角煮のようなチャーシューは、「中華そば 椿」そっくり!
で、見た目だけでなく、味もそっくり!
でも、だから、美味しい!
しかも、ゴロゴロとした大きめの肉の塊が3個入っていて…
「中華そば 椿」の2号店である池袋の「つけ麺 椿」でも感じたことだけど…
これだけでも「特製」は、じゅうぶん得な気がした。

さらに、こちらでは、これに韓国海苔が3枚入る。
メンマも増量されている。

この韓国海苔の塩加減がよくて、麺といっしょに食べるとすごくよかった!
メンマの歯応えがいい…
このつけ麺は気に入った!
これで麺が「中華そば 椿」のように美味しかったら最高だったのに…

もしかしたら、今日食べた麺は製麺してから少し時間がたっていたものを使用したのかもしれない…

製麺所の麺は日持ちするよう防腐剤等を使って1週間くらい持たせられる麺もあるからね…
これから、こちらが流行るようになればこの問題は解決できるとは思うけど…

スープ割りはポットに入って供される。

おがた家-5


このスープ割りには脱帽した!
割りスープだけを飲んだら、なんと贅沢にも「豚骨魚介」のブレンドスープが使われていた。
しかもポットにいっぱい…

他の店のブログでも書いたけど、多くの店では魚介系のスープ、あるいは鰹出汁を使ってスープ割りする。

動物系のスープを割りスープに使う店は少ない。

その最大の理由はコスト…
特に豚骨を使ったスープはコストが高いので、割りスープにまで使えないのが実態…

しかし、こちらでは惜し気もなく出してくれている…
もちろん、味も最高!
熱さを取り戻したスープは豚骨の旨味、鰹節の風味がよく感じられてメチャ美味しい!

これなら、きっと「中華そば」も美味しいに違いない!
また、来なくては…

最後におやじ店主に気になる質問をしてみた…

もちろんそれは「中華そば 椿」との関係!

おやじさんからの答えは…
「味は似ているけど、椿とうちは何も関係ないよ…」との回答…

わたしは「中華そば 椿」の名前は出さずに「西新井の店との関係は?」と聞いたのに…
店主の答えには店の名前が出てきたので…
本当に関係はないかもしれないけど、相当意識して作っていることだけは間違いないみたいだね。

おがた家-6


住所:東京都足立区足立4-13-16
電話:03-3898-4744
営業時間:11:00~23:00
定休日: 無休
アクセス: 東武伊勢崎線・五反野駅から徒歩10分。日光街道沿い。千住新橋北側

メニュー:中華そば…650円/特製中華そば…850円
つけめん(並200g・中盛300g)…750円/つけめん(大盛400g)…800円/特製つけめん(並200g・中盛300
g)…950円/特製つけめん(大盛400g)…1000円
餃子…350円/焼豚丼…250円


評価:特製つけめんstar_s45.gif

接客・サービスstar_s30.gif
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