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2011.07.21
烈志笑魚油 麺香房 三く
訪問日:2011年7月21日(木)

大阪・福島に7月15日に誕生した『烈志笑魚油 麺香房 三く』!
情報によると、東京の『麺屋 武蔵』出身の店主が開業した店だとか!?
しかし、訪問したブロガーのレポートや画像からは『麺屋 武蔵』らしさが感じられない…
そして、その店主は、和食経験のある人との情報もあって、余計にわからない…
そこで、今夜、訪問して、味も情報も自分で探ってみることにした!
夜の7時前にJR東西線の新福島駅近くにある店の前まで来たところ…
入口に、妙にデカくて目立つ暖簾が掛かっていた。
暖簾を潜って、店の中へと入っていくと…
「いらっしゃいませ!」
店内に響く大声の挨拶!
確かにこの挨拶は、『麺屋 武蔵』らしいといえばらしい!
ラーメン店らしからぬ、シックで落ち着いた雰囲気の内装の店。
L字型に配されたカウンター席はゆったりとしているし、厨房も広い!
ホールに1人!
厨房に2人のスタッフが配されている。
厨房のスタッフの1人から…
「食券制になっております。」
「あちらで、食券をお求めください。」
示す方向を見ると、入口を入って、すぐ左の位置に券売機があって、すぐ機械の隣にはホールスタッフが付いていた。

「こちらのかけと書かれたものがラーメンになります。」
「つけ麺は2種類ありまして、こちらが、茹で時間に15分掛かります、うどんのように太い全粒粉麺になります。」
「そして、こちらが道産麺と言いまして、つるりと喉越しのいい麺です。」
「つけ麺でしたら、こちらの道産麺がおすすめです!」
そう説明があって、かえって悩んでしまった。
というのも、皆、「かけ」か「つけ麺 全粒粉麺」ばかりで、「つけ麺 道産麺」のレポートがなかったから、「つけ麺 道産麺」を食べようと思っていた。
しかし、茹で時間に15分を要する麺などという説明を聞いてしまっては…
やはり、食べてみたくなる♪
「つけ麺 全粒粉」の食券を買うと…
カウンター席の1つの椅子が引かれて…
「こちらにどうぞ!」
食券を渡して、席に座ると…
ホール担当のスタッフから厨房に注文が告げられる。
すると、厨房の背の高い方のスタッフからもう一人のスタッフに…
「部長、こちらのお客さまには15分もお待ちいただくんだから、何かお出しして!」
そう指示があって、先のホール担当者が持ってきてくれたのは、角煮が入ったお椀!
長芋のすり卸しと色とりどりのパプリカが上に載る。

角煮は箸で切れるほどのやわらかさ。
食べると、甘辛い味付けで、味は濃くはない。
中華風ではなく、和風味の角煮で、すり卸した長芋がさっぱりと食べさせてくれる!
でも、これ!
ラーメン店が作った角煮ではないね!
これは、和食の職人が作ったもの!
「美味しくいただけました。」
背の高い厨房スタッフにそうお礼を告げると…
「夜だけのサービスです。」
「店長に言っていただければ、次回も何かお出しできると思いますよ。」
「ただ、何もないときもありますので、ご了承ください。」
こう話していたのは、後でわかったことだけど、某飲食関係の会社の専務さんで、自身も和食の料理人の方だった。
もう一人、厨房にいて、部長と呼ばれた方も和食の料理人!
そして、ホールの方が店長!
この店長さん!
伊藤さんという方で、専務によると、若いのに優秀な和食の料理人だという。
そして、この伊藤店長と部長が東京に派遣されて、『麺屋 武蔵』の新宿本店と、吉祥寺にある『麺屋 武蔵 虎洞』でラーメン修業をしてきたんだそうだ。
部長はいう…
「長い間、和食をやっていて、ラーメンなんて、簡単だろうと思ってました。」
「しかし、たかがラーメン!されどラーメンでした!」
専務がかわって話す。
「獣(けもの)のスープに鰹や煮干を放り込むなんて考えられない料理法ですからね…」
「お待たせしました!」
お椀の角煮をいただいて、お話しをさせてもらっているうちに、麺も茹で上がったようで、まず、蓋付きのつけダレが出されて、次に麺が出された。




麺は、粒粒の斑点のあって、一目で全粒粉が使われた麺だとわかる。
しかし、太くて幅広い麺だね!
切り歯8番だろうか!?
麺の匂いを嗅ぐと、いい小麦粉の香りがした。
食べると、もそっ、ごわっとした、やや粉っぽい変わった食感の麺!
でも、小麦粉のうま味がよく感じられて、とてもいい♪
ただ、この食感は…
特に、うどん文化の大阪で受け入れられるのかは、やや疑問?
「こんな麺、大阪にはないでしょう!?」
「僕が気に入って、2人の反対を押し切って使うことにしたんです。」
確かに、専務お気に入りの麺は大阪ではお目にかかったことがない!
これは、話の種でも、一度は食べてみる価値ありだと思う!
アツアツのつけダレに麺をつけて食べると、鰹の風味が香る魚介風味の強いつけダレで、しかし、豚骨、鶏ガラ、モミジの動物系出汁もしっかり出ていて、これは文句なく美味しい♪
そして、つけダレの中には、濃厚豚骨魚介のつけ麺の具としては珍しい蓮根が入っていて、さらには…
最後にサプライズ!
「酸っぱい!」!
何と、梅干しが器の底に隠れていた!
でも、これも悪くない!
和食の料理人らしい仕掛けも楽しめたし!
〆のスープ割りも美味しくいただけたし!
これは、なかなか楽しい店ができた!
食べ終わると、専務から声が掛かった…
「今度はぜひ、かけを食べてください。」
専務によると、この「かけ」は…
「神田まつや」、「かんだやぶそば」といった超一流そば店の「かけそば」を意識して作ったそうで、厳選したこだわりの鰹節を使用しているという…




そんなことを聞かされたら、また近いうちに食べに来ないわけにはいかないでしょう♪
ご馳走さまでした。


メニュー:かけ(並)…780円/かけ(大盛り)…980円/つけ全粒粉(並)…800円/つけ全粒粉(大盛り)…1000円/つけ道産(並)…800円/つけ道産(大盛り)…1000円
好み度:つけ全粒粉
接客・サービス
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大阪・福島に7月15日に誕生した『烈志笑魚油 麺香房 三く』!
情報によると、東京の『麺屋 武蔵』出身の店主が開業した店だとか!?
しかし、訪問したブロガーのレポートや画像からは『麺屋 武蔵』らしさが感じられない…
そして、その店主は、和食経験のある人との情報もあって、余計にわからない…
そこで、今夜、訪問して、味も情報も自分で探ってみることにした!
夜の7時前にJR東西線の新福島駅近くにある店の前まで来たところ…
入口に、妙にデカくて目立つ暖簾が掛かっていた。
暖簾を潜って、店の中へと入っていくと…
「いらっしゃいませ!」
店内に響く大声の挨拶!
確かにこの挨拶は、『麺屋 武蔵』らしいといえばらしい!
ラーメン店らしからぬ、シックで落ち着いた雰囲気の内装の店。
L字型に配されたカウンター席はゆったりとしているし、厨房も広い!
ホールに1人!
厨房に2人のスタッフが配されている。
厨房のスタッフの1人から…
「食券制になっております。」
「あちらで、食券をお求めください。」
示す方向を見ると、入口を入って、すぐ左の位置に券売機があって、すぐ機械の隣にはホールスタッフが付いていた。

「こちらのかけと書かれたものがラーメンになります。」
「つけ麺は2種類ありまして、こちらが、茹で時間に15分掛かります、うどんのように太い全粒粉麺になります。」
「そして、こちらが道産麺と言いまして、つるりと喉越しのいい麺です。」
「つけ麺でしたら、こちらの道産麺がおすすめです!」
そう説明があって、かえって悩んでしまった。
というのも、皆、「かけ」か「つけ麺 全粒粉麺」ばかりで、「つけ麺 道産麺」のレポートがなかったから、「つけ麺 道産麺」を食べようと思っていた。
しかし、茹で時間に15分を要する麺などという説明を聞いてしまっては…
やはり、食べてみたくなる♪
「つけ麺 全粒粉」の食券を買うと…
カウンター席の1つの椅子が引かれて…
「こちらにどうぞ!」
食券を渡して、席に座ると…
ホール担当のスタッフから厨房に注文が告げられる。
すると、厨房の背の高い方のスタッフからもう一人のスタッフに…
「部長、こちらのお客さまには15分もお待ちいただくんだから、何かお出しして!」
そう指示があって、先のホール担当者が持ってきてくれたのは、角煮が入ったお椀!
長芋のすり卸しと色とりどりのパプリカが上に載る。

角煮は箸で切れるほどのやわらかさ。
食べると、甘辛い味付けで、味は濃くはない。
中華風ではなく、和風味の角煮で、すり卸した長芋がさっぱりと食べさせてくれる!
でも、これ!
ラーメン店が作った角煮ではないね!
これは、和食の職人が作ったもの!
「美味しくいただけました。」
背の高い厨房スタッフにそうお礼を告げると…
「夜だけのサービスです。」
「店長に言っていただければ、次回も何かお出しできると思いますよ。」
「ただ、何もないときもありますので、ご了承ください。」
こう話していたのは、後でわかったことだけど、某飲食関係の会社の専務さんで、自身も和食の料理人の方だった。
もう一人、厨房にいて、部長と呼ばれた方も和食の料理人!
そして、ホールの方が店長!
この店長さん!
伊藤さんという方で、専務によると、若いのに優秀な和食の料理人だという。
そして、この伊藤店長と部長が東京に派遣されて、『麺屋 武蔵』の新宿本店と、吉祥寺にある『麺屋 武蔵 虎洞』でラーメン修業をしてきたんだそうだ。
部長はいう…
「長い間、和食をやっていて、ラーメンなんて、簡単だろうと思ってました。」
「しかし、たかがラーメン!されどラーメンでした!」
専務がかわって話す。
「獣(けもの)のスープに鰹や煮干を放り込むなんて考えられない料理法ですからね…」
「お待たせしました!」
お椀の角煮をいただいて、お話しをさせてもらっているうちに、麺も茹で上がったようで、まず、蓋付きのつけダレが出されて、次に麺が出された。




麺は、粒粒の斑点のあって、一目で全粒粉が使われた麺だとわかる。
しかし、太くて幅広い麺だね!
切り歯8番だろうか!?
麺の匂いを嗅ぐと、いい小麦粉の香りがした。
食べると、もそっ、ごわっとした、やや粉っぽい変わった食感の麺!
でも、小麦粉のうま味がよく感じられて、とてもいい♪
ただ、この食感は…
特に、うどん文化の大阪で受け入れられるのかは、やや疑問?
「こんな麺、大阪にはないでしょう!?」
「僕が気に入って、2人の反対を押し切って使うことにしたんです。」
確かに、専務お気に入りの麺は大阪ではお目にかかったことがない!
これは、話の種でも、一度は食べてみる価値ありだと思う!
アツアツのつけダレに麺をつけて食べると、鰹の風味が香る魚介風味の強いつけダレで、しかし、豚骨、鶏ガラ、モミジの動物系出汁もしっかり出ていて、これは文句なく美味しい♪
そして、つけダレの中には、濃厚豚骨魚介のつけ麺の具としては珍しい蓮根が入っていて、さらには…
最後にサプライズ!
「酸っぱい!」!
何と、梅干しが器の底に隠れていた!
でも、これも悪くない!
和食の料理人らしい仕掛けも楽しめたし!
〆のスープ割りも美味しくいただけたし!
これは、なかなか楽しい店ができた!
食べ終わると、専務から声が掛かった…
「今度はぜひ、かけを食べてください。」
専務によると、この「かけ」は…
「神田まつや」、「かんだやぶそば」といった超一流そば店の「かけそば」を意識して作ったそうで、厳選したこだわりの鰹節を使用しているという…




そんなことを聞かされたら、また近いうちに食べに来ないわけにはいかないでしょう♪
ご馳走さまでした。


メニュー:かけ(並)…780円/かけ(大盛り)…980円/つけ全粒粉(並)…800円/つけ全粒粉(大盛り)…1000円/つけ道産(並)…800円/つけ道産(大盛り)…1000円
好み度:つけ全粒粉

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ramen151e
> おやぶんさん
コメントありがとうございます。
> こちらのつけ麺は気になりますねー。
こちらの全粒粉麺は、好き嫌いが出そうな食感の麺ですけど、こんな麺、他店では食べられません!
ぜひ、1度、お試しになってみてください!
> 福島はいろんなラーメン店が増えて
> めっちゃ熱いですね!
そうですね!
「ラーメン人生 JET」の一人勝ちの様相でしたけど…
「みつ星製麺所」ができて、「ラーメン JACKSON'S/麺屋 伏見商店」ができて…
さらに、こちらの店がオープンして、大激戦になりました。
食べる側にとっては嬉しいことかもしれませんけど…
シナジー効果でお客さんが増えてくれればいいんですけどね♪
コメントありがとうございます。
> こちらのつけ麺は気になりますねー。
こちらの全粒粉麺は、好き嫌いが出そうな食感の麺ですけど、こんな麺、他店では食べられません!
ぜひ、1度、お試しになってみてください!
> 福島はいろんなラーメン店が増えて
> めっちゃ熱いですね!
そうですね!
「ラーメン人生 JET」の一人勝ちの様相でしたけど…
「みつ星製麺所」ができて、「ラーメン JACKSON'S/麺屋 伏見商店」ができて…
さらに、こちらの店がオープンして、大激戦になりました。
食べる側にとっては嬉しいことかもしれませんけど…
シナジー効果でお客さんが増えてくれればいいんですけどね♪
正直言って旨いです。
しかし濃い。辛い。
詳しくは分からないけど上質、厳選された材料を使っていることは感じられる。
旨い。
しかし辛い。
威勢の佳いパフォーマンスが最高。
店員は観客の目を楽しめなきゃならない。
調理人であり役者でなきゃならない。
それをまっとうしている。
味良しパフォーマンス良し。
しかし濃い。
しかし濃い。辛い。
詳しくは分からないけど上質、厳選された材料を使っていることは感じられる。
旨い。
しかし辛い。
威勢の佳いパフォーマンスが最高。
店員は観客の目を楽しめなきゃならない。
調理人であり役者でなきゃならない。
それをまっとうしている。
味良しパフォーマンス良し。
しかし濃い。
2011/08/14 Sun 17:11 URL [ Edit ]
美味しいです。
知人に連れられ伺いましたが旨いです。
コッテリがチヤホヤされる時代にサラリでこれほど旨いと思える店は他にないでしょう。
店員の方々の志気も高く真っ直ぐです。
恐らく和食の達人が研究して造った作品的ラーメンだと思います。
好む年齢層は、ご高齢者と低年齢層。
二十歳前後の方には少し物足りないかも知りませんが、少なくとも美味しいと感じる筈です。
一言で言うと、【超高級ラーメン店】だと思います。ただ何も敷居が高いわけではありません。
店員さんは3名いらっしゃいますが、3名が意見一致の味でしょうか?
少し譲り合いの感じがします。
しかしこの味、他店では味わえません。
知人に連れられ伺いましたが旨いです。
コッテリがチヤホヤされる時代にサラリでこれほど旨いと思える店は他にないでしょう。
店員の方々の志気も高く真っ直ぐです。
恐らく和食の達人が研究して造った作品的ラーメンだと思います。
好む年齢層は、ご高齢者と低年齢層。
二十歳前後の方には少し物足りないかも知りませんが、少なくとも美味しいと感じる筈です。
一言で言うと、【超高級ラーメン店】だと思います。ただ何も敷居が高いわけではありません。
店員さんは3名いらっしゃいますが、3名が意見一致の味でしょうか?
少し譲り合いの感じがします。
しかしこの味、他店では味わえません。
2011/08/20 Sat 06:10 URL [ Edit ]
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