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2006.08.07
渡なべ
訪問日:2006年8月7日

8月の7杯目は、東京・高田馬場にある「渡なべ」の「つけめん」!
初訪問の「渡なべ」。
ラーメンプロデューサーの渡辺樹庵さんが自らの店をプロデュースした最初の店。
こだわりは、ラーメン本体はもちろん、店舗の内外装、雰囲気づくりにも及ぶ。
魚出汁の強いラーメンとして必ず名前が上がる店!
果たして噂通りのラーメンなんだろうか!?
訪れたのは16時56分。
ここは、通しで営業しているのをガイドブックでみて、あらかじめ知っていたので…
有名店でもこの時間なら空いているんじゃないかなと思って来た…
瀟洒な外観の高級和食店のような店構え…
店の前には「渡なべ」の店名が書かれたプレートだけ…
店の上の方に掲げられた「らーめん」の小さな看板が無ければ、とてもここがラーメン屋には見えない!
中は暗く、店の様子が外からは窺い知ることができない…
ここの店を知らないフリのお客さんは入りにくいだろうな…
店に入ると、中は真っ暗!
モダンジャズが流れ、店員さんが一人静かに「いらっしゃいませ!」と挨拶。
入口を入ったすぐ右にある券売機でチケットを買うシステム…
最初は、雑誌でも話題になっていた「らーめん」にしようかと思っていたけど、もう17時近いというのにこう暑い気候だと…
さすがに温かいラーメンゎ躊躇われる…
結局、悩んだ末に「つけめん」に決め…
味付け玉子入りの「味玉つけめん…900円」のチケットを買い求めた。

店内には、私1人。
他にお客さんはいない…
カウンターだけの席の入口から2番目の席に腰を下ろし、店員さんにチケットを渡す。
「つけめんだと、麺を茹でるのに少々お時間いただきます。」と言う店員さんに、「この時間だと、お客さん少ないんですね…」と問い掛けると…
「この時間は、少ないですね。でも、今は、美味しいラーメン屋さんがいっぱいできたし、以前のようなラーメンブームでもありませんから、行列するまでの店は少なくなってます。」
「このへんで行列してるのは、べんてんさんくらいじゃないですか!?」と答えがかえってきた。
「そうですね。高田馬場では、べんてんさんにしか来たことがないんですけど、いつも行列してますよね。」
「今日、川越の頑者に14時に行ったんですけど、行列ができてました。!?」と話すと…
「結構、いろんなところ行かれてるみたいですね!」
「六坊はご存じですか!?」
「行ったことはないんですけど、こちらと同じ経営で、近くにあるんですよね!?」
「そうなんです。すぐそこの明治通りの交差点の先、えぞ菊さんと天下一品さんがある早稲田通り沿いの向かいにあります。」
「製麺機があって、製麺するところが外から見えるので、ラーメンが好きな方がよくご覧になっています!」
「うちのは、鰹が強いスープですけど、六坊は、和風の煮干しと大蒜を使ったスープで、鶏油や豚の背脂も入った他にはない味です!」
なんかやたらに「六坊」のことをPRするな…
「いつもは、六坊で仕事されてるんですか!?」と聞いてみると…
「いや、私は、開店して1ヵ月目から、ここの責任者をやらせていただいてます。」
だそう…
それは失礼しました…

そんな会話を交わしているうちに、ちょうど、「つけめん」ができたようだ…

暗いのでよくわかりにくいけど、濃そうなつけダレだな…
ゴロゴロと大きな具が入っている!
麺は、氷でしめられて出され、硬く、ツルツルシコシコ!
わたし好みの食感!
この麺は、「六坊」で作った自家製麺なんだそう!
ちなみに、「らーめん」の麺は、製麺所から入れてるそうなんだけど、自家製麺のメリットは、まず、コストが抑えられること!
そして、カンスイ等変えて自由にアレンジできることだと言う!
まだ、「頑者」で「つけめん」を食べて2時間余りなのに、260gある麺がスルリと入っていく!
つけダレは超濃厚!
鰹出汁の風味が際立ち、魚出汁か確かに強いけど、豚骨の動物系も強い!
そこのところを聞いてみると…
「豚骨を乳化するまで煮込み、大量の鰹節と鯖節で仕上げているので、確かに鰹は強めですけど、おっしゃる通り、豚も強くて濃厚てす。」
なるほど!
具のメンマも、太く大きい!
存在感のある大きさ!
「社長のこだわりで、メンマを脇役にしたくない…」
この渡辺寿庵さんの考えが、この縦横に大きなメンマを誕生させたようです!
出来上がりまで、なんと一週間を費やすというこのメンマ!
ただでかいだけじゃなく、味も食感もいいのがすばらしい…
チャーシューは、豚の角煮のように大振りに角切りされたもの!
やまらかいし、豚バラの脂身の美味しさが感じられる!
最初は、細切りにしていたそうなんだけど、豚バラを使っているので、お肉と脂身が分かれてしまうので…
この形になったんだそう!
あと、味玉は、本当に最高!
箸で2つ割りにすると、黄身は、緩くも硬くもない…
最高の状態で仕上がっている!
特にいいのが、白身!
普通、白身の外側だけ味が染みているものが多いけど、こちらのは、中まで染みていて、それでいてしょっぱくもない…
味もとても美味しい!
この2日がかりで作るという味付け玉子は、特に絶対トッピングすべき!
おすすめです!
最後にしてもらったスープ割りは、最初、味が濃かったけど…
スープを足してもらったら、予想通りの鰹出汁の香るコクのあるスープになって、おいしくいただけた!
こだわりの一杯!
「つけめん」ファンなら、一度は食してみる価値あり!
美味しかった!

住所:東京都新宿区高田馬場2-1-4
電話:03-3209-5615
営業時間:11:00~19:00
定休日:無休
アクセス:東京メトロ東西線・高田馬場駅徒歩3分
JR線・高田馬場駅徒歩7分
早稲田通りを早稲田方面に進み、明治通り交差点の松屋の手前を左に曲がり、直ぐ
メニュー:らーめん…800円、味玉らーめん…900円、ちゃーしゅうめん…1100円、味玉ちゃーしゅうめん…1200円、つけめん…800円、味玉つけめん…900円、ちゃーしゅうつけめん…1100円、味玉ちゃーしゅうつけめん…1200円
評価:味玉つけめん…900円
接客・サービス

8月の7杯目は、東京・高田馬場にある「渡なべ」の「つけめん」!
初訪問の「渡なべ」。
ラーメンプロデューサーの渡辺樹庵さんが自らの店をプロデュースした最初の店。
こだわりは、ラーメン本体はもちろん、店舗の内外装、雰囲気づくりにも及ぶ。
魚出汁の強いラーメンとして必ず名前が上がる店!
果たして噂通りのラーメンなんだろうか!?
訪れたのは16時56分。
ここは、通しで営業しているのをガイドブックでみて、あらかじめ知っていたので…
有名店でもこの時間なら空いているんじゃないかなと思って来た…
瀟洒な外観の高級和食店のような店構え…
店の前には「渡なべ」の店名が書かれたプレートだけ…
店の上の方に掲げられた「らーめん」の小さな看板が無ければ、とてもここがラーメン屋には見えない!
中は暗く、店の様子が外からは窺い知ることができない…
ここの店を知らないフリのお客さんは入りにくいだろうな…
店に入ると、中は真っ暗!
モダンジャズが流れ、店員さんが一人静かに「いらっしゃいませ!」と挨拶。
入口を入ったすぐ右にある券売機でチケットを買うシステム…
最初は、雑誌でも話題になっていた「らーめん」にしようかと思っていたけど、もう17時近いというのにこう暑い気候だと…
さすがに温かいラーメンゎ躊躇われる…
結局、悩んだ末に「つけめん」に決め…
味付け玉子入りの「味玉つけめん…900円」のチケットを買い求めた。

店内には、私1人。
他にお客さんはいない…
カウンターだけの席の入口から2番目の席に腰を下ろし、店員さんにチケットを渡す。
「つけめんだと、麺を茹でるのに少々お時間いただきます。」と言う店員さんに、「この時間だと、お客さん少ないんですね…」と問い掛けると…
「この時間は、少ないですね。でも、今は、美味しいラーメン屋さんがいっぱいできたし、以前のようなラーメンブームでもありませんから、行列するまでの店は少なくなってます。」
「このへんで行列してるのは、べんてんさんくらいじゃないですか!?」と答えがかえってきた。
「そうですね。高田馬場では、べんてんさんにしか来たことがないんですけど、いつも行列してますよね。」
「今日、川越の頑者に14時に行ったんですけど、行列ができてました。!?」と話すと…
「結構、いろんなところ行かれてるみたいですね!」
「六坊はご存じですか!?」
「行ったことはないんですけど、こちらと同じ経営で、近くにあるんですよね!?」
「そうなんです。すぐそこの明治通りの交差点の先、えぞ菊さんと天下一品さんがある早稲田通り沿いの向かいにあります。」
「製麺機があって、製麺するところが外から見えるので、ラーメンが好きな方がよくご覧になっています!」
「うちのは、鰹が強いスープですけど、六坊は、和風の煮干しと大蒜を使ったスープで、鶏油や豚の背脂も入った他にはない味です!」
なんかやたらに「六坊」のことをPRするな…
「いつもは、六坊で仕事されてるんですか!?」と聞いてみると…
「いや、私は、開店して1ヵ月目から、ここの責任者をやらせていただいてます。」
だそう…
それは失礼しました…

そんな会話を交わしているうちに、ちょうど、「つけめん」ができたようだ…

暗いのでよくわかりにくいけど、濃そうなつけダレだな…
ゴロゴロと大きな具が入っている!
麺は、氷でしめられて出され、硬く、ツルツルシコシコ!
わたし好みの食感!
この麺は、「六坊」で作った自家製麺なんだそう!
ちなみに、「らーめん」の麺は、製麺所から入れてるそうなんだけど、自家製麺のメリットは、まず、コストが抑えられること!
そして、カンスイ等変えて自由にアレンジできることだと言う!
まだ、「頑者」で「つけめん」を食べて2時間余りなのに、260gある麺がスルリと入っていく!
つけダレは超濃厚!
鰹出汁の風味が際立ち、魚出汁か確かに強いけど、豚骨の動物系も強い!
そこのところを聞いてみると…
「豚骨を乳化するまで煮込み、大量の鰹節と鯖節で仕上げているので、確かに鰹は強めですけど、おっしゃる通り、豚も強くて濃厚てす。」
なるほど!
具のメンマも、太く大きい!
存在感のある大きさ!
「社長のこだわりで、メンマを脇役にしたくない…」
この渡辺寿庵さんの考えが、この縦横に大きなメンマを誕生させたようです!
出来上がりまで、なんと一週間を費やすというこのメンマ!
ただでかいだけじゃなく、味も食感もいいのがすばらしい…
チャーシューは、豚の角煮のように大振りに角切りされたもの!
やまらかいし、豚バラの脂身の美味しさが感じられる!
最初は、細切りにしていたそうなんだけど、豚バラを使っているので、お肉と脂身が分かれてしまうので…
この形になったんだそう!
あと、味玉は、本当に最高!
箸で2つ割りにすると、黄身は、緩くも硬くもない…
最高の状態で仕上がっている!
特にいいのが、白身!
普通、白身の外側だけ味が染みているものが多いけど、こちらのは、中まで染みていて、それでいてしょっぱくもない…
味もとても美味しい!
この2日がかりで作るという味付け玉子は、特に絶対トッピングすべき!
おすすめです!
最後にしてもらったスープ割りは、最初、味が濃かったけど…
スープを足してもらったら、予想通りの鰹出汁の香るコクのあるスープになって、おいしくいただけた!
こだわりの一杯!
「つけめん」ファンなら、一度は食してみる価値あり!
美味しかった!

住所:東京都新宿区高田馬場2-1-4
電話:03-3209-5615
営業時間:11:00~19:00
定休日:無休
アクセス:東京メトロ東西線・高田馬場駅徒歩3分
JR線・高田馬場駅徒歩7分
早稲田通りを早稲田方面に進み、明治通り交差点の松屋の手前を左に曲がり、直ぐ
メニュー:らーめん…800円、味玉らーめん…900円、ちゃーしゅうめん…1100円、味玉ちゃーしゅうめん…1200円、つけめん…800円、味玉つけめん…900円、ちゃーしゅうつけめん…1100円、味玉ちゃーしゅうつけめん…1200円
評価:味玉つけめん…900円

接客・サービス

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