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2010.06.02
麺屋 彩香
訪問日:2010年6月2日(水)

今、ネットで話題の新店「麺屋 彩香」!
「ラァメン家 69'N'ROLL ONE 」の嶋崎店主に手ほどきを受けた店主が開店させた店なんだそう!
既に店は、4月28日、西東京市の保谷にひっそりとオープンしていた。
しかし、この店の存在を私が知ったのは昨日のこと…
この同じ大安の日にオープンした他店の情報は知っていたのに…
何故かこの店の情報だけは全く入ってこなかった…
「69'N'ROLL ONE 」の嶋崎店主縁(ゆかり)の店と言えば、「月島ロック」がある。
オープン時には、嶋崎店主も…
そして、同じ「佐野JAPAN」メンバーの紅一点♪
「胡心房」野津店主とともに手伝いに来ていて…
かなり期待して訪れたのに…
それほどのものではなかったかな…
茨城県・つくばみらい市にオープンした「麺屋 みらい 69' (めんやみらいろっくん)」!
こちらの店の店主も嶋崎店主の教えを受けて、この地で再出発を果たした…
こちらは、味はよかった!
しかし、「69'N'ROLL ONE」の味とは全くの別物…
では、さて、こちら「麺屋 彩香」はどうなのか!?
3度目の正直か?
それとも、2度あることは3度あるか?
西武池袋線の保谷駅。
駅前に「永福町大勝軒」系の「保谷大勝軒」がある以外は、美味しいラーメン店を知らない…
そんな、ラーメン不毛地帯の保谷…
この駅で下車して、地図を頼りに店が入居しているビルの前まで来たところ、入口には店の看板もなく、あるのは「らーめん」とだけ書かれた安っぽい幟が1本立っているだけ…

スナックの看板ばかりで、果たして、こんなところに店はあるんだろうか!?
疑心暗鬼で、ビルの入口を入っていくと…
暗いビルの1階の奥に店の看板が見えた。

ガラガラガラ♪
和風の小料理屋さんっぽい佇まいの店の引戸を引いて、中へ入っていくと…
まだ、11時半前だというのに先客は4人。
1人はラーメンを食べていて、3人がラーメンができるのを待っていた。
まず、券売機で食券を買う!
メニューは、「醤油」と「塩」のラーメンに、味玉をトッピングしたもの。
それに、「ごはん」と「ミニチャーシュー飯」があるだけ…

しかし、「塩」のボタンには売切ランプが点灯していたので、ラーメンは「醤油」1本ということになる。
ノーマルな「醤油」のボタンを押して、厨房に1人いた店主に渡す。
店主は、先の3人のお客さんのラーメン作りをしていた。
麺をビニール袋から出す。そして、ステンレスのトレーの上に3玉並べる。

スープを寸胴から雪平鍋に移して、ガスに掛けていく。
そうして、ラーメン丼の中へ、ステンレスのボールに入った、黄色くて透明な鶏油、そして醤油ダレの順に入れていって…
あとで、スープを注ぎ入れ、麺を入れた後に、さらにまた鶏油を入れていたけど…
これはまさに「69'N'ROLL ONE」!
麺は、揉まれてテボの中に…
スープが温まると、丁寧に、慎重にスープを注いで…
茹で上がった麺は、テボを前後に動かす、あのロックな湯切りで…
ラーメンを作る手順は、あの湯切りパフォーマンスまで含めて、まるで嶋崎店主
のコピー!
盛り付けも、「69'N'ROLL ONE」の「2号ラーメン」のような仕上がり!
これが、先の3人のお客さんに出されて、同じ手順で私の「醤油」ラーメンも作られ出された。


何ともいい醤油の香り!
あとで店主に確かめたところ、「69'N'ROLL ONE」と同じ「岡直三郎商店」の生醤油を使っているとのこと。
スープをいただくと…
これが最高♪
「ここで、2号ラーメンが食べられるとは思いませんでした!」
そう話しかけると…
にゃっと笑う店主!
比内地鶏だけを使った、全く臭みのない旨味だけのスープ!
でも、比内地鶏ばかり集めるのは大変なんじゃないのかな?
そう思って聞いてみたところ…
「比内地鶏を使うのは丸鶏だけてすね…」
「ガラは名古屋コーチンを使っています。」
「でも、コーチンは癖が強すぎて、全部コーチンでスープを作ったら飲めませんでした…」
「それで、今、ガラだけは奥久慈の地鶏に変えようと思ってるんですよ。」
そんな話をしてくれた。
鶏だけで出汁をとるなら、地鶏とブロイラーでは、大きな差が出てしまう。
もちろん、ブロイラーでも、冷凍のガラを使うか、生ガラを使うかでもだいぶ違う…
コストは張るけど、地鶏を使えばそれだけ美味しいスープは作れる。
比内地鶏を使えばなおさらだ。
しかし、それだけでは、こんなに旨味いっぱいのスープをつくることはできない。
これだけの美味しいスープが作れるのは、嶋崎店主の教えもあるのかもしれないけど、こちらの店主の力量によるところが大きい!
鶏油を最後に回し掛けたことによって、スープにコクを与えていて、奥深い味わいになっていたし…
このスープはすごい!
そして、この旨味があってコクのあるスープに絡む麺は、やはり「69'N'ROLL ONE 」でも使っている「中根製麺」のものだった。
当初は、「三河屋製麺」のものを使っていたそうだけど変えたそうで…
これは、美味しくないわけがないけど…
ただ、前に、「69'N'ROLL ONE」で食べたものに比べると落ちる気がしたな…
麺自体の問題か、保存状態の問題かはわからなかったけど…
さらに…
「昨日から、丼もこれから、これに変えました。」
そう言いながら見せてくれた新旧のラーメン丼。
一つは、従来使っていた、すり鉢型の口が小さくて背の高い「ちゃぶ屋」型の丼。
これは、開業にあたって、お兄さんからプレゼントされたものなんだそうだけど…
「69'N'ROLL ONE」で使っている同じ丼を使いたくて、昨日からチェンジしたと語ってくれた。
ただし、一ヶ所だけ「69'N'ROLL ONE」と違いがある。
「69'N'ROLL ONE」ファンならすぐにわかるとは思うけど…
巻きバラ肉のチャーシューは、よくも悪くも「69'N'ROLL ONE」といっしょ!
穂先メンマを使うのもいっしょ…
これだけ意識してロックしているなら…
「ラァメン家 69'N' ROLL ONE」の2号店を名乗るか…
せめて、屋号に「69」の文字を使った方が、わかりやすいし、いいような気がしたけど…
「3号ラーメンの完成はいつごろですか?」
帰り掛けに店主に聞いてみたところ…
「今月中にはどうにかしたいんですけど…」という答えが返ってきたけど…
「塩」ラーメンの提供までには、もう少し、時間がかかりそう…
PS バーナーがあったので、てっきりチャーシューを炙って出すのかと思ったら、厚めに切られたチャーシューは、そのままラーメン丼に載せられた。
しかし、なぜか、最初、切り損なったのかのように見えた薄切りのチャーシューにバーナーの火がをあてられて…
そのチャーシューはご飯の上に載せられ、その上から、醤油ダレがかけられ、最後に白髪ネギが載せられてお客さんに出されたんだけど…
このバーナーは、「ミニチャーシュー飯」用のチャーシューに使うためのものだったんだね…




住所:東京都西東京市東町3-11-2 グランドハイム保谷1F
電話:042-439-3328
営業時間:(平日)11:00~14:30/17:00~20:30
(土・日・祝)11:00~16:30 ※スープ終了時閉店
定休日:月曜日
アクセス:西武池袋線・保谷駅から徒歩5分
メニュー:醤油…680円/味玉醤油…780円
ごはん…100円/ミニチャーシュー飯…250円
好み度:醤油
接客・サービス
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今、ネットで話題の新店「麺屋 彩香」!
「ラァメン家 69'N'ROLL ONE 」の嶋崎店主に手ほどきを受けた店主が開店させた店なんだそう!
既に店は、4月28日、西東京市の保谷にひっそりとオープンしていた。
しかし、この店の存在を私が知ったのは昨日のこと…
この同じ大安の日にオープンした他店の情報は知っていたのに…
何故かこの店の情報だけは全く入ってこなかった…
「69'N'ROLL ONE 」の嶋崎店主縁(ゆかり)の店と言えば、「月島ロック」がある。
オープン時には、嶋崎店主も…
そして、同じ「佐野JAPAN」メンバーの紅一点♪
「胡心房」野津店主とともに手伝いに来ていて…
かなり期待して訪れたのに…
それほどのものではなかったかな…
茨城県・つくばみらい市にオープンした「麺屋 みらい 69' (めんやみらいろっくん)」!
こちらの店の店主も嶋崎店主の教えを受けて、この地で再出発を果たした…
こちらは、味はよかった!
しかし、「69'N'ROLL ONE」の味とは全くの別物…
では、さて、こちら「麺屋 彩香」はどうなのか!?
3度目の正直か?
それとも、2度あることは3度あるか?
西武池袋線の保谷駅。
駅前に「永福町大勝軒」系の「保谷大勝軒」がある以外は、美味しいラーメン店を知らない…
そんな、ラーメン不毛地帯の保谷…
この駅で下車して、地図を頼りに店が入居しているビルの前まで来たところ、入口には店の看板もなく、あるのは「らーめん」とだけ書かれた安っぽい幟が1本立っているだけ…

スナックの看板ばかりで、果たして、こんなところに店はあるんだろうか!?
疑心暗鬼で、ビルの入口を入っていくと…
暗いビルの1階の奥に店の看板が見えた。

ガラガラガラ♪
和風の小料理屋さんっぽい佇まいの店の引戸を引いて、中へ入っていくと…
まだ、11時半前だというのに先客は4人。
1人はラーメンを食べていて、3人がラーメンができるのを待っていた。
まず、券売機で食券を買う!
メニューは、「醤油」と「塩」のラーメンに、味玉をトッピングしたもの。
それに、「ごはん」と「ミニチャーシュー飯」があるだけ…

しかし、「塩」のボタンには売切ランプが点灯していたので、ラーメンは「醤油」1本ということになる。
ノーマルな「醤油」のボタンを押して、厨房に1人いた店主に渡す。
店主は、先の3人のお客さんのラーメン作りをしていた。
麺をビニール袋から出す。そして、ステンレスのトレーの上に3玉並べる。

スープを寸胴から雪平鍋に移して、ガスに掛けていく。
そうして、ラーメン丼の中へ、ステンレスのボールに入った、黄色くて透明な鶏油、そして醤油ダレの順に入れていって…
あとで、スープを注ぎ入れ、麺を入れた後に、さらにまた鶏油を入れていたけど…
これはまさに「69'N'ROLL ONE」!
麺は、揉まれてテボの中に…
スープが温まると、丁寧に、慎重にスープを注いで…
茹で上がった麺は、テボを前後に動かす、あのロックな湯切りで…
ラーメンを作る手順は、あの湯切りパフォーマンスまで含めて、まるで嶋崎店主
のコピー!
盛り付けも、「69'N'ROLL ONE」の「2号ラーメン」のような仕上がり!
これが、先の3人のお客さんに出されて、同じ手順で私の「醤油」ラーメンも作られ出された。


何ともいい醤油の香り!
あとで店主に確かめたところ、「69'N'ROLL ONE」と同じ「岡直三郎商店」の生醤油を使っているとのこと。
スープをいただくと…
これが最高♪
「ここで、2号ラーメンが食べられるとは思いませんでした!」
そう話しかけると…
にゃっと笑う店主!
比内地鶏だけを使った、全く臭みのない旨味だけのスープ!
でも、比内地鶏ばかり集めるのは大変なんじゃないのかな?
そう思って聞いてみたところ…
「比内地鶏を使うのは丸鶏だけてすね…」
「ガラは名古屋コーチンを使っています。」
「でも、コーチンは癖が強すぎて、全部コーチンでスープを作ったら飲めませんでした…」
「それで、今、ガラだけは奥久慈の地鶏に変えようと思ってるんですよ。」
そんな話をしてくれた。
鶏だけで出汁をとるなら、地鶏とブロイラーでは、大きな差が出てしまう。
もちろん、ブロイラーでも、冷凍のガラを使うか、生ガラを使うかでもだいぶ違う…
コストは張るけど、地鶏を使えばそれだけ美味しいスープは作れる。
比内地鶏を使えばなおさらだ。
しかし、それだけでは、こんなに旨味いっぱいのスープをつくることはできない。
これだけの美味しいスープが作れるのは、嶋崎店主の教えもあるのかもしれないけど、こちらの店主の力量によるところが大きい!
鶏油を最後に回し掛けたことによって、スープにコクを与えていて、奥深い味わいになっていたし…
このスープはすごい!
そして、この旨味があってコクのあるスープに絡む麺は、やはり「69'N'ROLL ONE 」でも使っている「中根製麺」のものだった。
当初は、「三河屋製麺」のものを使っていたそうだけど変えたそうで…
これは、美味しくないわけがないけど…
ただ、前に、「69'N'ROLL ONE」で食べたものに比べると落ちる気がしたな…
麺自体の問題か、保存状態の問題かはわからなかったけど…
さらに…
「昨日から、丼もこれから、これに変えました。」
そう言いながら見せてくれた新旧のラーメン丼。
一つは、従来使っていた、すり鉢型の口が小さくて背の高い「ちゃぶ屋」型の丼。
これは、開業にあたって、お兄さんからプレゼントされたものなんだそうだけど…
「69'N'ROLL ONE」で使っている同じ丼を使いたくて、昨日からチェンジしたと語ってくれた。
ただし、一ヶ所だけ「69'N'ROLL ONE」と違いがある。
「69'N'ROLL ONE」ファンならすぐにわかるとは思うけど…
巻きバラ肉のチャーシューは、よくも悪くも「69'N'ROLL ONE」といっしょ!
穂先メンマを使うのもいっしょ…
これだけ意識してロックしているなら…
「ラァメン家 69'N' ROLL ONE」の2号店を名乗るか…
せめて、屋号に「69」の文字を使った方が、わかりやすいし、いいような気がしたけど…
「3号ラーメンの完成はいつごろですか?」
帰り掛けに店主に聞いてみたところ…
「今月中にはどうにかしたいんですけど…」という答えが返ってきたけど…
「塩」ラーメンの提供までには、もう少し、時間がかかりそう…
PS バーナーがあったので、てっきりチャーシューを炙って出すのかと思ったら、厚めに切られたチャーシューは、そのままラーメン丼に載せられた。
しかし、なぜか、最初、切り損なったのかのように見えた薄切りのチャーシューにバーナーの火がをあてられて…
そのチャーシューはご飯の上に載せられ、その上から、醤油ダレがかけられ、最後に白髪ネギが載せられてお客さんに出されたんだけど…
このバーナーは、「ミニチャーシュー飯」用のチャーシューに使うためのものだったんだね…




住所:東京都西東京市東町3-11-2 グランドハイム保谷1F
電話:042-439-3328
営業時間:(平日)11:00~14:30/17:00~20:30
(土・日・祝)11:00~16:30 ※スープ終了時閉店
定休日:月曜日
アクセス:西武池袋線・保谷駅から徒歩5分
メニュー:醤油…680円/味玉醤油…780円
ごはん…100円/ミニチャーシュー飯…250円
好み度:醤油

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ご近所
69の嶋崎氏は弟子はとってないですよね?
ロックンロックンって騒ぎすぎではないか
しら???
同じ日にロックンと彩香と食べ比べましたけ
ど、全く別物と感じましたが。。。
名店中の名店とも言えるロックンと比べるの
はコクなお話ではありますが、「彩香」と
して主張できるレベルに達して欲しいです
ね!!!
ロックンロックンって騒ぎすぎではないか
しら???
同じ日にロックンと彩香と食べ比べましたけ
ど、全く別物と感じましたが。。。
名店中の名店とも言えるロックンと比べるの
はコクなお話ではありますが、「彩香」と
して主張できるレベルに達して欲しいです
ね!!!
2010/06/07 Mon 18:43 URL [ Edit ]
ramen151e
スープ切れですか…
それは残念…
でも、ぜひ、大豆さんの舌で確かめてみてください。
なかなかレベルの高いスープだと思います。
コメントありがとうございます。
それは残念…
でも、ぜひ、大豆さんの舌で確かめてみてください。
なかなかレベルの高いスープだと思います。
コメントありがとうございます。
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