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2010.04.13
北狼
訪問日:2010年4月13日(火)

東京メトロ副都心線ができて、ぐんと便利になった西早稲田界隈!
この地下鉄の駅の1番出口を出た明治通り沿いは、ラーメン店が多数、軒を並べる激戦区!
そのラーメン店の中で、ライバル店同士の「北狼」と「麺屋 宗 高田馬場店」の2店がコラボしてラーメンを作っているという情報をキャッチ!

何でも、「麺屋 宗」の塩ダレを使った塩ラーメンを「北狼」が出して…
「北狼」の味噌を使った味噌ラーメンを「麺屋 宗」で出すというコラボだそうで…
それぞれの商品名が…
「柳」!
「ゲゲゲの北狼(きたろう)」!
だそう…
「麺屋 宗 高田馬場店」の限定は、18時から10食のみというハードルの高さだったこともあって、こちら、「北狼」の「柳」から攻めることにした。
しかし、「柳」とは…
なんてストレートなネーミング!
なぜ、私がそんなことを言うのかわからない方は、コチラをご覧ください。
昼のピークも過ぎた12時40分過ぎに入店して、前で食券を買っていたお兄ちゃんに続いて食券を買う。

しかし、券売機に「柳」の文字は見つからなかった。
それどころか、こちらの店…
レギュラーメニューは写真付きでPRしているのに対して、この限定は何のPRもなく、情報を知って食べにきたお客さん以外は、この限定の存在を店で知る由がない…
そこで、厨房に一人立つ店主に…
「柳はどうやって買えばいいんですか?」と聞いてみると…
「限定の券でいいんですよ!」と苦笑しながら答える店主!
見た目は恐そうなオッサンだったけど、この笑いをみて、悪い人間じゃないなと直感した!
食券を買って、前のお兄ちゃんとは1つ間を空けて、左から数えて4番目の席についた…
だから、このお兄ちゃんの席は6番目ということになる。
食券をカウンターの上に上げると、黙って、店主は小さな寸胴のガスコンロの火を入れた。
厨房には、大、中、小の寸胴が並ぶ…
と言っても、皆、容量の小さいものばかりだったけど…

ただ、驚いたのは、そのうち、大きめの寸胴4本に火が入り、さらに、この5本目の寸胴に火が入ったこと…
それだけ多くのスープをつくっているってことなのかな?
私は、こちら「北狼」には、今日が初訪で…
店主が「山頭火」出身であることくらいしか知識がなかった。
だから、実は、どんなラーメンを出してくるのか…
私にとっては、まったくの未知数…
スープが温まるまでに具の準備をする店主!
そして、その用意された具材たちは、取り皿にの中にキレイに盛り付けられた。
その数2つ。
それが終わると、プラスチックの箱から麺を2玉取り出して茹でていく…
麺を湯の中を泳がせるようにして茹でていく!
そして、麺が茹で上がると…
平笊で麺上げする店主!
平笊で麺をすくうと、チャッ、チャッ、チャッと湯切りしてラーメン丼に入れていく…
この仕草を2度繰り返して、箸で麺を整えて…
最後に青ネギをパラパラと掛けると…
「柳」が2つ完成した。
しかし、店主の平笊による麺上げ!
決まっていたな!
カッコいい!
やっぱ、ラーメン屋さんはこうじゃないと!
テボを使って麺を茹で上げるのは、誰だってできる。
しかし、この平笊による麺上げは素人には難しい職人の業。
こうして、2個作りされた「柳」は、私と、席を1つ空けたお兄ちゃんのお客さんに出された。
しかし、この隣の隣に座ったお兄ちゃん…
スッと券売機の前に立ち、何の迷いもなく、限定のボタンを押した…
ということは、こちらの店の常連さんなのか?
リピーターなのか?
何れにしても、この限定の買い方を最初から知っていたことになる。
私と同じ、ラーメンブロガーなんだろうか?
しかし、写真を撮ることもせずに、食べ始めたから違うか…
一体、何物なんだろう?
店主に写真を撮る許可を取って撮影。


そして、さっそく、具が別皿で提供された「素ラーメン」のスープからいただいた。


甘く、まろやかな塩スープ!
それでいて、奥行というか深みを感じる。
店主が「素ラーメン」で提供した意味がわかった。
この、塩スープの旨みを雑味なしに味わってもらおうという趣向だ!
「麺屋 宗」の塩ダレの美味しさを一番に味わってもらえるようにこうしたと思われる。
スープは、トロミのある豚骨魚介で、濃厚ではあるけれど、食べやすい。
鷹の爪のピリリがアクセンで効いているのもいい!
ただ、若干、味付けが濃く感じられたので…
少し、スープを煮詰めすぎたのかもしれない…
これがなかったら、もっと美味しくいただけただろうとは思うけど…
でも、これでも、じゅうぶん美味しい♪
しばらく、このまま…
「素ラーメン」のまま食べ進めて…
そして、後から具を載せてみると…
ずいぶんと豪華な全部載せラーメンになった!

そして、改めて食べてみると…
「山頭火だ!」
具を載せて食べたら、山頭火の塩ラーメンの味になった!
プリプリとした麺は、このトロミのあるスープにとても合っていて、美味しくい
ただけたし…
トロントロンの豚バラ肉のチャーシューは、スープに一度沈めて、温めて食べたら、これが大正解!
口の中でとろけてしまうチャーシューは、肉のジューシーさが感じられて、とても美味!
チャーシューは、この他にも、細切れにされたものが入っていて、こちらは、肩ロースなのかな!?
しっかりした味わいのチャーシューで、かといってカタいわけではなく、やわらかい肉の旨みが感じられるもので…
こちらもよかった!
味玉もスープに潜らせていただくと最高だったし…
「美味しかった♪」
「ご馳走さま!」
すべてが空になった丼と皿をカウンターに上げて、そう言って、席を立ったところ…
「お客さん、美味しいと言ってくれたよ!」
ニコニコしながら、店主が話し掛けたのは、隣の隣で、まだ限定ラーメンを食べていたお兄ちゃん!
「あ、ありがとうございます。」
顔を上げて、こちらを見た、このお兄ちゃん!
「この人、宗の人なんだ!」
店主がそう紹介してくれた、お兄ちゃんは「麺屋 宗 高田馬場店」のスタッフの人だった!
道理で、食券の買い方をわかっていたわけだ…
「お客さん、宗の塩もいいけど、うちの店の味噌もいいから、向こうでも食べてみてくださいよ。」
「18時から10食というのが…」
「ハードルが高いんですよね…」
そう答えると…
「そうですね。19時には、もうなくなっちゃいますからね…」
店主に替わってそう答えたのが、「麺屋 宗 高田馬場店」の若手スタッフ!
仕込みの関係から、この時間にこの量しか出せないんだと言う。
「麺屋 宗 高田馬場店」は、月、火の夜は「joker」に暖簾を掛け替えて営業をしているし…
手のかかる「味噌ラーメン」を、そうそうはやってられないのだろう。
私も、何とかこの「ゲゲゲの北狼」は食べてみたいんだけど…
両店のコラボ限定は、4月末までの提供のようなので、未食の方はお急ぎください。
PS 駅までの帰り道…
おでん屋さんでランチにラーメンを出しているのを発見!



果たして美味しいのだろうか?
「おでんラーメン」は微妙だけど…
大根おろし入りつけ汁の「中華つけ麺」は美味しそうな気がするけど…
PS2:あの、ラーメン王・石神さんも訪ねていました。
http://ameblo.jp/ishigamihideyuki/entry-10135630900.html
ただ、あまり口には合わなかったようで…
麺をごっそり残して帰ったようで、店からはひんしゅく買っていました…
私も気をつけないと…
http://plaza.rakuten.co.jp/teishock888/diary/200809270000/

住所:東京都新宿区西早稲田2-21-7 アイクリー弐番館 1F
電話:03-5272-1866
営業時間:(月~土) 11:30~15:00/18:00~22:00
(日曜・祝日) 11:30〜15:00
定休日:不定休
アクセス:東京メトロ副都心線・西早稲田駅1番出口から徒歩2分
メニュー:豚骨醤油らーめん(黒)…700円/豚骨らーめん(白)…700円/辛いあえめん(赤)…700円/かれーあえめん(黄)700…円/かけらーめん(夜限定)…500円/お子様らーめん(白・黒)…500円/つけめん…700円/辛みそあんかけらーめん(夜の限定らーめん)…900
【麺屋宗×北狼のコラボメニュー】柳…800円
麺大盛…100円
好み度:【麺屋宗×北狼のコラボメニュー】柳
接客・サービス
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東京メトロ副都心線ができて、ぐんと便利になった西早稲田界隈!
この地下鉄の駅の1番出口を出た明治通り沿いは、ラーメン店が多数、軒を並べる激戦区!
そのラーメン店の中で、ライバル店同士の「北狼」と「麺屋 宗 高田馬場店」の2店がコラボしてラーメンを作っているという情報をキャッチ!

何でも、「麺屋 宗」の塩ダレを使った塩ラーメンを「北狼」が出して…
「北狼」の味噌を使った味噌ラーメンを「麺屋 宗」で出すというコラボだそうで…
それぞれの商品名が…
「柳」!
「ゲゲゲの北狼(きたろう)」!
だそう…
「麺屋 宗 高田馬場店」の限定は、18時から10食のみというハードルの高さだったこともあって、こちら、「北狼」の「柳」から攻めることにした。
しかし、「柳」とは…
なんてストレートなネーミング!
なぜ、私がそんなことを言うのかわからない方は、コチラをご覧ください。
昼のピークも過ぎた12時40分過ぎに入店して、前で食券を買っていたお兄ちゃんに続いて食券を買う。

しかし、券売機に「柳」の文字は見つからなかった。
それどころか、こちらの店…
レギュラーメニューは写真付きでPRしているのに対して、この限定は何のPRもなく、情報を知って食べにきたお客さん以外は、この限定の存在を店で知る由がない…
そこで、厨房に一人立つ店主に…
「柳はどうやって買えばいいんですか?」と聞いてみると…
「限定の券でいいんですよ!」と苦笑しながら答える店主!
見た目は恐そうなオッサンだったけど、この笑いをみて、悪い人間じゃないなと直感した!
食券を買って、前のお兄ちゃんとは1つ間を空けて、左から数えて4番目の席についた…
だから、このお兄ちゃんの席は6番目ということになる。
食券をカウンターの上に上げると、黙って、店主は小さな寸胴のガスコンロの火を入れた。
厨房には、大、中、小の寸胴が並ぶ…
と言っても、皆、容量の小さいものばかりだったけど…

ただ、驚いたのは、そのうち、大きめの寸胴4本に火が入り、さらに、この5本目の寸胴に火が入ったこと…
それだけ多くのスープをつくっているってことなのかな?
私は、こちら「北狼」には、今日が初訪で…
店主が「山頭火」出身であることくらいしか知識がなかった。
だから、実は、どんなラーメンを出してくるのか…
私にとっては、まったくの未知数…
スープが温まるまでに具の準備をする店主!
そして、その用意された具材たちは、取り皿にの中にキレイに盛り付けられた。
その数2つ。
それが終わると、プラスチックの箱から麺を2玉取り出して茹でていく…
麺を湯の中を泳がせるようにして茹でていく!
そして、麺が茹で上がると…
平笊で麺上げする店主!
平笊で麺をすくうと、チャッ、チャッ、チャッと湯切りしてラーメン丼に入れていく…
この仕草を2度繰り返して、箸で麺を整えて…
最後に青ネギをパラパラと掛けると…
「柳」が2つ完成した。
しかし、店主の平笊による麺上げ!
決まっていたな!
カッコいい!
やっぱ、ラーメン屋さんはこうじゃないと!
テボを使って麺を茹で上げるのは、誰だってできる。
しかし、この平笊による麺上げは素人には難しい職人の業。
こうして、2個作りされた「柳」は、私と、席を1つ空けたお兄ちゃんのお客さんに出された。
しかし、この隣の隣に座ったお兄ちゃん…
スッと券売機の前に立ち、何の迷いもなく、限定のボタンを押した…
ということは、こちらの店の常連さんなのか?
リピーターなのか?
何れにしても、この限定の買い方を最初から知っていたことになる。
私と同じ、ラーメンブロガーなんだろうか?
しかし、写真を撮ることもせずに、食べ始めたから違うか…
一体、何物なんだろう?
店主に写真を撮る許可を取って撮影。


そして、さっそく、具が別皿で提供された「素ラーメン」のスープからいただいた。


甘く、まろやかな塩スープ!
それでいて、奥行というか深みを感じる。
店主が「素ラーメン」で提供した意味がわかった。
この、塩スープの旨みを雑味なしに味わってもらおうという趣向だ!
「麺屋 宗」の塩ダレの美味しさを一番に味わってもらえるようにこうしたと思われる。
スープは、トロミのある豚骨魚介で、濃厚ではあるけれど、食べやすい。
鷹の爪のピリリがアクセンで効いているのもいい!
ただ、若干、味付けが濃く感じられたので…
少し、スープを煮詰めすぎたのかもしれない…
これがなかったら、もっと美味しくいただけただろうとは思うけど…
でも、これでも、じゅうぶん美味しい♪
しばらく、このまま…
「素ラーメン」のまま食べ進めて…
そして、後から具を載せてみると…
ずいぶんと豪華な全部載せラーメンになった!

そして、改めて食べてみると…
「山頭火だ!」
具を載せて食べたら、山頭火の塩ラーメンの味になった!
プリプリとした麺は、このトロミのあるスープにとても合っていて、美味しくい
ただけたし…
トロントロンの豚バラ肉のチャーシューは、スープに一度沈めて、温めて食べたら、これが大正解!
口の中でとろけてしまうチャーシューは、肉のジューシーさが感じられて、とても美味!
チャーシューは、この他にも、細切れにされたものが入っていて、こちらは、肩ロースなのかな!?
しっかりした味わいのチャーシューで、かといってカタいわけではなく、やわらかい肉の旨みが感じられるもので…
こちらもよかった!
味玉もスープに潜らせていただくと最高だったし…
「美味しかった♪」
「ご馳走さま!」
すべてが空になった丼と皿をカウンターに上げて、そう言って、席を立ったところ…
「お客さん、美味しいと言ってくれたよ!」
ニコニコしながら、店主が話し掛けたのは、隣の隣で、まだ限定ラーメンを食べていたお兄ちゃん!
「あ、ありがとうございます。」
顔を上げて、こちらを見た、このお兄ちゃん!
「この人、宗の人なんだ!」
店主がそう紹介してくれた、お兄ちゃんは「麺屋 宗 高田馬場店」のスタッフの人だった!
道理で、食券の買い方をわかっていたわけだ…
「お客さん、宗の塩もいいけど、うちの店の味噌もいいから、向こうでも食べてみてくださいよ。」
「18時から10食というのが…」
「ハードルが高いんですよね…」
そう答えると…
「そうですね。19時には、もうなくなっちゃいますからね…」
店主に替わってそう答えたのが、「麺屋 宗 高田馬場店」の若手スタッフ!
仕込みの関係から、この時間にこの量しか出せないんだと言う。
「麺屋 宗 高田馬場店」は、月、火の夜は「joker」に暖簾を掛け替えて営業をしているし…
手のかかる「味噌ラーメン」を、そうそうはやってられないのだろう。
私も、何とかこの「ゲゲゲの北狼」は食べてみたいんだけど…
両店のコラボ限定は、4月末までの提供のようなので、未食の方はお急ぎください。
PS 駅までの帰り道…
おでん屋さんでランチにラーメンを出しているのを発見!



果たして美味しいのだろうか?
「おでんラーメン」は微妙だけど…
大根おろし入りつけ汁の「中華つけ麺」は美味しそうな気がするけど…
PS2:あの、ラーメン王・石神さんも訪ねていました。
http://ameblo.jp/ishigamihideyuki/entry-10135630900.html
ただ、あまり口には合わなかったようで…
麺をごっそり残して帰ったようで、店からはひんしゅく買っていました…
私も気をつけないと…
http://plaza.rakuten.co.jp/teishock888/diary/200809270000/

住所:東京都新宿区西早稲田2-21-7 アイクリー弐番館 1F
電話:03-5272-1866
営業時間:(月~土) 11:30~15:00/18:00~22:00
(日曜・祝日) 11:30〜15:00
定休日:不定休
アクセス:東京メトロ副都心線・西早稲田駅1番出口から徒歩2分
メニュー:豚骨醤油らーめん(黒)…700円/豚骨らーめん(白)…700円/辛いあえめん(赤)…700円/かれーあえめん(黄)700…円/かけらーめん(夜限定)…500円/お子様らーめん(白・黒)…500円/つけめん…700円/辛みそあんかけらーめん(夜の限定らーめん)…900
【麺屋宗×北狼のコラボメニュー】柳…800円
麺大盛…100円
好み度:【麺屋宗×北狼のコラボメニュー】柳

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マイノD
こんばんわ
TBありがとうございます。魚介豚骨の塩とは珍しいですね
山頭火出身の御主人だけに塩豚骨はお手の物だとは思いますが
それを上手く出せるのはさすがです。
ご近所のライバル店がお互いでコラボの限定を出すこと自体が珍しいんですけど
機会があれば行ってみたいものです。
TBありがとうございます。魚介豚骨の塩とは珍しいですね
山頭火出身の御主人だけに塩豚骨はお手の物だとは思いますが
それを上手く出せるのはさすがです。
ご近所のライバル店がお互いでコラボの限定を出すこと自体が珍しいんですけど
機会があれば行ってみたいものです。
2010/04/15 Thu 23:52 URL [ Edit ]
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