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2006.05.31 麺屋武蔵 青山
訪問日:2006年5月31日

麺屋武蔵 青山-1


今日で5月も終わり…
今日が「つけめん」食べ歩き月間の最終日!

最後の「つけめん」はどこにしようか?

迷ったけど…「麺屋武蔵」の青山(せいざん)に決める!

「拉麺 阿修羅」「麺屋あらき 竈どの番人」と「麺屋武蔵」出身のラーメン屋で「つけめん」を食べ、美味しかったので…
本家の「つけめん」はどうなのかな!?って思った…

それに、わたしは「武蔵」では、毎回「ら~麺」ばかりで「つけめん」は未食だったし…

「青山」にしたのは、新宿本店には何度も足を運んでいて、こちらは未訪だったのと、今日は新宿本店の行列につきあう時間がなかったから…

開店の11時30分にお店に着くと…
あれれ…
もう、お客さんが入っているよ…
営業時間がいつのまにか11時~に変わっていた…
でも、並ばずに入れたからよかった。

さっそく、「大盛りあじ玉つけ麺(990円)」の食券を買おうとして、店員さんに5千円札の両替をお願いすると、「5千円札、1万円札使えますよ。」
機械には何も書いてないですけど、これは便利!

麺屋武蔵 青山-2


そう待つこともなく「つけ麺」が出来上がってきた!
具のチャーシュー、メンマ、あじ玉は麺の上に乗っている。
つけダレに入っているより、ビジュアル的にキレイ!

麺屋武蔵 青山-3


つけダレは濃厚!ややこってりしている!
「ら~麺」にくらべると、油がかなり多め…
それに魚出汁が弱い…
醤油も濃くて、ちょっと甘じょっぱい感じ!

このつけダレに絡む麺は、KANEJIN東京工場の「麺屋武蔵」特注麺!
平打ちの中太麺の角の部分が削られたカタチをしている。

アルデンテに茹でられた麺は、噛み応えあって、まるで「盛岡冷麺」のよう…
1玉180gの麺2玉の大盛りを食べ終えるのに時間がかかったし、あごが疲れた…

具のチャーシューは大きく、脂も落としてあるんだけど…
冷蔵庫から今、出されたような冷たさがあって…
なおかつ、パサパサで、味付けがされていない…

味玉も、よく中まで味が染み込んでるけど、味付けがしょっぱすぎ…

メンマは可もなく不可もないレベル…
のりが四角く細かくカットされて麺に上に振りかけられているのはいいと思ったけど…
具はイマイチかな…

それと、最後にスープ割りしたら、甘味が強く感じられた。
これが「武蔵」のオリジナルとすると、「拉麺 阿修羅」に「麺屋あらき 竈どの番人」では、それぞれ工夫を凝らし、味を進化させているんだなと感心した…

ここ、「武蔵」ゎ、「ら~麺」のお店かもしれない。
ら~麺に比べると「つけ麺」は落ちる…

次は、これも未食の「青山(せいざん)」にしかない「塩ら~麺」を食べてみたいな!

食べている最中…11時45分には、店の中で6人待ち。
店を出た12時前には、もう中に入れないくらい行列ができていた。

麺屋武蔵 青山-4


住所:東京都港区南青山2-3-8
電話:03-3796-8634
営業時間:11:00~15:30、17:00~21:30
(日)11:00~21:00頃(いずれもスープなくなり次第終了)
アクセス:東京メトロ有楽町線、半蔵門線、都営地下鉄大江戸線「青山一丁目」5番出口より徒歩5分。
定休日:無休

メニュー:ら~麺…730円、塩ら~麺…730円、つけ麺…730円、大盛りあじ玉つけ麺…990円、あじ玉ら~麺…830円、チャーシュー麺…1,150円、とんがり飯…210円


評価:大盛りあじ玉つけ麺…990円star_s30.gif

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訪問日:2006年5月29日

麺屋 あらき 竈どの番人-1


先週の金曜日に「拉麺 阿修羅」にはじめて行き、美味しい「つけめん」を発見!

最初は今日のお昼も「阿修羅」で…
「らーめん」にしようか「胡麻らーめん」にしようか迷ってたんだけど…
やっぱりやめて「麺屋あらき 竈どの番人」の「つけめん」を食べることにした!

なぜって…やっぱ今月は「つけめん」月間に決めて、今月はずっと「つけめん」ばかり食べてきたんだし…
それに、ここも、「拉麺 阿修羅」同様、「麺屋 武蔵」出身の店主さんがやっている店で、ここでは「つけめん」を食べてなかったからね…

以前、武蔵ライクなラーメンを実籾時代に…
また、船橋に移ってから、店主オリジナルのラーメンを食べたことがあり、それなりに美味しかったけど…
未食の「つけめん」はどうかな!?

店に着いたのは午後の2時すぎ…お客さんは2人。

ここも券売機で食券を買うスタイル。

麺屋 あらき 竈どの番人-2


少し悩んで、先週の金曜と同じ「あじ玉つけ麺(800円)+大盛り(100円)に決めて、店主に食券を渡す。

券売機の上にはラーメン評論家の色紙がズラリ!
有名店の証だね!

麺屋 あらき 竈どの番人-3


厨房の中では、店主がバーナーを持ち出し、何かを焼いている…背中からだったので見えなかったけど…

その焼かれたものをつけダレに入れ、「つけめん」の完成!

麺屋 あらき 竈どの番人-4


「何を焼いてたんですか?」と尋ねると…

「玉葱!生だと玉葱臭さが残っちゃって…こうすると美味しいんですよ!」と…

「つけ麺」のつけダレは少なめ…
それに具が少ない…
チャーシューの小片が3カケラにメンマが3切れ…
あとはバーナーで炙られた玉葱だけ?

トッピンの味玉は、よく味が染みて中は半熟で美味。
ここも味玉は、麺とともに出される。

聞くと、最初に玉子をつけダレに入れてしまうと温度が下がる…
半分に切って、麺といっしょにつけて食べてください!と食べ方を教えてくれた…

麺の量は、聞いたところ1玉160g。
大盛りだと、「つけ麺」は2玉入ってるそうで、まったく「阿修羅」と同じ!KANEJINの麺を使っていた。

ただ、麺は、「阿修羅」のものとは違う…
やや柔らかめに茹でられた中太の縮れ麺は、プリッとした食感!
しかし、これも悪くない!

つけダレも絶品!
麺をつけダレにつけ、引き上げるると、プーンと魚というか、節系の香りがした!

茶濁したつけダレは濃厚で、とんこつと玉葱の甘さと唐辛子の辛さを感じる。

「阿修羅」の「つけめん」のようにさらっとしていなくて、甘く辛い!
個人の好き好きとは思うけど、わたしはどちらも好み!

それに酸っぱさがないのもいい!

店主の荒木さんも、「酸っぱいの嫌いだから!」と言っていたし…

わたしの今まで食べた「つけめん」の中では、「めん徳つじ田二代目」に味が近いかもしれない…
素材から引き出した甘さは、秀逸!
とても、美味しい!

今月は「つけめん」の食べ歩きしていて、先週金曜は「阿修羅」で「つけ麺」食べたことを告げると・・・

「へぇ~、○○君、つけ麺始めたんだ!」
「どんな味でした!」
と逆に質問を受ける…

麺屋 あらき 竈どの番人-5


「甘くも辛くも、酸っぱくもない。」
「醤油味で、節系の魚出汁と動物系のコクで食べさせる…」

「ん…じゃあ、らーめんのスープを濃くした感じでした!?」

「嫌、そうではなくて…東池袋大勝軒みたいな砂糖の甘さ、酢の酸味というのではなく、素材で甘味を出している。」

「表面を脂が覆っていてわからないけど、かき混ぜると節系の香りを強く感じる。」と感想を話していたら…

「ああ。あれか!あれをやったんだ!」
「よし!○○君のつけ麺食べに行ってみよう!」
荒木店主!ひとりで納得している…

前に食べたらーめんは、脂が多く、玉葱の甘さと食感が少し気になったけど…
今日の「つけ麺」は魚出汁が主張していて、美味しかった!

ただ、具は…チャーシューだけでも、もう少し増量してほしいなあ…

麺屋 あらき 竈どの番人-6


住所:千葉県船橋市本町2-3-3
電話:047-433-2456
営業時間:11:30~15:30、18:00~21:00
定休日:水曜日
アクセス:JR総武線「船橋」駅南口下車。ロータリーから国道14号方面へ直進。湊町2丁目交差点手前。道沿い右側。「宗庵」向かい。

メニュー:味玉らー麺…780円、らー麺…680円、チャーシュー麺…930円、味玉チャーシュー麺…980円、つけ麺…700円、味玉つけ麺…800円、チャーシューつけ麺…950円、味玉チャーシューつけ麺…1,000円、カレーらー麺(限定)…800円


評価:味玉つけ麺…800円+大盛り…100円star_s40.gif

接客・サービスstar_s45.gif
2006.05.26 拉麺 阿修羅
訪問日:2006年5月26日

拉麺 阿修羅-1


「麺屋 武蔵」出身の店主が開業したラーメン店!

開店情報を千葉拉麺通信で知り、「味玉らーめん」を食べたいと思っていたんだけど…
今月1日に「べんてん」の「つけめん」との衝撃的な出会いで「つけめん」にはまったわたしは、5月は「つけめん」の月と決め、ひたすら「つけめん」ばかり食べていたので…
行く機会がなかった…

しかし、たまたまネットを見ていたら「音・麺・酒」というブログにこちらの「つけめん」が紹介されており…
これは行かなきゃ!と思った!
http://blog.goo.ne.jp/kt6119/e/2619735429a206835a92c97f2c9ecba4

4月24日のオープンから、1カ月余り…
はじめて訪れた「阿修羅」!

入口の外に券売機がある。
あった!「あじ玉つけ麺(800円)」♪
「大盛り(100円)」券も買って、店内へ…

拉麺 阿修羅-2


「いらっしゃいませ!」
という挨拶とともに迎えてくれたのは若い男性2人…
店主と店員さんか…

午後2時に入店したためか、お客さんは2名だけ…
カウンター席に座り、食券を渡す。

「大盛りってどれくらい量があるんですか?」と聞くと、若い店員さんから「320gです!」
「えっ!じゃあ、2玉だね…大盛りって、1.5玉だと思ってた…」

すると、すかさず店主から「らーめんの大盛りは1.5玉ですけど、つけめんは、もともと1.5玉。大盛りは2玉なんですよ。」
さらに「うちのつけめんは美味しいですよ!ペロッと食べられちゃいますよ!」

オーバーなリアクションの麺の湯切りをして出された「つけめん」!

拉麺 阿修羅-3


麺は、「つけめん」としては細目の中太縮れ麺。
麺屋 武蔵、めん徳二代目つじ田等でも使われているカネジン食品(株)東京工場の特製麺が、KANEJINの木箱に入れられ、箱が積み上げられていた!

麺は超カタめに茹でられていて、わたし好み!
ただ、「麺はカタめに茹でてるんですか!?」と聞いてみるいと…
大盛りだと飽きちゃうから、カタめにしてます。」との答え!
わざとしてるんだ!

「甘くも、酸っぱくもない!月曜に東池袋の大勝軒に行ったせいもあるのかな…」とつけダレの感想を告げると…

「あそこはそうですね。うちは、甘味も酸味も入れてないですから…」

甘味、酸味に頼らない、出汁と醤油ダレで食べさせる「つけめん」!
最初は感じなかった魚介系出汁の風味が食べ進めていくうちに感じる!
再度、そう感想を述べると、油で魚介系を閉じ込めているから、最初は動物系を感じて、次に魚介系の風味が感じられます。」と…

なるほど!
最後にスープ割りしてもらったら、さらに鰹節、サバ節の香りが強くなり、とても美味しくいただけた!

若き店主に美味しかったお礼と…記念写真を撮ることをお願いして…少し話しを伺った♪

最後の1年は、「麺屋 武蔵」に居たそうで、さらに武蔵の「青山」と「二天」でも修業されたそう…

長く修業してきたので、「武蔵」から「味を盗んだ」などと後指は指されないと話す。

「胡麻らーめんは、ここのオリジナルなんですよね!」と聞くと…
「いや、あれは僕が青山時代につくったものなんです。ものは、蓮が入ってる等、具は違いますけど、味は同じです!」と…
胡麻はちょっと苦手だけど、今度来たら、食べてみようかな…

あ、あと、あじ玉が最高!
黄身の半熟度合、白身へのタレの染み具合も完璧!

「お客さんが少ないからできるんですけど、多くなったら、ひとつひとつ丁寧にはつくれませんよ…」
手抜きのないあじ玉!ぜひ召し上がってみてください。

なお、あじ玉は、つけダレとは別に、麺の皿に入れられて出されるんだけど…
これは、半熟の黄身がつけダレに流れ出るのが嫌でそうしてるそう…

拉麺 阿修羅-4


こんなこと書いて、お客さんが増えるのも困りもんだけど、本当に美味しい「つけめん」を、また見つけることができた!
甘酸っぱい「つけめん」が好きじゃない方には特におすすめ!
一度、食べに行ってみる価値ありです!

拉麺 阿修羅-5


住所:千葉県船橋市湊町2-7-3-101
電話:047-431-1760
営業時間:11:30~15:00,17:00~22:00
定休日:月曜日
アクセス:JR総武線「船橋」駅南口下車。ロータリーから国道14号まで直進。湊町2丁目の交差点を右折し(東京方面)、国道沿い左側。

メニュー:胡麻らーめん…700円、あじ玉胡麻らーめん…800円、チャーシュー胡麻らーめん…950円、あじ玉チャーシュー胡麻らーめん…1050円
らーめん…650円、つけ麺…700円、雷神…100円、風塵…100円、テリブタ飯…200円


評価:あじ玉つけ麺…800円+大盛り…100円star_s45.gif

接客・サービスstar_s50.gif
訪問日:2006年5月24日

支那そば きび 神田店-1


「きび」の「梅塩つけめん」を食べに行ってきた…

看板メニューは、店名にも冠されている「支那そば」だけど、ここの店のことが書いてあるブログを読むと、「支那そば」を注文したら、周りはみんな「梅塩つけめん」を食べていた…みたいなことが書いてあって…美味しいらしく…
噂の「梅塩つけめん」を食べてみたかった…

店は、ここ神田の本店の他、品竜七人衆にも出店している。

オフィス街にあって、お昼の12時前に着いたためか、待たずに席に着けた!
座ったのは最も厨房に近いカウンターの左端の席…
席に着くとお猪口に入った小梅2つが出される…
さらに頼むと、ランチタイムサービスのおにぎりも出てくる!

支那そば きび 神田店-2


予定通り、「梅塩つけめん」を注文しようとして、お兄さん店員さんに「1玉何gですか?」と聞くと、160gだと言うので、1玉半の「中」で注文!

厨房には男性二人。
ひとりは、白のTシャツに前掛けをしたご主人の渡辺店主。
もうひとりは、濃紺のTシャツ姿の若い男性店員さん。

店員さんのTシャツの背中に文字がプリントされている…
「きびなら、梅塩つけめん。」
それだけ自信あるのかな!?

支那そば きび 神田店-4



厨房の中では、ちょうど麺が茹で上がり、冷水に浸しされているところ…
盛り付けされ、「梅塩つけめん」が出来上がってきた。

その「つけめん」を持って、いったんはわたしの前を通り過ぎていった店員さんが戻ってきて、わたしの前に…
「お待ちどうさま!」

ん…まだ、何分も経ってないのに…
これ違うんじゃないのかな?
そう思ったけど…まあ、いいかっ!て思って食べはじめると…

やっぱ、他の人のだったみたいで…
どうも、先に「梅塩つけめん」を頼んだお客さんが、携帯に電話がかかってきて、一度、外に出ていたらしい…

支那そば きび 神田店-5


麺をつけダレにつけ、さっそく食べはじめる。
つけダレは、さらっとしているのに、濃い!
ただし、濃いけど、決して、しょっぱいわけじゃない…

鶏ガラ、豚骨、野菜のエキスがよく出ている。
魚介系はあまり感じられなかったけど、コクと旨味はある。
ただ、辛い!
食べ進めていくと唐辛子の辛さがじわじわと刺激してくる!

途中、3分の2ほど食べて梅をつけダレに割り入れてみた!
フワッーっと梅の風味が広がる。
梅の風味が勝ってしまうけど、爽やかで、これはこれでいい。

麺は中細の縮れ麺で、これがつけダレと絡む。
チャーシューも、しっかり下味が付けられ、箸で千切れる柔らかさでよかった!

あっという間に完食!
最後にスープ割りをお願いすると…
何か辛さがさらに増したみたい…

ちょっと唐辛子の辛さが気になったけど、全体としては、なかなか美味しい「つけめん」だと思った。

住所:東京都千代田区神田小川町1-7 神田小川町ハイツ108号
電話:03-5283-7707
営業時間:11:00-15:00、17:00-22:00
アクセス:都営地下鉄新宿線 小川町駅、営団千代田線 新御茶ノ水駅、東京メトロ丸の内線 淡路町駅B6出口からすぐ側
定休日:日祝日

メニュー:支那そば…600円、支那竹そば…700円、チャシューそば…800円、ねぎそば(塩)…800円、大盛り(100円)、つけめん(醤油・味噌・梅塩)小(1玉)…650円、中(1玉半)…750円、大(2玉)…850円、味付け玉子…100円


評価:梅塩つけめん・中(1玉半)…750円star_s35.gif

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2006.05.22 東池袋大勝軒
訪問日:2006年5月22日

東池袋大勝軒-1


やはり、「つけめん」と言ったら東池袋の「大勝軒」!

ここから、多くのお弟子さんが巣立ち、全国各地で美味しい「もりそば」が食べられるようになった!

そのうち何店かの店はこのブログでも取り上げている。
津田沼の「必勝軒」、成田の「麺屋 こうじ」のようにオリジナルの味を進化させて、より美味しく食べさせてくれるお店も出てきている。
他にも、幾多の有名店が、ここの影響を受けたのだろうか!?

原点となっているのはここ…
すべては山岸さんの「もりそば」からはじまっている…

雨が降り出しそうな曇天の中、11時5分過ぎに店に着くと…
行列もなく、すぐに入れた!
ラッキー!

厨房の中には、店員さんが3名と、オレンジ色のシャツを着た年配店長の4名。
それにホール担当の店員さん1名。

カリスマ店主の山岸さんは不在。

平日の午前中は店にいて、ご自分でラーメンを作ると聞いてたんだけど、やはり、お身体の具合が悪いのだろうか!?

「もりそば(650円)」を注文…
ただ、つい欲張って「大盛り(120円)」にしたのは失敗…

東池袋大勝軒-2


出された麺は、大きな丼に山盛り…
もちろん、上げ底になんかなっていない!
ヤバイ!食べられないかも…

残すのは申し訳ないので、最後まで完食したけど…
大盛りは320gの玉が2玉…
640gもあった!
無謀だったし、麺の量を聞いてから注文しないと…

東池袋大勝軒-3


東池袋大勝軒-4


味の方は、この味が「大勝軒」!って感じの大学生のころから馴れ親しんだ味!
豚、鶏などの動物系と、サバ節、煮干などの魚介系の出汁が見事に調和。
砂糖の甘味と酢の酸味も醤油ダレも以前のままの味を継承していた。

「必勝軒」の小林さんは、山岸さんの作った「もりそば」だけが、東池袋の大勝軒の味!だと言われてたけど、残念ながら、わたしは微妙な差がわかる舌は持ち合わせてなかった…

しかし、大盛りだけは失敗だった…
結局、だんだんとつけダレが冷め、濃度も薄くなっていく…
しかも、だんだんと、下に溜まった水に麺が浸され、余計につけダレも薄まり…
最後の方はあまり美味しさは感じられず…
惰性で食べた…

麺が柔らかめだったのも、麺カタが好きなわたしにとっては残念な結果…
ただし、入口に「麺硬めお断り」との貼り紙があり、お願いもできなかったしね…

それと、大ぶりなチャシューが4枚とチャーシューの端っこが1カケラ。合わせて5枚も入っていたのはボリュームがあってよかったんだけど、カタいし、パサパサで、肉のジューシーさは感じられなかった…

最後にお腹いっぱいだったけど…スープ割りをいただいた。
ただ、もうお腹は限界で…いつものように全部飲み干すことはできなかった…

取り壊しが噂されている店舗…
もし、叶うなら、取り壊される前にもう一度、山岸大将の味を味わいたい…

住所:東京都豊島区東池袋4-28-3
電話:03-3981-9360
営業時間:11:00~15:00
定休日:水曜
アクセス:東京メトロ 有楽町線 東池袋駅 A2出口 徒歩5分
2番出口を出てホンダショールームの左を入りクリーニング屋を左へ、突当りを右、道なり左

メニュー:中華そば(630円)。メンマラーメン(910円)、チャーシュー麺(930円 )、特製もりそば(650円)、あつもり(650円)、もりなま(700円)、ゆでもり(700円)、もりメンマ(930円)、もりチャーシュー(950円)


評価:特製もりそば(650円)+大盛り(120円)star_s40.gif

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訪問日:2006年5月17日

北海道ラーメン 好 旭川-1


わたしのいちばん好きなラーメン店の店主といえば、ここ「北海道ラーメン 好 旭川」の榊原店主!

北海道ラーメン 好 旭川-5


津田沼に引っ越してから、あまり行く機会も減ってしまったな…

榊原店主のつくる塩ラーメンにが好きで、店が市川の国府台にあった頃はちょくちょく通っていた…

今日いただきにきたのは、前々から気になっていた「塩つけめん」!

松戸の五香にある名店「13湯麺」の松井さんが作る自家製太麺を使った「つけめん」はどんな食感なんだろうか?
楽しみ!

お店に着いたのはちょうど12時半。
お店に入ると…お客さんがいない…
わたしを見て、椅子に腰掛けていた榊原店主が「おー!いらっしゃい。」と言いながら立ち上がった。

「お客さんいないじゃない…どうしたの!?」と聞くと…
「昼間はこんなもんだよ。」

「昼間は水、金、土、日」の営業だから、昼間やってないと思ってるんじゃない。」

「また…何でそんな変則にしているの?」
「(深夜)1時までの営業じゃん。2時くらいまでお客さんいるのよ。朝、起きられないよ。」
「水曜やって、木曜やるときつい。土日は、月曜が休みだからやるけど…」

深夜まで営業するのを控えるとか、昼は土日のみの営業にするとか…
方法はあるんだけどね…
変則だと、お客さんが営業してると思ってせっかく来たのにやってなくて…
ガッカリするし、頭に来て、来なくなるなんてことも起こる…

でも、榊原店主は彼一人で、スープを作り、チャーシュー等の具を仕込み、営業も、全て一人でやってるので大変なんだよね…

榊原店主の作るラーメンは美味しいので、一杯でも多くの人に美味しいラーメンを食べてもらいたいと思っているので…
水、金の昼は穴場です!
美味しいラーメンを並ばずに食べられます!

ただし、月、火、木は、昼の営業はしておりませんので、お間違いのないようよろしくお願いします。

北海道ラーメン 好 旭川-2


「しお?」
わたしがいつも塩ラーメンばかりしか食べないので、そう聞いてくる榊原店主。

「つけめんやってるんでしょう?」と問いかけると…

「つけめん食べる!美味しいよ♪」
「いろんなつけめん食べたけど、これが一番うまい!ガツンとくる味なんだ!」と自信満々の榊原店主!

北海道ラーメン 好 旭川-3


「大盛りね」と確認しながら麺を1玉半茹で始める。

「1玉何gあるの?」と聞くと230gだと答えます。
今までの麺が145gだから、1.5倍以上のボリューム!

「とんみん(13湯麺)の麺だけど、つけめんにはこれが合うんだよ。」
「今までの麺(山加加藤製麺)は、卵が入ってるから合わないんだ。」

「今は、細麺、太麺をお客さんが選べるようにしてる。」
「太麺はプリプリしてて、こっちのがいいという人もいるよ。でも、卵麺じゃないから、塩や醤油はいいけど、味噌はだめだな。」
やたらに冗舌な榊原店主…

まあ、でも、いつものことだけどね…

「つけめん」が出来上がった!

北海道ラーメン 好 旭川-6


具には2種類のチャーシューが…
聞くと、ひとつは、従来の醤油で煮たもの。もうひとつは、塩ダレで甘く煮たものだそう…

北海道ラーメン 好 旭川-7


塩ダレのものを食べると、チョー甘い…
そう告げると…
「チャーシューは辛くちゃうまくないよ。俺は辛いのが嫌いだ!」と一蹴されてしまった…

つけダレの味見を…
濃厚!というより、コクがある。

魚出汁が効いたパンチのあるつけダレ。

榊原店主曰く、「豚骨では、このコクは出ない!」そうだ…

麺は確かにいつもの彼のカタめのラーメンとは違い、やや柔らかめな感じ。
榊原店主の言う通り、プリプリとした食感でおいしい…。

チャーシュー以外の具は、キクラゲにメンマ、のり、わかめ。
キクラゲとメンマは、つけめん用に手を加え味付けされている。
これらも、甘い味付けがされているんだけど…
ひとつひとつの具にも仕事をしているのは評価できる。

最後にしてもらったスープ割りには感激!
不思議なことに、熱いスープを注いだら、榊原店主得意な塩ラーメンの味になった!
これは美味しい!

「醤油のつけめんも食べてみない?」
不意に榊原店主が聞いてきた…

北海道ラーメン 好 旭川-4


「ん…」

「メニューにないんだけど、毎週、つけめんばかり食べる人がいて、俺、飽きませんか?って聞いたら、飽きるっていうんで、その人のために醤油つけめん作ってみたのよ。」
「大根おろしと生姜汁使うんだけど、うまいよ!」
「食べてみてよ。うまかったら商品化するよ。」

さすがに今日は無理なので、近いうちに再訪する約束をして帰ることにした…

北海道ラーメン 好 旭川-8


住所:千葉県船橋市前原西2-25-7
電話:047-471-6883
営業時間:18:00~翌1:00(火木)
11:45~14:00,18:00~翌1:00(水金土日祝)
定休日:月(祝の場合は営業)
アクセス:JR総武線「津田沼」駅北口下車。ロータリー正面目抜き通りを直進。県道との大きな交差点を右折、新京成踏切手前を線路沿いに左折し直進。道沿い左側。

メニュー:正油ラーメン(700円)、味噌ラーメン(700円)、塩ラーメン(700円)、塩つけ麺(800円)、玉子【限定】(100円)


評価:塩つけ麺(800円)+大盛り(100円)star_s40.gif

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訪問日:2006年5月16日

めん徳二代目つじ田-1


2日連続の「めん徳二代目つじ田」。
今日は本店。

店の最寄りの駅は東京メトロ・有楽町線の麹町駅だけど…
わたしは東京メトロ半蔵門線の半蔵門駅から行ってみた。
3番出口を出て、新宿通りを四谷方面に。
麹町四丁目の交差点を左折して左側の歩道を進めば、次の交差点を渡った角にある。徒歩5分で行けた。

ラーメン屋とは思えない、料亭のような外観。
白地に「めん徳」の徽章に、「二代目つじ田」と筆字された暖簾がお洒落!

わたしが店に着いたのは11時の開店時間を10分ほど回ったところ、あいにくの雨のせいか、順番待ちのお客さんの姿はなし。

販売機で、食券を買う。
「つけめん(780円」に昨日買い忘れた「煮玉子(100円」…

あとは「大盛り」と…
ん…
ない…大盛りが…

とりあえずお店に入り、「大盛りはないんですか?」と聞くと…
「やってないんです。」との答え…

仕方ないので、カウンター全8席のうち,空いている3席から、左端から2番目を選び着席。食券を年配のおじさんに渡した。

納得のできないわたしは「小川町のお店はあるのに何故、ここは大盛りをやらないんですか?」と食い下がってみた。

すると、昨日、サッカーWカップに最後に選出された巻選手似の長髪のお兄さんがおじさんに代わって…
「あちらと違って、麺を茹でる器が小さいので一度に多くの麺を茹でられないためなんです。」と説明してくれた。

確かに店は、神田御茶ノ水店に比べれば、客席数16に対し8席と半分しかないし、厨房スペースもかなり狭い…

お客さんの回転をよくしたいというのが本音かもしれないけど、長く待つのも嫌だし、仕方ないのかな…

「つけめん」が出来上がった。
見た目、昨日と何ら変わりない。

めん徳二代目つじ田-2


つけダレを飲んでみる…
濃厚な豚骨とそれに負けない魚介系材料をブレンドしたスープからつくられるつけダレは、若干、昨日と比べ濃度が薄い感じはしたけど、バラツキの範囲。

めん徳二代目つじ田-3


それにしても、このスープ…
羅臼・日高・利尻・根昆布と四つの昆布を贅沢に使用。
合計20種類以上の素材からじっくり丁寧に出汁をとっているそうで、甘味や酸味に頼ることなく、インパクトある濃厚な旨味を味わうことができる。

麺も、同じKANEJIN(札幌が本社のカネジン食品製)のものが使われている。
違いは、今日のほうが茹で加減がカタめであったことで。メンカタ好きなわたしはよかったけど、ここの麺は少し柔らかめでも、プリプリしていて、それはそれで美味しいので不満はなかったし、美味しかった!

具のチャーシューも短冊状のものが5枚。味もジューシーさも変わらない…
1度しか行ってないけど、わたしには、本店と支店よの味の違いはわからなかった。
わたしには、どちらのお店も美味しく、レベルの高いお店だと思えたし…

あと、今日わかったこと…
カウンターのすぐ中が厨房なので、「つけめん」のスープをつくってるのが見えた。
つけダレに胡椒を少々、唐辛子パウダーを小さじ1杯入れていた。昨日の辛味は、これだったんだ…

今日は、店のカウンターに書いてあったマニュアル通り食べてみた

【つじ田 つけ麺流儀】
一、まずは、すだちも黒七味もかけず そのまま食すべし。
一、三分の一食べ終わったところで麺にすだちを絞り、よく混ぜてから食すべし。
一、そして、残り三分の一になったら麺に黒七味をふり掛けて食すべし。


これはなかなかいい!
3つの違った味が楽しめて、おすすめ!

最後に、ここの店主はどなたなのでしょう?
最初入ったときに、眼鏡(老眼鏡?)のおじさんかとも思ったんだけど、巻選手似のお兄ちゃんが司令塔の役目をしているし…
あと、気になったのが、昨日、神田御茶ノ水店にいた黒Tシャツのおじさん。
店の奥のほうにいて、若い店員が赤のお揃いのTシャツなのに、1人だけ黒を着ていたし…

というわけで、Googleで「めん徳二代目つじ田 店主」で検索してみると…
千代田区タウン ラーメン道 めん徳二代目つじ田というサイトに店主の画像があり…
驚き!

何と、店主の正体は…昨日、神田御茶ノ水店で、お客さんから食券を受け取り、席に案内していた赤シャツの人…
昨日は「らーめんダレ」の質問にも答えてくれた…
てっきり、アルバイトの人かと思ってたのに…
失礼しました…

住所:東京都千代田区平河町1-4-11 原田ビル1F
電話:03-3556-5727
営業時間:11:00~15:00/17:00~21:00 (土祝、)11:00~20:00(いずれもスープなくなり次第終了)
定休日:日曜
アクセス:東京メトロ 有楽町線 麹町駅より徒歩2分

メニュー:らーめん(700円)、二代目らーめん(900円)、つけめん(780円)、二代目つけ麺(980円)


評価:つけめん(780円)+味玉(100円)star_s45.gif

接客・サービスstar_s40.gif
訪問日:2006年5月15日

めん徳二代目つじ田 神田御茶ノ水店-1


大阪から帰ってきても、まだまだ、わたしの美味しい「つけめん」への想いは変わらない…

というわけで、今日のランチも、また、「つけめん」!
本当、懲りないね…

伺ったお店は「めん徳二代目つじ田」の神田御茶ノ水店。

本当は麹町の本店に行こうかなって思ったんだけど…

ここは、ちょうどひと月前にラーメン食べに行って、すごく気に入った店。
しかし、誰かのブログに、本店は美味しいけど、ここはダメみたいなことか書いてあって…
ありえないけど、本店に行って確かめなきゃ!って思っていた…

でも、今は「つけめん」が食べたいし…
かといって、同じもの食べなきゃ比較にならないし…

それで考えたのが…
まず、「つけめん」を支店で食べ…
続いて、本店で…

こうすれば、「つけめん」で味の比較ができる…

というわけで、まずは神田御茶ノ水店に再訪!

都営地下鉄・新宿線に乗り、小川町駅で下車。
店は、ホーム真ん中あたりのちょうど上、靖国通りの御茶ノ水側にある。
だから、階段は、丸の内線乗り換えの淡路町側上っても、千代田線乗り換えの新お茶の水側でも、あまり距離は変わらない!

11時40分に店に着くと、ちょうど前に3人が販売機の前に並んで食券を買っているところ…

迷わず「つけめん(780円)」と「大盛り(100円)」券を買い、お店の名前がバックプリントされた、お揃いの赤シャツを着てる店員さんに渡す。

めん徳二代目つじ田 神田御茶ノ水店-2


店内は満席で、お店の前の長椅子に座らせられたけど…
すぐに席が空いて入店できた!

ここは、オペレーションがいいので、比較的待たずに食べられる。

待つ間、「らーめんダレ」というラベルが貼られた容器がお酢、胡椒といっしょに並んでいるのを発見!

聞くと、らーめんの濃度調節のためだと言う…
薬味以外にこんなのが置いてあるのは、はじめてみた…
でも、みんな使ってるのかな!?

「つけめん、お待ちどうさまでした。柚子を麺にかけてお召し上がりください。」
まず「つけめん」のつけダレが出された。

見た目濃厚そうなつけダレ!
表面に膜が張っている。
以前、あるお店の店主が、スープの表面に膜が張るのはスープがうまくできた証拠と言っていたのを思いだした…

豚骨ベースに鶏ガラ、魚介をブレンドしたとろみのあるつけダレは、コクと円やかさがある。
さらに、唐辛子の辛味が加えられ、これが絶妙のアクセントになっている。

麺が出てきた!

めん徳二代目つじ田 神田御茶ノ水店-3


大盛りを頼んだので、麺が結構ある。
赤シャツのお兄さんに尋ねると、大盛りは2玉。300gあるそう。
1玉だと少ないし、でも2玉は多いかな…
最初はデフォルトのまま、半分を過ぎたところでスダチを麺の上に搾り食べてみた。
つけダレの中には、短冊状に切られた肩ロースのチャーシューが5枚。
それとメンマ。
チャーシューは、よく煮込んであって柔らか!

「美味しい!」
いくらでも入る感じで、気づいたら、麺の入った丼は底をついていた…
また、美味しい「つけめん」に出会えた!

スープ割りをお願いすると…
「濃かったら、言ってください。」と言いながらスープ割りをしてくれた。

大盛りつけダレはだいぶ減っていたんだけど、出されたスープ割りは濃い!
しかし、もう少し薄めてもらえるようお願いしたら、笑顔でしてもらえた。

今度はいい感じになった!
スープ割りも最後まで飲み干し完食!

最後に残った丼を見ると、鰹節粉だろうか?
底に沈殿して残っていた。
少し鰹節の魚介系風味が強すぎるかもしれないけど、わたしは、好きだな…
こういう味!

住所:東京都千代田区神田小川町1-4 和田ビル1F
電話:03-5256-3200
営業時間:11:00~15:30、17:00~21:30、(土、祝)11:00~20:30(各スープがなくなり次第終了)
定休日:日曜
アクセス:都営地下鉄新宿線・小川町駅A5またはB6出口から徒歩1分

メニュー:らーめん(700円)、つけめん(780円)二代目らーめん(900円)、二代目つけ麺(980円)


評価:つけめん(780円)+大盛り(100円)star_s45.gif

接客・サービスstar_s45.gif
2006.05.11 麺乃家
訪問日:2006年5月11日

麺乃家-1


今回の大阪でのラーメンレポート!3店目は「麺乃屋」。

ここは「ひやあつ十八番」という、鶏と魚介系ブレンド出汁のあっさり「つけめん」が看板メニュー!

店は近鉄線の上六こと、上本町六丁目駅が最寄り駅。
8番出口を出て、そのまま上町筋を直進すれば、まもなく店の看板が見えてくる。

11時45にお店に着くと、5~6名のお客さんが…
店の内装は和ダイニングって感じでラーメン屋さんには見えない。
照明が落とされ、BGMにはモダンジャズが流れる♪

「カウンターの奥へどうぞ。」と案内され、奥行の長いL型カウンターの一番奥の席に座る。

事前に「ひやあつ十八番」を頼むことを決めていたけど…
あえてメニューを見ながら、店員のお兄さんに「何がおすすめですか?」と聞いてみた。

すると、店員さんは「基本の醤油ラーメンの元味をおすすめしています。」との答え。

わたしが、「ふーん」と考えているふりをすると、「塩味の梅塩もいいですよ。」
と…

予想に反して「ひやあつ十八番」はすすめてこない…

そこで、「この十八番とか十六番ていうのは何ですか?」と振って…

「麺を切る切り刃の番手のことで、十八番だと太麺になります。十八番がお醤油味のつけめん、十六番が味噌味のつけめんになります。今の季節はつけめんもいいですよ。」と答えたので…

「じゃあ!醤油味のつけめんで!」
どうにか「つけめん」をオーダーできた。

麺乃家-2


カウンターの立ち上がりの壁にスープの説明書きが貼られていた。
生育10年~12年の紀州地鶏と宗田節、サンマ節、焼きアゴをスープの出汁にしているということが書いてある。

つけめんは、2玉とメニューに書いてあって、麺の量を先ほどの店員さんに尋ねると、240gとの答え。

続いて、替え玉がメニューにあったので、「つけめんでも替え玉ってできるんですか?」と聞くと…

駄目と言われると思いきや…意外にOK!
ただし、茹で時間がかかるので、早めに注文してほしいと…

「つけめん」が作られ、店主自らの手で運ばれてきた。

麺乃家-3


お盆にキレイに収まる陶器の器も和の趣きで、上質感がある。
レンゲに柚子の輪切りが添えられている。

まず、スープを一口。
鶏と魚出汁の味わいが口いっぱいに広がる。

それと、柚子が強く感じられる。
柚子が添えられていたけど、既に、つけダレには果汁が搾られているよう。

いい節の風味!
それに、魚出汁がよく出てて、鶏の脂も感じる。
わたしの好きな日本蕎麦店の「鴨汁つけそば」と相通じるところがある。

豚骨のこってり感やインパクトはないけど、コクがあって、美味しい!

麺も、ツルツルシコシコ!
食べ応えのある麺で、カタめに茹でられ、私好み!

写真で見ると、丼に山盛りになった麺は、途中、日本蕎麦のせいろのように、水切りのための簾(すだれ)が敷いてあって、これが上げ底のようになって、麺を多く見せている。

あっと言う間にたいらげてしまった。

最後に、スープが蕎麦猪口に入れられ、蕎麦湯感覚で出てきた。

麺乃家-4


お盆にキレイに収まる陶器の器も和の趣きで、上質感がある。
レンゲに柚子の輪切りが添えられている。

まず、スープを一口。
鶏と魚出汁の味わいが口いっぱいに広がる。

それと、柚子が強く感じられる。
柚子が添えられていたけど、既に、つけダレには果汁が搾られているよう。

いい節の風味!
それに、魚出汁がよく出てて、鶏の脂も感じる。
わたしの好きな日本蕎麦店の「鴨汁つけそば」と相通じるところがある。

豚骨のこってり感やインパクトはないけど、コクがあって、美味しい!

麺も、ツルツルシコシコ!
食べ応えのある麺で、カタめに茹でられ、わたし好み!

写真で見ると、丼に山盛りになった麺は、途中、日本蕎麦のせいろのように、水切りのための簾(すだれ)が敷いてあって、これが上げ底のようになって、麺を多く見せている。

あっと言う間にたいらげてしまった。

最後に、スープが蕎麦猪口に入れられ、蕎麦湯感覚で出てきた。

熱い!蕎麦猪口が凄く熱くなっている!
熱いのでスープ割りするのを躊躇っていると、「熱いので、お注ぎします。」と、店員さんがスープを注いでくれました。
親切!

スープ割りは、本当に美味しい!

蕎麦猪口に残ったスープも飲んでみた。
濃い色の器で、レンゲも濃い色のため、スープの色はわからなかったけど、強く、魚出汁に昆布の味が感じられた。
しっかりしたスープでした!

ご馳走さまでした!

麺乃家-5


住所:大阪府大阪市中央区上本町西5-1-6 寛永ビル1F
電話:06-6761-9117
営業時間:11:30-14:30、18:00-23:30(日、祝は~22:00)
定休日:月曜日、第3火曜日
アクセス:近鉄上本町8番出口を出て上町筋を北に進み上本町5南の交差点の先の水道局のちょっと先の左側徒歩3分


麺乃家 [ ラーメン ] - Yahoo!グルメ




メニュー:麺乃家らーめん(元味:650円)麺乃家らーめん(新味:650円)みそらーめん<ぴり辛>(750円)梅塩らーめん(750円)ひやあつ十八番(つけ麺:750円)ひやあつ十六番(みそつけ麺<ぴり辛>:750円

評価:ひやあつ十八番(つけ麺:750円)star_s45.gif

接客・サービスstar_s45.gif
2006.05.10 洛二神【弐】
訪問日:2006年5月10日

洛二神【弐】-1


今回の大阪でのラーメンレポート!2店目は「洛二神」。

お目当ては、夜限定の「つけめん」。
前回、4月6日にはじめて訪ねたときは、Wスープのラーメンを食べたので、次に行くときは「つけめん」にしようと決めてた。

場所をおさらいすると、地下鉄の天神橋六丁目駅。
13番出口を出て、天神橋筋をJR天満駅方向に…
やがて右手に現れる天五中崎商店街を曲がればすぐ…

天五中崎商店街は、駅からの進行方向左手に見える天神橋筋商店街に天神橋筋を挟んで続く商店街。

わたしは谷町線を使って、天神橋六丁目駅に行ったので、10番出口から向かった。
途中、天神橋筋の道を隔てた反対側に、レトロな洋食屋さんを発見。
気になって見に行くと、ガラス張りの店内では、ハンバーグや海老フライを食べている人が…
美味しそう!今度、来てみようかな…

洛二神【弐】-2


お店に到着したのは20時を回ったところ…
店内に入ると、お客さんは女性一人だけ…

前回とは違う、若い店員の男性が注文を取りに来た。
「つけめんお願いします!」

すると、店員氏は、「つけめん、終わっちゃったんですよ…」

「売り切れですか?」と聞くと…
「つい最近までやってたんですけど…」との答え。

「ひと月前に来たときはあったのに…」と続けると…
「代わりに、冷たい麺に冷たい魚系スープをかけたラーメンがあります。」…

「う~ん…」すこし悩んだけど、「じゃあ、普通の中華そばで…」

ガッカリ…正直のところ…

今回は奥行きの広い店の入口近く…L字カウンターの短いほうの端に座ったので厨房がよく見える。
坊主頭の人が店主か?

ラーメンが運ばれてきた。

洛二神【弐】-3


ここのラーメンは、この道ひとすじ食堂街ブログにこう紹介されていた。
http://www.restaurants-news.com/shokudogai/2005/01/post_5.html

ニューウェーブラーメンの主流といわれているWスープ。洛ニ神では、豚骨+鶏ガラがベースの動物系スープと、かつおや煮干しの魚系スープの2種類を別に仕込み、ツーオーダーでブレンドします。どちらのスープも、ひと晩寝かせることで、うわずった感じがなくなり、落ち着いた味になるといいます。基本の比率は動物系4に対して魚系6。それぞれの味を確かめてから微調整します。このスープがよく絡むように、麺は表面にザラつきのあるものを特注しているのです。

さらに、ここのことを、2003年「ぴあ」発行の「究極のラーメン」で、神奈川の名店「中華そば いまむら」の店主が…
「魚系と動物系のダブルスープで、バランスがよい。味にインパクトと旨みが溢れていて、麺との相性も抜群。全ての点で日本一。」と絶賛していた。

前回も感じたんだけど、ここのスープは鰹節が強く、甘みを感じる。
一見、さらっとしていそうで、重たい。
美味しいとは思うけど…

最初は、細い麺も面白いと思ったし…
食感はいいとは思うけど…
もう少し太くてもいいような気がした…

具のキクラゲはシャキシャキしてていい。
チャーシューも香ばしくて美味しい!
小海老は前回同様、存在がよくわからなかったけど…

全体的には、レベルは高いし、美味しいラーメンだとは思う。


洛二神【弐】-4


住所:大阪府大阪市北区浪花町4-22 藤ビル1階西
電話:06-6371-1088
営業時間: (月~金)11:30~14:30、18:00~翌1:00、(土)18:00~翌1:00
定休日:日曜日
アクセス:地下鉄天神橋筋六丁目駅徒歩5分


洛二神 [ ラーメン ] - Yahoo!グルメ




メニュー:和風中華そば(700円)味玉入り中華そば(800円)チャーシューそば(900円)高菜ごはん(250円)きざみごはん(200円)

評価:和風中華そば(700円)star_s45.gif

接客・サービスstar_s30.gif
2006.05.10 大吾郎商店
訪問日:2006年5月10日

大吾郎商店-1


大阪でのラーメンレポート!

今回は、つけめんが美味しいと評判の「大吾郎商店」に「麺乃屋」。
それと1ヵ月前に行って、Wスープの醤油ラーメンが美味しかった「洛二神」の3軒で「つけめん」の食べ比べを試みた。
GWから続く「つけめん」熱は冷めず…大阪でも続く!

「大吾郎商店」は、阪急線の中津駅から徒歩15分とネットの情報にあり、わたしは、新大阪からアクセスしたので、地下鉄の御堂筋線の中津駅から歩いた。

はじめての道で、悩みながら歩いたこともあると思うけど、お店まで雨の中、延々、27分も歩かされた…

これで美味しくなかったら怒るよ!

お店に着いたのが、13時40分。
店は、カウンターと別に座敷のある一見、町のラーメン屋のよう。

しかし、時間が時間とはいえ、お客さんが一人もいないのは不安…

メニューは、ラーメンだけでも、醤油・塩・豚骨・味噌と何でもあって、セットメニューもいっぱい。
何だかごちゃごちゃあって、こういうのって、やばいんだよね…

ただ、一応、つけめんが売りのようで、カウンターの前にお品書きが貼ってあった。

大吾郎商店-2


「つけめん」の麺は1玉150gで、3玉まで価格は同じ。
かなりお腹は空いていたけど、自重して店おすすめの2玉で注文!

麺が茹であがるまで、若い店主に地下鉄の御堂筋線の中津駅から徒歩で27分もかかったことを告げ、他にもっと駅から近い徒歩ルートはないか尋ねてみた…

すると、JR環状線の福島駅の方が近いそう。
しかし、やはり、徒歩で20分はかかるんだそう!

ふと、大阪の人に、大阪は東京と違って狭いし、地下鉄が縦横に走っていて、大阪人は徒歩で15分なんて歩かない…という話しを聞いたことを思い出した。

果たして、みんなどうやってここに来るんだろう?車?
そして、果たして、それほど美味しいのだろうか…

カウンター席に座ったわたしの前で、もう一人のお兄さんが、麺をひと掴みしては束ね、捻りを入れていた。
「何してるんですか?」と尋ねると、麺を計量して、一玉ずつに分けているという。

「製麺屋でやってもらえないんですか!?」要らぬ世話の質問をする…

「うちの機械では、ちゃんと150gに分けられないんですよ。」と…麺を茹でている店主が代わって答えてくれた。

失礼しました。自家製麺なんですね。
麺は期待できるかも…

考えているうち、「ひやあつつけめん(750円)」が出来た。

大吾郎商店-3


胡椒の香りがする。
麺をつけダレに浸し、食べると、黒胡椒が舌を刺激する。
大量の黒胡椒が入っている。

大吾郎商店-4


わたしは、デフォルトのままラーメンを食べるので、「青葉」とか「和鉄」のように、最初から胡椒が入ってる場合を除いては胡椒は入れない。

しかし、この黒胡椒…
鶏の出汁とサバ節・煮干しの魚介出汁からとったつけダレは、やや薄めでさっぱりているため、甘味、酸味とともにこの辛味が加わり、案外、いいバランスを保っている!

でも、ここは何と言っても麺が美味しい!
コシが強く、小麦の旨みも感じるツルツルモチモチの太麺。
さすが、自慢の自家製麺!

美味しかったので、店主にそう告げると…
「そう、ぼくが毎日打ってるから…」と照れながら、しかし嬉しそうに答えてくれた。

具は、鶏と豚の2種類のチャーシュー。
ブツっと切られた鶏が2個。
薄切りの豚が4枚。
半熟の味付け玉子が1個。
それにつけダレの表面を覆う九条ネギ。
この味玉の茹で具合が最高!
茹で過ぎず、かといって緩く、黄身が流れ出すこともなく、ちょうどいい感じで、白身に味もしっかりついている。

つけダレの感想も述べながら、スープ割りをいただき、飲み干すと…
店主は「全部残さず飲んでくれた。」と喜んでくれて…

今度は、夜来て「こってりつけめん」をぜひ食べてください。
「うちは、豚骨ラーメンもやってますけど、それより濃いです。」と…

大吾郎商店-5


再訪を約束して店を後にしたけど、また雨の中20分以上歩く気がしないし…
店の前、日本ペイントの前にバス停があり、阪急線・中津駅行きのバスがあったけど、1時間に2本しか運行していない…
結局、梅田までタクシーに乗り800円を支払った。
結果的に高いラーメンになってしまった…

駅から遠いいのが難。ここは…

大吾郎商店-6


住所:大阪府大阪市北区大淀中4-15-15
電話:06-6458-5236
営業時間:11:00~15:00、18:00~23:00
定休日:日曜日
アクセス:阪急線・中津駅から国道176号を西へ、淀川河川公園の南側、日本ペイント社の正門前。徒歩20分


大吾郎商店

メニュー:醤油らぁめん(600円)塩らぁめん(600円)とんこつらぁめん(600円)チャシューめん(各らぁめん+200円)ピリ辛ネギらぁめん(各らぁめん+100円)トッピング半熟煮玉子(100円)各種大盛り(100円増し)
ひやあつつけめん(750円)
こってりつけめん(夜の部限定:850円)カレーつけめん(夜の部限定:850円)


評価:ひやあつつけめん(750円)star_s45.gif

接客・サービスstar_s45.gif
訪問日:2006年5月9日

支那そば屋 蘭丸 本店-1


過去に何度か訪問している「蘭丸」本店!

GWが明けても、「つけめん」に凝ってるわたしは、この日も「つけめん」!

今回はちょっと趣向を変えて「塩つけ」にチャレンジ!
わたしは実は塩味の「つけめん」を食べるのはじめてなんだけど…
味はどうなんだろう!?

「蘭丸」に着いたのは、11時10分。
開店してまもなくということもあって、お客さんは4人だけ。

券売機で迷わず「塩つけそば(850円)」の券を買う。

すると、年配のおばさんがやって来て、「大盛、特盛、半ライスがサービスでつきます。」というランチタイムサービスの説明をしてくれた。

「特盛、細麺で!」とだけ告げ、券を渡す。

支那そば屋 蘭丸 本店-5


厨房では、先客の頼んだラーメンを作っていた。
しかし、この日は、森蘭丸の末裔だという、見た目濃い目の店主は不在。

代わりに、繊細そうな、店主とは体型も顔も対照的な黒縁眼鏡の若い店員さんが一人…

見ていると、先程のおばさんよりは若い…
いつもは券を受け取り、注文を取る係りのおばさんがスープを注いでいた。

わたしの「塩つけそば」のときは、彼女がチャーシューや味玉等の具を皿に盛り付け…
「つけそばあがった!」というお兄さん店員の声に反応して、年配のほうのおばさんが麺を冷水で洗う…

3人が連動して、らーめんを作っていた。

店主と、いつも店主不在のとき、麺を茹でていたお兄さんが見当たらないけど…
門前仲町の店に行っているのかな?

ここは門前仲町にも支店があって、こちらにもお邪魔したことあるけど、どちらでも本店と同じ味が楽しめる!

そんなことを考えているうちに、「塩つけ」が出来上がってきた!

支那そば屋 蘭丸 本店-2


こちらの「つけめん」は、つけダレと具が別々になっていて、お皿に具が盛り付けられている。

支那そば屋 蘭丸 本店-3


麺は、丼ではなく、平皿に盛られる。

支那そば屋 蘭丸 本店-4


醤油味の「つけめん」も同じスタイルだけど、ビジュアル的に、このほうが美しい!

具は短冊状にカットされたチャーシューに胡麻をまぶした味付けメンマ。
味玉半分に桜エビ、ワカメ、カイワレ、長ネギのみじん切り…

特に、半熟の味玉はよく味が染み込みベストの状態!

スープは、中華のワカメスープを濃くした感じ。
さっぱりしていて、しかし、ホタテや鶏でとった出汁がよく出ていてコクがあった。

麺は、自家製の中細縮れ麺。
しかし、麺は茹ですぎ!
ここは、わたしがメンカタが好きなのもあるけど…
細麺を頼んだ場合、特に大盛、特盛にする場合は、のびないようにカタメでオーダーするのがいい。

ただし、太麺は別…
以前に2回頼んで、麺がアルデンテ以前のときがあったんで…

薬味に「わさび」が付く。
わたしは麺を半分食べたところで、「わさび」を溶かして食べてみた。
なにか、お茶漬けのような味に変わった…
こういうのもありだとは思うけど…

スープ割りお願いすると、桜エビ、ワカメ、胡麻、ネギを新たに入れてもらえた。
これは親切なサービス!

支那そば屋 蘭丸 本店-6


ただ、総体的に「つけめん」としては、ややインパクトに欠ける。

特盛を頼んだせいで、つけダレも途中で冷めてしまったせいかもあるかもしれないけど…
やはり、ここの繊細な「塩そば」は温かいそばで食べるのがおすすめ!

最後に、こちらの店…
いつのまにか「味噌そば」限定10食なるものを始めていて…
券売機のすぐ脇に手書きの貼り紙がされていた…

黒縁眼鏡の店員さんに聞くと…
「半年位前かな?始めたの?」と曖昧な答え…

すかさず、若いほうのおばさんから…
「3ヵ月前からよ!あんたが来る前はなかったじゃない!」とすばやく訂正。

「限定10食だと、お昼前に来ないと食べられませんか?」わたしが聞くと、「いや、大丈夫ですよ。」との回答だったんで…

次回チャレンジしてみようかな!?

支那そば屋 蘭丸 本店-7


住所:東京都江東区大島1-38-8
電話:03-3684-8585
営業時間:11:00~(L.O.14:30)、17:00~22:00、(土、日、祝)11:00~22:00
定休日 無休
アクセス:都営地下鉄新宿線 西大島駅徒歩5分
明治通内回り沿い「大島一丁目」バス停そば


支那そば屋 蘭丸

メニュー:支那そば(650円)、叉焼そば(880円)、ワンタンそば(880円)、特製塩そば(850円)、塩ワンタンそば(1,080円)、つけそば(780円)、塩つけそば(850円)

評価:塩つけそば(850円)star_s30.gif

接客・サービスstar_s35.gif
2006.05.08 はやし家
訪問日:2006年5月8日

はやし家-1


GW中、美味しい「つけめん」食べて、「つけめん」にハマったわたしはこの日も「つけめん」!
美味しい「つけめん」を求めて、大久保の名店「はやし屋」まで行ってきた!

ここはラーメン王・石神さんが、自身のラーメン本で絶賛していた「つけめん」の美味しい店!

甘くて酸味のない味っていうのと、普通盛りでも300gという麺の量が頭にインプットされていて、「つけめん」食べるなら、ここも行かなくてはと思っていた店。

ただ、わたしは「つけめん」よりかは「ラーメン」のほうが好きだし、新宿までは行っても、わざわざ大久保までは足を延ばせずにいたので…
これが初訪問!

はじめて訪れた「はやし屋」。
思ったより小さい店舗…
お店の前面は、全て引戸のガラス戸…
引戸をガラガラと開け中に入る。

つけ麺を頼もうとすると、若女将とおぼしき女性から、「うちは、普通で2玉あります。少なめの1玉にもできます。」と聞いてきた。

「1玉何gですか!?」と聞くと…
「400gくらい。」とのアバウトな答え…
300gと聞いていたので、増量されたのでしょうか!?
中盛り100円増し、大盛り200円増しがあったけど、普通で400gもあるのでは…
「普通盛りでお願いします!」

店内には、わたしとすぐ後に入ってきた男性客。
先客は4人居たのですけど、2人が入れ替わるように帰ったので合計4名。

でも、並ばなくてよかった。
いくら美味しくても、1日に行った「べんてん」の1時間23分待ちは、さすがに勘弁してほしいからね…

待っている間、目の前の厨房の様子をうかがう…
中では、男性2名、女性2名が働いている。

年配の男性がご主人なのでしょうか!?
野上食品と印刷されたケースの中のビニールに包まれた麺を取り出し、計量秤にかけては、中年の男性に渡し、指示している。

中年の男性は麺を茹で、スープを注ぎ、忙しそう…

年配のご婦人は、昔はさぞ綺麗であったと思われる白髪の女性で、彼女が大女将という感じだった。
主に客の誘導と会計をしていた」。

あと一人の女性の若女将(?)は、その他雑用…
と言っても、接客、配膳、洗い場と引っきりなしに動いてる…
若い2人が忙しく動き回ってるという感じだった。

大女将は、何か…
人を寄せ付けない感じで、良く言えば凛とした…
悪く言えば、ツンとした感じで…
美人だけど、冷たい感じ…

事実、麺の量やスープ割りしてもらえるか大女将に聞いたのに…
答えてくれたのは、若女将のほうだった。

つけダレが出され、次いで麺が出される。

はやし家-2


つけダレは、鰹節、鯖節、煮干し等、魚系をベースに味噌をブレンド、そしてピリッとした辛みがアクセントとなっていますとのことだったけど…

ビジュアル的にも、粉末唐辛子が浮き、カルビースープのようなつけダレで辛そう!

はやし家-3


実際、食べても辛いし、しょっぱい!
煮干しは感じた。それに味噌も…
でも、辛さ、しょっぱさが勝ってしまっている…

最初、出てきたとき、あれっ?これ、つけめんだよね…
辛つけと間違えたのではないかとメニューを見直したほど…

わたしは韓国料理の辛いスープは好きだし、「トムヤンクン」も嫌いじゃない。
坦々麺も食べるけど…

でも、この温かい辛いスープと冷たい麺の組み合わせはどうなんでしょう?

辛さも中途半端だったし…
いっそ辛いなら、もっと辛く、辛いのが嫌いな人には、粉末唐辛子抜きにするとか…
そうしてもらえるとありがたいけど…

麺は黄色い平打ちの太麺。
ツルツルしていて美味しい!
歯ごたえもいい!
具のチャーシューもメンマも高レベル!

ただ、総合的に見ても、みなさんが絶賛するほどのものとは思えなかったな…

帰り際、12時を過ぎると、一気に満席となり、外にも順番待ちの人ができた。
ただ、気に入らないのは、順番待ちの人を狭い店内に招き入れ、食べてる人の後ろに立たせること…

これって、落ち着かないよね…
早く帰れよっていう視線を感じるし…

そのせいなのか、辛さからか、または、中盛りや大盛りを頼んでいて、もうお腹いっぱいなのか…
みんな、スープ割りを頼まない…
わたしは平気で頼んだけど…

辛いつけダレと大女将の接客はわたしの好みから外れていたな…

はやし家-4


住所:東京都新宿区百人町1-21-4
電話:03-3366-1616
営業時間:11:00~16:00(スープがなくなり次第終了)
定休日:日曜・祝日
アクセス:JR中央線大久保駅徒歩3分

メニュー:つけ麺(750円)、ラーメン(700円)、味噌ラーメン(750円)、中盛り(100円増し)、大盛り(200円増し)、味玉(50円)


評価:つけ麺(750円)star_s30.gif

接客・サービスstar_s25.gif
2006.05.06 必勝軒
訪問日:2006年5月6日

必勝軒-1


GWもあと2日になってしまった6日の11時20分…

開店前に20人以上行列してたら、「北海道ラーメン 好」に行こうと決めて訪れた「必勝軒」。

果たして…並ぶかどうか微妙なジャスト20人が並んでいた。
意を決して列に並ぶことに…

すると、すぐに、店員さんが注文を取りに来た。

先着5名限定のチャーシューが廃止され、チャーシュー麺がいつでも食べられるようになったのは昨年秋から…
今までラーメンも含めて「チャーシューメン」を食べたかったことのなかったわたしは、今回は「もりチャーシュー」をオーダー!

いつもの通り、「麺多目」にしようと思ったけど、今日のところは自重して「普通で…」

開店前に、店員さんから路駐の注意が…
すぐ向かいのサンペティックの有料駐車場に車を止めてくださいとのこと…
警察から注意を受けてるのかもしれない…

子供連れの家族がいたので、わたしの前で少し待たされたけど、案内はスムーズ。
それと、ここの特徴として、単独で来た人だけだけど、ラーメンを注文した人は早く呼ばれる。今日も、8人飛ばして入店してたので、一人で行って、早く食べたい人はラーメンがいいかもしれない。

わたしの番がきました!
案内され、L字型カウンターの長手方向、店の奥から3番目の席へ。
まもなく、いつもの通り「熱いから気をつけてくださいね。」というアナウンスとともに…「もりチャーシュー」のつけダレが小林店主自らの手でカウンターの上に置かれた。

必勝軒-2


ここは、「もりそば(つけめん)」も「ラーメン」も熱々なのがいい!
どうしても「つけめん」は、冷たい麺をつけるから、最後は温くなってしまう…
その点、ここのつけダレは熱く、冷めにくい。
さらに「あつもり」もできるので、冬はこちらがおすすめ!

麺が出されたとき、はじめて、店主に話しかけた…
「今日ははじめてチャーシュー食べるんですよ。今まで何度かチャーシュー食べようとしたんですけど、先着5人に入れなくて…」と告げる…

「そうだったんですか…すいません。原価が1,000円超えちゃって、赤字でやっていたんですけど、5名だけだと不公平いう声もあって、今は、適正価格のお肉にして、いつでも出せるようにしました。」とおっしゃっていた。

通常の厚さのチャーシューが5枚入った「もりチャーシュー」。
以前に、他の人が注文したのを見て知っていた大きなチャーシュー3枚に、小ぶりなチャーシューが5枚入ったものとは違っていた。

しかし、大きな肉からカットされた3枚のロース肉のチャーシューは、しっかりとした歯ごたえで、2枚の肩ロース肉チャーシューは、味付けもよく、柔らかく煮込まれ
美味しかったし、2つの違った食感が得られてよかった…

ここの店の美味しさの秘訣は、表面に膜ができたこってり感の強いつけダレ!

ちなみに、ここでは、下記のように、曜日別にスープテーマを設定し、毎日違った味が楽しめるようになっている。

月・火:バランススープ
水(昼のみ):動物系濃厚スープ
木・金:魚介系強調スープ
土:オールマイティスープ


わたしは、平日に来たことがないため、オールマイティスープしか味わったことはないけれど、動物系、魚介系ともしっかりと主張しながら、それでいてバランスがとれたつけダレは最高!
煮干の辛味、苦味も、とてもいいアクセントになっている。

おそらく、「つけめん」では、今月1日に食べた、東京・高田馬場の「べんてん」とともにわたしのベストな一杯だと思う。

そのことを、小林店主に告げると、「そんなことはないですよ。」と謙遜されていましたが…満更でもない感じだったかな…

「べんてん」談義を交わしいたら、実は、小林店主!
「べんてん」の店主とは飲み友達で、「がんこ」の一条さんや、あのラーメンの鬼、佐野実さんなんかとも、お酒を飲みに行く仲なんだそう!

凄いね!改めて、ここって…それと小林さんてメジャーなんだ!って思った!

そんな、小林店主は、東池袋大勝軒で修業し、独立してから6年経つそうなんだけど、師匠の山岸大将のことを気にされていた。

足の具合が悪く、いつまで続けられるかわからない山岸さん…
跡取りもなく、東池袋大勝軒の味はやはり山岸さんにしかできないと言っておりました。

小林さんには、中2、小5の女の子に小2の男の子と…3人のお子さんがいるそうなんですけど、お店は継がせる気はないと話す…

子供には子供の人生があり、好きなことをさせたいという願いからだそうで…
この店は自分一代で終わりと語る…

雄弁に語る店主は、GWは3時間しか寝ていないそう…
毎日、違ったタイプのスープをつくり、粉から自家製麺をつくりあげる。

スープづくり、麺づくりだけでも、大変なのに、これにとどまらず、今は、デザートづくりにも取り組んでいる。

プリンづくりを帝国ホテルに学びに行きし、近くの洋菓子店で修業もしているんだとか…
好きなことをしているなら、徹夜してもいいと言い切るご主人…勤勉で探究心が強く熱心な人です!

プリンは、夏には、商品としてお店に出す予定だそうですので、期待していてください。

最後にいただいたスープ割りも格別で最後の一滴まで完食!
ごちそうさまでした。

必勝軒-3


必勝軒-4


住所:千葉県習志野市津田沼2-5-9
電話:047-474-8283
営業時間:(月、火、金)11:30~14:00,18:30~21:00
(水)11:30~14:00
(土)10:00頃~150玉
(祝)10:00頃~150玉,18:30~21:00
定休日:日曜
アクセス:JR津田沼駅南口下車。千葉工業大学とサンペデックの間の通り(まろにえ通り)を直進。道沿い左側

必勝軒@津田沼

メニュー:ラーメン(700円)、チャーシューメン(950円)、特製もりそば(750円)、もりチャーシュー(1,000円)、大盛り(4玉まで)(100円増し)


評価:もりチャーシュー(1,000円)star_s50.gif

接客・サービスstar_s50.gif
訪問日:2006年5月1日

自家製中華ソバ べんてん-1


つけめんなら、ここが日本一と言われている超有名店!

ただ、東京の高田馬場にあって、場所柄、学生が多く、いつも大行列だって聞いている…

なんか、あんまキレイなお店じゃないらしく…
今まで行ったことがなかった…

でも、インターネットの書き込み見ると、ここの評価って見事に分かれる…

ここを評価する人は、やっぱ評判の味と量!
店主のスープにかける情熱が凄いって書いてたブログもあったよ!

麺の量も、普通で350g。中盛りでも650g。大盛りだと1kg…
でも、この量もここの店魅力!学生に人気なわけがわかるわ!

反対に駄目な人は、お店が汚く清潔感がないとか、お水がただの水道水で、温いとか…直接、「つけめん」や「ラーメン」には関係ないことの批判なんだよね…

確かに、食品を扱う飲食店で、清潔感がないっていうのは…料理以前の問題だけどね…
水だって、今どき、温いままの水道水を出すっていうのも、最近ではお目にかかったことないし…

その他、店が狭い、ボロい、厨房に食材が散乱してるなど、とても、行列のできる繁盛店らしからぬ噂もあって…
確かに、許せない人もいるかもね…

噂の真相を確かめるためにも、一度は行ってみないと…
それに「つけめん」を語る上でここは外せないしね。

という訳で、やってきました「べんてん」!

GWの合間、5月1日。
開店時刻の10時45分より前の40分にと着いたというのに、既に行列ができている…
しかも、数えたら何と!ジャスト30人…
客層は男子学生ばかり!凄い!

自家製中華ソバ べんてん-2


10時45分の開店時刻を過ぎても、開店しないね。
10分遅れで店員が現れ、暖簾をかけ始めた。

この時点でわたしの後ろにちょうど10人並び、わたしも入れて41人の大行列が、神田川脇の狭い道路にできていた。

しかし、お店の外観は、噂通りボロいね!
暖簾は・・・暖簾そのもの役目を果たしていない朽ち果てた暖簾の残骸って感じだった・・・

1時間13分待たされて、入店したのは11時53分。

ブログに書かれていた厨房にネギや卵の箱が出されたまま…ということはなかったけど、男3人が立つ厨房としては狭い!

カウンターの席のみの客席も、後ろを人が通れないほどの狭さだった…

「チャーシューつけめん(1,000円)」を注文して、待つこと10分。
行列に並んでから、つけめんが出てくるまで1時間23分を費やして、やっと「べんてん」の「つけめん」とご対面!

自家製中華ソバ べんてん-3


極太の麺!
茹でるのに時間がかかった…
見ていたら、どうも、6人前の注文を取り、麺をいっしょに茹でているようだったけど、それにしても、お客さんを待たせすぎ…
並んでいるうちに注文を取り、カウンターに着席したらすぐ出せるようにするとか少しでも早く出す工夫が必要なんじゃないかな!

あと、水は確かに水道水そのまま。
美味い、不味いの問題ではなく、せめて氷を入れるくらいの配慮があってもいいのに…
ラーメン店は飲食業であり、サービス業であることを忘れてほしくない。
これから夏に向け、ぜひとも改善してほしい…

最初に出されたつけダレには、チャーシューがいっぱい!
つけダレをレンゲで掬い、口に含む。
濃い醤油味のつけダレ。
豚骨と鶏も感じるの動物系の出汁に鰹節、煮干しの魚介系の風味が口に広がる。

これに極太の麺をつけていただく…
しかし、凄いチャーシューの量!
他の具である、のりやメンマが見えない…

美味しい!
味は東池袋の大勝軒の甘さと酸味を抑えた…
とてもわたし好みの味!

麺も、少し柔らかめでしたけど、モチモチっとしていて、歯応えのある好みの麺!
いくらでもいけちゃいそうだったけど、食べ応えある麺だったし…
実際、量も多かったのとチャーシューの量に圧倒され、完食するのがいっぱいいっぱい…

完食して、いろいろな人のブログの教え通り…
残ったつけダレを麺の入っていた丼に半分移し、スープ割りにしてもらった。

スープ割りは正直、今まであまり美味しいと思ったものがなかったけど、ここだけは別格。
美味しかった!

余談だけど・・・
わたしを挟んで両隣りの席に、この店の常連らしきお客さんが後から座り、一人が「みそラーメン(850円)」を頼んでいて…
出来上がると、店員の人が「みそラーメンを食べるのは初めてですか?」と聞いていた。

お客さんが初めてであることを告げると…
表面に載せてあるみそをよくかき混ぜて食べてくださいとの答え。

すかさず、店主が近づき、「これは塩ラーメンにみそを入れたものなんだ。」
「まず、そのまま塩ラーメンとして味わって、次に、みそを溶かし、2度楽しめる。」と語っていた。

もう一人が、「美味しそうだなあ。」と呟くと、その人は「つけ麺・中盛り」を頼んでいたんだけど、店主がその人の麺の上にみそを盛りつけサービスしていた。
やっぱ、どこでも常連になるといいことあるんだね。

このみそラーメンも食べたいな!
でも、普通のラーメンもいいし・・・
また来たいけど・・・1時間20分余りも待つのも嫌だし・・・
空いてる曜日や時間てあるのかな!?

最後に、今日感じたこと・・・
多くの人が頼んでいた650gの中盛りは、わたしにはちょっと無理…
このブログを書いてる現在18時30分時点でも、まだ満腹。
350gでも、普通のお店の2倍はあるし多い…

それに、チャーシューはよくタレが染み込み美味しかったですけど、量が半端じゃなかった…
「ラーメン二郎」で、知らずにブタダブルを頼んだことを思い出した…
普通の「つけめん」で十分だと思った。

それと、以外に女性客も2人見かけた。
1人は、わたしの前に並んでた、男性と2人連れの若い子と、帰りがけの12時20分に入ってきた、年配のご婦人。

女性が入りやすい店ではないし、あまりキレイとは言えないけど、思ったよりはまし!
「つけめん」は、つけダレがちょっとしょっぱい(醤油が濃い)けど、わたしの今まで食べたつけめんの中では№1!

これで、こんな大行列がなければまた来たいんだけどな…

自家製中華ソバ べんてん-4


住所:東京都豊島区高田3-10-21
電話:03-3208-3790
営業時間:10:45~21:00、(土、祝)10:45~16:00(各スープがなくなり次第終了)
定休日:日曜日
アクセス:JR山手線 高田馬場駅徒歩5分、地下鉄東西線 高田馬場駅4番出口を出て徒歩3分

メニュー:ラーメン(700円)、メンマラーメン(850円)、ネギラーメン(味玉付き)(900円)、チャーシューメン(950円)、チャーシューメンマラーメン(1,050円)、つけめん(750円)、つけメンマ(900円)、つけネギ(味玉付き)(950円)、つけメンマチャーシュー(1,100円)、辛つけ(800円)、塩ラーメン(800円)、みそラーメン(850円)、中盛(650g)(100円)、大盛(1,000g)(200円)


評価:つけめん(750円)+中盛(650g)(100円)star_s50.gif

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